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呪術廻戦

呪術廻戦-津美紀の正体は万(よろず)？最強の術師で宿儺と関係がある？

公開日: 2023年2月11日 ｜ 最終更新日: 2023年2月11日

 

週刊少年ジャンプで連載中の【呪術廻戦】。

長く続いた死滅回游しめつかいゆう篇も終わり、新たな局面を迎えている呪術廻戦ですが、2023年2月6日に発売された2023年10号「212話/膿うむ②」では、ついに伏黒恵ふしぐろめぐみの姉、津美紀つみきが登場しました。

主人公・虎杖悠仁いたどりゆうじや伏黒恵が死滅回游に参加した理由の1つは、津美紀を助けることでしたよね。

伏黒たちは、羂索けんじゃくによって津美紀が呪術師として覚醒させられ、殺し合いゲームの死滅回游に参加させられることを防ごうとしていました。

 

ですが、212話の津美紀の再登場により、彼女は過去の呪術師が受肉したタイプの呪術師であり、すでに津美紀としての人格がなくなっていたことが発覚したのです。

この記事では、津美紀に受肉したと思われる万よろずという呪術師について、考察を加えてみたいと思います！

この記事を見て分かること
  • 「万」と名乗った津美紀の正体
  • 万の目的
  • 万の強さ
  • 万の宿儺との関係

 

 

 

津美紀の正体は万(よろず)？

 

原作漫画「211話/膿む①」で再登場した津美紀。

しかし、彼女は新ルールを追加し、自らを「万よろず」と名乗りました。

これは一体どういうことなのでしょうか？

 

実際のシーンから1つずつフォーカスし、解説&考察をしていきます↓↓

 

正体① 万(よろず)という名の受肉タイプだった

 

津美紀が「万」と名乗る、津美紀とは異なる人格であることが明らかになったのは、「212話/膿む②」です。

「211話/膿む①」では、伏黒の姉として話していた津美紀ですが、これは過去の呪術師が、津美紀を演じていただけだったことが発覚したのです。

受肉したタイプの呪術師というのは、現代から400〜1000年以上前の時代の人間ですが、彼らは器の脳から、現代を生きるための知識を得ることができましたよね。

 

つまり、万は津美紀の脳から、弟である伏黒や津美紀の性格、そして現代の知識を得ることができたのです。

津美紀が受肉タイプだと知った伏黒が、「なんで俺は津美紀が覚醒タイプの泳者だと決めつけていたんだ？」と驚愕しました。

まさに私たち読者にとっても、津美紀が過去の術師に受肉されていたということは盲点だったのではないでしょうか？

 

 

正体② 昔には名の知れた呪術師だった

そして「万」と名乗った津美紀の姿をした呪術師は、一体どのような呪術師なのでしょうか？

万の正体の一片は、彼女が名乗った後に述べた「昔の連中にならまだ通じるかもね」という言葉からうかがえます。

今までの受肉タイプの呪術師を振り返る限り、彼らも誰が過去から現代に蘇っているのかまでは知らないようでした。

それにも関わらず、万が「昔の連中になら通じるかも」と述べているということは、彼女の名前の知名度はかなり高いものであるということになるでしょう。

名前さえ述べれば、彼女と同じ時代の術師であれば分かるということは、名の知れた呪術師であり「相応の強さを持っていた」と推測できますね。

 

正体③ 宿儺と戦いたがっている

 

そんな万の強さが窺い知れるのは、宿儺すくなと戦いたがっているという発言ではないでしょうか？

宿儺と戦いたいというのは、彼女が新ルールを追加した理由だと考えられます。

呪いの王として恐れられる宿儺相手に戦いたいと言えるということは、少なくとも1級術師以上の能力を持っている実力者であることの証でしょう。

 

 

正体④ 新ルールを追加するなど目的は不明

 

しかし、その本当の目的は未だ不明であると言えます。

万は、新ルールとして「泳者プレイヤーの結界コロニーの出入りを可能」とすることを追加しました。

このルールを追加することは、虎杖や伏黒たちからすると、民間人たちも殺し合いに巻き込まれる可能性が高まるため、考えもしていなかったはずです。

 

ですが、万はこのルールを追加して「戦う場所は好きに選びたいじゃない」と笑うのです。

「千年ぶりの戦いよ　場所も相手も好きに選びたいわ」と述べて、戦う初めての相手は宿儺がいいと指名しました。

 

ここから、ルールを追加したのは、単純に戦うためであることが分かりますね。

ですが、なぜ戦いたいのか、本当にそれが一番の目的なのか、細かいことははっきりとしていません。

 

 

最強の術師で宿儺と関係がある？

 

呪術廻戦の物語が佳境を迎えている時点で、新たに登場したキャラクター「万」。

宿儺と戦いたがっていることや、そのほかの描写から、彼女が宿儺をも超える最強の術師である可能性、そして宿儺と関係がある可能性があります！

その詳細を詳しく考察していきましょう！

 

羂索と契約を交わした1000年前の術師の可能性が高い

 

津美紀を器として受肉した万は、羂索や宿儺と同じ時期に生きていた1000年前の術師である可能性が高いと考えられます。

というのも、彼女が「千年ぶりの戦いよ」と述べているからです。

受肉タイプの術師には、400年前ほど前と思われる術師や、1000年よりさらに古い倭国の時代の術師などもいました。

 

ですが、「千年ぶり」という発言から、彼女は1000年前に羂索と契約した人物である可能性が最も高いと言えるでしょう。

 

昆虫の羽を持ち飛ぶだけで地面が割れるほどの最強の能力？

 

万の能力や強さは、212話では描かれることはありませんでした。

ですが、万が伏黒たちの前から去っていくシーンで、彼女の能力の一部が描かれました。

万は昆虫のような羽を背中から生やし、その羽で伏黒たちの前から去るのですが、飛び上がった時に地面が割れる描写があったのです。

1000年前の術師である天使も羽を持ち、空を飛ぶことができますが、地面を破壊するような力はありませんよね。

このことからも、万には天使とは異なる、かなり強い力があるのではないかと考えられるのです。

 

さらに、その後に描かれた、宿儺との因縁を感じさせるような描写からも、万が実は宿儺ですら苦戦するような最強の能力者なのではないかと推測できます。

 

宿儺と「因縁がある」もしくは「ただの戦闘狂」

宿儺との因縁を感じさせる描写とはどのようなものでしょうか？

それはやはり、宿儺と戦いたいと述べていることが挙げられますね。

でもそれだけでなく、万が伏黒たちの前から「じゃあね　待ってるわよ」と立ち去った場面からも、宿儺と因縁があるのではないかと考えられるのです。

なぜなら、彼女が戦いたいと求めている宿儺は、彼女の目の前にいる虎杖に受肉しているからです。

戦いたいのなら、目の前にいる虎杖を相手にすればいいのではないでしょうか？

 

しかし彼女はそうせず、虎杖を無視してどこかに立ち去ったのです。

「待っている」という発言が、宿儺に対して発せられたものだとすると、彼女と宿儺は何かしらの関係があり、因縁のために場所を移して戦うことを欲しているのではないでしょうか？

そう考えると、万の行動の意味が分かりますよね。

 

もし、彼女が宿儺と何も因縁のない術師だとすると、虎杖に受肉して弱体化している宿儺をではなく、より強い完全な宿儺相手と戦いたいという目的を持つ「ただの戦闘狂」であると考える他ありません。

彼女が一体どちらなのか、213話以降で明らかになるのが楽しみですね！

 

宿儺が伏黒に受肉したことも関係がある？

 

最後に1つ、宿儺と万の関係性について考察したいことがあります。

それが、宿儺の伏黒への受肉が、万に何か関係しているのではないか？ということです。

宿儺が伏黒を生かしていた理由が、彼に受肉化して、十種影法術とくさのかげぼうじゅつを手にいれることだったのは間違いないと思います。

ですが、なぜこのタイミングだったのでしょうか？

伏黒が強くなるのを待っていたから？

 

しかし、そのタイミングはもっと前にありましたよね。

宿儺が受肉するタイミングは、いつでもあったはずなのです。

このタイミングで受肉したということは、やはり万の登場が影響しているのではないでしょうか？

万が現れ、宿儺に戦うことを求めました。

その万が、宿儺ですら苦戦するほどの最強の術師であったとしたらどうでしょうか？

 

自分の能力に加えて、伏黒に受肉することで、器である伏黒の能力をも使うためなのだと考えられはしないでしょうか。

宿儺の神業とも言われる術式と、伏黒の持つ六眼と対等に渡り合える術式。

その2つの術式を使って、万と戦おうとしていると考えることも可能ですよね。

 

【呪術廻戦】伏黒津美紀の正体ついてまとめ

 

いかがでしたでしょうか？

ここまで考察した記事の内容を、最後に簡単に振り返ってみましょう！

まとめ
  • 「万」と名乗ったのは、津美紀に受肉した1000年前の呪術師
  • 宿儺と戦うことを求める術師
  • ルール追加の本当の目的は不明
  • 宿儺と因縁がある可能性
  • 宿儺が伏黒に受肉したタイミングから、何らかの関係があると予測
  • 宿儺と互角以上の力を持つ術師である可能性

 

ここに来て新たな登場人物、しかもかなり強烈なキャラが登場した呪術廻戦！

今まで全く出てこなかった津美紀を器として万が登場したこと、万の登場に誘発されるように宿儺が伏黒に受肉したことにより、虎杖や伏黒にとって最悪な展開へと物語は進んでいっています。

この後、どんな展開になっていくのか、ファンの皆様と一緒に楽しみに連載を追いたいですね^ ^

 

 

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