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闇の悪魔の腕の文字はマキマ?アキ/天使/コベニの腕はどうなった?

公開日: 2022年9月20日 | 最終更新日: 2023年6月26日

 

チェンソーマン単行本7巻〜8巻に収録された、世界各国からの刺客との戦い。

その最中、登場した闇の悪魔。

ドイツからの刺客であった「サンタクロース」という名のデビルハンターが、人間の命を代償に地獄の悪魔を召喚しデンジたちを地獄に落とします。

そしてその地獄で登場したのが、”根源的恐怖”の名前をもつ悪魔の1人「闇の悪魔」だったのです。

 

闇の悪魔は、死を1度も経験していない「超越者」であり、同じ悪魔でも、天使の悪魔やその他の魔人たちは、その存在の気配だけで怯え、自死を求めるほど格の違う存在として描かれました。

この闇の悪魔に、サンタクロースはマキマを殺すことを人間の命を引き換えに要求するのです。

要求された闇の悪魔は、抵抗しようとする公安の人間・魔人・中国からの刺客クァンシとその魔人たちをあっという間に戦闘不能にしてしまいました。

 

そんな闇の悪魔を前に、なす術もなかったデンジたちでしたが、この悪魔の登場時の「腕の文字」と「腕の復活の数」に読者の注目が集まっています。

闇の悪魔はデンジたちの前に現れた際、彼らの両腕を全て一瞬で切り落としました。

その様子が大胆に見開き2ページを使用して描かれたのですが、闇に舞う登場人物たちの切り落とされた腕が「何かの文字に見える」というわけです。

 

また、地獄から生還した早川アキ、天使の悪魔、東山コベニの腕も、不思議な点が残りました。

彼らの腕は治療されたのですが、治療されてくっついた腕が不可解なくっつき方をしているのです。

今回の記事では、この2つの点について考察を加えていきます↓↓

この記事を見て分かること
  • 闇の悪魔が切り取った腕の文字について
  • アキ、天使、コベニの腕の再生の法則について

 

 

闇の悪魔の腕の文字はマキマ?

 

まずは、闇の悪魔が切り取った腕が文字に見えるということを考察してみましょう。

ネット上では、この文字は「マキマ」と見えると評判になっています。

 

本当に「マキマ」に見えるのか?

その理由はなぜなのか?

 

このことについて、確認していきましょう!

 

闇の悪魔が切り落とした腕は「MAKIMA」に見える

闇の悪魔がデンジたちの前に現れた際、悪魔は一瞬のうちにそこにいた人間と悪魔の両腕を切り落としてしまいます。

その様子が、見開きの2ページに大きく描かれたのですが、そこで切り落とされた腕が闇に舞う様子が「MAIKIMA」と見えると言われているのです。

 

ここで腕を切り落とされた様子が描かれたのは、下記の人物です↓↓

公安所属

  • 早川アキ
  • 日下部
  • 玉置
  • 天使の悪魔
  • パワー

 

刺客組

  • クァンシや、魔人ロン
  • トーリカ(サンタクロースによって闇の悪魔との契約用に人形にされた)

 

上記の、合計8名でした。

その8名の腕のうち「17本」が描かれたのですが、それがアルファベットで「MAKIMA」と書いているように見えると、ネット上で話題となりました。

 

 

考察① サンタクロースの怨念を引き継いでいるから

では、この「MAKIMA」の文字はなぜ描かれたのでしょうか?

ここでは、その考察を行っていきたいと思います!

 

まず1つ目の考察として、マキマを殺そうとしていた「サンタクロースの怨念を引き継いでいるから」というものがあります。

マキマを殺すため、長年かけてトーリカと関係を築いたりと、かなり手の込んだ仕掛けを用意していたサンタクロース。

なぜ彼女がそこまでマキマを殺そうとしたのか、という理由は作中では明らかになっていません。

しかし、その怨念の強さは感じられますよね。

 

サンタクロースはトーリカを使って闇の悪魔と契約したため「その怨念がこのような形で現れたのではないか?」という考察です。

実際に契約するのは闇の悪魔が腕を切り取った後になるので、この文字は、物語上の演出。

すなわち、闇の悪魔が最終的に牙を剥く相手が、マキマであるという伏線を描いていると考えられます。

 

考察② そもそもマキマとは読めないし意味はない

一方で、この腕の文字は、文字ではないという考察もあります。

というのも、腕の絵が「MAKIMAと読むには無理がある」という理由からです。

 

 

このように、人によっては「MAKIMA」と読めるのですが、「正直なところ、なんて書いているのかわからない」という意見もかなりあります。

この考察に関しては、どちらが正しいのかはっきり分からないというのが真実だと思います。

 

ただ、ここで腕がマキマという名前を示していたとしても、その直後にトーリカがマキマを殺すための契約を口にしているため伏線としても弱く、その後の描写からもさほど重要にはなっておりません

この腕文字がマキマと書かれていたとすると、それが大きな意味を持ってくるのは、今後「根源的恐怖」の名前を持つ悪魔が、マキマすなわち「支配の悪魔」と何らかの因縁がある場合でしょう。

 

ですが、現時点ではこの腕文字は物語上大きな意味を持っているとは考えられません。

ただ、チェンソーマンでは絵に多くの情報が込められている点、こうした考察を可能にするほど深く練られた作品であるという点は間違いありませんね。

この作品の奥深さこそが、こうした考察を生んだのでしょう!

 

 

アキ/天使/コベニの腕はどうなった?

 

闇の悪魔が切り取った腕で、文字よりさらに不可解なのがアキ、天使の悪魔、コベニの腕についてではないでしょうか?

冒頭でも触れた通り、それぞれが違う形となって現れています。

どういうことか、考察を進めていきましょう!

 

 

公安メンバーやバディたちは闇の悪魔に両腕を切り落とされた

まずはここで、改めて闇の悪魔に両腕を切り落とされたメンバーを確認しておきましょう!

サンタクロースによって地獄に落とされ、そこで闇の悪魔に両腕を切り落とされたのは以下のメンバーです↓↓

公安所属

  • デンジ
  • パワー
  • 早川アキ
  • 天使の悪魔
  • 東山コベニ
  • 暴力の魔人
  • ビーム
  • 日下部
  • 玉置

 

刺客組

  • クァンシ
  • ロン
  • ピンツイ
  • トーリカ

 

このうち、地獄から生還できずに死亡したのは「暴力の魔人、ビーム、日下部、玉置、そして闇の悪魔と契約したトーリカ」でした。

その後、マキマによってクァンシ、ロン、ピンツイが殺されたため、最終的に生き残ったのは「デンジ、パワー、アキ、天使の悪魔、コベニ」の5人だけだったのです。

 

アキは片腕/コベニとパワーは両腕が治った

地獄から生還したメンバーは皆、両腕が切り取られてしまっていましたが、この腕がくっついたキャラと治らなかったキャラがいます。

全員治ったわけではないところに、何か理由があるのかもしれないと考えられています。

 

まず、地獄から帰還後すぐに復活したデンジはもちろん、両腕が治ったのはパワーとコベニも治りました。

ですが、アキは右腕だけが、そして天使の悪魔は両腕ともくっつかなかったのです。

 

デンジは血を飲めば復活する不死身体質のため理解できますが、他のメンバーはどうでしょうか?

悪魔や魔人だからくっついた、というわけではなさそうです。

そして、人間だからというわけでもありません。

アキがなぜか片腕しかくっつかなかったというのも、どういうことかわかりませんよね。

 

全員治療して治してもらったということですが、同じ治療を受けているはずなのに、なぜ違いが出てしまったのでしょうか?

そして何より、悪魔は血を摂取すれば傷は回復できるはずなのに、なぜ天使の悪魔の腕は復活しなかったのでしょうか?

 

天使の悪魔だけが両腕が復活しなかった

地獄から生還したデンジたち5人ですが、たった1人天使だけが両腕ともに復活しませんでした。

これが、人間であるアキやコベニであれば特に疑問もありませんが、天使はエデンジと同じく血を摂取すれば欠損した体も復活する悪魔なのです。

事実、魔人であるパワーも、悪魔の心臓を持つデンジも両腕は復活しています。

 

さらに、人間であるコベニでさえ両腕が復活しているのに、なぜ天使の悪魔だけ両腕が復活しなかったのか。

これはかなり不自然なので、何らかの理由があると考えられます。

 

このように最も多い考察理由としては、天使の悪魔が回復に使用されたであろう「人間の血を摂取することを拒んだから」というものがあります。

悪魔である天使は、初登場時から「特殊」であると説明されていました。

悪魔であるにも関わらず殺人衝動はなく、作中の描写からもかなり理性的で教養すら感じさせるほどでした。

生まれ故郷の村人を皆殺しにしたとマキマに紹介されていますが、その真実はマキマに操られ大切にしていた人を意識のないうちに殺害させられたというもの。

 

また、人間の女の子に恋をしていたことも語られているため、かなり人間に近い感性を持ち人間に友好的だったと言えるでしょう。

そんな彼だからこそ、人間の血を使って復活することを拒否したのではないか、という考察がなされているのです。

 

マキマの支配下に置かれた際は天使の両腕が再生していた

復活しなかった天使の両腕ですが、彼がマキマの支配下に置かれた後「実は再生していた」ことが11巻で明らかになります。

 

こうして両腕が復活していることから、やはり天使も悪魔である以上、腕の欠損は治癒の範囲内であることが分かりますね。

マキマの支配下に置かれた際、マキマの意思によって両腕が復活したと理解するのが妥当でしょう。

だとするならば、やはり天使の両腕が復活しなかったのは、彼が人間の血による治療を拒んだからという考察は説得力があるように思われます。

 

再生する腕の本数が違うのは生きたいという意志の強さが影響しているからだと考察

天使の両腕が復活しなかった理由に、人間の血による治療を拒んだからという考察をご紹介しました。

そして、ここでもう1つ考察があります。

それは、「腕の復活=生への意志の強さ」という説です。

 

アキやコベニの腕を考えると、もっと他に理由があるのではないかとも考えられます。

今度は、アキとコベニも考察対象に加えて考えてみましょう。

 

まず、両腕が復活したのはコベニでした。

そしてアキは片腕だけが、天使は両腕とも復活しませんでした。

これに何か法則性があるのではないでしょうか?

私はこの理由を、「生きたいと願う意志」にあると考えています。

 

まずは、天使の悪魔。

彼は登場初期から「早く死にたい」という言葉を口にしていました。

台風の悪魔の暴風に巻き込まれた際に、助けようとしたアキに「死ぬ覚悟はできている」と手を離すように言っていたことからも、彼は基本的に生きたいという意志がかなり薄いことが分かります。

 

一方、アキはどうでしょうか?

物語冒頭から、すでに残り「2年の寿命」となっており、自分の命も辞さない態度はアキの特徴でもありますよね。

 

ですが、それは銃の悪魔を殺すために自分の命を賭ける覚悟ができているだけで、天使のように「死にたいと願っているわけではない」のです。

それは、触れることで寿命を奪う能力を持つ天使を、危険を冒して助けた際の必死の言葉に表れています。

「死にたくない」と言うことは決してありませんでしたが、だからと言って死にたかったのではないことが分かりますね。

 

そして、天使とは逆に「死にたくない」と思っている最たるキャラが、コベニではないでしょうか?

弱々しい姿が印象的なコベニですが「死にたくない」と決して生を諦めない姿勢は、作中を通して一貫されています。

これらのことから、私は腕の回復には、それぞれの生きる意志の強さが影響していると考えます!

本人の意識・無意識を問わず、この生きる意志が関係しているのではないでしょうか。

 

 

 

最後に、考察の結果をまとめてみましょう↓↓

  • コベニ……生きる意志が強く死にたくない→両腕復活
  • アキ……死を覚悟して受け入れてもいるが、本心では死にたくない→片腕だけ復活
  • 天使……できるだけ早く死にたい→両腕とも復活しない

 

このように考えると、アキ、天使、コベニの腕の回復の違いに説明がつくと思うのですが、皆様はどう考えられますか?

 

【チェンソーマン】切断された腕についてまとめ

 

まとめ
  • 闇の悪魔に切り取られた腕の文字は「マキマ」
  • 「マキマ」である理由は、サンタクロースの怨念
  • 「マキマ」ではない可能性もある
  • 腕の回復は、本人の生きる意志の強さが反映している

 

いかがでしたでしょうか?

闇の悪魔での腕の文字、そして天使が両腕とも回復しなかったことには、読者の皆様も不思議に思われた方も多かったと思います。

ここでの考察はあくまで推測に過ぎませんが、皆様の疑問の解決の糸口になれれば幸いです。

作中で深く立ち入られない描写にも、何らかの理由があると考えさせられるチェンソーマン。

語られない設定について深く考えてみるのも、この作品の楽しみ方の1つですね^ ^

 

 

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