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神谷ヨハンの過去はかわいそう?目が悪くなった理由についても

公開日: 2023年6月13日 | 最終更新日: 2023年8月16日

 

外見至上主義】には、多くの魅力あるキャラが登場します。

この作品の面白いところが、各キャラの過去まで深掘りされる点です。

初めは、悪役だと思っていたキャラでも、その過去が描かれることで「単に悪いキャラではない」という印象を持つことができます。

このように、感情移入できることも外見至上主義が人気の理由です。

 

中でも、読者たちの間で「同情してしまう」キャラクターとして神谷ヨハンが挙げられます。

ヨハンは、見た目は超がつくほどイケメンですが、育ってきた環境はとても悲惨なものでした。

なので、この記事ではヨハンの過去について解説します↓↓

この記事を見て分かること
  • 神谷ヨハンの可哀想な「過去」について
  • 流星や瑞樹との「関係性

 

 

 

 

神谷ヨハンの過去はかわいそう?

 

 

神谷ヨハンは、蛍介と同じ才源高校に通う同級生・流星と瑞樹の幼馴染です。

作中では、10人の天才の中でも「コピーの天才」と呼ばれるほど対応力があり、喧嘩がものすごく強いイメージのヨハン。

ただ、幼い頃は喧嘩が弱くすごく貧困生活を送っていました。

その度に、流星に助けられて瑞樹のことを想う側、自分の惨めさに劣等感を抱いていたのです。

このように、ヨハンは今とは比べられないほど悲惨な過去を歩んでいました。

 

過去① 幼なじみの流星や瑞樹と3人で遊ぶ

ヨハンと流星・瑞樹は幼馴染であり、頻繁に3人で遊ぶ仲でした。

同じ教会に通う者同士ではありましたが、家庭環境は大きく異なり、流星は裕福な家庭に生まれ何不自由なく過ごし、教会にも莫大な献金を払っていました。

一方でヨハンの家庭は貧しく母子家庭で育ち、母親は美容師として懸命に働きます。

 

ただ、母親は目の病を患っていたため稼ぎはあまりなく見窄らしい家庭環境でした。

そのため、流星との家庭環境の違いから妬ましい気持ちと瑞樹のことを想う気持ちの両方があり、自分では釣り合わないと自分の気持ちを押し殺して生活を送ります。

 

 

過去② 喧嘩が弱くいじめられていた

ヨハンは流星や瑞樹と同じ中学校に通うこととなりますが、学校1番の貧乏で喧嘩が弱いということもあり、いじめを受けます。

喧嘩が弱いヨハンとは正反対に、流星はボクシングを習い高速パンチを会得し学校1の強さを手に入れます。

そこから、いじめられているヨハンを流星はボクシングで培った高速パンチで何度助けました。

しかし、助けられる度にヨハンは惨めな気持ちとなり、自分には瑞樹は守れないから隣にいる資格はないと諦めていくのです。

 

過去③ 母親が視力低下+お犬教に入信

母親はヨハンが幼い頃から目の病を患っており、視力が低下していきます。

美容師として働くものの元々貧しいこともあり、孤児たちをボランティアでカットしてあげるくらいでしか働く場所がなく、貧困から中々抜け出せずにいました。

また、母親は視力低下と共に、精神までもおかしくなってしまい、お犬教という変な宗教にのめり込んでしまいます。

それでもヨハンにとっては唯一の家族であり肉親であるため、見捨てることはできず、母親が狂っていく姿を見守ることしかできませんでした。

ヨハンにとって母親が宗教に染まっていく姿を側で見ているのはとても辛く、読者としては本当に可哀想でなりませんよね。

 

 

過去④ 喧嘩や恋敵として流星にコンプレックスを抱く

お犬教に入信した母親を救うために、3人で潜入して無事に母親と私生活に戻ることができます。

しかし、その過程で瑞樹を危険にさらしてしまっただけではなく、流星に助けられることになりました。

そこからヨハンは、ずっと募らせていた流星に対する敗北感・嫉妬・嫌悪感、さらには大好きな瑞樹の恋敵としてコンプレックスを抱きます。

 

ヨハンと流星は、幼い頃から純粋に仲の良い友達でした。

ただ、成長するにつれて一緒に成長したはずの流星が本当は恵まれた環境で育ち、ボクシングの才能にも恵まれて喧嘩が強く、自分とは正反対の道を歩んでいることを自覚し始めます。

さらに瑞樹のことを女性として、恋愛対象として意識し始めてからはさらに自分よりも流星の方が瑞樹にはふさわしいのではないかと考えるようになり、一層流星を羨み、自分のことを蔑むこととなります。

 

一読者としても、身近に流星のような完璧な人間がいたら、例えどんなに仲が良く深い絆で結ばれようとも羨ましいとコンプレックスを抱かずにはいられないでしょう。

さらに、ヨハンは劣悪な家庭環境があるため、なおさらに妬ましいと思ってしまったのかもしれません。

私がヨハンでも同じ感情を抱いたと思います。

 

過去⑤ 強さを求めてボクシングを極め優勝

流星が幼い頃からボクシングにのめり込んでいったのとは裏腹にヨハンもボクシングを始めますが、当初はそこまで打ち込むことはありませんでした。

しかし、母親が変な宗教に染まり、酷い目に遭わされそうになった時にヨハンの才能は覚醒し、流星の高速パンチをコピーしてします。

そして、お犬教の一件からヨハンは流星と瑞樹の元を去り、その後の足取りは掴めませんでした。

さらに驚くべきは、流星が期待をされる大きな大会の決勝の相手として現れたのが何を隠そうヨハンだったのです。。

強さを求めたあまり、世間の予想を覆してボクシング大会で優勝したのはヨハンでした。

 

後に描かれますが、おそらくこの後にまだ羽柴がいるビッグディールへ赴き白窪に生きるための知恵を教わったのでしょう。

(倒した相手のスニーカーを奪い、売って生活費にする)

さらに最悪の状況から、ヨハンは後に「ゴッドドッグ」という組織のトップにも選ばれるような才能を開花させていきます。

この頃から10人の天才のうちの1人、コピーの天才の異名を授かるのです。

 

過去⑥ 譲に拾われゴッドドッグのヘッドとなる

ヨハンは、ある日を堺に天賦の才を手に入れて、今までの腹いせのように周囲の不良たちをボコボコにして回りました。

その噂が譲の耳にも届き、一匹狼だったヨハンを拾います。

同時期にホステル(磯野聡)に潰された北の「バックドア」の後任として、ヨハンをゴッドドッグというチームのヘッドにします。 

 

ただ、ヨハンはあくまでも誰も信じない1人よがりのヘッドだったため仲間にも恵まれませんでした。

トップとしての行動がなってないどころか、ひとりでに突っ走り一部の組織に逆らおうとした結果、呆気なくやられてしまいゴッドドッグはあっという間に壊滅させられます。(譲に)

 

過去⑦ ヨハンの目も悪くなっていく

その後、ヨハンはとある縁からバーンナックルの参謀・岡本翔瑠とビジネスパートナーとなり、よく援護をすることになります。

才源高校vsホステルAとの大乱闘の際、流星とも顔を合わせることになり軽くやり合います。

その際、母親の目の病を受け継いでしまったのか、流星はヨハンのパンチがうまくミートしないことに気付きました。

なんと、ヨハンの目も悪くなってきていたのです。

片目だけ光が消えていき、登場時より徐々に悪くなっている様子で、これには流星も悲しみの表情を堪えきれませんでした。

 

過去⑧ 母親の手術を受けさせてやれなかった

ヨハンが譲の誘いを受けゴッドドッグのトップになることを決意した最大の理由としては、母親に手術を受けさせるためでした。

宗教にのめり込み昔のような笑顔の優しい母親ではなくなってしまいましたが、それでもヨハンにとっては唯一の肉親であり大切な人には変わりありません。

母親の目の手術を受けるには莫大な資金が必要で、その資金を手に入れるために譲の誘いを受け組織に加入します。

 

譲のバックにはHNHグループの練馬会長がいることから、その権力を使用して誰よりも優先的に母親の手術が受けられると思っていたのです。

しかしゴッドドックの壊滅後、資金を集めて練馬会長に面会にいくも覚えてもらっておらず、まともに相手をしてもらえませんでした。

それだけではなく、邪魔者としてボディガードをしていた淳助にボコボコにされるなどして、結局は母親に手術を受けさせることはできませんでした

 

 

【外見至上主義】神谷ヨハンの悲惨な過去まとめ

 

まとめ
  • 過去① 幼なじみの流星や瑞樹と3人で遊ぶ
  • 過去② 喧嘩が弱くいじめられていた
  • 過去③ 母親が視力低下+お犬教に入信
  • 過去④ 喧嘩や恋敵として流星にコンプレックスを抱く
  • 過去⑤ 強さを求めてボクシングを極め優勝
  • 過去⑥ 譲に拾われゴッドドッグのヘッドとなる
  • 過去⑦ ヨハンの目も悪くなっていく
  • 過去⑧ 母親の手術を受けさせてやれなかった

 

以上、神谷ヨハンの悲惨な過去をまとめてみました。

一時はゴッドドッグのボスとして君臨し、10人の天才とも呼ばれ、恵まれているイメージでした。

しかし、ヨハンの過去はとても悲惨なもので、貧困な母子家庭で育ち貧しい生活で母親は目の病と精神を病んでしまい可哀想な人生を歩んでいました。

一読者として、可哀想なヨハンが恵まれるように心から願っています。

最後までご愛読いただき、ありがとうございました!

 

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