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ゴールデンカムイ有古は最後死亡した?父親のマキリはどこいった?

公開日: 2022年9月2日 | 最終更新日: 2022年9月2日

 

2022年の秋アニメとしてゴールデンカムイが放送されます。

第4期となる今作では、初登場となるキャラが数名おりストーリーに厚みを持たせてくれます。

その中に「有古力松ありこりきまつ」というキャラがいます。

 

演じる声優は、水中雅章さん。

有古は、第七師団に所属する一等卒です。

ですが、その前に彼はアイヌの戦士でもあります。

有古力松という名前は和名であり、アイヌでは”煮たたせる”という意味の「イプポテ」の名を持っていました。

 

そんな有古ですが、物語では立ち位置が定まらず各勢力に上手いこと利用されてしまいます。

そして最後消息が立たれ、その後の動向が謎に包まれているのです。

では、この有古は死亡してしまったのでしょうか?

それとも、どこかで生きているのでしょうか?

 

今回は、ゴールデンカムイに登場する有古力松について考察していきます↓↓

この記事を見て分かること
  • 有古の死亡説について
  • 父親のマキリの所在

 

 

有古は最後死亡した?

 

冒頭では、有古一等卒について触れました。

有古には多くの謎が残されていますが、まずは本当に命を落としたのかどうか明らかにします。

そもそも、誰かに狙われていたのでしょうか?

 

早速、有古の最後を見ていきましょう↓↓

 

有古力松は最後月島に胸を撃たれた

有古は最初、第七師団の一員として行動していました。

日露戦争で負傷した後に、菊田と一緒に登別温泉にて療養をします。

そして復帰後は第七師団として活動をしながら、実はその裏では土方一派に唆されて彼ら側に属していました。

 

いわゆるスパイ役でしたが、それは鶴見たち第七師団にはあっさり見破られてしまいます。

卑劣にも家族を人質にされ、鶴見には二重スパイを命じられます。

鶴見に持たされた偽物の刺青人皮を、土方たちへ渡し身の潔白を証明させようとしたのです。

 

しかし、実は土方たちも偽物の刺青人皮を得るために、有古を利用しようとしていました。

こうして有古は、どちら側からも信用されない板挟み状態になったのです。

 

そんな様子を見かねた菊田から、有古は中央政府の力になるように持ち掛けられます。

なんと、菊田こそ第七師団ではなく中央政府から送られてきた本当のスパイだったのです!

 

◆菊田の正体がスパイだと分かる記事はこちら↓↓

 

信頼していた菊田からの話でしたが、有古はすぐに返事ができないくらい悩みます。

そんな中、アシリパが幼いながらアイヌ人のために戦っている姿を見て、本当に自分が行動したい通りに動くことを決心します。

そして、鶴見を裏切って囚われていたアシリパを逃がしました

その代償として、最後は月島に胸部を撃たれてしまったのです。

 

 

銃撃されて息を吹き返した後は消息不明となる

月島の銃によって撃たれてしまい、倒れてしまった有古。

その様子を見ていたアシリパたちは、誰もが命を落としたと思い込んでいました。

 

しかし、そんな有古を発見した菊田は、必死に担いで近くの病院へと運び込んだのです。

そこで菊田は「自分専用のマキリを作らずに命を落とす気か?」と言います。

独り言かと思いきや、意識を失っていたはずの有古は息を吹き返したのです!

 

その後はまたすぐに眠りましたが、なぜ有古は生きていたのでしょうか?

菊田が撃たれた箇所を見てみると、息を吹き返した理由が分かったのです。

そこに生存の大きなヒントが隠されていました。

 

この後、菊田はすぐに鶴見の元に向かったため、有古がどうなったかは不明となっています。

 

マキリが身代わりとなり生存説が噂される

有古が撃たれた箇所を見た菊田は「父親が命を落とさないようにしてくれていた」と呟きます。

このセリフからも分かる通り、有古が大事にしていた「父親のマキリが守ってくれた」ということが判明します。

父親のマキリは行方知れずとなっていたものの、彼の遺品として回収していた鶴見によって保管されていました。

有古が裏切った際に、それを見つけて一緒に持ち出していたのでしょう。

有古はマキリの事で父親に対してずっと後悔していたので、親子の絆が感じられるシーンでした。

 

 

有古は復帰後アイヌで静かに生きていると考察

そして何とか息を吹き返した後、行方知れずになっていた有古。

最終回になっても再登場はなく、特に触れられることもありませんでした。

なので、その後の情報が明らかになっておらず、有古が何をしているかも分かっていません。

 

ひとまず息を吹き返した後、おそらく傷が癒えるまでは養生していたのでしょう。

その後はアシリパを見て誓いを立てた通り、アイヌのために生きたのだと思います。

金塊争奪戦の終了後は、アイヌで静かに暮らしたんじゃないでしょうか^ ^

 

 

父親のマキリはどこいった?

 

ここまで、有古の死亡説や生きている考察をしてきました。

ここからは、キーアイテムとなる「父親のマキリ」の所在を考察します。

命拾いをしたきっかけにもなった、この父親のマキリ。

 

実は、このマキリは作中の途中で有古の手元にはありませんでした。

自分のために作ってくれたマキリですが、その後はどこにいってしまったのでしょうか?

月島に撃たれた際に胸ポケットに忍ばせる前、どこから入手したのか?

早速、見ていきましょう↓↓

 

マキリの彫り方を教えてくれる父親を亡くし後悔していた

有古の父親は「シロマクル」という名前で、鶴見に唆されてウイルクたち仲違いをさせられていました。

そうして仲間割れを引き起こされ、結果的に命を落としました。

その頃の有古は子供だったため、シロマクルが何をやっているかは分かりませんでした。

それに、アイヌに昔からある伝統も好んでいないため、マキリについても興味なかったのです。

 

しかし、シロマクルはマキリの重要性について、有古に口酸っぱく教えようとしていました。

マキリというのは、男性が小刀で木を彫り、それを意中の女性に渡すという伝統がありました。

女性は、そのマキリの出来次第で男性の生活力を判断する材料とします。

今で言うところの「婚約指輪」に近いイメージですね!

 

ただ有古は、それを「古い」と思っており、実践しようとはしませんでした。

しかしシロマクルが命を落としたことで、有古はもう父親に教えてもらえなくなりました。

さらに、有古はシロマクルが自分のために専用のマキリを作ってくれていたことを知り、ちゃんと教わろうとしなかったことをずっと後悔していたのです。

 

鶴見から父親のマキリを受け取る

それからしばらくして、行方知れずだった父親が作ってくれたマキリを発見します。

先も触れましたが、実はこの父親のマキリは鶴見が入手しており保管されていました。

シロマクルたちの遺体の処理は第七師団が行っていたみたいなので、鶴見は表向き事件捜査のためにマキリとかを回収していたのでしょう。

やがてほとぼりが冷めてから、鶴見からマキリを回収したのだと思います。

 

父親のマキリを参考に自作のマキリを作った

シロマクルから、マキリの製作方法を教わらなかったことを後悔していた有古。

そして月島に撃たれたものの、父親のマキリよって守られたことはお伝えしました。

そんな傷も癒え、故郷に帰ってからようやく後悔していた自分と向き合います。

そうして父親から教えてもらっていたように、自分だけのマキリを作り始めます。

 

ちゃんとした作成方法を見てなかったので、おそらく作り方を他の人から教わり、シロマクルがどう作っていたかをうろ覚えで思い出しながら試行錯誤していたのでしょう。

 

北海道の郷土資料館に有古イプポテ作の1本のマキリが展示される

やがて北海道の郷土資料館には、有古イプポテという名で作られたマキリが展示されています。

そして出来上がったマキリは、シロマクルの作ったマキリの紋様を一部利用しつつ、有古だけのオリジナルが1つだけ作成されました。

おそらくそれは、月島に撃たれた時に当たって模様が変化したものだと思われ、有古はシロマクルのマキリに助けられたと言う意味合いでつけたのでしょう。

 

その後はマキリを作れる生活に戻れたと予想

マキリを完成させた有古は、その後ちゃんとした生活を送れるようになったのでしょう。

郷土資料館に保管されていると言うことは、それほど立派なマキリである証です。

さらに、マキリというのは意中の女性に送るためのものなので、有古は誰かお目当ての人物に送ったのだと思います。

なので、結婚もできたんじゃないでしょうか^ ^

 

【金カム】有古力松(イプポテ)のその後まとめ

 

まとめ

有古の死亡説について

  • 有古力松は最後月島に胸を撃たれた
  • 銃撃されて息を吹き返した後は消息不明となる
  • マキリが身代わりとなり生存説が噂される
  • 有古は復帰後アイヌで静かに生きていると考察

 

父親のマキリの所在地について

  • マキリの彫り方を教えてくれる父親を亡くし後悔していた
  • 鶴見から父親のマキリを受け取る
  • 父親のマキリを参考に自作のマキリを作った
  • 北海道の郷土資料館に有古イプポテ作の1本のマキリが展示される
  • その後はマキリを作れる生活に戻れたと予想

 

以上、有古の死亡説についてでした!

月島に撃たれ息を吹き返した後は、ちゃんと生きていることご分かりましたね^ ^

その後の消息が不明だったのが気になりますが、郷土資料館の話からしっかりと生きていることも分かります。

すでに完結してしまいましたが、いずれはマキリを作った流れなど描かれれば良いですね!

 

 

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