メイドインアビスのヴエコの過去は悲惨？最後は死亡するのか解説

公開日: 2022年6月19日｜最終更新日: 2022年7月3日

【メイドインアビス】に登場する「ヴエロエルコ」は、決死隊「ガンジャ」の1人です。

※以下、ヴエコと呼称

アニメ2期では、ガンジャ隊の過去や成れ果て村が作られた経緯などを明かしてくれる重要人物です！

メイドインアビスに出てくるキャラクター達の多くが大なり小なり辛い過去があります。

ヴエコも例外ではなく、かなり衝撃的な過去を持っていました。

一体、どのような悲惨な過去を持つのか？

さらに、物語が進むにつれて成れ果て村のキャラたちはほぼ死亡します。

ヴエコも同様に死亡してしまうのでしょうか？

今回は、ヴエコについて詳しくお話していきます！

まとめ

ヴェコの「過去」について
最後は「死亡」するのか

1 メイドインアビスのヴエコの過去は悲惨？
2 最後は死亡するのか解説
- 2.1 成れ果て村の消滅時に上昇負荷を受ける
- 2.2 最期はファプタに看取られながら死亡する
3 【メイアビ】ヴエコについてまとめ

メイドインアビスのヴエコの過去は悲惨？

アニメ「メイドインアビス」ヴエコちゃんのキャラ紹介勝手に描きました。色選びはうそでした。
あとはアイコンも描きたい… pic.twitter.com/oxC13xOd0f
— りんご🍎 (@pikahit) May 26, 2018

ヴエコの初登場は、ボンドルドとの激戦後に到着する成れ果て村編です。

最初はリコが発見するのですが、ヴエコはどこかおどおどして自信がなさそうな表情をしています。

過去の様々な出来事が原因で自己肯定感がかなり低く、話し方も暗いです。

一体、どんなひどい出来事があったのか？

早速、ヴエコの過去について解説していきます↓↓

幼少期に里親のジュロイモーから性的虐待を受けていた

メイドインアビス基本悪い奴は出てこないなぁ、強いて言うならジュロイモーぐらいだろ悪人は。ボ卿もワズおじも悪意はないから（）
— 多浪飼育者 (@Ethmostigm_us) July 30, 2020

まずは、ヴエコの幼少期の話から見ていきましょう！

身寄りのないヴエコは「ジュロイモー」という男に拾われ、お世辞にも快適とは言えないような環境で幼少期を過ごします。

ジュロイモーは本当にひどい男で、ヴエコを「使い古し」と罵りながら性的虐待をしていました。

ヴエコはジェロイモーを心底憎んでいましたが、彼の話す「黄金郷」の話だけは事細かに覚えていました。

難破船で死にかけていた男から「星の羅針盤」を受け取り、黄金郷を託されたと何度も自慢げに話していたのです。

ジュロイモーの登場シーンはかなり少ないですが、個人的にはメイドインアビスの中で「最も最悪」で、良いところが1つもないクズキャラだと思っています。笑

黄金郷を目指し決死隊「ガンジャ」に入隊する

ヴエコは「ジュロイモーがいない場所に行きたい」という切実な願いを持っていました。

そして、彼のような「自慢話だけで終わりたくない」という一心で黄金郷を目指し、準備を進めます。

ある日、可愛がっていた動物（詳細は不明）をジュロイモーに取り上げられ、限界を感じたヴエコはついに家を飛び出します。

そして決死隊「ガンジャ」へと入隊を果たすのです。

どんな経緯で入隊に至ったのかは描かれていませんが、ワズキャンはヴエコが現れる前日にガンジャ隊への入団を予言していたそうです！

さすが、未来予知能力を持つワズキャンですね！

◆ワズキャンの正体はこちら↓↓

アニツリー

2022.06.16

メイドインアビスのワズキャンはやばいほどクズ？揺籃や成れ果て村の経緯は？

https://zundad.com/made-in-abyss-wazukyan-kuzu

【メイドインアビス】のアニメ2期となる「烈日の黄金郷」では、初登場となるキャラが多くいます。中でも「ワズキャン」という人物は、2期でのキーマンと言っても過言で...

「看護」「遺物管理」「身体」のお世話係となる

ヴエコの仕事は、主に「病人の看護」「遺物管理」「身体のお世話係」という3つがありました。

看護と遺物管理はヴエコが必死に準備してきた賜物だと思います。

ただ「身体のお世話係」に関しては、自ら申し出たのか、頼まれて承諾したのかは不明です。

ジェロイモーから受けてきた虐待を乗り越えられているようには見えないので、お世話係は「精神的にかなり負担だったのでは？」と心配になってしまいます。

ワズキャンやべラフと共に「三賢」の1人として数えられる

ヴエコは入隊後しばらくしてガンジャ隊の「三賢」となりますが、それでもなお自己肯定感は低いままでした。

三賢とは・・

成れ果て村を作った3人の人物
ガンジャ隊の「ワズキャン」「ベラフ」「ヴエコ」の3人
後にヴエコは脱退する形となり、新たに「ジュロイモー」という人物が選ばれる

(ヴエコを虐待していた人物と同名だが、別人と言われている)

ヴエコが卑屈な理由は、他の2人が優秀だったことも大きく関係しています。

未来予知のような能力がありみんなを導いてくれる「ワズキャン」。

知識が豊富で聡明な「べラフ」。

ヴエコは、そんな優秀な2人に引け目を感じていたようですね。

そんなヴエコを見たべラフとワズキャンは「ガンジャ隊にとって必要な存在」であることや、その他にも「有能で可愛らしいこと」を伝え元気づけます。

その後は、ヴエコの表情が少しだけ明るくなっており、少なくともこの時までは素晴らしいメンバーに出会えて良かったなぁと嬉しくなりました！

イルミューイに懐かれ仲良くなる

メイドインアビス、イルミューイのあのあたり個人的に辛いポイントだった…
— ぐんそー　13機兵クリア (@maguroooonn) May 5, 2021

アビスを見つけたガンジャ隊は、冒険を進める中で「イルミューイ」という少女と出会いました。

イルミューイとヴエコは「子供が産めない身体」という共通の辛い過去を持ち、2人の絆はすぐに深まります。

イルミューイはヴエコのことを「お母さんと同じ匂いがする」と言って本物の母親のように甘え懐き、ヴエコもイルミューイを離したりなんかしないと約束します。

2人の関係は本当に微笑ましかったのですが、その後「欲望の揺籃」によって事態は急変してしまうのです。。

「目の奥」(ドグープ)に150年幽閉されていた

メイドインアビス最新話のベラフの目の話、だからヴエコが捕らえられていたところ「目の奥」っていうんですね
— 橋川 (@hassium216) September 28, 2018

ヴエコは、ワズキャンとイルミューイが欲望の揺籃を利用して「成れ果て村」を作り上げようと企んでいることを知ってしまいます。

ただ、実際はイルミューイ自身もワズキャンに騙され、うまく利用されているだけでした。

未来予知の能力を持つワズキャンは、隊でも発言力がありリーダー格でした。

全ての企みを阻止しようと、ヴエコは「自分が死ねばワズキャンの予言は外れる」と予想し、崖から飛び降りて自殺を図ります。

しかし、間一髪のところでワズキャンに助けられそのまま気を失ってしまい、目を覚ました時にはイルミューイの頭の中に繋がれていました。

ここはイルぶる（＝成れ果て村）の住民達から「目の奥ドグープ」と呼ばれており、住民達は本能的に奥へ進むことができない場所でした。

アニ木

おそらくイルぶる内で最もイルミューイに近い場所で、イルミューイ自身も住民を拒んでいたのかなと推測します。

ヴエコはその後「150年」もの間、イルミューイが産んだ子供達の魂と共に過ごしました。

もう話すことのできないイルミューイに代わって、1人1人に名前をつけ子守唄を歌っていたのです。

ちなみにガンジャ隊達は成れ果て化することで生きながらえましたが、ヴエコは成れ果て化せずヒトの形のまま150年間過ごしています。

おそらくイルミューイによって守られていたのかなとは思いますが、それにしてもイルミューイのヴエコに対する愛が凄すぎますね！

最後は死亡するのか解説

ヴエコ#メイドインアビス pic.twitter.com/v32BI82Oi5
— まるのみ人形 (@marudoll) October 14, 2021

ここまで、ヴエコの過去についてご紹介してきました。

リコに救出されたことで「150年ぶり」にイルぶるに姿を現したヴエコ。

しかし、村は「狩り」にきた原生生物や、なぜか三賢として再登場したジュロイモー、そしているミューイの娘・ファプタなどによって崩壊寸前でした。

ヴエコはその後どうなってしまうのか？

ここからは、ヴエコの最期について解説していきます！

成れ果て村の消滅時に上昇負荷を受ける

59話は色んな事起こりすぎですわぁ・・・
個人的にはパッコヤンとヴエコの関係がぐっと来た#メイドインアビス
— すけぴー (@sukepi1) June 10, 2021

ファプタによって破壊された村には力場が入り込み、今まで封じられていたアビスの呪いも元通りになりました。

ファプタを探しながらガンジャ隊やイルミューイとの思い出に浸っていたヴエコは、何も考えずに階段を登ってしまい上昇負荷の影響で「成れ果て化」してしまうのです。

150年幽閉されていたこともあって、アビスの呪いをすっかり忘れていたヴエコ。

あまりにも呆気なさすぎる最期と思いきや、ガンジャ隊のメンバーだった「パッコヤン」が捨て身でヴエコを助けたおかげで少しだけ生き延びることができます。

この「パッコヤン」は、元々ガンジャ隊の頃からヴエコのことが好きだったようです！

自分を犠牲にしてまでもヴエコを助けるパッコヤンの姿は、とても健気で悲しい最期です。。

最期はファプタに看取られながら死亡する

メイドインアビス10巻
「母は　たとえファプタであっても
お前だけは渡したくなかったのだ」
ファプタとイルミューイ、ヴエコの話。凄く良いですよね。
大丈夫。皆にもちゃんと振る舞ったさ pic.twitter.com/P1pIkNlaa8
— 大田区議会議員_おぎの稔_メタバース議員系Vtuber🏭🛫💉💉 (@ogino_otaku) September 5, 2021

パッコヤンのおかげでファプタと会うことができたヴエコですが、命は長くは保てませんでした。

せめてもの時間だけでもと、母イルミューイとの思い出話をファプタに聞かせます。

そうしてヴエコは、静かに息を引き取りました。

イルミューイは、ずっと願い続けた大事な大事な自分の最後の子供「ファプタ」にさえも、ヴエコとの思い出は共有したくなかったようです。

自分が知らない母の姿と、ヴエコの絆を知ったファプタ。

これまで村を破壊することだけを考えてきたこともあり、何とも言えない悲しい表情でヴエコを看取ります。

ヴエコ、イルミューイ、ファプタの関係は本当に悲しくて儚くて、何度見ても泣いてしまうシーンです。