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ゴールデンカムイ菊田の正体はスパイ?杉元との関係についても

公開日: 2022年8月30日 | 最終更新日: 2022年8月30日

 

2022年の秋アニメとしてゴールデンカムイが放送されます。

第4期となる今作では、初登場となるキャラが数名おりストーリーに厚みを持たせてくれます。

中でも、第七師団で特務曹長の役に就く「菊田」はかなり良いキャラです。

 

ダンディな装いで、あまり本心を曝け出さないので「イケおじ」的な雰囲気があります。

実は、過去に杉元とも関係があったという菊田。

そんな菊田は何やら狙いがあるようで、常に第七師団の隙を伺っていました。

 

では、菊田はどのような人物なのでしょうか?

今回は、ゴールデンカムイに登場する菊田杢太郎についてご紹介します↓↓

この記事を見て分かること
  • 菊田の「正体」や「目的
  • 杉元との関係について

 

 

菊田の正体はスパイ?

 

冒頭では、菊田について触れました。

アニメ4期の放送により、菊田の声をベテラン声優・堀内賢雄さんが担当されることに決定。

深みのある声で、渋いキャラを演じてもらえる姿が想像できます^ ^

そんな、堀内さんの一件でも有名となった事でも菊田。

 

実は彼にはスパイ疑惑があるなど、謎が多いです。

ここからは、そんな菊田の正体や目的を明かしていきたいと思います。

 

菊田は中央政府に所属するスパイ

結論から言えば、中央政府から派遣されたスパイです。

鶴見の指示を受け金塊を巡る戦いに参戦していますが、実は中央政府からのお達しで第七師団に潜入しています。

鶴見は、中央政府に黙って金塊を第七師団のものにしようとしていました。

そんな鶴見の思惑に気づいた政府は、まだ鶴見色に染まっていない菊田を派遣し監視する事に決めたのです。

 

政府は日露戦争で莫大の金を使ったこともあり、金塊は喉から手が出るほど欲しかったのでしょう。

菊田は菊田で、第七師団として演じるために活躍が遅れてしまった分を取り戻すために、指揮を執ったり色々と頑張っていました。

 

 

鶴見に金塊を発見させ最後は始末することが目的

先ほど、菊田が派遣された理由は「監視」だとお伝えしましたが、実は他にも目的があります。

それは「金塊の発見」と「鶴見の始末」です。

中央政府は金塊を欲していましたが、それを鶴見に一任していました。

 

しかし、鶴見の謀反に気付きながら泳がせていました。

それは、鶴見も気付いていながら金塊を第七師団のものにしようとします。

なので中央政府は、菊田を遣わせて情報を得ようとしていました。

 

最終的には鶴見に金塊を見つけ出させ、入手可能となったところで始末しようと考えていました。

菊田は鶴見の頭の良さを知っていたので、利用できる限りは利用し続けようと考えていたのです。

ただ正直、菊田以外にももう少し味方がいれば良かったと思いますね。。

さすがに、スパイ活動を1人で行なうのは至難の業です。

 

日露戦争で負傷した体を療養していたから初登場が遅かった

そんな菊田ですが、なぜ4期のアニメでようやく初登場となっているのでしょうか?

最初の頃からいた月島、二階堂。

途中から来た鯉登、宇佐美。

この4人と違い、かなり後半での合流ですよね?

 

その理由は日露戦争での戦いで負傷したからです。

そして、その傷を癒すために登別温泉に浸かりながら、しばらく療養していたのです。

奉天会戦に参戦している時に爆撃に巻き込まれ、一緒に行動していた有古と共に負傷していました。

その傷は余りにも酷かったので、ちゃんと治るまで温泉で休んでいたのです。

なので、治り切ってからの登場ということで他のキャラよりも出番が遅かったのです。

 

 

最後は鶴見と月島にバレて銃殺された

 

誰にも気づかれないようにスパイ行動をしていた菊田ですが、とうとう鶴見にバレてしまいます。

バレた理由は、菊田が中央政府に情報を受け渡す方法がマイナスに働いてしまったからです。

菊田はよく吸っていたタバコからヒントを得て、その紙タバコにあらかじめ情報を書いておいた上で、吸い殻として自然に捨てていました。

本来であれば、それを政府の人間に拾ってもらい情報を受け渡す予定でしたが、なんと物乞いの人に拾われてしまいます。

そして、それが宇佐美の手に渡ってしまったからです。

 

このタイミングで金塊への道筋が全て解けた鶴見によって、銃で撃たれてしまいます。

最期は「いずれ杉元ノラ坊が始末しに来る」「地獄での隣の席は開けておく」という言葉を鶴見に残し、月島に止めを刺されました。

 

 

杉元との関係は?

 

ここまで、菊田の正体や目的について解説してきました。

次に、杉元との関係性にもフォーカスしていきましょう!

実は、この2人は面識がありました。

 

数年ぶりに再会した際、菊田は杉元のことを「ノラ坊」と呼んいました。

おそらく、かなり親しい仲だったのでしょう。

では、ここからはそんな2人の関係性についてご紹介します↓↓

 

菊田は杉元を「野良坊」(のらぼう)と呼ぶほど旧知の仲

菊田がすでに兵士だった頃、杉元はまだ青年でした。

そんな東京でのワンシーンで、2人は出会います。

杉元はその頃から威勢がよく、兵士たち相手に1人で喧嘩をおっぱじめていました。

この頃の杉元は村から出ており、初めて東京に来ていました。

そんな時、兵士たちが自分を見ていたことで「睨まれた」と思い喧嘩に発展します。

 

それを偶然居合わせた菊田が止め、杉元から事情を聴いたことで彼の性格や住んでいていた場所などが分かってきます。

菊田は、杉元が食べていたのらぼう菜から「ノラ坊」と呼ぶことにしたのです。

その時からの付き合いなので、金塊を巡る争いに身を投じる今からすれば、かなりの旧知の仲と言えます。

確かに、喧嘩を売られた訳でもないのに睨まれただけで喧嘩をする杉元は「ノラ坊」かもしれません。

おそらく誰にでも噛み付く狂犬のイメージから、野良犬の「野良」という意味も含まれているのでしょう。笑

 

杉元を軍人として誘った過去を持つ

喧嘩っ早い杉元でしたが、その時はまだ行くあてがありませんでした。

そんな杉元を見た菊田は、彼を軍人に勧誘します。

杉元も「美味しいご飯が食べたい」という想いから、これを承諾します。

 

ここから、杉元伝説が幕を開けたのです。

その後、日露戦争で「不死身の杉元」と評される活躍をしたので、菊田の目に狂いはありませんでした。

 

「花沢勇作童貞防衛作戦」に杉元を替え玉として送った

ある時、菊田は「花沢勇作童貞防衛作戦」という任務とは関係のない仕事に就いたことがあります。

尾形の父でもある花沢中将は、息子の勇作を戦争の旗手にしようとしていました。

旗手と言えば、旗を振り上げながら丸腰で敵陣へ駆け、味方の進軍を率いる危険な役割です。

さらに、旗手は「童貞」でなくてはいけないというルールがあり、行為済みの男性ではいけません。

 

命を落とす危険性が高いこともあり、もちろん花沢中将の妻はこれに反発します。

そこで息子・勇作を助けるために母は「お見合い作戦」を依頼してくるのです。

お見合いをさせて、その後流れで行為に及ばせようと目論みます。

 

そこで菊田は、勇作の童貞を守るために杉元を利用します。

杉元に花沢勇作の振りをするよう画策し、最低限のテーブルマナーなどを教え込みました。

ただ、この任務はネタ枠なので、初めから成功するとは誰も思っていませんでした。よね?

途中、様々なハプニングがありながら結局上手くいかずバレてしまし、失敗します。

 

最後は、陸軍にチクると喚く母に対して鶴見が銃口を向け「引き金を引かねばなりませぬ」と脅しをかけます。

その後は、全裸の杉元たちの茶番があり、無事に童貞を守ることに成功したのでした。笑

 

間接的に弟を殺してしまったことを杉元に救われる

そんなことがありながらも、親交を深めた菊田。

実は、菊田からは杉元が「亡き弟」のように見えていました。

菊田には弟があり、杉元のように軍人になるように勧誘します。

そして、弟は軍人となり日清戦争に参加したのです。

 

しかし、病気にかかってしまい命を落としてしまったので、菊田は軍に誘った自分を責めていました。

そんな菊田に対して杉元は「自分をこれ以上責めるのはよして、未来に進んだ方が弟も喜ぶ」と言って励まします。

この一件があり、菊田は杉元を弟の面影を重ね、自分が被っていた帽子を渡しました。

今、杉元が被っている軍帽こそ菊田に貰ったものなのです。

 

「地獄行きの特等席」という考え方を杉元に教えた張本人

 

鶴見に撃たれ「地獄行きの特等席 俺のとなりを空けておきますよ」という言葉を残して命を落とした菊田。

この言葉は、いつでも死ぬ覚悟ができている菊田のポリシーです。

実は、菊田はまだ入隊をする前の杉元に、この言葉を伝えていました。

 

そして、この言葉はしっかりと杉元に受け継がれています

杉元が敵との戦闘時に使用していることからも「いつでも死ぬ可能性がある」ということを忘れないための言葉だと感じます。

なので、死を恐れず突っ込めるようになり「不死身の杉元」の異名を持つことができたのでしょう。

菊田との思い出を忘れていない証拠でもあり、菊田は間接的に杉元に物凄い重要なことを教えていたのでした。

 

【金カム】菊田杢太郎の正体まとめ

 

まとめ

菊田の正体について

  • 菊田は中央政府に所属するスパイ
  • 鶴見に金塊を発見させ最後は始末することが目的
  • 日露戦争で負傷した体を療養していたから初登場が遅かった
  • 最後は鶴見と月島にバレて銃殺された

 

菊田と杉元の関係性について

  • 菊田は杉元を「野良坊」(のらぼう)と呼ぶほど旧知の仲
  • 杉元を軍人として誘った過去を持つ
  • 「花沢勇作童貞防衛作戦」に杉元を替え玉として送った
  • 間接的に弟を殺してしまったことを杉元に救われる
  • 「地獄行きの特等席」という考え方を杉元に教えた張本人

 

以上、菊田の正体や目的についてでした!

杉元との意外な関係性にも驚きです。

現在の杉元を構成しているきっかけを与えた人物こそ、この菊田でした。

 

菊田は杉元と親しい間柄だったので、正直生き残ってほしかったと言う思い強いです。

あまり菊田以外のスパイを送らなかった、中央政府が悪い気がします。。

 

 

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