【SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)】の人気を不動のものにした、死刑囚編。
クセの強い死刑囚の中で、最も人気が高いのはアパートでしょう。
そんなアパートには「死亡説」が出ています。
今回は、このアパートについて考察ていきます↓↓
目次
アパートは死亡する?
アパートくん再登場待ってるからね pic.twitter.com/R6M4YbsQTZ
— はにはに (@hanb474257) February 19, 2024
死刑囚たちはスラーによって脱獄を手引きされ、スラーにとって邪魔なORDERとぶつけるべく配置されました。
4人登場した死刑囚は、ほぼ全員がORDERの格を証明するためのコマとして消費され、死亡します。
アパートもそんな1人となってしまったのでしょうか?
アパートは死亡していない
アパートが直接対決したのは、主人公・坂本でした。
坂本との戦いの中で「生まれた時から異常者と呼ばれ、父親にも見捨てられた」「それでも僕は他人とつながりたいんだ」と悲痛な叫びをあげたアパート。
そんな彼をどう思ったのか、坂本は勝利を収めつつも、アパートの命を奪う真似をしませんでした。
その後、坂本の言葉に毒気を抜かれたのか、アパートはスラー側の情報を坂本たちに伝えます。
そのまま仲間ルートにのるのかと思いきや。。
片腕を切り落とされてから未登場
アパートとともに、スラーのアジトに乗り込んだ坂本。
しかし、現役を退いて長い坂本はスラーに刺され、反抗心を見せたアパートも左腕を切り落とされてしまいます。
この後、ORDERの篁の介入があったり、篁からスラーを逃がすため宇田が自爆したりしたことによって、場は混乱。
坂本らは撤退するのですが。。。
糸使いであるアパートにとって指、ひいては腕は大事なパーツです。
それを片方失ってしまったアパートは戦力が大幅ダウンしたからか、その後本編には登場していません。
その後どうなった?
急に思い出したけどサカモトのアパートは今どうしてるの……?
結構好きなキャラだから気になる…… pic.twitter.com/LOVPjsZTiz— あんこ (@N4_ANCO) June 18, 2022
左腕をスラーによって切断されて以降、音沙汰のないアパート。
死んではいないはずですが、今は何をしているのでしょうか?
考察していきます↓↓
考察① その後は治療・修行していると予想
アパートは幼少期から他人とのかかわりをうまく持てない少年でした。
そのストレスは破壊衝動となり、ぬいぐるみや小動物などに向かっていきました。
それでも父親だけは、アパートに「お前はいい子だ、人間は中身が大事なんだ」と言い聞かせて優しくしていたようですが、ある日父子が脳外科を受診することで一変します。
アパートの脳には何の異常もないと診断されたからです。
だからこそ父親は「うちの子が生まれながらにしてのバケモノだと言いたいのか!」と激昂しました。
これが、アパートにとっての運命の分かれ目。
唯一の理解者だと思っていた父親からも否定されたアパートはアイデンティティが崩壊し、その不安感を埋めるため、その場で父親を殺害・解体して父親の脳を確認します。
その脳の形が、CTで確認した自分の脳となんら変わらないことを確認して、安心できたことが、後にアパートが死刑囚になる発端となったのでした。
父親を殺害して以降、アパートにとって殺人は「自分と他人とのつながりを確認する行為」となったのですね。
無関係の人間にとっては最悪の手段ではありますが、アパートなりに自分の存在を肯定したい、自分が人間だと確認したいという心理が根底にあるようです。
それをおそらく感じ取った坂本は、「お前は変われる(=殺人という方法をとらなくてもよくなる)」とアパートに告げます。
その前提を踏まえると、糸を操る腕を切り落とされたのはアパートにとって幸運なことだったのかもしれません。
しかしながら、アパートは死刑囚です。
殺した分だけ、いやそれ以上に、数多くの人間に恨みを持たれている存在なのです。
かつて伝説の殺し屋と呼ばれた坂本は引退後、不殺を貫いていますが、本人はもちろんその妻子までもが殺し屋連中に狙われることになりました。
スラーに懸賞金10億をかけられてからは、その頻度はさらに跳ね上がったことでしょう。
不殺の誓いをしていても、残念ながら敵はそうではありません。全力で殺そうとしてきます。
それに対抗するため、「あいつに報復するにはリスクが高い」という抑止力、つまり戦闘力を保持するのは大切なことです。
なので、アパートもまた、早急に左腕を縫合・治療し、以前と同じかそれ以上に動かせるようにしなくてはなりません。
坂本らと接することによって「本当のつながり」を知ったアパートは、今後つながり(安心)を大切にするため、自分だけじゃなく坂本らのことも守らなくてはならなくなりました。
かつてよりも強くなるための修行は、「自分と他人が同じであると安心するため」ではなく、これからのアパートの指針である「自分と他人(坂本ら)を守るため」に絶対に必要なことではないでしょうか。
考察② 再登場する可能性はある
南雲VS楽や、南雲VSスラーなど、各派閥の最高戦力たちがぶつかり合って激化している「世紀の殺し屋展」編。
そんな中で、アパートの再登場はあり得るのでしょうか?
ありえると考えられます。
根拠の1つは上記で挙げた「アパートは変わるかもしれないと坂本(主人公)が言ったこと」。
そして、アパートが変わるならば、ちゃんと「強さという抑止力を持っていなくてはならないこと」。
さらに、1話のカラー表紙にアパート(と思しきキャラクター)の後ろ姿が描かれていること。
オレンジの髪にヘアピン?のようなものが大量に刺さっている人物は「アパートなのでは?」という読者の意見が多くあるようです。
同じく1話カラーにルーや南雲、楽のようなキャラクターがいることから、アパートもまた、連載前から登場させることを決めていた、重大な人物として描かれていると考察できますね。
それに加え、155話で「シン&神々廻&周」VS「熊埜御&ハルマ&キャロライナ・リーパー」の3対3バトルが起こったことも根拠として挙げたいところ。
というのもキャロライナ・リーパーは、シンたちがJCC編で捕らえたクラブジャムの兄という因縁を引っ提げ、シンを目の敵にしていますね。
まさに総力戦であり、言い換えるならば「死んだやつ以外全員参加」型のお祭り騒ぎ状態なわけです。
メタ的に見るなら、ラスボスと思われていたスラーよりも更に邪悪な思惑を持つ、麻樹の存在が明かされ物語も大きな山場を迎えていますよね。
最終回が近いとまでは言いませんが、多少の因縁があるキャラクターは全員登場させて、戦わせて物語を盛り上げたくなるというもの。
特に今はシンが超能力を使えないというデバフ状態ですから、強化イベントを挟むにあたって坂本商店からルーやアパートが参戦してくる可能性も大いにあると思いませんか?
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サカモトデイズ
1巻読了今のジャンプを支える
新進気鋭のアクション漫画単純に面白い pic.twitter.com/VotbaOb6Nr
— ハムカツ。 (@extra403) May 20, 2022
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【サカデイ】アパートの死亡説やその後についてまとめ
欠損と言えばアパートくんの左腕どうなったんかなぁ……
宮バァがなんとかしててくれないかなあ pic.twitter.com/75dbXpzRgX— 蛙 (@keronskdy) January 15, 2023
以上、アパートについてでした!
- アパートは生きている
- しかしスラーによって左腕を切断されて以降、所在は不明
- ここぞというところで再登場はありうる
個人的にはアパート、「つながり」を求める現代人らしい悩みを抱えているところや容姿、そして派手なワイヤーアクションが映えるので好きなんですよね。
死刑囚というキャラ設定で脚光を浴びるのはどーなの? という意見もあるでしょうが、サカモトデイズ自体がなんか……そういう世界観なのでありなのでは……?と思っちゃいます。
なんにせよ、再登場するのであればパワーアップし、舞台を丸ごとひっくり返すほどのワイヤーアクションを魅せてほしいですね!
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