サンジの母親・ソラの正体はルナーリア族?歴史の彼方に消えた種族を解説

公開日: 2022年1月20日 | 最終更新日: 2022年8月3日

 

人気漫画「ワンピース」に登場する「麦わらの一味」で“コック”を務めるサンジ。

サンジは「ジェルマ66」と呼ばれる「悪の組織」や「戦争屋」などの異名で語られる国の出身です。

 

その国王である「ヴィンスモーク・ジャッジ」は科学者として有名で、人間の遺伝子について研究していました。

研究の応用で、自らの子供たちを改造し「人間兵器」を作り出していましたね。

それがサンジの兄弟である、レイジュ・イチジ・ニジ・ヨンジです。

 

そんな中、母親の必死の抵抗でサンジだけ「なにもないただの人間」として“優しい心”を持って生まれたのでした。

現在、そのサンジの母親であるソラが「ルナーリア族なのでは?」と噂されています。

今回は、そんなサンジの母親・ソラについて考察していきます!

 

この記事を見て分かること
  • ソラが「ルナーリア族」という可能性
  • サンジの中の「ルナーリア族の血」について
  • ルナーリア族と「月の関係

 

 

 

サンジの母親・ソラの正体はルナーリア族?

 

先ほど紹介したサンジの母親・ソラが実はルナーリア族なのではないかと噂されています。

最新話付近で明らかとなったキングの特徴やサンジの技について踏まえながら考察していきましょう!

 

ルナーリア族は身体が自然に発火する種族

まず「ルナーリア族」と呼ばれる種族は「自ら発火する種族」ということが分かっています。

実際にキングは後頭部が燃えていたり、炎を纏った攻撃をくり出してきますね。

 

ですが、サンジの過去編で登場したソラは発火しているシーンは描かれておりません。

また、キングには「ルナーリア族の特徴」だと思われる「褐色の肌・白髪・黒い翼」がありますが、ソラには見当たりません。

この時点では、ソラがルナーリア族だという可能性は低い様に思いますね。

 

では、次に息子であるサンジの情報を見ていきましょう。

 

 

ソラの子・サンジも発火する技が多数ある

麦わらの一味の「海賊王の両翼」であるサンジには様々な技があります。

その数々は幼少期、“父親”と呼ぶ「赫足のゼフ」から伝授された技が多いですね。

 

ですが、その中でも異質な技であり「サンジの切り札」である技が存在します。

それが「悪魔風脚ディアブルジャンブ」と呼ばれる技です。

ルフィの「ギア2」の様にこれまでの技を何倍にも強化する技で、サンジの場合は技に「熱」を加えます。

そして、2年後の修行を経たサンジは、その頃の苦い思い出を思い出し「足だけではなく全身から発火していました」。

 

“コック”であるサンジなので、「炎」を題材にした技なのかと思われていた「悪魔風脚」。

自ら発火するルナーリア族」の登場で考え方が変わりましたよね。

自ら発火するサンジの母親であるソラが、ルナーリア族だという可能性が出てきましたね!

 

ラテン語で「sol(ソル)」は太陽

次にワンピースでは、多くの「言葉遊び」が散りばめられております。

そこで考えられるのが、ソラの「名前の由来」です。

ソラの由来と考えられるラテン語の「sol」は「太陽という意味」があり、ワンピースの物語に深く関わってくるワードでもあります。

 

例えば、ルフィたちの船「サニー号」だったり、魚人海賊団の名前も「タイヨウの海賊団」でした。

このように「太陽」というワードは物語と深い関係にあるのですね。

 

そして、後ほど話しますが「太陽の神・ニカ」という伝説があり、その情報は政府が頑なに隠蔽しようとしているのです。

その「太陽の神・ニカ」はルナーリア族が崇めていた、もしくはルナーリア族の一員だったと思われます。

ソラの名前の由来である「太陽」と「ルナーリア族」も深い関係にあると言えますね。

 

 

サンジの父親・ジャッジは「血統因子」について研究していた

「ジェルマ66」の創設者であり、サンジの父親であるジャッジは「血統因子」と呼ばれる遺伝子を研究していました。

その応用で生まれたのが、サンジの兄弟であり“クローン技術”ですね。

サンジの兄弟たちに備わっている異常な防御力を誇る「外骨格」や「超速移動」などは研究の成果だと言えます。

 

では、その研究材料は一体何だったのでしょうか?

ずばり、サンジの母親・ソラなのではと考えています!

 

ルナーリア族であるソラの「特殊なタフネス」を研究し、その結果「外骨格」を発見し、子供たちに発現させたのではないでしょうか?

サンジはソラの抵抗で、ジャッジよりの身体、つまり「人間の身体」に近い状態で生まれたのではとも考えられますよね。

 

 

歴史の彼方に消えた種族なのか?

 

歴史の彼方に消えた種族と言われているルナーリア族。

ビック・マムの話やマルコが白ひげから聞いた昔ばなしで明らかとなりました。

ではなぜ、ルナーリア族は「滅んでしまった」のでしょうか?

 

ここからは「ルナーリア族が滅んでしまった理由」について考えていきます!

 

政府により世界地図から抹消された

世界政府が解読する事を禁止している「歴史の本文ポーネグリフ」。

その数あるポーネグリフの中で、本当の歴史を紡ぐ物を「真の歴史の本文リオ・ポーネグリフ」と呼んでいます。

リオ・ポーネグリフには政府が徹底的に隠している「空白の100年」についての詳細が書かれているとされていますよね。

 

この「空白の100年」では、「巨大な王国」と「現世界政府」の間に大きな戦争があったと考えられています。

その「巨大な王国」というのが、ルナーリア族が住んでいた国なのではないでしょうか。

情報を提供するだけで1億ベリー」の報酬をくれるほど、血眼になって政府が探しているルナーリア族。

 

そんなルナーリア族が住んでいた国は、現在どこか分かっていません。

「空白の100年」で起こった戦争で、「バスターコール」のようなものか「古代兵器」が使われたのだと考えられます。

その影響で、巨大な王国が姿を消した。

もしくは、世界政府に乗っ取られたと考えるのが妥当ではないでしょうか?

 

では、その巨大な王国はどこにあったのでしょうか?

 

かつてはレッドラインの上に存在した神の国

現在、明言はされていないのですが、マルコの発言から「ルナーリア族」と「神の国」は深い関係があると思われます。

その神の国と呼ばれる国は、現在存在しません。

その存在を知っているのも今は白ひげ、カイドウ、ビック・マムくらいではないでしょうか?

ロックス海賊団の船員だった人物たちは、どうやら知っているみたいですね。

もしかすると、ロックス海賊団も「空白の100年」の深部にまで到達していたのではないでしょうか。

 

となると、ロジャー海賊団はもとより、ガープやセンゴク、お鶴さん辺りは「神の国の情報」を知っているかもしれません。

そんな歴史を隠され、忘れられた「神の国」は元々「赤い土の大陸レッドラインにあった」ということです。

現在、そこには「聖地マリージョア」がありますよね。

その事から「空白の100年」で起こった戦争にルナーリア族は敗北し「国を乗っ取られた」と考えられます。

 

乗っ取られたとなると、神の国の住人であるルナーリア族はどうなってしまったのでしょうか・・・?

 

古の戦争に敗北し天竜人の奴隷となった?

結論から言うと「ルナーリア族は敗北し、後の天竜人たちの奴隷となった」と思われます。

ゾロvsキングの戦いで、ルナーリア族も耐久値には限界がある事が分かりました。

限界を超えた暴力を受けたら人間でも死んでしまいます。

 

そうやって死んでしまったルナーリア族の人々。

また、「こんな恥辱を受けるなら」と自害した人もいるかもしれません。

なので、現在ルナーリア族は生き残りが極端に少なく、キングしか確認されていない状況ですね。

 

そんな中、希望を捨てずに耐え続け、立ち向かった人、中には逃げ延びた人もいるかもしれません。

そんな人物がキングであったり、サンジの母親・ソラなのかもしれませんね。

キングが天竜人から受ける「底なしの恐怖」に耐え続けられた「希望」とは、いったいなんだったのでしょうか?

 

「太陽の神ニカ」を救世主として崇める

キングが抱き続けた「希望」。

それは「ジョイボーイの伝説」でした。

カイドウに助け出され、キングはカイドウをジョイボーイだと思っていたことが明かされたのです。

 

その後、大人になったキングは「カイドウがジョイボーイでなくても、この命はカイドウのもの」と忠誠を誓っていました。

この件で、ジョイボーイは「ルナーリア族を助け、世界を変えてくれる存在」と伝えられていた事が分かります。

 

それと同じように「救世主」として伝えられている存在がいますよね。

それが、「百獣海賊団”飛び六胞”」フーズ・フーが語った「太陽の神・ニカ」の伝説でした。

囚人たちを助け出し、導いてくれる存在として伝えられていた「太陽の神・ニカ」。

 

何だかジョイボーイと似ていますよね。

このことから「太陽の神・ニカ」と「ジョイボーイ」は同一人物なのではないかと考えられます。

 

ジョイボーイは「笑う子供」と訳せますし、ニカもシルエットが笑っていました。

共通点が多い2つの存在は、今後の物語でも深く関わって来そうですよね!

そして、ここでも出てきた「太陽」。

 

ソラの名前の由来とも繋がるので、やはりソラはルナーリア族なのでしょうか!

 

ラテン語で「luna(ルナ)」は月

続いては、少し違う視点から見ていきましょう。

ルナーリア族」という名前の由来から。

まず、「ルナ」の部分ですが、ラテン語で「lunaルナ」は「」という意味です。

また「lunariaルナーリア」はイタリア語で「月の石」という意味でもあります。

 

この「月の石」ですが「月の意志」とも読み取れませんか?

「月の意志」は「ルナーリア族」と関係が深い「Dの一族」に受け継がれる意志である「Dの意志」に通ずるものがありそうですね。

物語の中で「Dの一族」や「ルナーリア族」と関係の深いとされる「月」。

この先どのような関わり方をしていくのか楽しみですね!

 

ルナーリア族は「月の民」という説もある

先程の「ルナーリア族」と「月」の関係から、「ルナーリア族は月の民」なのではないかと考察できます。

月には「古代都市”ビルカ”」が存在しました。

そこに住んでいたと思われる住民。

古代都市に残された壁画に描かれていました。

 

そこに描かれていたのは、「空島に住んでいた住民の様な髪型の人」。

シャンディアの村長の様な被り物をした人」。

そして、「まだ見た事がない格好の人」。

この3種類の人と、その人々に造られているロボットが描かれていました。

 

この人物たちが、それぞれの道へ進み「空島」「シャンディア」「神の国」を築いたのではないでしょうか?

そして、現世界政府に「神の国」は乗っ取られた。

私はそういう展開があったと考えております。

 

みなさんはどのような展開を考えますか?

色々な展開を考えられるので、楽しいですよね!

 

【ワンピース】ソラの正体についてまとめ

 

まとめ
  • ソラは「純血ではないルナーリア族」である可能性が高い
  • 「太陽の神・ニカ」と「ジョイボーイ」は同一人物
  • 「ルナーリア族」は元々「月の民」だった

 

最近ワンピース界を賑わせている「ルナーリア族」。

その「ルナーリア族」の解説や考察を含めながら、サンジの母親・ソラが「ルナーリア族」の可能性を考察しました。

ルナーリア族は現在、キングしか登場していません。

特徴も「褐色の肌」「白髪」「黒い翼」しか分からない状況です。

ですが、純血じゃない場合、その特徴を全て捉えているとは限りません。

 

ソラには少なからず「ルナーリア族の血が流れている」と考えるのが妥当な所ではないでしょうか?

そして、ジャッジはその「血統因子」を研究し「ジェルマ66」を作り上げたのだと考えております。

本当に色々な考察ができる部分なので、どんどん考えて行きたいですね!

 

 

ワンピース マンガ情報

最新刊「103巻」が発売中です!(2022年8月時点)

アニメでは見れないシーン・・・・・・・・・・・・なので、続きが気になった方はご覧下さい↓↓

マンガのお得情報を見る

 

 

✓こちらの記事も読まれています