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【スラムダンク】なぜ打ち切り終了になった?引き伸ばしが原因なのか解説

公開日: 2021年4月21日 | 最終更新日: 2021年5月15日

 

1990年から1996年までの6年間、人気漫画の筆頭として週刊少年ジャンプに君臨していた【スラムダンク】。

ジャンプと言えば、ドラゴンボール・ワンピース・ナルト・BLEACH・銀魂などなど、人気作品が多いです。

まさに、ジャンプを支えてきた大ヒット作品で、10年近くかそれ以上連載をしていました。

さらに、アニメ放送も原作に沿って、最終回まで描かれます。

 

しかし、その作品と比べてみると、スラダンのアニメは人気絶頂の時に連載が終わったという印象がありませんか?

悲願の全国大会へ出場したものの、なんとなく駆け足で中途半端に終わったように当時は感じました。

 

実は、これ作者である井上雄彦先生と、アニメ制作側との確執があったと噂されています。

中途半端に終了した理由は「打ち切り」だったのです。

一体、なぜなのでしょうか?

 

今回は【スラムダンク】の打ち切りについてお話します↓↓

★この記事を見ることで、スラムダンクのアニメが「なぜ終了したのか」、その理由が分かります!

 

 

 

【スラムダンク】なぜ打ち切り終了になった?

 

冒頭で、スラムダンクのアニメが打ち切りになったことに触れました。

そして、それが作者井上先生とアニメ製作側との間に、何かしらの問題があったことが分かっています。

しかし、それまで6年間はしっかりアニメ放送がされ、順調にも思えました。

一部で、漫画の躍動感がアニメでは表現されていないという批判の声も聞こえましたが、原作が素晴らしいため人気の衰えもなかったように感じます。

 

では、なぜ人気がありながら打ち切りになったのでしょうか?

以下、解説します↓↓

 

アニメはインターハイ出場まで描かれることなく「打ち切り終了」となった

まず、アニメのスラダンについて見ていきましょう。

アニメ最終回は、インターハイの直前までが描かれています。

原作漫画で言えば、花道がシュート2万本を終え、全国大会に「さぁ、行くぞ!!」という続きが気になるところでした。

これは、視聴者にとっては不完全燃焼ですよね。。

 

しかも、最終話はほとんどアニメオリジナルだったのです。

2万本シュートを終え、あのヒゲ店長からバッシュをプレゼントされるところまでは原作通りでした。

ただ、その後の最終話に向けての5話ほどは、アニオリだったので非常に残念。。

 

主人公の花道が在籍する「湘北高校」と、ライバル校である「翔陽」と「陵南」のメンバーたちが、合同練習をを行なうという流れでした。

夢のチーム編成にファンは狂喜乱舞したと思います。

しかし、個人的にはインターハイに出場して「豊玉」や「山王」との、怒涛の熱い試合を繰り広げてほしかったですね。

 

 

漫画は「山王工業に敗戦後」かけ足で終了した

 

スラダンの数ある記憶に残る試合の中でも、インターハイで繰り広げられた「山王」との試合は最高傑作とも言えます。

名シーンや名言もたくさんあります。

実は井上雄彦先生は、当初湘北は山王に負ける構想を描いていました。

ですが、やはり少年漫画なので”夢と希望を持たせなくては“という、ジャンプ編集部の思惑がありました。

これにより、「山王に勝利する流れに」と、強く井上雄彦先生は要望されます。

 

このあたりから、少しずつ作者と編集部の確執が見えてきます。

そうして、溝はどんどん深くなっていったのです。

 

そこで、井上雄彦先生はある条件付きで、山王に勝つというストーリー展開に変更しました。

しかし、これこそが打ち切りに直接的に関わる重要事項でした。

なんと、山王に勝つ代償として「2度と週刊少年ジャンプで連載はしない」と誓ったのです。

 

これこそ、漫画が山王に勝った後、、漫画がかけ足で終了した理由です。

 

打ち切りの理由は製作者側が「引き伸ばし」をしようとしたから

 

ここからは、打ち切りの本質的な理由を解説します。

先ほど、アニメ最終回に続く5話分のほとんどがオリジナル仕様だったと解説しました。

これは、製作者側が「アニメの引き伸ばし」を考えていたからです。

原作漫画の本編にアニメが追いつかないために、よくある「迂回ルート」とも言えます。

 

しかし、井上雄彦先生は「インターハイのトーナメントを作った時点で、山王戦で最後だと決めていた」と語っています。

山王戦より面白い試合を描けないと思った」とも、言っていました。

 

実際、スラダンの終わり方に、井上先生自身は納得されています。

賛否両論があったとしても「あの終わり方でよかった」と胸を張って堂々と言えるところが素晴らしいですね。

 

さらに「漫画がはじまる」という書籍の中では「ある程度、支持を得られた作品であれば、終わり方もきちんと考えなくてはならない」という気持ちも吐露しました。

長く続けると「いつの間にか雑誌の1番後ろに載るようになり、いつの間にか打ち切りで終了」という最悪のパターンが予想されたからでした。

ジャンプでは「このようなパターンが多い」と例に挙げて、井上先生は解説されています。

すごく面白い作品であれば「終わる時には華々しく巻頭カラーであるべきだ」とも。

 

作品自体も、どんどん中だるみして面白くなくなるのが、絶対に嫌だったそうです。

なので、編集部が考えていた引き延ばしだけは「絶対に阻止しよう」と心に決めていたのですね。

 

 

作者・井上雄彦先生は編集部のやり方に反発したため折り合いがつかなかった

 

これは大人の事情だと思いますが、ジャンプ編集部はスラダンを看板作品として、何年もずっと続けてほしいと願っていたに違いありません。

しかし、井上先生は「売れない時の打ち切りは編集部の裁量で決めるのだから、売れている時の進退は作者の裁量で決めていいはずだ。」と編集部の想いを一蹴。

これこそ、両者感の折り合いがつかなくなった理由でした。

 

こうして人気絶頂の中、スラダンは漫画連載・アニメ放送が終了したのです。

 

 

【スラダン】放送・連載終了についてまとめ

 

まとめ

●アニメはインターハイ出場まで描かれることなく「打ち切り終了」となった

●漫画は「山王工業に敗戦後」かけ足で終了した

●打ち切りの理由は製作者側が「引き伸ばし」をしようとしたから

●作者・井上雄彦先生は編集部のやり方に反発したため「折り合いがつかなかった

 

以上、スラムダンクの打ち切りについてでした!

“主人公たちが1番輝いている瞬間に連載を終わらせる”という、並々ならぬ想いと信念が井上先生にはあったと思います。

 

これは、高校の部活を舞台にした青春漫画として「負ける試合を描くことでリアルな物語になっていく=キャラクターたちに感情移入ができる」という風になっていると推測しました!

順調に決勝までいって優勝!全国制覇!では、とんとん拍子に物事が上手い具合に進み過ぎて、まったく面白くないです。

リアルをとことん追求したスラムダンクだからこそ、連載が終わってもなお、輝きを増しているのでしょう^ ^

 

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