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「炎炎ノ消防隊」の主人公・シンラはまだ幼い頃、火事によって家が全焼しています!
シンラは母親と弟・象(しょう)の3人暮らしでした!
父親の描写はなかったですが、火事によってたった5歳で家族と別れを告げることになり、人生を狂わされています!
後のストーリーで分かりますが、これは世界を滅ぼさんとする伝道者一派が企てた策略でした!
今回は、炎炎ノ消防隊の主人公・シンラの過去についてお話します!
目次
「炎炎ノ消防隊」シンラの過去について
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出典:炎炎の消防隊 コミックス11巻
冒頭でも触れましたが、シンラがまだ5歳の時に火事で家が全焼しています!
シンラが消防隊を目指したのも、この出来事がきっかけでした。
では、炎炎ノ消防隊のストーリーの核となるシンラの過去について解説します!
シンラは母親は死に弟・象(しょう)は生きていると思っていた
過去の火事が原因で、シンラは家族の中で1人取り残されました!
結論から言えば、母親とショウは生きています!
後の物語で、シンラは第1特殊消防隊のバーンズ大隊長にそのように聞きます!
ショウに至っては生きていたことに加え、伝道者一派としてシンラと敵対する組織に所属していました!
実際にシンラもショウと再会を交わし、戦闘を繰り広げています!
なぜ、シンラは母親が死に、ショウが生きていると思ったのでしょうか?
それは、伝導者一派の細工にありました!
火事を引き起こしたのは、アドラバーストに目覚めた弟・ショウであり、伝道者一派はそれを事前に予知していたのです!
なので、シンラの自宅付近へ行きショウを拉致します!
母親は、角がある焔ビト化(鬼)し、伝道者一派のハウメアによって操られていました!
現在も、鬼のままどこかに存在しています!
伝道者一派は、母親の身代わりとなる別の遺体を仕込んだため、バーンズ率いる特殊消防隊は母親が死んだと錯覚しました!
そこで、ショウの遺体はなかったとシンラは聞いたので、弟は生きていると信じてきたのです!
なのでシンラは、母は死んでしまったが、ショウは生きていると希望を持てたのでしょう!
森羅が第3世代の能力に目覚めたきっかけは象(しょう)
森羅は現在アドラバーストの使い手として、伝道者一派から「四柱目」と言われています!
アドラバーストの前に、まず能力に目覚めたのはいつ、どのタイミングだったのでしょうか?
それは、ショウがアドラバーストに目覚めた時です!
ほぼ同時に、森羅も第三世代の能力に目覚めました!
森羅は足から炎を出す能力を得ましたが、あの火事から「実は出火元は森羅ではないか?」と世間から噂され、ありもしない事実を突きつけられた過去があります。
このように、森羅が能力に目覚めたきっかけはアドラバーストに目覚めた弟・ショウでした!
シンラは悪魔と呼ばれるもヒーローを志す
事件の後、しばらくしてシンラは「悪魔」と呼ばれるようになります!
火事当日に能力に目覚め、母と弟がいなくなったことからシンラが火をつけたと周囲からは思われていました。
さらに、シンラはこの出来事のショックから緊張や恐怖を感じ時に、引きつった笑顔を浮かべてしまうクセが出来てしまいます!
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出典:炎炎の消防隊 コミックス11巻
そのせいもあり、家族を失った状況でも周囲からは笑っているように見られてしまい、全てが相まって「悪魔」と呼ばれるようになりました。
シンラにからすれば、火事現場にいた角のある焔ビト(母親だがシンラはそのことを知らなかった)が、本当の悪魔に感じていたことでしょう。
しかし、罪悪感や悲しみに支配されることなく、ヒーローを目指します!
シンラにとっては、その形が「消防隊」でした!
自分のような不幸な人間をこれ以上出さないためにも、焔ビトの脅威から人々を守る決意をします!
そうすることで、内心は過去に起きた火事の犯人が自分ではなく、黒幕がいると証明したかったのです!
こうして、シンラはヒーローを志します!
森羅の母や弟・象との家族の関係性について
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出典:炎炎の消防隊 コミックス11巻
先ほどは、森羅の過去についてお話してきました!
ここでは森羅の母や弟との関係性について解説します!
森羅は母や弟・象(しょう)をどちらとも救うつもりでいる
森羅は物語の途中まで、母が鬼の焔ビト化し、弟が伝導者一派の元で生きていることを知りませんでした。
まず、再会したのは敵として現れたショウです!
地下(ネザー)では、ショウと激戦を繰り広げていましたが必ず連れて帰ると決めていました!
アドラリンクによって兄としての優しさ・温かさなど森羅の気持ちを伝えることができ、洗脳されていたショウを正気に戻します!
しかし、再びハウメアの洗脳によってショウは伝導者一派としての自覚を取り戻し、森羅とは離れることになりました。
森羅は、そんなショウを諦めずに必ず連れて帰る気でいます!
それと同時にバーンズから母の話を聞き、焔ビト化してもなお人間に戻す方法を探し、助け出そうとしていたのです!
ヒーローらしい森羅の野望でした!
象は兄も母も無関係と思っていたが、森羅への想いが大きくなる
物心つく前から伝導者一派に属しているので、言わばそちらが本物の居場所だと思っていました。
森羅から母や兄のことを詳しく聞いても無関心で興味すら持ちません。
しかし、森羅の必死の説得やアドラリンクによる兄の優しさが伝わることによって、ショウは涙を流します!
ネザーでの激闘の末、森羅の元へ帰る気になりましたが、ハウメアの洗脳によってそれも叶いませんでした。
しかし、その後はその洗脳も解け、伝導者一派のアジトから脱出し森羅の元へ向かっています!
洗脳が解けたこともそうですが、人の気持ちが分かるまでにショウは成長したのです!
母親はシンラを逃がし焔ビトになっても象(ショウ)を守ろうとした
火事が起きた際、母親はシンラに「逃げて!」と言い、先に家から脱出させようとしました!
まだ赤ん坊だったショウを連れて後から追いかけるつもりだったのです!
しかし、自身はそのタイミングで角のある焔ビト(鬼)となってしまいます!
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出典:炎炎の消防隊 コミックス11巻
普通の焔ビトであれば我を忘れますが、鬼は自我を保ったまま行動することができます!
母親は火事の中、鬼となってもまだショウを探していました!
その後、伝導者に抱かれたショウを発見して安心したように座り込み抱きかかえます。
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出典:炎炎の消防隊 コミックス11巻
焔ビト化してもなお、我が子を心配する母親の感情が残っていたのです!
鬼の焔ビトが火事の中、赤子を抱きしめている不思議なシーンでした!
以上、森羅と母親、弟のショウの関係性が分かるエピソードでした!
今後、伝導者一派との戦いが激化していくことが予想されます!
しかし、その中でもシンラは母親と弟・ショウを助け出しハッピーエンドを迎えて欲しいですね!
「炎炎ノ消防隊」シンラの過去についてまとめ
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出典:炎炎の消防隊 コミックス11巻
まとめ
●シンラは火事によって家が全焼、母親が焔ビト化、弟・ショウは伝道者一派の元で離ればなれになり1人孤独に生きてきた過去があった
●シンラの家族の関係性について
シンラは母親と弟どちらも助けるつもりでいる
ショウは伝道者一派のハウメアの洗脳が解け、優しい兄の元へ帰りたいと思っている
母親は焔ビト化してもなお、赤子だったショウを守りたい気持ちだった
壮絶な過去を経験してきたシンラは、その想いをバネに強くなってきました!
今では、シンラの気持ちを理解してくれる大事な仲間であり、所属先の第8特殊消防隊メンバーがシンラの心の支えです!
今後の展開が楽しみですね!
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