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チェンソーマン-デンジの過去はかわいそう?父親を殺したのか?​

公開日: 2022年11月11日 | 最終更新日: 2022年11月19日

 

10月のアニメ放送にて絶好調を維持している【チェンソーマン】。

元々、難解なストーリーや伏線の多さなどが人気でしたが、アニメの美麗な映像や各キャラに合った声優さんなどの影響もあり、爆発的に認知度を高めています。

そんなチェンソーマンは、なんと言っても主人公・デンジが破茶滅茶で面白いです!

主人公らしからぬクズな性格や、ぶっ飛んだ発想から繰り出される言動は予測不可能です。笑

 

しかし、デンジがこんな風になったのは「幼少期」が大きく関係しています。

デンジは子供の頃から悲惨な生活を送ってきており、それが原因で特殊な性格になったのです。

では一体、どのような悲惨な幼少期を過ごしたのでしょうか?

今回は、このデンジの過去についてご紹介します↓↓

この記事を見て分かること
  • デンジの悲惨な過去
  • 父親を殺したのかどうか

 

 

デンジの過去はかわいそう?

 

冒頭では、デンジについて触れました。

デンジは子供の頃からマキマと出会うまでの間、かなりと言っていいくらい可哀想な過去を送っています。

下記では、大きく「6つ」の項目に分けています。

早速、その内容を見ていきましょう↓↓

 

デンジの過去は主人公とは思えないほど悲惨

 

主人公と聞くと、よく「爽やか」「純粋」「素直」「努力家」などなど、そんなイメージはありませんか?

しかし、チェンソーマンは藤本タツキ先生の作品です。

そんなことを許してくれるわけがありません。

 

チェンソーマンのデンジは、控えめに言っても主人公像とはかけ離れています。

ただ冒頭でも触れましたが、これにはデンジの悲惨な過去が大きく関係しているのです。

両親の死亡、借金返済、未就学、家族は偶然発見したポチタだけ。

デンジの幼少期は、このような状況でした。

それが原因で悪の道へ進んだという敵キャラなら分かりますが、作品の主人公にしては過酷すぎるぐらいの内容です。

 

例えば、ジャンプ系の作品「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎のように、家族を鬼に始末され、妹を鬼にされてしまうような悲惨な過去を持っているキャラはいます。

しかし、デンジは短期的ではなく長い間苦しみの日々を送っていたのです。

 

 

デンジは父親の借金を肩代わりしていた

 

上記でも述べましたが、デンジは亡き父親の代わりに借金を返済していました。

父親の借金はかなりの額があり、本編開始時には3804万円となっていたほどです。

まだ未成年のデンジには、一生をかけても返せるかどうか多額の借金でした。

ポチタと出会い、デビルハンターとしての仕事を行うことで少しずつですが返済をしていきます。

ただ、稼いだお金も借金の返済に充てているので、自身の生活費いつもカツカツの状態で過ごしていました。

 

心臓病を患っていた母親も死亡

 

先ほど、デンジの両親がすでに亡くなっていることをお伝えしましたが、母親の方は「心臓病」を患って命を落としました。

本編の回想から見るに、父親が命を落とす前に亡くなったと予想できます。

おそらく父親はその頃から借金を抱えていて、母親を病院へと連れていくことができなかったのでしょう。

もしくは、それすらもしなかったゲス親父だったか。。

どちらにせよ、満足な治療を受けられず衰弱し、最後は血を吐いて亡くなったようです。

 

 

極貧すぎて衣食住もままならない

 

借金があるため、デンジは極貧の生活を送っていました。

これが原因で、デンジの衣食住はボロボロの状態となります。

  • 服はかなりボロボロで、同じものを着回し
  • 1つのパンをポチタたと分け合う
  • 住むところは「物置小屋」のような、ボロボロの家

 

このような貧しい生活を、ポチタと一緒に過ごしていました。

普通だったら安い食パンも、お金が無いデンジにとっては高価です。

ジャムを塗って食べるなど、超贅沢でした。

デンジ自体はまともな暮らしをしたいと思っていますが、借金のせいでそれもできない状況となっていたのです。

 

お金のために臓器売買を行う

 

色々な仕事を請け負ってやってきたデンジでしたが、なかなか返済額が減らない現状に「もっとお金が必要だ」と感じていました。

そんなデンジの気持ちを知ってか、ヤクザが提案したのでしょう。

これにより、デンジは臓器売買によってお金を稼いでいたのです。

それも闇のブローカーのような立ち位置ではなく、自らの内臓や目を売る側でした。

 

本編開始時には「腎臓、右目、片方の玉」を売っています。

なので、体はかなりボロボロとなっていました。

おそらくヤクザの紹介か、自身の手で臓器を取って売りさばいたんじゃないでしょうか。。

 

ゾンビの悪魔に利用されたヤクザに襲われる

 

そんなデンジでしたが、とある日ヤクザの親分に「仕事だ」と呼ばれ、廃墟に連れて行かれます。

そこで、用済みとして背後から刺されるのですが、そのヤクザたち自身も悪魔に利用されていました。

全ては「ゾンビの悪魔」の仕業だったのです。

ヤクザがある場所へとデンジに誘い込み、契約したゾンビの悪魔を使って彼を始末しようとしたのです。

ヤクザ=強い力を持ちたい

ゾンビの悪魔=デビルハンターを始末したい

この利害が一致したことで契約し、ゾンビ軍団を使ってデンジを追い詰めポチタもろとも始末しようとしたのです。

 

しかし、この一件がきっかけとなり、チェンソーマンが誕生します。

デンジの血で復活したポチタ。

その後デンジの心臓となり、彼を「チェンソーの悪魔」にしてゾンビの悪魔を撃破したのです。

 

 

父親を殺したのか?

 

ここまで、デンジの悲惨な過去についてご紹介してきました。

生き残れたことは幸いですが、なんとも悲しいですね。。

そして、デンジの悲惨な過去の中で「大きなトラウマ」が存在します。

それが、「父親殺し」です。

以下で、詳しく解説します↓↓

 

デンジは実の父親を殺している

結論から言いますと、デンジは父親を殺しました

これは、第一部「公安編」の終盤あたりで、マキマの口から説明があった内容です。

実際にそのような描写がなかったため、その信憑性は誰にも分かりません。

 

ただ、デンジは冷や汗が尋常ではなかったので事実なのでしょう。

酒に酔った父親がデンジに襲い掛かり、抵抗した結果殺してしまったのです。

いわゆる正当防衛のような流れですが、幼いデンジは実の父親を殺してしまったことで大きなトラウマを背負うことになります。

借金の返済にまいってしまい酒に逃げ、そのストレスからデンジに襲い掛かったのでしょう。

 

元は首吊りをして自殺したとされていた

 

このマキマのセリフから、デンジはなぜ冷や汗をかいたのか?

実は、これまでの描写では「父親は自殺した」とされていました。

回想シーンで、首吊りをしている父親を発見したのがデンジという描かれ方がされています。

実際は、父親にお金を貸していた者たちが、お金を返してもらうためにあえて自殺に偽装しました。

 

では、なぜ自殺なのかデンジが殺ったのか、どちらなのでしょうか?

それには、冷や汗をかいたデンジ自身がよく分かっています。

 

現実逃避から自殺という都合の良い解釈をしていた

 

デンジが冷や汗をかいたのは、自身の中で強烈なトラウマとして残っていたからです。

父親を殺した張本人だったとはいえ、デンジの中では「なかったこと」にしたかったのでしょう。

なので、首吊り自殺のようなイメージにすり替えることで現実逃避をしていたのです。

 

大人でも冷静な判断ができないので、まだ子供だったデンジは行き場のない思いに、そっと蓋をしました。

随所に登場する内なるデンジのシーンでは、心の扉が描かれます。

これは、トラウマなどを封じ込めていた証拠でした。

 

◆扉に関する他の考察はこちら↓↓

 

マキマがなぜデンジの過去を覗き見れたのかは不明ですが、これも支配の能力なのでしょう。

これにより母親は病死、父親はデンジが殺したということが判明したのです。

 

【チェンソーマン】デンジの過去についてまとめ

 

まとめ

デンジのかわいそうな過去について

  • デンジの過去は主人公とは思えないほど悲惨
  • デンジは父親の借金を肩代わりしていた
  • 心臓病を患っていた母親も死亡
  • 極貧すぎて衣食住もままならない
  • お金のために臓器売買を行う
  • ゾンビの悪魔に利用されたヤクザに襲われる

 

父親の死の真相

  • デンジは実の父親を殺している
  • 元は首吊りをして自殺したとされていた
  • 現実逃避から自殺という都合の良い解釈をしていた

 

以上、デンジの過去についてでした。

その過去の裏には、デンジ自身で手を汚してしまったこともあったのですね。

ここまで悲惨な過去を持つキャラクターは、そうそういないでしょう。

今は悪魔退治しながら学生生活しているので、少しでも人生を楽しんでほしいです^ ^

 

 

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