当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しており、リンク先には広告が含まれることがあります。

エリクトのごめんねの意味は?スレッタとの関係から考察

公開日: 2023年5月12日 | 最終更新日: 2023年5月12日

 

水星の魔女】の第2クールでは、大きな展開を迎えています。

改めて、この作品ではガンダムは開発が禁止されてきた危険なモビルスーツです。

なので、エアリアルがガンダムであると言われベネリットグループ全体から排除されかけます。

 

しかし、その圧倒的なモビルスーツ性能に、御三家と言われるジェダーク社、ペイル社、グラスレー社が倒しにきたり奪いにきたりとエアリアルを巡っての争いも激しくなっていきました。

そんなストーリーではありますが、これまでの作中でも様々な疑問が飛び交いながらネットを騒がせてきました。

中でも、最大の謎がプロローグにも登場したエリクトでしょう。

 

ですが、第17話「大切なもの」でエリクトとスレッタとの関係に重要なターニングポイントになるシーンが出てきました。

そこで、特に意味深だったのが「ごめんね」というエリクトのセリフ。

今回は、このシーンについて詳しく考察していきたいと思います↓↓

この記事を見て分かること
  • エリクトの「ごめんね」の意味は?
  • スレッタとの関係性」の考察

 

 

 

エリクトのごめんねの意味は?

 

17話で、ミオリネは自分の誕生日プレゼントに「グエルとの決闘での勝利が欲しい」とスレッタに言います。

そして、スレッタvsグエルの学園内での決闘が行われます。

序盤からグエルを押していくスレッタは、あと一歩でブレードアンテナを折れるところまでいきますが、突然エリクトの「ごめんね」とセリフしました。

その直後、エアリアルは起動停止してしまいます。

そしてグエルのダリルバルデに、ブレードアンテナを折られてしまい初めて敗北するスレッタ。

 

敗北したことで、スレッタはエアリアルを手放さなくてはならなくなってしまいます。

この一瞬エリクトがスレッタに「ごめんね」という、真意は何なのでしょうか?

 

ごめんねは「エリクトの裏切り」(親切心)と考察

 

これまで、スレッタを守り勝たせてるために支えてくれたエアリアルとエリクト。

ただ、この決闘でスレッタが負けるように裏で仕向けていたのは他でもないミオリネでした。

そして、土壇場のシーンでミオリネのスマホから送られたダウンサインにエアリアル(実際はエリクト)は答えたことで起動停止します。

この起動停止は、エリクトがスレッタを守るためにあえて行われたと考えられます。

 

 

プロスペラとミオリネの計画に加担したことになる

 

プロスぺラにより、自分の父親を仇としていることが分かったミオリネ。

スレッタが母親の復讐の道具に使われてしまうのをやめさせるため、優しさからスレッタとエアリアルを離すことを計画します。

プロスぺラとしては、クワイエット・ゼロを完成させエリクトが自由になる世界を作りたかったので、この計画をミオリネに引き継がせたかったわけです。

お互いの思惑を実現するためには、スレッタがエアリアルを降りてもらうことが必要でした。

なのでグエルと決闘をしてもらい、ダリルバルデが勝つようにミオリネが仕向けたわけです。

 

この計画にプロスぺラも一枚噛むことによって、エアリアルは強制的に起動停止できるようになります。

そして、エアリアルの勝利目前でミオリネが信号を送りました。

ただ、これにはプロスペラやミオリネだけではなく、エアリアルと一体化しているエリクトの協力も必要です。

強制停止をさせた受けたエリクトも、この計画に加担したと言えます。

 

エリクトはスレッタと共にいることを約束していた(家族)

 

エリクトの正体は、プロスペラ(エルノラ)の娘でありエアリアルの一部だとすでに判明しています。

そんなエリクトは、ただ母親の言うことを聞くだけのロボットではありません。

スレッタは小さい頃からエアリアルと一緒に育っていて、いつもスレッタを支えている家族でした。

エアリアル=エリクトなので、彼女もまたスレッタを家族として大事にしてきました。

なので「プロスぺラの復讐にスレッタを巻き込ませたくない」と思っていたからこそ、起動停止のタイミングで「ごめんね」と言ったのではないでしょうか?

 

 

エリクトはスレッタに普通に生きてほしかったと予想

 

「ごめんね」と謝りつつも、なぜエリクトはスレッタを裏切ったのか?

これまでのエリクトは、スレッタが学校での生活を楽しみにしていたことや、決闘に勝ちたいという気持ちに応えるようにパーメットスコアを上げてきました。

その結果、スレッタは勝利し続けて多くの仲間もできます。

そんな幸せに過ごしているスレッタの姿を見ていたからこそ、エリクトは彼女に普通の人生を生きて欲しいと願っていたのではないでしょうか。

 

決闘に負けるということは「ホルダーではなくなる」「ミオリネを裏切ることになる」「自尊心がなくなる」などなど、デメリットだらけです。

今まで家族として支えてきたエリクトも、苦渋の選択だったでしょう。

 

計画は母・エルノラ経由で知った可能性が高い

 

そもそも、エリクトはこの計画をどうやって知ったのでしょうか?

作中では、プロスぺラがミオリネに対して合図を送ると伝えたシーンがあります。

以上を踏まえると、プロスぺラとエリクトの中でもこの計画を話していたことは明白です。

エリクトが普段の会話をどこまで理解しているのかは分からないですが!少なくとも小説で登場するエアリアル(=エリクト)は人間の会話をきき理解する能力があると考えられます。

エラン(強化人士5号)を拒絶した際にも、彼の悪の心を理解した上で対応していました。

 

プロスペラの仮面から思念のようなものがエリクトに直接伝わっているという意見もありますが、それだと遠隔でエアリアルを操作できることになります。

なので、可能性は薄いでしょう。

そうしたことからも、エルノラが今回の計画を事前にエリクトに伝えていたことで知っていたのではないかと思います。

 

 

【水星の魔女】ごめんねの意味の考察まとめ

 

まとめ
  • ごめんねは「エリクトの裏切り」(親切心)と考察
  • プロスペラとミオリネの計画に加担したことになる
  • エリクトはスレッタに普通に生きてほしかったと予想
  • 計画は母・エルノラ経由で知った可能性が高い

 

以上、今回はエリクトの「ごめんね」の意味について考察してみました。

エアリアルの中にエリクトが存在していることがオフィシャルになり、ストーリー展開的にはしっくりくる部分も増えてきました。

とはいえ、自分の娘を生かすためにモビルスーツにしたり、スレッタに人殺しをさせるよう仕向けたりと、プロスぺラの復讐に対する思いが強すぎです。

段々と危ない人に見えてきましたし、この母親からスレッタを離すことをミオリネとしては「何が何でも達成させる」という気持ちでしょう。

そんな中で、花嫁花婿の関係ではなくなった2人のその後の関係についても非常に気になります^ ^