宇宙進出が進むA.S.122。
宇宙での活動にも重要な役割を果たす”モビルスーツ”の開発が進む中、水星で育ったスレッタは宇宙開発事業やモビルスーツ産業に携わる人材を育成する”アスティカシア高等専門学園”のパイロット科に編入します。
そこでは学生同士のいざこざは、すべてモビルスーツ同士の決闘で決めるというルールがありました。
スレッタは編入してすぐ、現ホルダーのグエルと決闘することになりますが、勝利して「ホルダー」となりました。
そんなスレッタが搭乗する機体エアリアルは、禁止された技術を搭載したモビルスーツ「ガンダムではないか?」と疑いをかけられてしまいます。
最初はスレッタもガンダムじゃないと主張していましたが、開発者でありスレッタの母親であるプロスぺラに「ガンダムよ」とあっさり言われてしまったのです。
そんな禁断の技術を持ったガンダムと、その開発者・パイロットを魔女と呼んでいました。
とはいえ、この作品のタイトルである”魔女”とはどういう意味なのでしょうか?
また自身を地球の魔女と呼ぶソフィも登場し、この作品における魔女の意味はなんなでしょうか?
今回は、この点について考察していこうと思います↓↓
- 魔女の意味や定義について
- スレッタやソフィーの正体の考察
目次
魔女の意味や定義は?
これ、なにが酷いって
プロスペラとスレッタは親子で同じこと(正当防衛殺人して手を差し伸べる)して笑っているのに母の手は綺麗で娘の手は血に染まってるのよね
スレッタ視点だと、母の殺人は気にしなくてもよいことなのに、ミオリネ視点だとスレッタが笑顔で殺人したという#水星の魔女 pic.twitter.com/5WkRMybpGN
— DISK (@diskdisk61) January 8, 2023
作品のタイトルにもあるので、この「魔女」という概念は最後まで明かされないと思います。
ただ、このネーミングには大きな意味があることは間違いないでしょう。
まずは、この作品における「魔女の意味や定義」について考察していきます。
魔女の意味は「ガンダムの開発者」
プロスペラ|機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式サイト https://t.co/m1mdPZTg6q
>シン・セー開発公社のCEO。
ガンダム・エアリアルの開発責任者。
普通におかんやんけ!— K3@水星の魔女ブログ再開 (@K3flick) October 9, 2022
プロローグ内で描かれていた、ヴァナディース機関では「GUND」という、義肢などの福祉工学に端を発する技術を応用します。
モビルスーツを動かす技術”GUNDフォーマット”を搭載したモビルスーツを開発していた、これがガンダムです。
一方で、GUNDフォーマットはパイロットにかかる負荷が大きすぎるため、生命倫理の観点から危険視していました。
そのためガンダムの開発を禁止することを、MS開発評議会の監査組織「カテドラル」は決定したことでヴァナディース事変が起こりました。
その時にガンダム開発に関わっていたメンバーを「魔女」と呼ぶようになりました。
なので、スレッタのお母さんであるプロスぺラ(エルノラ)は魔女の1人になります。
なので、スレッタはエアリアルのパイロットですが「魔女なのか?」と聞かれると、開発をしていないため断定はできません。
定義には「ガンダムが悪魔」という大前提がある
半分妄想で新型エアリアルを描きました#水星の魔女 pic.twitter.com/5N6yndU54G
— Momokaz (@Momokaz_108) January 2, 2023
では、なぜガンダムを開発したメンバーを「魔女」と呼ぶのでしょうか?
その大前提として、「ガンダムが悪魔だ」という作品の定義があります。
GUNDフォーマットを搭載しパイロットに莫大な情報量を送り込んでシステム制御をおこなうガンダムは、パイロットにかかる負担も大きく生命倫理的に問題視されているのです。
機体性能が大幅に上がるかわりに、パイロットへの負荷がかかり死に至らしめるシステムを搭載していることから、人の命を奪う機体ということでも悪魔のモビルスーツと言えます。
実際にプロローグで、エルノラとエリクトを逃がすため、ナディスがルブリスの量産機に乗ってドミニコス隊に応戦していた時も、ガンダムからのデータストームを高めるためにパーメットリンクを高めていき、そのまま息を引き取ってしまいました。
そんな、悪魔を作り出す人間だからこそ「魔女」と言われるのではないでしょうか?
「女性」だけが主役という作品の特徴を指している
水星の魔女 第1クール最終回までにハッピーな絵を描いておきたかったの絵です pic.twitter.com/73Of1cHb84
— おかざきおか (@okazakiokaa) January 6, 2023
そもそも「魔女」という言葉は、女性に対する言葉です。
水星の魔女では、ほとんどの主役級は女性が担っているという特徴があります。
特に、キーとなるガンダムに関わる人間は開発者は女性が中心です。
さらに、エアリアルを始めガンダムに搭乗するパイロットは基本的に女性です。
グエル、シャディク、エランなど男性も出てきますが、あくまでもサブでしょう。
エランも初めは主役級かと思いますが、強化人間として搭乗し負荷がかかりすぎることから、長生ききないという悲しい展開です。
しかも、御三家でガンダムなのはペイル社だけなので、残りの2機はガンダムですらありません。
そもそもガンダム開発を禁止しているので、存在すること自体おかしいのですが。。
このように、これまでのガンダムと違って「女性がメイン」となる作品です。
スレッタやソフィーの正体は?
水星の魔女、、ソフィ可愛すぎる
勝気な女の子好き pic.twitter.com/IM2sNTOCjC— ℒℴνℯ米🟢 (@Midori_dayou) January 5, 2023
ここまで、魔女の意味や定義について解説してきました。
タイトルの「水星の魔女」だけではなく、作中ではソフィが「地球の魔女」と名乗る場面もありました。
では、スレッタやソフィの正体は何者なのか?
ガンダムに搭乗しても、負荷がかかる様子がないのでしょうか?
ここからは「魔女」が持つ本当の意味について考察していきます↓↓
それぞれが「水星の魔女」かつ「地球の魔女」
◆◆スレッタ設定集解禁◆◆
本アカウントをご覧の皆さまに、
スレッタ・マーキュリーの
ルームウェア設定集を公開いたします!▼キャラクター紹介https://t.co/EDbsQRU6jH#水星の魔女 #G_Witch pic.twitter.com/YAMCpCL9xl
— 機動戦士ガンダム 水星の魔女 (@G_Witch_M) January 6, 2023
まず、スレッタは「水星の魔女」であり、ソフィは「地球の魔女」です。
スレッタが何者なのかについては色々解説がでていますが、最近の有力説としてはスレッタはGUNDそのものではないかという説があります。
第6話のエランとの決闘の際、プロスぺラは「エアリアルは私の娘だもの」と言っており、スレッタには触れていなかったシーンがあります。
もしスレッタがエリクトのクローンだったとしたら、少なくともエアリアルだけ私の娘と言うことはなく、スレッタも含めた言い方をするはずです。
それと、エリクトとエルノラが水星に逃げてきた時は、エリクトと同じくらいの子供が過去には「存在した」と語っていて、今はエリクトだけとも言っています。
そうしたことを踏まえると、スレッタはエリクトとは全く別の子供の体を使ってGUNDにしているのではないかということが考えられます。
ということは、ソフィもGUNDがらみの何かがあるはずです。
物語が進むにつれて、このスレッタやソフィの正体も描かれるでしょう。
ガンダムのパイロットを「魔女」と呼ぶ可能性もある?
水星の魔女11話OPのソフィとノレアのシーン好き✨#水星の魔女 #ガンダム pic.twitter.com/B9VURhT5ok
— 幽🌏💫 (@Yu_Fold) January 1, 2023
先ほど、「魔女=ガンダムの開発者」と触れました。
ただ、それだけではスレッタもソフィも魔女には当てはまりません。
2人がGUNDそのものだとすると、魔女という存在は「ガンダムという悪魔を操ることができる存在」と言えるのではないでしょうか?
なので、エランのように強化人間のような負荷をかけていくほど命が削られてしまうような操られる存在ではなく、悪魔を操る側になるわけです。
魔女の正体はGUNDだと考察
青く輝くパーメットはGUNDフォーマットの次なる段階の証。でもプロローグでエリクトちゃんが既に達成しているんですよね。しかし今回はエアリアルくんにのみ兆しが表れた…博士、これは一体?主人公機の正体がまったく得体が知れないガンダム作品とか新機軸かつ怖すぎる… #水星の魔女 #G_Witch pic.twitter.com/rOOqxbf5yT
— ガタリ (@gatariblue) December 4, 2022
そうすると、今まではガンダムを開発してきた人間のことを魔女と思っていましたが、ガンダムのパイロット(何も影響を受けずに操ることができるパイロット)のことを魔女と呼ぶのだと思います。
そう考えると、ソフィが「地球の魔女」というのも分かるように思います。
性格はスレッタと全然違いますが、、、
これまでスレッタの正体については「エリクトが大きくなった姿」「エリクトのクローン」という説など色々でてきましたが、最新話まで進んだ中ではGUND説が有力になってきました。
そうなると、ソフィも「地球の魔女」と言われているということは、GUNDの可能性が高いですね。
【機動戦士ガンダム水星の魔女】魔女の意味や定義まとめ
スレッタママほんと…未確定情報も併せると、ルブリスを元に「GUNDフォーマットを超える何か」とパイロット製造し高専にカチ込み、ミオリネさんの思考を誘導してガンダム開発を推進、トラウマだったアンチドート対策も当然完備、何から何まで計算通りという感じで怖いですはい #水星の魔女 #G_Witch pic.twitter.com/f4lH40ENSK
— ガタリ (@gatariblue) December 4, 2022
魔女の意味や定義について
- 魔女の意味は「ガンダムの開発者」
- 定義には「ガンダムが悪魔」という大前提がある
- 「女性」だけが主役という作品の特徴を指している
スレッタやソフィーの正体の考察
- それぞれが「水星の魔女」かつ「地球の魔女」
- ガンダムのパイロットを「魔女」と呼ぶ可能性もある?
- 魔女の正体はGUNDだと考察
以上、今回は魔女の意味や定義や、スレッタやソフィの正体について考察してきました!
第1クールが終わり、伏線が回収できてる所もありますが、まだまだ分かからないことだらけの「水星の魔女」。
ただ当初から物議を交わしていた、プロスぺラとエルノラは同一人物であることが明かされたのは大きかったと思います。
そこを起点に、エルノラによるエアリアルの開発、スレッタとの関係など、徐々に全貌が見えかけてきた所で第1クールが終わりました。
おあずけな感じが、何とも言えないですね。
またアーシアンとスペーシアンの関係も、より複雑になり学園ものから宇宙世紀っぽい雰囲気が出てきました。
個人的には、パイロットに負荷をかけつつ性能を引き上げるシステムや、悪魔のようなモビルスーツとしてパイロットを取り込むガンダム「フォルドの夜明け」と「夜明けの地平線団」とっても”鉄血のオルフェンズ”に似ているなと思うんですよね。
でも、三日月オーガスのような最後をスレッタが進んじゃうと切ないことになるので、そこは似ないで欲しいです、、
第2クールも待ち遠しい”水星の魔女”に乞うご期待です!!
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