チェンソーマンは意味不明で難しい?理解できないのになぜ人気?

公開日: 2022年10月11日 | 最終更新日: 2022年11月19日

 

ついに、待望のチェンソーマンのアニメですね!

待ちに待ったいうことで、ファンも歓喜しています^ ^

 

しかし、その反面懸念もあります。

それは、内容が難しくて「意味不明」だということです!

「まだ見ていない」という方はもちろん、「見ても理解できない!」という方もいらっしゃるでしょう。

私も、正直なところ1周目を見ただけでは全く面白くありませんでした。

やっぱり、その理由は「理解ができなかった」からです。

 

なので、3週以上は単行本を読みましたし、分からないことはググったりしました。笑

ただ、全ての人がこのようにリサーチに精を出すということはありません。

にもかかわらず、チェンソーマンは熱狂的な人気があります。

 

では、なぜチェンソーマンはここまで認知度が高まり、人気が出たのでしょうか?

今回は、難解な内容のチェンソーマンの人気の理由について解説します↓↓

この記事を見て分かること
  • チェンソーマンの「難解な内容」について
  • 理解度」と「人気」が反比例する理由

 

 

チェンソーマンは意味不明で難しい?

 

冒頭では、チェンソーマンの難しさについて触れました。

ここからは、まずチェンソーマンが「なぜ意味不明で難しい」と言われるのかを解説します。

チェンソーマンは意味がよく分からない描写が多めですが、それでも人気があり「第二部の連載」も開始し「アニメ化」もされました。

 

読者・視聴者を惹きつける、何かがあるみたいですね!

では早速、解説していきます↓↓

 

内容は複雑で1度見ただけでは理解できない

 

まず、チェンソーマンを1度だけ読んで理解できる人は0です。

※いたらすいません

 

少しオーバーな表現をしましたが、それぐらい謎な内容に感じられます。

そもそも藤本タツキ先生が「狂人」「変態」と呼び声が高く、前作のファイアパンチでも話題を呼んでいました。

兄妹での行為を促すシーンや、カニバリズムなどを描くので、一般的ではありません。

ただ、その世界観が面白く、深く理解することでどハマりするファンが多いです。

なので誉め言葉として、先ほどのワードを先生に浴びせかけるのです。笑

 

このようにチェンソーマンも、初めは「意味不明」と感じられながらも、その面白さから次第にファンになっていきます。

そんなファンの方たちを持ってしても、まだチェンソーマンの真の内容にたどり着くことは容易ではありません。

意味不明と言いながら「好き」という感情は、なかなか言葉に表せませんよね。笑

 

 

ファンからも面白いけど「意味不明」と言われる

上記の通り、チェンソーマンを大好きなファンからも「意味不明」という声が挙がっています。

以下、その一部をご紹介します↓↓

 

 

 

 

 

 

みなさん、意味不明な内容に満足されているようです。

意味不明で難しいとされているのは、内容が難しくて1度見ただけではよく分からない部分が多いからです。

 

特に「悪魔の数や能力」や「展開の速さ」についていけない方も多いのではないでしょうか?

悪魔が持っている能力だけでも、簡単に理解できるのもあれば、かなり複雑な場合もあります。

物語の進行もかなりハイペースですし、しっかり確認しないと途中でよく分からなくなってしまいます。

 

しかし、それでも楽しんでいる方が大勢いらっしゃるのも事実です。

では、ここからは「どこが意味不明なのか?」という点を深堀りしていきます↓↓

 

考察① 登場人物が多くて覚えられない

意味不明と思われる理由の1つ目として「登場人物が多い」ことが挙げられます。

登場キャラは、敵味方含めてかなりの数がいます。

味方側の「人間・悪魔・魔人・武器人間」。

敵側も同様です。

 

このように、数が多すぎて覚えきれないという方もいるはずです。

さらには、作中では敵味方問わず命を落としていき、その補充がされるなど新情報で頭がパンクしそうになります。

これが、余計に覚えられない要因なのかもしれません。

 

 

考察② 悪魔・魔人・武器人間の概念が難しい

2つ目が「悪魔・魔人・武器人間の概念が分かりにくい」ところです。

悪魔は、人々が抱く恐怖感によって生まれる存在。

その悪魔が、人間の死体を乗っ取った場合には魔人。(理性は悪魔)

さらに悪魔と契約をして一心同体となり、自らの意思で変身することができる武器人間。(理性はベースとなる人間)

 

これだけ聞いても、少し混乱しそうですよね。

この違いが分かりにくい部分があるので、概念が難しいとされているのでしょう。

 

考察③ 誰が何をしたかったのかが見えない

3つ目は、「登場人物の目的が見えてこないこと」です。

例えば、主人公のデンジは「食パンにジャムを塗ってポチタと一緒に食べる」「女とイチャイチャする・一緒にゲームをする・抱かれながら眠る」という目的がありました。

そして、ポチタと契約をしてチェンソーマンになり、「普通の暮らしをする」という夢を追いかけます。

ただ、そこからは普通の暮らしよりもスリリングな毎日を過ごすことが多く、結局は周りに誰もいなくなります。

 

マキマであれば、最初はデンジと付き合うヒロイン役になる期待をさせてくれたキャラです。

しかし、蓋を開けてみれば黒幕として暗躍し、最後はデンジに食われました。(マキマ定食)

ハイテンポで進む内容に頭がおいつかず「結局、みんな何がやりたかったのか?」と疑問だけが残ります。

このように、初見では「誰が何を目的に物語が進行しているのか」謎な部分も多い作品です。

 

考察④ 宗教的な思想も混ざっている

この4つ目が「宗教の思想」があることです。

特に、これが作品を複雑にしている要因だと思います。

作中では、ところどころに「聖書」をモチーフにした内容が登場します。

 

例えば、銃の悪魔と戦った四人の騎士が、新約聖書に登場する「ヨハネの黙示録」からきていること。(キリスト教)

さらに、デンジの正体は「堕天使ルシファー」がモチーフとされており、これは旧約聖書に登場します。(ユダヤ教)

そして、悪魔たちの「地獄で生まれる→地獄で死ぬ→現世で誕生→現世で死ぬと地獄で生まれる」という輪廻転生は仏教思想です。

 

この他にも、数多くの宗教観念が取り入れられている作品がチェンソーマンです。

これまで宗教に触れてこなかった方からすれば「意味不明」と思うのも仕方がありません。

 

 

理解できないのになぜ人気?

 

上記では、チェンソーマンが理解できない理由を解説しました。

ここからは、そんな意味不明な漫画が「なぜ人気なのか?」という疑問にお答えしていきます↓↓

 

理由① 藤本タツキ先生の作品だから

 

まず、人気がある1つ目の理由として、チェンソーマンの作者が「藤本タツキ先生だから」ということがあります。

タツキ先生は数多くの読み切りを手掛けてきた漫画家です。

チェンソーマンだけではなく「ファイアパンチ」「ルックバック」など、人気作を世に送り出し続けています。

 

特に、前作のファイアパンチは「チェンソーマンと似たようなグロテスクで残酷なシーン」がありつつも「コメディな部分」が含まれた作品です。

ファイアパンチのファンが多かったことから、自然とチェンソーマンにシフトチェンジした方も多いでしょう。

いきなり話題作だったことからも、爆発的な人気になっていったと思われます。

 

理由② 深く理解しなくてもアクションが面白い

 

2つ目は「アクションシーンがド派手で面白い」点です!

上記でも語りましたが、チェンソーマンは内容が難しすぎてよく分からない部分が多いです。

 

しかし、主人公のデンジやマキマ、パワー、アキなどの各キャラたちは激しいバトルを繰り広げます。

悪魔と契約した力で戦うことから「異能力バトル」という視点から見ても面白いです。

子供時代に見ていたスーパー戦隊、仮面ライダーなどのドラマシーンは分からないけど「バトルシーンが盛り上がっているから楽しい」というような感覚がチェンソーマンと似ています。

特に、デンジがチェンソーマンとなり敵をぶった斬っていく狂気にも近い演出は、グロさもありながら爽快感もありますね!

 

理由③ 魅力的なキャラが多い

 

3つ目は「魅力的なキャラクターが多い」ことです。

先ほどは、こちらとは真逆の意見「キャラクターが多いせいで意味不明」と記載しました。

その逆も然り、魅力的なキャラクターが多いこともまた事実です。

 

確かにキャラ数が多く、1度見ただけでは名前を覚えることもできませんが、それでもしっかりと個性があり物語を面白くしてくれます!

味方であれば、デンジやパワー、アキの兄弟のような関係性はすごく素敵です。

反対に、マキマやレゼ、クァンシやサンタクロースなども、敵ながら魅力的で好きなファンも多いです。

このように、敵味方問わず多くの魅力的なキャラクターがいるのは、作品の大きな特徴の1つと言えます。

 

理由④ めちゃくちゃな設定が斬新

 

4つ目は「設定がめちゃくちゃで斬新」だという点です。

一見デメリットのようにも聞こえますが、チェンソーマンの設定はここが何よりも面白いです!

「悪魔が敵として立ち塞がる」「悪魔の力を借りる」という設定はよくありますが。

 

ただ、デンジのように「完全に悪い悪魔」のようになる主人公は珍しいケースと言えます。

ブラッククローバーのアスタも悪魔の力を使いますが、顔だけは本人のままです。

デンジの場合は基本的に「」や「」だけに特徴がありますが、完全体に近付くほど全身を覆いつくす悪魔の見た目をしていきます。

この姿が「かっこいい!」と人気の1つでもあります。

 

そして、このチェンソーマンの斬新な設定を個人的にランキングTOP3と題してランク付けしてみました↓↓

  1. マキマを愛するが故に「食べる」
  2. 宇宙空間から心臓だけを地球圏に投げてそこで復活する
  3. 永遠の悪魔と3日間ずっと殺し合う

 

他にも、破茶滅茶な設定はまだまだあります!

しかし、ここではあえて内容を解説しませんので、気になる方は見てみて下さい^ ^

 

【チェンソーマン】人気の理由のまとめ

 

まとめ

チェンソーマンの難解さについて

  • 内容は複雑で1度見ただけでは理解できない
  • ファンからも面白いけど「意味不明」と言われる
  • 考察① 登場人物が多くて覚えられない
  • 考察② 悪魔・魔人・武器人間の概念が難しい
  • 考察③ 誰が何をしたかったのかが見えない
  • 考察④ 宗教的な思想も混ざっている

 

理解できないのに人気の理由

  • 理由① 藤本タツキ先生の作品だから
  • 理由② 深く理解しなくてもアクションが面白い
  • 理由③ 魅力的なキャラが多い
  • 理由④ めちゃくちゃな設定が斬新

 

以上、チェンソーマンの人気の理由でした!

内容が分からなくても、バトルシーンや魅力的な登場人物など面白い要素は多々あります。

 

さらに、この難しい内容こそがチェンソーマンです。

病みつきになる依存性があるようにも感じます。笑

アニメ放送により爆発的な人気となったので、今後の展開にも注目しながら破茶滅茶なストーリーを楽しんでいきましょう^ ^

 

 

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