この記事を読むのに必要な時間は“約 5 分”です。
「炎炎ノ消防隊」は突如、人間の体が燃える“人体発火現象”が起こる世界です!
人体発火現象が起きた人間は、自我を失い命尽きるまで周囲を燃やし続けたり、暴れたりする“焔ビト”と呼ばれる“炎の怪物”へと変貌します!
その焔ビトを“鎮魂(殺す)”して、成仏させるのが“特殊消防隊”の任務で、そこにシスターも同行して祈りを捧げます。
今回は、「炎炎ノ消防隊」で以下の点をお話していきます↓↓
〇祈りのセリフ「ラートム」の“意味”を解説
〇“シスターの役割”から“アイリス”はいらないのか考察
目次
【炎炎ノ消防隊】祈りの言葉・ラートムの意味は?
炎炎ノ消防隊 1話感想
ラートム。 pic.twitter.com/dP8DAT92HF
— のだゆうすけ (@rds_usk) January 14, 2020
「炎炎ノ消防隊」では、何かと祈りの言葉「ラートム」が使用されます!
このラートムとは、どんな時に使用されどのような意味があるのでしょうか?
以下、解説していきます↓↓
祈りの言葉・ラートムの全文について
ラートムは、焔ビトを鎮魂する時にシスターが必ず唱える言葉です。
一言で「ラートム」というシーンもありますが、その全文をセリフする場合もあります↓↓
炎ハ魂ノ息吹 黒煙ハ魂ノ解放
灰ハ灰トシテ
其ノ魂ヨ 炎炎ノ炎ニ帰セ
ラートム
焔ビトは、人間が人体発火現象によって炎の怪物となります。
いわば、消えない炎によって永遠に苦しみ続けている状態です。
なので、発火によって肉体は無くなってしますが、苦しい気持ち (魂)は残ります。
【炎炎ノ消防隊】の世界では「炎=神聖なもの」とされているので、ラートムの全文には、焔ビトを形成している「魂」や「灰」を打ち消して、純粋な炎として楽にさせてあげたい意志が感じられますね!
祈りの言葉・ラートムは「そうなりますように」という信仰のセリフ
見出しの通りですが、「ラートム」というセリフには「そうなりますように」という気持ちが込められています!
これは、シスターはもちろんそれ以外の人物も頻繁に使用している言葉です!
言うタイミングについても色々あります↓↓
●焔ビトを鎮魂するとき
「苦しまず成仏できますように」
●仲間の復活を信じるとき
「ケガが早く治りますように」
●普段の何気ない祈りを捧げるとき
「世界が平和でありますように」
あとは、強敵を倒したいあまり攻撃中に“ラートムを連呼”、そして勝利したときに喜びのあまり「やった!」の変わりに「ラートム!」と言ったシーンもありました!
現実で考えると「神様お願いします」という意味に近いかと思います!
ラートムはそこまで深い言葉ではなく、“あっさりと日常生活で誰でも使うことができる”セリフでした!
ラートムの由来は「弔う」の逆語だという説もある
ラートムの意味については分かりましたね!
今度は、その“由来”について考えられている一説をご紹介します↓↓
ラートムは“鎮魂”の意味があり、対象を成仏させるセリフでもあります!
その鎮魂、成仏は「弔う」という言い方もできます!
「弔う」→「とむらう」
これを“逆語”として「らうとむ」と呼んだ場合、
と発音できます!
これが、“ラートムの由来”ではないかという説があります!
かなり信憑性がありそうな話なので、個人的には信じています!
どちらにせよ、完全な造語ではなく「弔う」という意味が含まれていることに、作者の愛を感じました!
ラートムという言葉は覚えやすく、呼びやすいですね!
シスターの役割からアイリスはいらないのか考察
↑キャラです!
お願いしても大丈夫ですか?
大丈夫なら炎炎ノ消防隊っていうアニメのシスターでお願いしたいです!
画像なんかも自分で探した方がいいですか? pic.twitter.com/Mi4vFejrSh— ゆーぼーです.夜空さんに蘇生された回数世界1位 (@Yu_bo_Dth_z) January 14, 2020
「炎炎ノ消防隊」でのシスターとは、基本的に“聖陽教会出身の修道女”たちのことを言います。
シスターと言うだけあって、メインとなる職務は“祈る”ことです!
祈り・・・
神聖視する対象に何らかの実現を請う行動で、その内容は、対象との意思疎通を図ろうとするものや、病気の回復、または他人の身に良いことが起こるようになど、祈る人の状況や習慣などで多岐にわたる。
引用元:ウィキペディア
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/祈り
「炎炎ノ消防隊」内での神とは、火の加護を与えてくれる“太陽神”のことを指します!
なので、シスターは日々この太陽神に対してあらゆる内容の祈りを捧げます!
では、特殊消防隊の中にシスターはいらないのでしょうか?
協会や礼拝堂で祈りを捧げ続けるのではなく、消防官としてのシスターの役割について解説します↓↓
シスターの役割は”焔ビトを鎮魂=成仏“させること
シスターがわざわざ“危険な現場”に他の消防隊と出向く必要性について、疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?
しかし、これには大きな意味があります!
それは、火事現場などで焔ビトに対して祈りを捧げることです!
焔ビトは1度出現してしまえば、もうそれは“炎の怪物”ですが、どれも“元は人間”です。
さらに、つい数秒前まで人間で仲良くしていた相手が突如、“焔ビト化”してしまうことも珍しくはありません!
そのような焔ビトを少しでも早く楽にしてあげるために、特殊消防官たちは早急に出動し、危険を顧みず鎮魂作業にあたります!
言い方を変えれば、“合法で殺人をしている”ような捉え方もできます。
その点を考慮して、“シスターを現場に同行させる”訳です!
鎮魂作業の前には必ずシスターの祈りが捧げられます。
そして、シスターの“祈りの意味合い”は何点かあります↓↓
●焔ビト化した相手は好きで怪物になった訳ではなく、“炎に包まれている間も苦しんでいる”ため“早く楽にしてあげる”ことを伝える
●「鎮魂=浄化」なので、鎮魂された後は、地獄ではなく極楽の世界が待っていることを伝える
(人間時代に悪人だった場合は除く)
●焔ビト化した相手に、家族がいる場合の“メンタルケア”
例) 自分の旦那さんが突如、焔ビト化してしまった時の奥さんの心痛
「これ以上悪さを重ねさせたくない」
「早く楽にしてあげて」
「旦那さんの最期が人間ではなく怪物で終わることの無念さ」
など、挙げればキリがないぐらい祈りを捧げる理由は存在します!
なので、「炎炎ノ消防隊」の中でのシスターとは、“非常に重要な役割を担っている”のです!
アイリスがいらない理由は”戦闘に参加することがないから”だと考察
上記でシスターの役割の重要性についてお話してきました!
なので、シスターである“アイリスも必要不可欠の存在”だと言えます!
ただ、“いらない”と考えられているということは、視聴者的にはシスター、もしくはアイリスに祈りの“他に何かを求めている”ということです!
個人的には、それは“戦いに関する何か”だと思います!
「炎炎ノ消防隊」の序盤では、シスターの祈りなどのシーンが多くありましたが、ストーリーが進むにつれて壮絶な“バトルアニメ”となってきています!
それも、人間vs人間のシーンが多いため“シスターであるアイリスの活躍の場が少なく”なってきています!
アイリスは“非戦闘員”なので、戦いの際は隅の方で傍観します!
第8所属には他にも技術者・“ヴァルカン”や科学捜査官・“リヒト”の非戦闘員がいます!
しかし、非戦闘員でもヴァルカンは革新的な道具や“装備を開発”したり、リヒトは“能力の謎を論理的に解明”して能力者をサポートします!
アイリスの場合、メインの職務「祈り」が直接“仲間のサポート”には繋がらず、“視聴者をわくわくさせることが難しい”ため、その必要性について疑問を抱く方も増えたのではないでしょうか?
個人的には、今はそんなに目立たないアイリスですが、ストーリー後半には“物語の鍵となる重要人物”として話が展開していくことになると予想しています!
【炎炎ノ消防隊】ラートムについてまとめ
るきは物静かで優しい「アイリス」タイプ! -あなたもやってみよう♪#炎炎ノ消防隊キャラ診断#炎炎ノ消防隊
アイリスちゃんは可愛いですぞ!!!!ラートム!!!
https://t.co/ORMm3xBGaJ— ルキβ@ver.2 (@rukidesuzo) January 11, 2020
まとめ
◯祈りのセリフ「ラートム」は、「そうなりますように」という意味
由来については、一説の「弔う」の逆語「らうとむ」
◯「炎炎ノ消防隊」でシスターの役割は“祈りを捧げ、焔ビトを鎮魂=成仏させること”
◯いらないと言われる第8特殊消防隊のシスター・アイリスは、非戦闘員ですが“必要不可欠な存在”
「炎炎ノ消防隊」はチームで行動することが多いので、“それぞれ役割があり”他とカブることがありません!
なので、誰か1人でも欠けるとこれまでのパフォーマンスが出せなくなるので、“全員必要な存在”ですね!
面白いので、ぜひ「炎炎ノ消防隊」を見てみて下さい!
まずは、「無料で1話から」と考えている方は、こちらから見ることができます↓↓
合わせて読みたい>>>>>
【炎々ノ消防隊】1から第4世代までの各能力の違いについて解説!キャラ別一覧まとめ!
【炎炎ノ消防隊】マキオゼがかわいい!筋肉ムキムキで戦闘でも強い?
【炎炎ノ消防隊】タマキがアサルトに勝ったのはラッキー?モザイクの理由についても
めちゃくちゃ細かいですが南無阿弥陀仏とは少し解釈が違うかと思います…
鬱陶しいコメントすみません…
Pまるさん
この度は、当ブログ記事にコメントをして頂きありがとうございます!
確かに、Pまるさんのおっしゃる通り「南無阿弥陀仏」とは少し違うのかもしれません^^;
内容を簡単ですが修正させて頂きましたので、また機会があれば見て頂けると幸いです!
今後もどうぞよろしくお願い致します!