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チェンソーマンなぜマキマはパワーを殺した?洗脳からの契約破棄が狙い?

公開日: 2022年10月14日 | 最終更新日: 2022年11月19日

 

チェンソーマン】第一部では、主に「銃の悪魔」がキーマンとなります。

この世の1番の脅威となる存在として、序盤から終盤にかけて描かれました。

ただ、実際にはすでに何者かに倒されており、世界中にその肉片だけが散らばっている状況でした。

 

その中で、チェンソーマンを巡る戦いも激化します。

世界各国からデンジを狙う刺客が現れるなど、後半はバトルシーンが多くなっていきました。

しかし、このチェンソーマンを1番狙っていたのは、誰よりも身近にいたマキマです。

マキマはチェンソーマンを手に入れるために、デンジやアキ、パワーを利用します。

最終的には、アキもパワーも殺されることになり悲惨な結末を迎えました。

 

アキの死は利用された感が強かったので分かりやすいですが、パワーの死については疑問が残ることになりました。

あの状況で、マキマはなぜパワーを殺したのか?

あえてそうする事で「デンジとポチタの契約を破棄させようとしていたのではないか?」という点が考えられます。

 

今回は、このマキマとデンジ、パワーの関係について考察します↓↓

この記事を見て分かること
  • マキマがパワーを殺した理由
  • 洗脳してデンジとポチタの契約破棄を狙った説について

 

 

なぜマキマはパワーを殺した?

 

ご存じの通り、マキマは「支配の悪魔」であり、自分より弱い相手を簡単に支配することが可能です。

チェンソーマンを欲していたのであれば「デンジを直接支配すれば良かったのではないか?」という疑問も残ります。

にも関わらず、なぜパワーを消すというやり方をしたのでしょうか?

 

結論は、デンジとポチタの契約を破棄させようとしたからです。

「契約」とは絶対的なものであり、悪魔も人間もその縛りを受けます。

契約違反をすれば双方どちらであっても報いを受けるという強力な約束なので、いくらマキマといえども簡単に破棄させることはできなかったのでしょう。

 

では、マキマはパワーを殺すことでどのようにして契約破棄をさせようとしたのか?

その真相を明らかにするために、順を追って説明していきます↓↓

 

マキマがパワーを殺したのはデンジを失望させるため

マキマがパワーを手にかけたのは、デンジを失望させるためでした。

デンジとパワーはバディを組んでいて、長い間行動を共にしていました。

1度、パワーが「幼児退行」をしてしまった時も、デンジやアキが一緒に世話を焼くなど本当の家族のように過ごします。

 

特にデンジへは着替えやお風呂、寝かしつけなど全ての行動をしなければならないほど依存していたのです。

そして、この幼児退行が治った後も兄妹のように絆を深めていきました。

つらい幼少期を送り感情が欠落していたデンジですが、アキやパワーとの生活は幸せだったでしょう。

 

そんな絆を深めた相手が命を落とすようなことになれば、誰もが心を痛めます。

アキを殺して支配し、銃の魔人化させデンジにぶつけ殺させたのもこれが狙いです。

さらに、パワーを殺したのも同様の狙いがありました。

では、どのようにして殺したのでしょうか?

 

 

誕生日会もケーキもパワーを殺すための口実

 

マキマはパワーを始末する前、デンジを家に招待します。

この時、すでにアキを失いデンジの心にはぽっかりと穴が空いていました。

そんなこともあり、マキマはデンジを祝うという名目で「誕生日会」を開こうとします。

 

そして「パワーちゃんを呼んだから」ということで、少しの間2人で待ちます。

マキマは、事前に注文をしていたケーキをパワーに持ってこさせていました。

実は、これもパワーを始末するための口実です。

デンジは、まさか誕生日会を開いてくれたマキマがパワーを始末するとは思っていません。

 

アキが死んで悲しい状況。

大好きな女性であるマキマに誕生日会を開いてもらって嬉しい

しかも、パワーも来てくれるという嬉しさと安心感

そんな感情の中で、パワーを殺すことで一気に感情を揺さぶるつもりだったのです。

 

マキマは悪魔として、デンジの気持ちをただ楽しんでいるだけなのでしょうか?

 

元々マキマはチェンソーマンを欲していた

マキマは、何よりも「チェンソーマンが欲しい」という目的がありました。

チェンソーマンの大ファンでその存在に憧れており、ずっと支配下に置きたかったのです。

そうして、邪魔になりそうな悪魔を捕食してもらおうとしていました。

チェンソーマンの本当に恐ろしいところは、捕食した悪魔の「名前」と「存在」をこの世の記憶からも消し去ってしまうところです。

仮に自分が捕食される羽目になっても「大ファンだから構わない」と運命として受け入れているのです。

 

 

デンジとポチタを契約破棄させようと画策する

 

アキやパワーというデンジにとって大切な人間を消すことで、情緒不安定にさせ失望させた理由は何なのでしょうか?

これが冒頭でも触れた内容の「デンジとポチタの契約を破棄させるため」です。

 

そもそもデンジは、幼少期からまともな生活を送っておらず、ポチタと共に色々な仕事をして借金を返す日々を送っていました。

雇われていたヤクザに用済みとされ「ゾンビの悪魔」と契約した者達にやられてしまいます。

そこで、生き残るためにポチタと契約をします。

デンジの夢を見せてくれ」(普通の生活を送ってほしい)と言う契約を結び、ポチタがデンジの心臓となって復活しました。

これにより、デンジはポチタと一心同体となりチェンソーマンとなったのです。

 

マキマがチェンソーマンを手に入れるためには、まず今のデンジとポチタの契約をどうにかするしかありません。

なので、デンジを堕とすところまで堕として、その契約をないものにしようと考えました。

始めて出会ったあの時から、マキマはその契約を破棄させチェンソーマンを手に入れようと画策していくのです。

 

アキとパワーを消してデンジの洗脳と鬱化を狙った

 

マキマはデンジの契約を破棄させるために、アキとパワーをデンジと行動させました。

公安の仕事をやらせ、衣食住を与え、一緒に戦う仲間を与えたことで、デンジは普通の生活を送れるようになります。

デンジにとっては、元々の生活よりもはるかに幸福感が得られました。

そして最高潮まで高まったところで、この生活を奪いデンジを失望させることがマキマの狙いでした。

アキやパワーがいなくなってしまった今、デンジは「精神異常」「情緒不安定」「」など、ネガティブな気持ちとなります。

 

マキマは、さもデンジが悪いというような言い方で「2つの出来事」を理由に責め立てます。

パワーを殺した時、ドアを開けたのはデンジ」「父親は自殺ではなくデンジが殺した」。

だから、そんな人間が「真っ当な生活してもいいはずがない」と。

 

ここで、デンジの精神は崩壊します。

そこからは、マキマの巧みな話術によって洗脳されていくしかありませんでした。

これによって「普通の生活が送れない=ポチタとの契約とは違う内容になる」ので、契約が破棄されると考えたのです。

 

しかし、実際は普通の生活ができないだけで、いきなり契約破棄にはなりません。

マキマは、そこで次なる作戦の準備を進めていました。

 

ポチタが全面に出てきたところを支配しようとした

デンジが精神的にやられてしまったことで、その人間性が薄れていきました。(アイデンティティのような自我や自尊心)

そうなることで、デンジの表面上には次なる人格「ポチタ」が強く現れ始めます。

ポチタはチェンソーマンなので、その本来の姿に戻りつつあったのです。

マキマはその真チェンソーマンが出てきたところで、支配の力で我が物にしようとしていました。

 

本来のチェンソーマンであれば、そう簡単に支配はできません。

上記でも語った通り、チェンソーマンは多くの悪魔に恐れられ、捕食した悪魔の存在を消す能力があります。

過去にも、数々の悪魔を倒してきたということで、戦闘力も高い存在です。

 

しかし、チェンソーマンは銃の悪魔と戦闘をしたせいで、かなり疲弊しており不完全態であるポチタの姿になっていました。

ポチタの状態ならマキマでも支配することは造作もないため、デンジを精神的に苦しめました。

このマキマの計画にパワーは利用されてしまい、殺されたのです。

 

 

【チェンソーマン】パワーが殺された理由まとめ

 

まとめ
  • マキマがパワーを始末したのはデンジを絶望させるため
  • 誕生日会を行ったのもパワーを手にかける伏線
  • マキマはチェンソーマンが欲しかった
  • デンジとポチタの契約の破棄を目論んだ
  • アキとパワーを始末する事でデンジを支配しようと目論む
  • ポチタが顔を出した時に支配しようとした

 

以上、パワーがマキマに始末された理由でした。

マキマの操り人形みたいな感じで利用され、命を落としたパワーやアキが不憫でなりません。

最後は、デンジが勝利してチェンソーマンが支配されず、少しだけでも仇討ちができたのではないでしょうか?

第二部では血の悪魔が転生しているかもしれないので、その時はデンジが保護してほしいですね^ ^

 

 

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