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チェンソーマン天使の悪魔はなぜ強い?能力や寿命武器などの強さは?

公開日: 2022年9月27日 | 最終更新日: 2022年11月19日

 

チェンソーマンで、主人公デンジは「公安退魔特異4課」に所属しています。

人間だけでなく、魔人や悪魔も所属する実験的に設置された課です。

この4課に所属する魔人や悪魔の中で、唯一人間に敵意がないとされる「天使の悪魔」。

女性的で可愛らしい外見に反し、4課で2番目に強い力を持ちます。

 

さらに、バディとなった早川アキとの関係で描かれる悪魔らしからぬ優しい性格、そして悲壮な過去など魅力の多いキャラです。

第2回目の人気投票で「第7位」と高い人気を獲得している天使の悪魔ですが、ここで疑問が浮かびます。

なぜ、天使なのに悪魔なのか?

そして、天使にも関わらずここまで強い理由は?

など、その可愛い印象とのギャップから、気になる点も多いキャラです。

 

今回は、チェンソーマンに登場する天使の悪魔についてご紹介します^ ^

この記事を見て分かること
  • 天使の悪魔が「強い理由」
  • 「能力」や「寿命武器」について

 

 

天使の悪魔はなぜ強い?

 

天使の悪魔と聞いて、「なぜ天使が悪魔なのか?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

日本語としては、まるで対義語のような印象を受けるので「天使の悪魔」という名前は矛盾しているように感じるかもしれませんね。

しかも、公安に所属する悪魔の中で「最も強い」というのは不思議です。

ここではまず、「天使の悪魔」がなぜ悪魔として強いのかについて、考察していきます!

 

天使の悪魔が強い理由は「恐怖されている」から

 

そもそも、なぜ「天使の悪魔」が強いのでしょうか?

悪魔の強さとは、何に由来しているのか?

チェンソーマンの世界で登場する悪魔たちは、全て「名前を持って産まれてくる」とされています。

そして、その名前が恐れられているものほど、悪魔自身の力も増すのです。

 

マキマ曰く、「コーヒーの悪魔」がいたとしても、コーヒーは恐いイメージはないから弱いだろうということです。

つまり、天使の悪魔は「天使」が恐れられているため、強く産まれたということになりますね。

 

でもここで疑問が浮かびませんか?

「天使」というと、神の使いであり、恐怖の対象となるのでしょうか?

 

 

天使は神の使いであり人間の味方ではない

 

天使といえば、良いイメージを持つ方も多いでしょう。

しかし、実際には天使の概念は「神の使い」=「御使い」という意味を持ちます。

その天使は神の使いとしてさまざまな役割を担っており、それごとに天使にも様々な名前があります。

 

チェンソーマンの「天使の悪魔」は、マキマから「エンジェル」と呼ばれていました。

なので、「Angel」という名前の神の使いがモチーフになっていると考えられます。

Angelエンジェルは、神の使いの中で最も人間に近しいとされており、人間を見守る役目を担っています。

 

ただ、そこには見守るだけの役割ではなく、神の意志に反した人間を罰することもあるのです。

このようなことから、エンジェルは決して人間の味方なのではなく、あくまで神の使いであることが分かりますね。

人間を罰することもあるということから、エンジェルは畏怖の対象ともなっているのでしょう。

「天使の悪魔」が恐れられ、悪魔として世界に産まれたのは、こうした天使への畏怖の念が影響していると考えられます。

 

「黙示録のラッパ吹き」が行なわれれば世界に厄災が起こる

 

天使への恐怖はチェンソーマンが世界観を参考にしているとされる、新約聖書の「ヨハネの黙示録」にもヒントが載っています。

それが「黙示録のラッパ吹き」です。

ヨハネの黙示録は聖書の中で唯一、予言書的な文章が記されたもので、その中には災害の前触れとなる「7つのラッパを吹く7人の天使たち」が登場します。

 

 

この7つのラッパが天使によって吹かれると「火災、水害、こう害」といった災害だけでなく、人間の3分の1を殺すために新たな天使が解き放たれるなど、終末的世界へと向かっていくのです。

最後の7つ目のラッパが吹かれた際は、天の神を選ばなかった全ての人々が死に至るとされているなど、このように「黙示録のラッパ吹き」はひどい厄災をもたらします。

このラッパ吹きの話からも、天使が恐怖の対象となることが分かると思います。

この天使の力の前には人間は成す術もないそうなので、チェンソーマンの天使の悪魔が強くなることも納得がいきますね。

 

 

能力や寿命武器などの強さは?

 

上記では、天使が恐怖される理由と、天使の悪魔が強い理由を確認しました。

ここからは実際に「天使の悪魔」の能力について説明します!

主人公デンジからも女性と誤解されたような描写もあるほど、可愛らしい容姿の「天使の悪魔」。

一見すると戦闘には不向きな見た目ですが、どのような能力で戦うのでしょうか?

 

 

天使の悪魔は「寿命」に関する能力を持つ

「天使の悪魔」が作中で披露した能力は、大きく分けて2つありますが、それらは全て「寿命」に関する能力でした。

1つ目の能力が、「触れた相手の寿命を奪う」というもの。

そして2つ目の能力が「奪った寿命を使って武器を作る」というものです。

 

「天使」という名前のイメージにそぐわず、悪魔らしい恐ろしい能力ですよね。

では、次にこの2つの寿命に関する能力をさらに詳しくご紹介いたします!

 

能力① 触れた相手の寿命を奪い取りストックする

まず1つ目の能力「触れた相手の寿命を奪い取りストックする」というものですが、聞いただけでもなかなかヤバい能力です。

ただ、どこに触れても奪えるというものではなく、素肌の上という限定があるようです。

早川アキが天使の悪魔と初めて会った際に「布ごしであれば問題ない」という発言をしていることから、素肌に直接触れなければ接触しても問題ありません。

台風の悪魔の攻撃で、天使の悪魔が飛ばされそうになったシーンがありました。

その際、天使の悪魔の髪や羽にアキが触れているような描写がありますが、これも問題はなさそうです。

 

ただ、手などの素肌には少しでも触れると寿命が奪われます。

アキが「天使の悪魔」を助けようと手を握った際は、その一瞬だけで2ヶ月の寿命が取られてしまっていました。

こうしてみると、日常生活でもかなり気を使わないと、うっかりぶつかって命を奪われるということにもなりかねない能力ですね。笑

物語の終盤では、天使の悪魔がこの能力で大切な人たちの命を奪ったことも明らかになっています。

人間に敵意を持たず、好意的な感情を抱く天使の悪魔にとって、この能力は決して良いものではなかったのかもしれません。

 

能力② 「〇年使用」と指定することで寿命武器が作れる

 

では、触れて奪った寿命はどうなるのでしょうか?

それらの寿命は全てストックされ、武器に変換することが可能なようです。

作中では、「○年使用」と指定することで、「寿命武器」という武器を作る姿が描かれました。

この武器の強さは指定する年数に依拠しているようで、人形の悪魔に襲われた際は「5年使用」でしたが、マキマに対抗する際は「10年使用」を指定しています。

この「寿命武器」は人間が作った武器とは違った特殊な武器なようで、人形の悪魔に襲われた際に作った武器では、デビルハンターたちが太刀打ちできなかった人形数体を一振りで殺しています。

 

また、人間の姿の時とはいえ武器人間であるレゼに致命傷を与えていることからも、殺傷能力も十分な強い武器を作ることができるようですね。

 

「触れられないものを切る」という刀をアキに作った

天使の悪魔が殺した人々の寿命で作った武器の中で、その特殊性が明確に描かれたのは、アキが持っていた刀でしょう。

サムライソードの襲撃を受けた際、呪いの悪魔の刀を使用してしまったアキが、新たに手に入れた刀が天使の悪魔が作った「寿命武器」でした。

この刀は一見すると普通の日本刀ですが、能力としては「触れられないものを切る」という能力を持っていました。

この刀の能力のおかげで、アキは敵である沢渡が出した「幽霊の悪魔」という触れられないはずの幽霊を切ることができたのです。

 

マキマが使用した「千年」の槍はチート級レベルだった

 

ここまで、天使の悪魔の強さの理由や、その武器についてご説明してきました。

しかし、チェンソーマンでは天使の悪魔は戦闘においての見せ場はそれほど多くありません。

彼の戦闘シーンは、レゼへの不意打ちでの攻撃や、人形の悪魔との一瞬の攻撃、そしてマキマに刀を向けたときだけ。

あとは基本的に戦闘には参加しないか、あるいはアキに庇われている姿の方が多く描かれていましたね。

 

それでも、「天使の悪魔」の強さがヤバいと読者の私たちが感じるのは、物語終盤でマキマが天使の悪魔の能力を使用したときの武器の強さのためではないでしょうか。

マキマは、完全に支配下に置いた天使の悪魔の能力を、チェンソーマンとの戦いの際に使用します。

それまで「天使の悪魔」が5年や10年という単位でしか武器に使用しなかったのに対して、マキマは一気に「千年」を使用します。

 

このとき現れた「寿命武器」のは、マキマや武器人間たちが挑んでも全く敵わなかったチェンソーマンを、一撃で戦闘不能にするほどチート級の代物でした。

攻撃の様子も、槍から何かよくわからない人間の形をしたものが現れており、説明が全くないにも関わらずヤバいということだけが伝わります。

天使の悪魔は性格上、人間の命を奪うことや、奪った命を武器として使用することに大きな躊躇いを持っていました。

そのため、なるべく寿命を使用しないようにしていたため、わざと5年や10年といった短い年数の指定にしていたのだと思います。

 

マキマにはそのような躊躇は全くないため、千年という年数を使用しました。

しかし裏を返せば、もし躊躇わなければ天使の悪魔がチェンソーマンとも互角に戦えるほどの能力を有していたことの証拠でもあるでしょう。

また、千年も寿命をストックしているという事実も、このチート級の武器の描写で明らかになったのは衝撃的でしたね。

一体どれほどの人間から奪ったのだろうかと考えると、本人の意思がどうあれやはり彼は悪魔なのだなと実感します。

 

【チェンソーマン】天使の悪魔の能力まとめ

 

まとめ
  • 「天使の悪魔」は「天使」が恐れられているから強い
  • 「天使」は神の使いであり、世界を滅ぼすことも聖書に書かれているため、恐怖の対象となっている
  • 「天使の悪魔」の能力は「寿命」に関するもの
  • 触れれば相手の寿命を奪い、それをストックする能力を持つ
  • ストックした寿命を、「寿命武器」に変換する能力を持つ
  • 「千年」の寿命を使用して作った槍は、チェンソーマンすら戦闘不能にした

 

以上、天使の悪魔についてでした!

いかがでしたでしょうか?

 

10月から放送されるアニメでは、天使の悪魔は登場するのでしょうか!?

彼が活躍する場面も、早く見たいですよね!

今回のアニメで描かれなくても、今後アニメでも描かれるはずです。

千年槍のチート級レベルの攻撃など、天使の悪魔とその能力を楽しみにして待っていたいですね^ ^

 

 

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