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推しの子-カミキヒカルの正体は誰で目的は?父親で確定か考察

公開日: 2023年6月22日 | 最終更新日: 2023年6月30日

 

コミックだけでなくアニメも大人気で、主題歌も含め常に話題を集めている『推しの子』

この作品は、単純なアイドルのシンデレラストーリーかと思ったら・・怪我します。笑

華やかな芸能界の裏をクローズアップし、でも芸能界への憧れは消えない、という話の組み立てがすごく上手い作品でみるみる吸い込まれていきます。

 

そんな推しの子のメインテーマとなるのが、「転生」「父親」「犯人」という3つのキーワードです。

「ゴローの死→双子として転生→アイの死→芸能界」この流れから、これまでに色々なことが判明してきました。

そして、その最重要人物として浮かび上がったのが「カミキヒカル」です。

この、カミキという男は一体何者なのでしょうか? 

 

今回は、謎大きキャラであるカミキヒカルについて考察していきましょう↓↓

この記事を見て分かること
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  • カミキヒカルの「正体」や「目的
  • アクアとルビーの「父親説」について

 

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カミキヒカルの正体は誰で目的は?

 

アニメではまだですが、原作コミックではカミキヒカルアクアとルビーの双子の父親ということがほぼ判明しています。

コミックでもまだまだ謎が多く、顔すらはっきり出ている描写は少ないです。

名前の漢字も判明しておらず「神木」なのか「神崎」なのか。。

 

そんなカミキヒカルは、正体の他に目的についてもハッキリしません。

なぜアイを妊娠させた?(一番星を堕とすため?)

なぜ双子は放っておく?(片目の星が両方に集まるのを待っている?)

まだまだ、ヒントが少ない状況ですね。

 

そんなカミキは、人気絶頂の人物を地に落とすことが好きなサイコパスな面があります。

なのでアイも、サイコパスカミキに狙われたのでしょうか?

ここからは、カミキの正体や目的を考察します↓↓

 

正体① 前世からの転生者

実は、原作でカミキヒカルはアクアやルビーと同じように転生者だと話題になっています。

連載誌の方では顔が分かり、カミキも両方の目に星を持っていました。

では、なぜ転生者と考察されているのでしょうか?

 

その理由は、2つあります。

1つ目が、アイの妊娠時にカミキが15歳(中学生)だったということです。(それにしては行動がおかしい)

まぁ普通の15歳なら相手の予期せぬ妊娠に動揺し、逃げてしまうような事が考えられますよね。

ですが、カミキはゴローを殺害し出産を妨害し、それが失敗に終わった為、次はアイ本人を殺害します。

 

2つ目が、推しの子のシンボルでもある「両目の星」です。

カミキにも、両目にアイと同じ星があります。

ただ、この目の星は復讐心に駆られていると黒く光ります。(アクアも何度かなっている)

初登場から常に黒く光るカミキの目は、尋常でない復讐心に溢れていると考えられるでしょう。

普通の中学生がそこまでの気持ちになるというのは稀なので、おそらく転生者であり前世からアイと関わりのある人間だったのだと思います。

 

 

正体② 目に星がある復讐者

目に星がある本当の理由はまだわかっていません。

作中でも星が出たり色が変わったり、また消えたりとしていることから遺伝性だけではなく、

持ち主の感情の起伏(主にダークサイド)によるようです。

カミキは星の目をもつ者でも異質でその星は常に黒く光っています。

星が黒く光るのは心が復讐に囚われたときなどの暗さを示しているので、

常に黒いカミキには強い復讐心があるはずです。

その強い気持ちは誰に向いているのか・・これからの展開が楽しみですよね!

 

正体③ 演技がうまく芸能会でも実力派

カミキは若くして神木プロダクションの代表取締役になっています。名前からして起業した感じですが、

元々は劇団ララライにいた役者でした。カミキが16歳の時にアイの妊娠騒動で表舞台からは引退していました。

その後、芸能界に復帰し今の地位を築いたようです。

カミキがララライに所属していたのは10歳〜16歳とされています。子役からはじめ演技も上手く評判は上々だったようです。

黒川茜の調べから大学も卒業しているので頭も良い(転生者チートはありそう)のかなと。

なぜ急に復帰したのか、引退していた間の活動なども明らかになってなくまだまだ謎の多い人物です。

 

 

正体④ 姫川愛梨の夫で大輝の父親

アクアが父親探しをしている中で、DNA鑑定を利用していました。

アイと関わりのあった人間のDNAデータを採取し、鑑定していたようです。

そんな中、意図せずDNAが半分同じ人物が現れます。

劇団ララライの姫川大輝です。

 

姫川は20歳なので、彼本人が双子の父親説はありませんでしたが。

アクアが行ったDNA鑑定で父親が同じ可能性が高いと書かれていました。

その事実を知り姫川とアクアが話をした際、彼が父親だと告げたのは上原清十郎という男でした。

 

そしてカミキは姫川愛莉という、姫川大輝の母親の浮気相手です。

大輝の父であり、姫川愛莉の本当の夫は「上原」です。

しかし、2人は大輝が5歳のときに、軽井沢のコテージで心中。

大輝は、上原が追い目を感じていて愛莉を巻きこみ死んだと考えていました。

 

しかし上原は15年前に他界しており、アイが夫らしき人物と電話で話していた12年前には話せません。

ここから、2人の父親は上原ではないということが判明しました。

アクアは大輝が父親だと言っている上原清十郎が「自分の父親」だと思っていましたが、時系列の矛盾などからも父親は別の人物であることが分かります。

そこで姫川愛莉と関係があった人物としてカミキヒカルが浮上しました。

ここから、大輝もまたカミキの子という事が判明します。

大輝の演技力もカミキ譲りだとしたら納得がいくでしょう。

 

正体⑤ アイの夫でアクアとルビーの父親でほぼ確定

姫川大輝とアクアが異母兄弟であることはDNA鑑定によって証明されているため、2人の父親は別にいるという事が浮かび上がりました。

そして、それこそがカミキヒカルである可能性が高いのです。

このカミキがアクアとルビーの父親であれば、多くのことに納得がいきます↓↓

  • アイが素性を知らせたくなかった理由

→カミキが劇団ララライに所属する若手俳優

  • アイを殺した犯人

→アイがこそこそ公衆電話で住所を教えた唯一の相手

  • アイの墓参りで自分たちの子供を称える

→アクアとルビーの活躍を知っている

  • アクアとルビーには手出ししない理由

→自分の子供だから

など

 

まだ確定ではありませんが、カミキヒカルの存在は間違いなくアイと接点があります。

そして現在までの行動から考えてみても、アイの夫である可能性が高いです。

上原というミスリードが事前に描かれたことから、さらにカミキまで伏線だとは考えにくいです。

カミキは実際に殺人を犯すシーン(片寄ゆら)があるので、間違いなく作中でのラスボスのような立ち位置にいます。

 

正体⑥ アイやゆらなどを殺したサイコパス男

 

カミキは、表向きはいつもニコニコしていて穏やかな青年です。

しかし、アイの熱狂的ファンでありストーカーのリョースケを使ってゴローやアイまでも殺したことが分かっています。

そして指示を出すだけではなく、自ら直接人殺しを実行できる極めて残忍で冷酷サイコパスです。

 

原作109話では、オフの日に山登りに出かけた片寄ゆらを転落しに見せかけて殺害します。

人殺しをした時も一切表情を崩さないまま、死ぬ寸前のゆらに対して笑顔で話していました。

ゆらから「人殺し」と罵られましたが、意に介さず「価値のある君の命を奪ってしまった僕の命に重みを感じる」と笑みを浮かべます。

なぜ片寄ゆらを殺害したのかは分かりませんが、価値のある命を奪うことを目的としているようでした。

 

正体⑦ すべての黒幕であり犯人

アイが殺されるきっかけとなった電話。

それは、アイが公衆電話で双子の父親に住所教えたこと。

その電話の後にストーカーが尋ねてきてアイは刺されてしまいます。

 

逆を言えば双子の父親に電話さえしなければアイは死ななかったはずです。

電話を受けたのがある「父親→父親=カミキ→アイを殺すように仕向けたのもカミキ」ということになります。

あくまで実行犯はリョースケであり、リョースケは自殺しています。

アイを殺したときは、情報だけをリークしたのでしょう。

そして、片寄ゆらの時は自ら手を下しています。

 

なぜ、今回はカミキが直接殺したのかは分かりません。

ただ、アイの人生を映画化するにあたり主演にゆらが選ばれそうだったので消した、、のかもしれません。

もしかすると、実は自分の娘のルビーを映画に出させるためとも考えられます。

どちらにしろ、この状況を作り出した犯人&張本人であり、今後も黒幕として立ちはだかる人物なのは間違いないでしょう。

 

では、カミキの正体について考察をしたところで、ここからは目的についても触れていきます↓↓

 

目的① 芸能界への報復

目に宿る星で黒く輝くのは「復讐心」の顕現。

ゆらを殺害した時にも、黒く光っていました。

そうすると、カミキの目的は間違いなく復讐でしょう。

 

しかし、復讐の矛先は見えてきません。

アイへの復讐だとしても、それはすでに完了しています。(なぜ双子は野放し?)

前世で芸能界に何かしらの恨みを持ちながら転生したことで、「人気絶頂であったアイとゆらを殺害→芸能界が損失を受ける→芸能界への復讐達成」というシナリオを描いているのでしょうか?

 

もしかしたら、カミキは子役から演技力を買われて役者として過ごしていましたが、その未来は行き詰まっていたのかもしれません。

自分をスターと認めなかった芸能界を逆恨みし、人気の子たちを殺すことで復讐しているのかもしれません。

 

目的② 目に星がある人物への復讐

先ほどは芸能界への報復と考察しましたが、ここでは個人に対する復讐ではないか?という予想です。

目の黒い星は復讐の象徴ですが、白く輝くのはカリスマ性の証。

カミキは、この白い星が出なかったのかもしれません。

実力があったにも関わらずカリスマ性はなく、それをプライドが許さずに嫉妬だけが募っていく。。

そうして、白い星を持つ人を殺害し自分のものにしようとしたのではないでしょうか?

そうすれば、カリスマ性を持つ人物がいなくなり「自分に宿る」とサイコパスの考え方をしたのかもしれません。

 

もしそうだとすれば、次は黒川茜かルビーということになります。(片目に星がある)

カミキが双子を放っておく理由も分かりませんが、自分の血を分けた子は大事にとっておいて、最後に殺そうとしているだけかもしれません。

 

目的③ 自身の子供を活躍させる

カミキは、殺すことに躊躇も情もない人物です。

そんなカミキが、なぜアクアとルビーを見逃しているのでしょうか?

愛した人との子だから?

いやいや、カミキにはそんな愛情はカケラも感じられません。

 

と、なると双子が自力で売れて有名になったところで父親だと暴露して、話題や注目を浴びたいのか?

もしくは、純粋に自分が到達できなかった「大人気」という称号を血のつながった家族に達成してほしいのか?

何か理由がなければ、自身がリョースケに指示して殺害したアイの子供を放っておく理由がありませんよね。。

 

目的④ 人気女優を殺すことで快感を得る

個人的には、この考察④が有力な気がします。

アイ、ゆらという女優はどちらも人気絶頂。

まさに、「出る杭は打たれる」という状況です。

そして、ゆらの殺害時にはカミキはエクスタシーを感じていました。

 

ここから、なぜ知名度や人気が上がりつつある双子を放置するのか?ということです。

これは、「実が熟すまで待っている」と予想しています。

対象が人気で知名度・影響力があるほど、殺した時の快感が倍増するすれば?

最後はアクアもルビーも殺害し、永遠に人気は自分のものになる・・と考えていたとしたら?

もう本当にサイコパス、、

 

余談ですが、ハンターハンターのヒソカというキャラも、まだまだ育ち盛りのゴンやキルアを殺していません。

その理由が、まさに「強くなってからの方が興奮するから」という単純な理由でした。

このカミキヒカルはヒソカと通じるところがあり、真の目的を知るのが怖いです。

 

 

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【推しの子】カミキヒカルの正体や目的の考察まとめ

 

まとめ

  • カミキヒカルはアクアとルビーの実の父親
  • 子役から16歳で引退し、現在は起業し社長
  • 双子の母、アイを殺害した(実行犯はストーカーのリョースケ)
  • 姫川大輝の父親でもある
  • アイを妊娠させた時は15歳、姫川愛莉の妊娠時は11歳。さすがに常識を疑うので転生者説がある
  • 目の中に星がありいつも黒く光っている(黒は復讐心の表れ)
  • 片寄ゆらも殺害した(カミキ自ら)理由は不明
  • 双子を殺さないのは芸能界で成功してから殺したいから?

 

以上、カミキヒカルについて考察してきました!

アクアとルビーの父親でありながら、母親のアイを殺したカミキ。

一体、なんの目的でそんなことをしたのか?

イマイチ本当の目的は分かっていませんが、これから話が進んでいくにして明らかになっていくことでしょう。

 

SNSでも目的がはっきりしないからこそ怖い!危険!という意見があります。

一番怖いのはもう復讐は完了していて大勢巻き込んで散る・・みたいな覚悟ですよね。

もうここまできたらグッと我慢して物語を見守っていようと思います!

 

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