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チェンソーマン-オープニングのかたつむりの意味は?ロイコクロリディウムを解説

公開日: 2022年10月21日 | 最終更新日: 2022年11月19日

 

ついに、2022年10月11日よりアニメ放送が開始したチェンソーマン

皆様はもうアニメはご覧になりましたか?

藤本タツキ先生の作品を高く評価しているMAPPAが、完全自社負担で製作するほど力を入れていることから、放送前から注目が集まっていましたね。

この記事執筆時点で第2話までが放送されましたが、既に美しい作画や細かな演出など、映画並みの完成度が高く評価されています。

 

また、アニメの主題歌が米津玄師とKing Gnuの常田大貴によって作られたことも、放送前から評判になっていました。

主題歌と共に放送されたオープニング映像は、チェンソーマンらしく様々な映画のオマージュが詰め込まれると共に、いくつもの伏線が張られていたことも話題になりましたね。

 

その中で、気になっている代表例が「かたつむり」です!

サビに入る前の意味深な描写から「どういう意味なのか?」という声も多く挙がりました。

この記事では、このオープニングで描かれたかたつむりについて考察してみたいと思います↓↓

この記事を見て分かること
  • アニメオープニングのかたつむりの描写
  • かたつむりが持つ意味
  • ロイコクロリディウムの生態について

 

 

オープニングのかたつむりの意味は?

 

チェンソーマンのアニメのオープニングでは、かたつむりが描かれています。

このかたつむりは、原作では一切出てこない表現だったため、MAPPAのオリジナルだと言えますね。

そこが、余計に謎を深める結果となりました。

 

では早速、このかたつむりの意味について考えてみましょう!

 

オープニングではマキマがデンジに何かを食べさせようとしている

 

オープニングの半ばあたりで、マキマが何かをデンジに食べさせようとするカットが挿入されています。

それが生きたかたつむりだったため、驚いた方は多かったのではないでしょうか?

先ほども述べたように、このかたつむりは、原作には一切出てこない表現ですよね。

このかたつむりの表現には、何か特別な意味があるのでしょうか。

 

アニメを製作しているMAPPAは、【進撃の巨人】や【呪術廻戦】などの人気作品を手掛けており、特に最近注目されているアニメ会社です。

MAPPAは、原作の表現や絵柄の再現を重視しながらも物語上の重要なポイントを伏線としてオープニングやエンディング、または本編で表現することが多いと言われています。

【呪術廻戦】でも、オープニングやエンディングで、アニメ未公開部分の情報が伏線として描かれていたと評判になっていました。

そのため、チェンソーマンのオープニングで描かれたかたつむりの表現も、伏線としての意味があると考えられます。

無意味なカットを挿入しないMAPPAだからこそ、こうした考察が可能なのですね!

 

 

その正体は「ロイコクロリディウム」という寄生虫

さて、かたつむりの考察に戻りましょう。

このかたつむりを見た方は、普通のかたつむりとは違うということに、すぐに気づくでしょう。

アップになったかたつむりが、緑がかったような奇妙な色をしているのです。

よく見ると、触覚も普通のかたつむりより肥大化していることがわかりますね。

 

実はこのかたつむりの正体は、「ロイコクロディウム」という寄生虫であることが判明しています。

「ロイコクロディウム」とは一体どんな寄生虫なのか、確認していきましょう。

 

最終宿主の鳥に食べさせるためかたつむりに寄生する

「ロイコクロディウム」は鳥の糞の中に卵を産み、その卵を食べたかたつむりの中で孵化して寄生するのです。

そして、宿主であるかたつむりを支配し、膨れて色づいた触覚を動かして鳥の餌に擬態して、自分を食べさせることで最終的に鳥に寄生して卵を産むという生態を持っていました。

鳥の糞に卵を産むために、かたつむりに寄生するのですね。

繁殖のために、鳥の餌であるかたつむりに寄生して、自ら食べられるという生態は、なかなかショッキングです。

 

 

支配の悪魔に洗脳されるデンジを表現している

 

では、その「ロイコクロディウム」をマキマがデンジに食べさせるというのは、何を表現しているのでしょうか。

「ロイコクロディウム」は、卵を食べた宿主を支配するという生態を持っていることから、これは支配の悪魔に洗脳されるデンジを表現していると言えます。

マキマが「ロイコクロディウム」で、食べさせられたデンジは、支配されて動いてしまうということですね。

 

最後はチェンソーマンを支配するというマキマの目的の暗喩表現だった

 

マキマの正体は支配の悪魔

そして、そのマキマの最終的な目的は、チェンソーマンを支配することにありました。

つまり、このかたつむりの表現は、マキマの正体と目的を表した暗喩表現だったと言えるでしょう。

 

さらに、「ロイコクロディウム」が自分を食べさせるという生態を持っているのも、チェンソーマンのラストを想起させますね。

物語のラストでデンジによって食べられてしまうマキマは、「ロイコクロディウム」の生態をなぞっていると言えるでしょう

 

このチェンソーマンのオープニングに見るように、MAPPAは原作にはないカットにより、アニメ化できない部分のストーリーを表現することがあります。

先ほど紹介した「呪術廻戦」のオープニングでは、アニメ化されなかった「死滅回遊」篇をイメージして、死滅回遊魚である熱帯魚が描かれました。

しかもこの「死滅回遊」編は、放送当時は原作でもまだ描かれていなかった部分だったのです。

 

つまり、MAPPAは原作者の意見を反映して、原作未公開の情報をアニメで描く可能性があるということなのです。

今回のチェンソーマンのオープニングでは、完結した「公安篇」の情報のみが描かれていました。

 

ですが、チェンソーマンは毎週エンディングの曲と絵が変わるとのこと。

そのため、エンディングに現在連載中の「学園篇」の情報が伏線として描かれる可能性もあると考えられるのです!

他の製作会社であればその可能性は低いですが、MAPPAならやりかねません。

今後も原作にない表現が描かれた際は、チェックしておく必要がありますね!

 

 

【チェンソーマン】OPのカタツムリの意味や正体まとめ

 

では最後に、チェンソーマンのオープニングのかたつむりの意味や正体をまとめてみましょう。

まとめ

オープニングのかたつむりの意味

  • オープニングではマキマがデンジに何かを食べさせようとしている
  • その正体は「ロイコクロリディウム」という寄生虫
  • 最終宿主の鳥に食べさせるためかたつむりに寄生する
  • 支配の悪魔に洗脳されるデンジを表現している
  • 最後はチェンソーマンを支配するというマキマの目的の暗喩表現だった

 

チェンソーマンは、エンディングが毎週変わるということなので、MAPPAの伏線今後もどこかに描かれる可能性が高いです。

原作にはない表現を見つけたら、その表現が何を表しているのかを考察してみると、チェンソーマンアニメが2倍楽しめそうですね!

最近は、原作と異なる表現は批判されることも多いですが、その違いが何を意味しているのか、色々と考えてみるのも楽しみ方の1つかもしれません。

アニメも原作も楽しめる作品となっていますので、ぜひアニメも原作同様楽しんでみてください^ ^

 

 

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