ワンピースはナポレオンのフランス革命と関係ある?ローやイム様から考察

公開日: 2022年8月17日 | 最終更新日: 2022年8月18日

 

みなさんは、あの大人気作品【ONE PIECE】が実はフランスと深い関係にあることご存知でしょうか?

例えば、聖地マリージョアのモデルとなっているのが、フランスの世界遺産である「シャンボール城」です。

その他にも、フランスやフランス史との関連するものが多く描かれています。

 

元々、領土拡大や資源調達などの世界進出を目指し、大航海時代が幕開けしたのはヨーロッパが起源です。

そこで名のある海賊たちが登場し、ワンピースにもそのモデルとなる人物が多くいます。(ティーチやキッドなど)

モデルや起源となったものは、全てがフランスではありません。

 

しかし、ワンピースで特に重要な事項はフランスに関係していることが多いのも事実です。

今回は、ワンピースの核心でもある「Dの一族」や「イム様」などを、フランスとの関連性から考察していきます↓↓

この記事を見て分かること
  • ワンピースとフランス革命の関係性
  • 関係している代表的な項目

 

 

ワンピースはナポレオンのフランス革命と関係ある?

 

冒頭でも話しましたが、ワンピースはフランス(主にフランス革命)を匂わせるキーワードが多数存在します。

後々お話ししますが、作中では現在「天竜人・世界貴族が全ての権限を握っている」といっても過言ではない程の、絶対王政です。

そのやり方を良しとせず、自由に海を航海して「ひとつなぎの大秘宝ワンピース」を手に入れるために活動するのが海賊たちですよね。

 

そして実際に、史実でもフランスでは「絶対王政」が行われていた時代があります。

「王様の言うことは絶対」という飲み会の定番・王様ゲームの元となったことでも有名です。

そんな権力まみれの貴族たちを打ち破ろうと立ち上がったのが「自由・平等・博愛」を掲げたナポレオン率いる革命軍でした。

 

ワンピースでも、世界貴族が行っている絶対王政に立ち向かおうとする「革命軍」や、天竜人を殴り飛ばした「ルフィ」がこのフランス革命と一致しています。

ここからは、そんなワンピースとフランス革命の繋がりや、作中に登場した出来事などからその関係性を深く掘り下げて行きましょう↓↓

 

ワンピースとフランスには密接な関係性がある

先ほどもお話したナポレオンですが、革命を起こすための大義名分として「自由・平等・博愛」を掲げていました。

これは、フランス国旗に使用される「青・白・赤」のトリコロールで示されていることも有名です。

 

ルフィも「この海で1番自由な奴が海賊王だ!」という信念があります。

さらに、仲間や友達を大切にしているシーンや、魚人族やその他の種族にも分け隔てなく素のままに接するシーンも「自由・平等・博愛」に一致しますね。

やはり、ルフィはナポレオンを彷彿とさせる場面が多数存在するので、フランス革命をモデルにしている説は濃厚だと思いました。

 

 

トラファルガー・ローと二つの大戦

そして、似ているのは外観だけではありません。

フランス革命の中で、有名で大きな2つの戦いがあり、そこも類似しているのです↓↓

  1. トラファルガーの海戦
  2. ワーテルローの戦い

1つは、トラフルガーの海戦です。

こちらは、スペインのトラファルガー沖で行なわれたナポレオン戦争最大の海戦があります。

2つ目は、ワーテルローの戦いです。

イギリス・オランダをはじめとする連合軍と、ナポレオン率いるフランス軍との戦争でした。

この戦いが、ナポレオン最後の戦いになったそうです。

どちらもフランス革命に直接的に関与しているものではありませんが、ナポレオンという人物を知る上では重要な大戦です。

 

そして、この「トラファルガー」「ワーテルロー」という2つの名前から連想できる登場人物がいますよね?

そうです、あの「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」です。

 

ローは作中で初めてDを「隠し名」とし、ワーテルを忌み名として名乗っている人物でもあります。

このように、フランスで起こった戦いや出来事などから名前が取られている人物もいます。

フランス革命や、ナポレオン戦争との関係性が深いことの証明だと示唆しているのではないでしょうか!

 

さらに、ローはずっとルフィたちと友好関係を結んで行動を共にしていました。

頂上決戦編では、命を落としかけていたルフィを必死に助けるシーンなどが印象深いですよね。

ルフィがナポレオンだったとして、2つのフランス軍が敗北した戦いの名前を取っているローが、今度こそはルフィに勝利を握らせるために奮闘しているなんて考えると胸が熱くなってきます!

 

ナポレオンのフランス革命こそDの王国で起きた「空白の100年」と似ている

当時のフランスは「フランス王国」という名前で、王族や貴族達の抵抗が激しかったそうです。

市民たちは限界に達してしまい、資本主義革命へと事が発展してしまいました。

これが、フランス革命の発端です。

 

そして、ワンピースの世界では「空白の100年」という重要な伏線があります。

この伏線の謎はまだまだ明かされておらず、考察するに難しい点が多数存在します。

 

しかし、この空白の100年に何があったのかは不明ですが、分かっていることもあります↓↓

  • とある巨大な王国」の存在が判明している
  • 現在は、その巨大な王国が跡形もなく「消されている」こと
  • 空白の100年が終了したと同時に現天竜人である「世界貴族」と「世界政府」が発足したこと

 

これらのなどを踏まえると、この巨大な王国と現世界政府との間に大きな戦いがあったことが予想できますよね。

このように、フランス革命と空白の100年の経緯は非常に似ているのです。

 

現在の世界貴族は、かつて天竜人の祖先となる19人の王たちの末裔からなる連合国家でした。(本当は20人いたが、ネフェルタリ家だけはただ1人反対した)

この王たちの支配が激しく、市民や種族が差別や奴隷にされていた時代に、平等を謳って戦争を起こしたのがDの一族、つまりジョイボーイ率いる巨大な王国なのではないでしょうか?

これを見ると、フランス革命と空白の100年に起こったであろう出来事が一致し、巨大な王国の戦士たちの「D」の意志を受け継ぎ、今の時代で「世界の夜明けを目指している」とも考えられます。

 

 

Dの王国が滅ぼされたことで世界政府や天竜人などの「絶対王政」となった

空白の100年に存在した、Dの一族たちの巨大な王国。

結果的に、現世界政府との戦いにDの一族は敗れてしまい、王国は跡形もなく消されてしまいます。

そして、存在すらも消すために歴史を隠蔽されてしまったのです。

 

これを期に20人の王、正確にはアラバスタのネフェルタリ家以外の19人の王が「天竜人」と名乗り、レッドラインの上に聖地マリージョアを築き、世界の絶対王政が始まったのです。

空白の100年の歴史を知られると、再び革命を起こされる可能性があります。

また巨大な戦いが起こるのを天竜人や世界政府は恐れているため、オハラのように空白の100年を調べることはもちろん、知ることでさえも禁止しているのではないでしょうか?

 

実際に、白ひげも頂上決戦にてこのようにセリフしています↓↓

いつの日かその数百年分の「歴史」を全て背負ってこの世界に戦いを挑む者が現れる…!!!

センゴク…お前達「世界政府」は…いつか来る…世界中を巻き込む“巨大な戦い”を恐れている!!!

 

この「巨大な戦い」こそ、絶対王政の世界遺族・世界政府を倒して世界が作り替えられる戦いなのではないでしょうか?

 

Dはフランスの「de」(ド)のように王国の元貴族の証である可能性が高い

ここからは、Dの一族の名前の由来について少し触れていきます。

中世ヨーロッパには、当時活躍していた「テンプル騎士団」という組織が存在しました。

このテンプル騎士団には、Dの一族と一致する点がいくつか存在します。

 

まず、テンプル騎士団の「貴族出身者」や「総隊長」さらには、その子孫たちの名前の間には「de」が入ります。例 )シャルル・ド・ゴール

そして、Dの一族の者にもミドルネーム「D」が入ります。例 )モンキー・D・ルフィ

中にはこのDを記載せず、そのまま「ド」と読んでいるキャラもいました。

  • ゴールド・ロジャー (ゴール・D・ロジャー)
  • ドンキホーテ・ドフラミンゴ (ドンキホーテ・D・フラミンゴ)

など

このように、Dを「ド」と読ます点や、テンプル騎士団が後の海賊の原型となっている事などの共通点から、やはりDの一族は巨大な王国の王族、もしくは貴族であった可能性は高いように思います。

 

テンプル騎士団は解散した後、元団員たちは職探しをします。

海賊になった者もいれば、正体を隠すために「石工職人」として活躍した者もいたと言われています。

ワンピース世界での石工職人といえば、ポーネグリフを唯一加工できる「光月家」でしたよね!

この光月家こそ、Dに関係の深い一族なのではないか?

もしくはDの一族の末裔という見方もできます。

なんて、考察が飛び交っているみたいですね。

 

Dの一族がテンプル騎士団を模しているのであれば、光月家も十分Dの一族である可能性は高いと思います!

 

Dの意志を継ぐ者こそ世界に光をもたらす「真のフランス革命=打倒政府」を起こそうとしている

空白の100年にてフランス革命にを模した戦いが行われたと考察してきましたが、結果は残念ながらDの一族の敗北に終わっている事が分かります。

その結果、世界貴族や政府が世界の全ての実権を握っている現状にありますよね。

この結果を打開する存在が、脈々と受け継がれてきたDの意志です。

そして、政府が恐れる消えない炎の持ち主たちである、Dの一族なのではないでしょうか?

 

この先の物語でDについての謎が加速していくにつれ、世界に光をもたらす「真のフランス革命」が起こるのではないかと思います!

真のフランス革命が起こり、世界中の様々な種族、人種、生物達が1つの海で暮らせる世界。

それが、ジョイボーイの残した壮絶な理想論。

「ひとつなぎの大秘宝」の一旦なのであり、「オールブルー」の真相ではないでしょうか!

 

この理想論を見たロジャーは「こんな世界が実現すると良い」と笑い、後の世に語り継ぐために最果ての島を「ラフテル」と名付けたとすれば、なんだか心が温かくなる感覚を覚えますね!

 

頂点であるイム様も漢字だと「仏」となりフランスに大きく関係している

そして、最後はあの「イム様」もフランスの関係してきます。

世界会議編にて世界貴族の頂点である「五老星」が跪く存在がいることが明らかとなりました。

五老星がその人をイム様と呼び、19人の王が不戦を誓った椅子である「虚の玉座」に座るという驚きの行動に出ました。

このイム様はシルエットしか出てきておらず、不明な部分が多すぎる存在で、明確にされているのは、名前だけです。

 

さて、イム様は何を指しているのでしょう?

実は、このイムという字は漢字に直すと「仏」という字にすることが出来ます。

仏の字はフランスを表す字であり、ここでもフランスと大きく関わっている事が分かりますね!

 

Dの一族はテンプル騎士団を模しているという考察をしましたが、テンプル騎士団はフランス王に異端審問にかけられ処刑された後、解散したとされています。

イム様が当時のフランス王だとすれば、テンプル騎士団であるルフィたち「Dの一族」の敵になる事は間違いないと考えられますね!

 

さらに、ナポレオンが亡くなった「1821年5月5日」と同じく、ルフィの誕生日も「5月5日」です。

ルフィの誕生日である「5月5日」は、作者である尾田栄一郎先生が自ら決めている日であり、ナポレオンが亡くなった日と一致します。

これは偶然ではなく、ルフィがナポレオンの様に世界に革命を起こす人物である事を示唆しているのではないでしょうか!

他の登場人物の誕生日は読者が決めているにも関わらず、ルフィだけ先生が決めているのは意味深なものを感じますね!

 

このようにワンピースでは設定や登場人物たちが、フランス革命などに大きく影響されている作品です。

伏線が散りばめられている中、どのように回収しどこに着地するのか気になります^ ^

 

 

【ONE PIECE】フランスとの共通点考察まとめ

 

まとめ
  • ワンピースとフランスには密接な関係性がある
  • トラファルガー・ローと二つの大戦
  • ナポレオンのフランス革命こそDの王国で起きた「空白の100年」と似ている
  • Dの王国が滅ぼされたことで世界政府や天竜人などの「絶対王政」となった
  • Dはフランスの「de」(ド)のように王国の元貴族の証である可能性が高い
  • Dの意志を継ぐ者こそ世界に光をもたらす「真のフランス革命=打倒政府」を起こそうとしている
  • 頂点であるイム様も漢字だと「仏」となりフランスに大きく関係している

 

以上、ワンピースの物語にはフランスが大きく関わっている事について解説を交えながら、考察してきました!

いかがだったでしょうか?

ナポレオンや聖地マリージョア、イム様等共通点がたくさんある中で、これからの物語の伏線や、Dの一族の秘密が明らかになるのが楽しみすぎます!

その反面、終わりに近づいてる感じがして寂しい気持ちにもなりますね。

これからも皆さんと一緒にONE PIECEを楽しんで行ければと思います^ ^

 

 

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