『薬屋のひとりごと』の上級妃を覚えるなら、まず玉葉妃=貴妃、梨花妃=賢妃、里樹妃=徳妃、阿多妃=淑妃の組み合わせから。この4人が、第1期序盤の四夫人です。
ただ、妃の名前と位に、女官や宦官という仕事の呼び名まで加わると混乱しますよね。顔と名前を見比べながら、後宮での立場を図で整理しました。
一覧と階層図はアニメ第1期序盤を基準にしています。阿多妃から楼蘭妃への交代は別枠で紹介。第2期以降の地位の変化や人物の正体は扱いません。

目次
上級妃・四夫人の一覧【第1期序盤】
四夫人は、後宮の中でも高い位にある正一品(しょういっぽん)の妃。それぞれ専用の宮を持っています。以下の配置は名前と妃号の対応で、4人の内部順位を示す並びではありません。













名前 → 妃号 → 宮をセットで。左右・上下の配置は内部順位を表しません。
人物画引用:アニメ第1期公式人物紹介。位・宮の整理:公式用語集。図解はアニツリー作成。
©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会


©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
玉葉妃(ギョクヨウヒ)
猫猫を侍女として迎える妃。猫猫の仕事を追うときは、玉葉妃が暮らす翡翠宮を覚えておくと分かりやすいです。


©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
梨花妃(リファヒ)
水晶宮で暮らす四夫人の一人。公式人物紹介では、玉葉妃とは対照的な雰囲気を持つ、凛とした妃として紹介されています。


©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
里樹妃(リーシュヒ)
若く、後宮のしきたりに不慣れな妃。正一品という高い位にいても、侍女たちに軽んじられてしまう様子が描かれます。位だけで人間関係が決まるわけではない、と分かる人物です。


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阿多妃(アードゥオヒ)
現帝にとって最初の妃。中性的な雰囲気と振る舞いが特徴です。第1期序盤の淑妃は阿多妃で、楼蘭妃が入るのはその後になります。
皇后と上級妃の位・序列
皇后は帝の正室で、後宮を束ねる立場です。一方、四夫人は高位の上級妃。第1期序盤の現帝には皇后がいません。皇后の制度上の位置と、その時点で誰が就いているかは分けて考えましょう。













四夫人は正一品の妃
妃の階層の大枠です。女官や宦官は仕事の区分なので、この階段には並べていません。
人物画引用:アニメ第1期公式人物紹介。位・宮の整理:公式用語集。図解はアニツリー作成。
©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
四夫人の中では誰が上?
今回確認したアニメ公式用語集は、4人をまとめて正一品と紹介しています。この資料だけでは、4人に1位から4位までの順位は付けられません。帝からの寵愛、家柄、御子の有無による影響力も、位そのものとは区別が必要です。
たとえば、公式人物紹介で玉葉妃は帝の寵愛を受ける妃、里樹妃は侍女との関係に悩む妃として描かれます。同じ四夫人でも、置かれている状況には違いがあります。中国史上の制度をそのまま当てはめるより、作中で説明された範囲を押さえる方が確実です。
淑妃の交代:阿多妃から楼蘭妃へ
ここからは第1期途中の人事に触れます。先の展開を知りたくない方は、次の「女官・官女・宦官の違い」へ進んでください。
阿多妃が後宮を去った後、新たな淑妃として入るのが楼蘭妃(ロウランヒ)です。阿多妃と楼蘭妃を加えて「四夫人は5人」と数えると、別々の時点が混ざってしまいます。






同時に並ぶ2人ではなく、別の時点の淑妃です。
人物画引用:アニメ第1期公式人物紹介。位・宮の整理:公式用語集。図解はアニツリー作成。
©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会


©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
楼蘭妃(ロウランヒ)
髪型や化粧、雰囲気を頻繁に変える妃。公式人物紹介では、阿多妃の後に入内した淑妃と説明されています。姿の変化と妃号を分けて覚えておきましょう。
女官・官女・宦官の違い
宮廷は、妃たちの暮らす内廷=後宮と、政治や儀式を行う外廷に分かれます。似た呼び名の「女官」と「官女」も、この作品の公式用語集では勤め先が分かれています。


掃除や洗濯などの雑事


後宮の管理業務
登用試験に合格した女性
軍事を担当
軍事以外の行政事務
作品の公式用語集による分類。画像はそれぞれの役職を紹介する公式場面カットです。
画像引用・役職の出典:アニメ第1期公式用語集
©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会


画像引用:アニメ第1期公式用語集
©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
宦官とは?
宦官(かんがん)は、去勢され、後宮の管理などに当たる男性官吏として説明されています。後宮への男性の出入りは制限されますが、帝やその血縁、宦官などを区別する必要があり、「男性は誰も入れない」と覚えると話が合わなくなります。
壬氏のように、人物の表向きの立場と物語の中で明かされる事情が関わる場合もあります。ここでは制度の説明に留め、正体に関するネタバレは別の記事にまとめています。


画像引用:アニメ第1期公式用語集
©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会



猫猫の毒見役はどの位?
毒見役は、帝や妃の食事に毒がないかを確かめる仕事の呼び名です。貴妃や賢妃のような妃の位には入りません。猫猫が玉葉妃に仕える場面では、「仕える相手」と「担当する仕事」を分けると理解しやすくなります。


画像引用:アニメ第1期公式用語集
©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
上級妃と後宮のよくある疑問
四夫人と上級妃は同じ意味?
公式用語集では、四夫人を後宮の中でも高位の上級妃と説明しています。上級妃という階層の中で、四夫人は正一品の妃として押さえましょう。
皇后がいないのに四夫人がいるのはなぜ?
皇后と四夫人は別の立場だからです。第1期序盤は皇后が不在でも、貴妃・賢妃・徳妃・淑妃がそれぞれ後宮で暮らしています。
女官も妃になれる?
公式用語集には、低い立場の女官でも帝に見初められて妃になる場合があると説明されています。ただし、女官の仕事を続ければ順番に妃へ昇進する、という仕組みではありません。












