【鬼滅の刃】半天狗の分身・喜怒哀楽の能力や名前は?哀絶など種類を解説

公開日: 2021年5月8日 | 最終更新日: 2021年9月11日

 

鬼滅の刃】の刀鍛冶の里編に登場する「上弦の肆・半天狗はんてんぐ」。

半天狗は額に大きなこぶがあり、角が生えた87歳。

老人のような容姿の鬼です。

 

刀鍛冶の里に来ていた「炭治郎」「禰豆子」「恋柱・甘露寺蜜璃」「不死川玄弥」の4人によって討伐されました。

半天狗は幼い頃から「嘘つき」で、いつも自分の都合のいいように解釈を捻じ曲げる歪んだ思考の持ち主です。

常に自分は被害者だと思っていて、周囲の人間の同情を引こうとしていました。

その思考は鬼になってからも変わらず「この世に自分よりも可哀想な者はいない」と思いながら生きてきました。

 

ただ、そんな性格でも上弦の鬼。

その強さは本物です。

自身をいくつもの分身体に分けて、攻撃してくる厄介さを持っています。

 

今回は【鬼滅の刃】に登場する半天狗についてお話します↓↓

★この記事を見ることで、半天狗の「能力」や、「分身体の名前」が分かります!

 

 

 

【鬼滅の刃】半天狗の分身・喜怒哀楽の能力や名前は?

 

半天狗は、切られるたびに「分裂体を生成する血鬼術」を使います。

分身たちに戦闘を任せている半天狗自身は、積極的に戦闘せずずっと怯えていました。

そんな本体とは裏腹に、分身たちはそれぞれに強力な能力を持っています。

 

さらに分裂体には、それぞれの「感情に由来した名前」がつけられていました。

ここからは、そんな半天狗についてご紹介します↓↓

 

半天狗の血鬼術は自身を「喜怒哀楽」の名前が付く4つの分身体に分裂させる

 

刀鍛冶の里編】で登場する半天狗が、血鬼術で戦闘要員として分裂させる分身は「主に4体」です。

それぞれに「喜怒哀楽」からとった名前があり、「空喜」「積怒」「哀絶」「可楽」と言います。

分身たちの表情にも、一応は描かれていますが「見ていて分からなくなってしまう!」という意見もありました。

 

では、それぞれの分身の「能力」や「名前」をご紹介します↓↓

 

 

 

天狗のように空を飛び音波で攻撃する「空喜」(うろぎ)

 

喜怒哀楽の「」。

背中に羽が生えていて、手足も鳥のような形をしているのが「空喜うろぎ」です。

日本に妖怪として伝わる「烏天狗」のように、その羽を使って空を自由に飛ぶことができる能力を持っていました。

空喜の攻撃は口から強力な音波を発することで、耳から脳へダメージを与え相手を気絶させます。

 

また、これが効かなくても鷹のように鋭く、金剛石すら砕く威力を持った爪を使って相手を切り裂きます。

空中移動」と「鋭い爪」「音波」を組み合わせて使うことで、炭治郎たちを分断・痛手を負わせました。

感情の中でも「喜」を担う空喜は、戦闘中に喜びを叫ぶなど狂気的な印象が強いです。

 

法具・錫杖を使用し激しい雷撃で攻撃する「積怒」(せきど)

 

喜怒哀楽の「」。

常に何かに怒っていますが、判断は冷静に行う「積怒せきど」。

を発生させる「錫杖しゃくじょう」を武器に、戦闘に参加していました。

この雷は自身の細胞には無効なため、同じ細胞からなる他の分裂体にも無効です。

炭治郎はそれを逆手に取り、空喜の腕で攻撃を受けることで積怒の攻撃を攻略しました。

 

感情の中でも強い「怒」を担う積怒は、他の分裂体の司令塔のような役割も担っていました。

また、炭治郎たちに4体の分裂体が首を切られると、積怒が他の3体を吸収して新たな究極体を完成させます。(後ほどご紹介します)

「怒」によってパワーアップするのは他アニメでもよく見ますが、半天狗にとっても「怒」の存在は大きいのかもしれませんね。

 

 

相手に穴を空けるほどの強力な槍の攻撃をする「哀絶」(あいぜつ)

 

喜怒哀楽の「」。

作務衣をまとい、十文字槍を自由自在に操る「哀絶あいぜつ」。

積怒との共闘で、主に玄弥と抗戦しました。

 

攻撃では「激涙刺突」と言う血鬼術を持ち、前方5方向に突きを繰り出します。

炭治郎をかばった玄弥は、この技を受け体中にハチの巣のように穴が開きました。

鬼喰いの能力を持っていた玄弥だからこそ耐えられましたが、人間であれば間違いなく死亡するほどの威力です。

他の分裂体のような激しい感情表現はあまりしませんが、戦闘中に「哀しい」とよくセリフしていました。

 

大きなヤツデの葉団扇で使用し風圧で圧殺する「可楽」(からく)

 

喜怒哀楽の「」。

戦闘中も楽しむことを優先に動く「可楽からく」。

可楽の武器は、妖怪の天狗も持っている突風を起こすヤツデの葉の団扇です。

建物などを崩壊させるほどの風圧を出し、人間などはたやすく吹き飛ばすことができます。

 

しかし、この突風はあくまでヤツデの葉の団扇によるもので、可楽の技ではありません。

実際に主に抗戦した禰豆子に団扇を奪われ、自身が突風に飛ばされるシーンも見られました。

空喜と似て快楽的ですが、比べてみると可楽の方がガサツな性格のようですね!

 

4つの分身体を合体させた究極体「憎珀天」(ぞうはくてん)

 

4体の分身の首を切り、本体の首まで追いつめた炭治郎たちの前に新たに「憎珀天ぞうはくてん」が現れます。

憎珀天は、積怒が「喜哀楽」の3体を吸収した状態の究極体です。

」の文字が刻まれ、太鼓を背負った容姿をしています。

天狗と言うよりは「雷神」に近いです。

 

相手を一方的に「」とみなし、自分を「」とする、半天狗の歪んだ思考を具現化したような分身です。

憎珀天は「無間業樹」「石竜子」と呼ばれる木の竜を召還し、操っていました。

他にも「狂鳴雷殺」という血鬼術で、「空喜の音波」と「積怒の雷」を石竜子から同時に放つことができます。

狂圧鳴波」という血鬼術では、憎珀天から狂鳴をはなったりすることもできます。

 

憎珀天は「喜怒哀楽」すべての術を使うことが可能です。

炭治郎・禰豆子・玄弥は追い込まれますが、甘露寺の登場で一時的に危機は逃れました。

 

出番は少ないが「恨」の名がついた相手を欺く鬼も登場した

甘露寺に増珀天を任せた炭治郎たちは、半天狗本体の首を切りに向かいます。

逃げた本体を発見した炭治郎は首を切ろうとしますが、突如半天狗の姿が巨大化します。

炭治郎はボロボロになりながらも、この巨大化した半天狗の首を落としました。

しかし、体が崩れません。

半天狗は再び動きだし、顔を確認すると舌に「」の文字が刻まれていました。

 

半天狗本体に刻まれた文字は「」。

ここで炭治郎は、しくじったことに気が付きます。

 

喜怒哀楽のように「恨の鬼」には名前がついていません。

しかし、この鬼も分身だったため、首を切っても消えませんでした。。

半天狗は、1度倒されたと見せかけ隙を作ることで、消耗した力を補給するために人間を食おうとしていました。

なんとも半天狗らしい、小賢しいやり方ですね^^;

 

半天狗の本体である「怯える鬼」は小指程度しかないミニサイズだった

 

「恨」の分身に苦戦させられて、1度は本体を見失う炭治郎。

ただ、戦闘で研ぎ澄まされた嗅覚で半天狗本体「」を見つけ出します。

半天狗の本体は、首を切った「恨」の分身の心臓部に潜んでいました。

あまりの小ささに、目撃した玄弥も思わず「ちっさ!!!」と驚いています。

 

【鬼滅の刃】に登場する鬼たちは、人間時代に悲しい過去を背負っていました。

しかし半天狗は、人間時代の行ないが悪く、救いようのない人生でした。

盗みを働き、嘘をつき、自分が正しいと思いこみ」周囲をないがしろにした半天狗の人間性の小ささ、そのまま最後の姿になってしまったのかもしれませんね。

 

 

 

【鬼滅の刃】上弦の肆・半天狗の正体まとめ

 

まとめ

●半天狗の血鬼術は、自身を「喜怒哀楽」の名前が付く4つの分身体に分裂させる

●天狗のように空を飛び音波で攻撃する「空喜うろぎ

●法具・錫杖を使用し激しい雷撃で攻撃する「積怒せきど

●相手に穴を空けるほどの強力な槍の攻撃をする「哀絶あいぜつ

●大きなヤツデの葉団扇で使用し風圧で圧殺する「可楽からく

●4つの分身体を合体させた究極体「憎珀天ぞうはくてん

●出番は少ないが「」の名がついた相手を欺く鬼も登場した

●半天狗の本体である「怯える鬼」は小指程度しかないミニサイズだった

 

以上、上弦の肆・半天狗についてでした!

今まで登場する鬼は、思わず泣いてしまいそうな過去を背負っていました。

しかし、ここにきて「全く感動しない半天狗」には驚きです。

 

ただ、分裂する4体は見ていて面白いです。

半天狗の分身たちに注目してそれぞれの違いや、天狗由来の物を探してみるのも面白いかもしれません。

また半天狗の分身に翻弄ほんろうしながらも、それぞれに成長を見せる鬼殺隊員に注目です^ ^

 

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