チェンソーマン-暴力の魔人の素顔は?荒井ヒロカズに似ている理由を考察

公開日: 2022年11月14日 | 最終更新日: 2022年11月19日

 

チェンソーマン】には、天使の名前を冠したキャラが登場します。

こちらは、チェンソーマンの眷属となっている8体の悪魔です。

作中ではあまり詳しく説明されることはなかったのですが、この不思議な存在に疑問を抱く方も少なくはありません。

 

中でも、個人的に気になっている謎の1つが暴力の魔人・ガルガリです。

眷属の中でも、登場回数が比較的多いガルガリ。

普段はガスマスクをして素顔を隠していますが、その正体は公安所属で殉職した荒井ヒロカズに似ていると噂されています。

 

はたして、ガルガリと荒井にはどのような関係性があるのでしょうか?

今回は、そんな謎多き「暴力の魔人」について紹介します↓↓

この記事を見て分かること
  • 暴力の魔人の素顔について
  • 荒井ヒロカズに似ている理由
  • 両者が同一人物なのかどうか

 

 

暴力の魔人の素顔は?

 

暴力の魔人は、デンジと同じく公安特異対魔4課で「コベニとバディ」を組んでいる魔人です。

魔人の中でもかなり理性が残っているため、デビルハンターとして助けてもらったマキマに従っています。

「暴力」を冠する魔人ではありますが、その名前とは正反対の性格でバディのコベニに優しく紳士的に接しています。

元の身体の持ち主の人格がかなり残っているようで、まるで人間のような振る舞いを見せています。

 

外見は顔の上半分をガスマスク、顔の下半分をペストマスクのような仮面で覆い、服装はパーカーの上にスーツを羽織、普段はフードを被っているスタイルです。

そのため、普段はどのような素顔をしているのかわかりません。

しかし、このガルガリの素顔が1度だけ現れる瞬間がありました。

以下で、解説します↓↓

 

暴力の魔人の素顔は4つ目の外見をしている

 

上記で触れましたが、ガルガリは普段は顔を隠していますが、1度だけ素顔を見せた場面があります。

それは「闇の悪魔」との戦闘時のことです。

抑えられた力を解放するため、ついにこのマスクを脱ぎ捨てたのです。

このときの素顔が、短髪のツンツンした髪に「白目が4つ付いた顔」でした。

魔人の素顔ではありましたが、このシーンではどこか荒井ヒロカズにも似ていました。

 

 

普段は能力を抑えるために毒マスクを付けている

 

先述したように、暴力の魔人は普段から顔をすっぽり隠すようなマスクをしています。

このマスクをしている理由は、強すぎる力を抑えるためです。

作中では岸辺がこのマスクについて「魔人でも強すぎるから毒が出る仮面をつけさせられている」と説明されています。

さらに「何があってもこいつの仮面は取るな」と言われていました。

 

悪魔は、一般的に魔人になると弱体化してしまいます。

弱体化してもなお、強すぎるというガルガリには少し疑問を感じます。

 

さらに、爆弾人間のレゼとの戦闘でも、ガルガリは「レゼの方が格上だ」と公言していました。

武器人間はチェンソーマンやサムライソードを含め全員強力ですが、仮面を外さずに格上と決めつけるのは違和感を覚えます。

実は仮面の中身が見られること自体が都合が悪いため「素顔を隠している」のではないでしょうか?

マキマの洗脳によって、強力すぎる力を隠していると刷り込まれた可能性があります。

 

闇の悪魔との戦いで殺され死亡した

 

暴力の魔人は地獄に送られ、闇の悪魔との戦闘する時にマスクを外しました。

この時、コベニに「俺の仮面を取って隠れてて」とマスクを取るようにお願いしています。

おそらく暴力の魔人は、自分でマスクを取れないような仕組みになっていたのでしょう。

 

また、マスクを外してすべての力を解放しようとしたガルガリでしたが、闇の悪魔に瞬殺されてしまいます。

結局、最後まで真の実力を発揮できずに死んでしまいました。

 

 

荒井ヒロカズに似ている理由を考察

 

ここまで、暴力の魔人が荒井ヒロカズに似ていると触れてきました。

作中では、暴力の魔人と荒井の関係性については何も説明がありません。

 

では、なぜこんなにも似ているのでしょうか?

悪魔と魔人の関係や、人間から魔人になった人物を見てみるとその理由が分かります↓↓

 

 

暴力の魔人は荒井の死体を乗っ取ったと考察

 

結論ですが、暴力の魔人が荒井ヒロカズに似ているのは死体を乗っ取ったからだと考察します。

つまり、元は暴力の悪魔だった者が荒井の死体に憑依して「暴力の魔人」となったということです。

また、暴力の魔人が登場したのは、荒井ヒロカズがコベニをかばい銃で撃たれて死んだ後でした。

なので、時系列としては乗っ取りの可能性があっても違和感はなく自然な流れとなります。

 

似ている理由は魔人となり顔が悪魔的になったため

魔人の特徴として、デンジたち武器人間とは異なり顔が悪魔的になります。

序盤で登場した、鳥を食べていたおじさんの魔人も、鼻がハサミかつクチバシのような独特の形状をしていました。

暴力の魔人も、他の魔人と同様に「目が4つになる」という変化をしていましたが、髪型や顔の形は人間のものでした。

 

一方、サメの魔人のビームは、顔がそのままサメになっています。

それにも関わらず、暴力の魔人の顔は比較的人間的な要素を残していたのは、作者である藤本タツキ先生のメッセージではないでしょうか?

そして、その答えが「暴力の魔人=荒井ヒロカズ」だと伝えたかったからではないかと考察しています。

 

コベニを大切に扱う姿もそっくり

 

暴力の魔人が荒井ヒロカズであると結論付ける要素は、コベニとの接し方にもありました。

元々、荒井ヒロカズの性格は、酔っぱらってデンジを介抱するなど面倒見のいい性格をしています。

暴力の魔人も、アキを助ける場面があったりと面倒見の良さは健在です。

 

中でも、コベニへの扱いは特別なように感じました。

荒井だった頃も、永遠の悪魔との戦闘で弱気になっているコベニを励ましたり、彼女をかばって死んだりと身を挺しています。

同期ということあるかもしれませんが、コベニには特別な感情があったように感じます。

 

暴力の魔人も、バディであるコベニには体調に気を遣って休憩を促したり、アイスをおごったりとかなり優しいです。

この素顔や性格が似ている共通点は偶然でしょうか?

暴力の魔人は、荒井ヒロカズだった頃の人格を色濃く残しているため、コベニを特別大切に扱っているのではないかと考えられます。

 

マキマが暴力の悪魔を荒井に憑依させたと予想

 

前述した内容から、荒井ヒロカズは死後「暴力の悪魔に体を乗っ取られた」ということは濃厚です。

しかし、乗っ取られた経緯は謎ですが、実は暴力の魔人は作中で「どうして死んだかは覚えていない・・・ただマキマさんに助けられた事だけは覚えてんだ」と語っています。

マキマによって洗脳されていた「天使の悪魔」や早川アキと同じようなセリフを言っています。

ここから、ガルガリも間違いなく「支配の悪魔」であるマキマの力によって魔人にされていることが分かります。

 

早川アキも銃の魔人とさせられた

 

最後に、暴力の魔人が荒井と決定づける1つの証拠があります。

それが、早川アキの存在です。

暴力の魔人の死後にはなりますが、荒井と同様にアキもマキマによって銃の魔人にさせられます。

この銃の魔人の姿は、まさにアキの素顔とそっくりでした。

なので、悪魔に憑依された人間が魔人となっても、生前の素顔が残りやすいのでしょう。

 

このアキの銃の魔人化により、デンジは精神的にかなり追い詰められました。

このように全てはマキマの策略であり、悪魔と死体を操って「暴力の魔人のような存在を作り出していた」のでしょう。

 

【チェンソーマン】ガルガリの姿や正体まとめ

 

まとめ

暴力の魔人の素顔について

  • 暴力の魔人の素顔は4つ目の外見をしている
  • 普段は能力を抑えるために毒マスクを付けている
  • 闇の悪魔との戦いで殺され死亡した

 

荒井ヒロカズに似ている理由について

  • 暴力の魔人は荒井の死体を乗っ取ったと考察
  • 似ている理由は魔人となり顔が悪魔的になったため
  • コベニを大切に扱う姿もそっくり
  • マキマが暴力の悪魔を荒井に憑依させたと予想
  • 早川アキも銃の魔人とさせられた

 

以上、暴力の魔人であるガルガリの姿や正体についてでした!

暴力の魔人の正体が荒井ヒロカズだったなんて驚きましたが、伏線を考えると納得できました。

チェンソーマンの眷属については第一部ではまったく触れられていないので、第二部では再登場するのではないかと予想しています。

今後の展開にも目が離せませんね^ ^

 

 

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