ラピュタのポムじいさんは何者で裏切り者?セリフや行動から人物像・設定を解説!

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天空の城ラピュタでは、”天空”という名だけあって飛行石というワードが最初~最後まで使用され続けます。

そして、パズーやシータもその飛行石からヒントを得てラピュタを発見することとなります。

それまでは、”ラピュタが存在するのかしないのか、信じたいが手がかりがない“といった状態でした。

飛行石をめぐる争いの中、パズーとシータが廃鉱内で出会った人物こそ石に精通している”ポムじいさん”でした。

 

ポムじいさんの話を聞いて、パズーとシータはラピュタの存在を確信します。

“物知りな”このポムじいさんとは、一体何者なんでしょうか。

 

今回は、この”ポムじいさん”についてお話をします。

 

ポムじいさんは何者?

ネット上では、”ポムじいさんは何者か?“論争が繰り広げられています。

ポムじいさんの言動から、私の考えをお話したいと思います。

 

ポムじいさんは炭鉱夫

わしは石ばかり相手に暮らしてきたからよう分かるんだが・・

わしの爺さんが言ってたよ、岩たちが騒ぐのは山の上にラピュタがきとるからだとな

これは、廃鉱内でのパズーとシータに対するポムじいさんの発言です。

 

「石ばかり相手に暮らしてきたから」

これにより「石との関わりこそ、わしの人生すべてだった」と私には聞こえます。

石ばかり相手に”してきた“や”見てきた“であれば、趣味や特技レベルなんだなと思いますが、暮らしてきたということはそればかり見たり触ったりしてきたということです。

文字通り、鉱山で野宿をしたことも多々あったのでしょう。

ポムじいさんの装備の中に、緑色のマットのようなものがありますが、おそらくこれは寝具だと考えられます。

 

 

石に対する時間のかけ方が趣味レベルではないことが分かります。

ということは、石に関わる仕事に従事してきたということです。

そして、この世界では石に関わる仕事と言えば真っ先に炭鉱夫がイメージできます。

 

なぜなら、冒頭でパズーの親方の”ダッフィー“も炭鉱夫だという描写があるからです。

代々その地域では目ぼしい鉱山がたくさんあったのですが、今は”スラッグ渓谷“と呼ばれる寂れた不況の鉱山業となってしまったようです。

 

ダッフィーについての記事はこちらをご覧下さい>>>>>

【天空の城ラピュタ】パズーの親方の名前は?ダッフィーの仕事や家族構成を解説!

 

「わしの爺さんが言ってたよ」

ポムじいさんの”祖父”の言い伝えだそうですが、祖父もまた”石に精通しており“ラピュタについても知っていたようです。

ポムじいさんの祖父も炭鉱夫として働いていたと考えるのが妥当です。

そう考えると、ポムじいさんの家系は代々炭鉱業をしてきたのではないかと思われます。

 

鉱山の生き字引

天空の城ラピュタ小説版では、炭鉱夫たちの間で鉱山の生き字引としてポムじいさんはかなり知られた存在であることが書かれているそうです。

生き字引とは、”辞書が生きている“という例えです。

この人に聞いておけば必ず答えが返ってくる“という達人レベルの人がそう言われます。

 

以上から、ポムじいさんが炭鉱夫であったこと、先祖代々炭鉱夫であったことが証明されます。

 

ポムじいさんは裏切り者?

ポムじいさんについて、ネット上で”裏切り者説“や”何かの末裔説“などをよく目にします。

ポムじいさんは裏切り者

ポムじいさんはラピュタの末裔

ポムじいさんは炭鉱夫の末裔

 

上記ついて説明したいと思います。

 

ポムじいさん裏切り者

裏切り者説“は、パズーとシータがポムじいさんと別れた直後にムスカ率いる政府軍に捕まったことから、ポムじいさんが廃鉱内で政府軍に密告したという内容です。

おかしな行動は見受けられず、連絡するにしても廃鉱内は電波が届かず通信手段がないため私は、この線は薄いと考えています。

 

ポムじいさん”ラピュタの末裔”説

・冒頭で映るラピュタ人と雰囲気が似ていること

・飛行石に詳しすぎること

・隠れるように廃鉱内にいること

以上がラピュタ人の末裔説の理由だそうです。

 

 

かつてラピュタ人が地上を支配していたため、滅亡した現在その末裔がいれば地上人から迫害を受けるのは必然です。

そうならないために、ポムじいさんは逃げるように廃鉱に隠れているとの噂です。

 

さらに、宮崎駿監督の意味深な言動も、、

当時、宮崎は「ポムじいは何者だと思うか?」と隣にいた演出家に問うており、絵コンテを読み込んでいた演出がこの説を語ると、肯定も否定もしなかったものの、机で鼻歌を歌ったという。

出典:ウィキペディア

 この説が、飛び交っている理由も頷けます。

 

ポムじいさん”炭鉱夫の末裔”説

ポムじいさんは、代々受け継ぐ炭鉱夫の家系(鉱夫の末裔)というものです。

 

前述しましたが、私はこれこそポムじいさんに当てはまると考えています。

 

 

ポムじいさんの人物像

パズーとシータが不安を抱きながら廃鉱内を進み、近づいてくる人影に警戒したシーンがありましたよね。

ポムじいさんだと知ったパズーの安堵の表情から、ポムじいさんがいかに良い人かうかがえます。

廃鉱内のみ登場するポムじいさんですが、どんな人なんでしょうか。

セリフや行動から人物像・設定を暴いていきたいと思います。

「ゆうべから石たちが妙に騒ぎおってな、こういう時に下におるのは好きじゃがな」

このゆうべとは、シータが空から降ってきた時です。

ということは、その時すでにポムじいさんは廃鉱内にいたことになります。

 

そして、”こういう時“=石たちが騒ぐ時となり、石が落ち着いている時には下にはいないということが分かります。

ポムじいさんは重装備で廃鉱内にいましたが、普段は地上で普通の暮らしをしていることが分かりますね。

確かに、頻繁に廃鉱内に行っているのであれば、わざわざ毎回重装備をしないために地下にあらかじめ荷物をまとめて置いておきますよね。

 

地下の仙人“のようなイメージでしたが、石好きのお爺ちゃんでした。

「いやぁたまげた、あんたそりゃ飛行石の結晶じゃ」

この発言の前に、「このあたりの岩には飛行石が含まれているんだよ」と、石を取り出しハンマーで叩き割ってパズーとシータに光り輝くところを見せてくれました。

 

このとおり空気に触れるとすぐにただの石になってしまうがのう」と少し嘆きながら、しばらくして「その昔ラピュタ人だけが結晶にする技を持っていたと聞いたがな」と言っていました。

簡単に言うとラピュタ人以外は、結晶化することができないということです。

 

現在はラピュタが滅亡し、ラピュタ人もいない状況だったにも関わらずシータが飛行石を見せた時に迷いもせず、「いやぁたまげた、あんたそりゃ飛行石の結晶じゃ」と言い放ちました。

 

ポムじいさんは、見たことはなくともどこかでそれを知っていたのでしょうか。

それとも、あらかじめ結晶化された時の大まかなイメージをしていたのでしょうか。

もしくは、噂されるラピュタ人末裔説なのでしょうか。

 

こういったところから、ポムじいさんはさらなる謎に包まれていきますよね。

 

ポムじいさんの設定

「力のある石は人を幸せにもするが不幸を招くこともようあることなんじゃ」

ラピュタ人滅亡の原因“を知っていたのか、”ラピュタ人が地上を支配していた過去“を知っていたのかは謎ですが、飛行石の輝きを見てポムじいさんは震えていました。

 

しかし、自分の体験談ではないのにそこまで怯えるでしょうか?

ジブリ作品のファンとしてはラピュタに関係することで終わらせたかったのですが、もっと現実的な話で、私には別の何かがあると考えました。

そこで、ポムじいさんの設定について考察した内容をお話したいと思います。

 

おそらく、これは”炭鉱夫時代”に見てきた周囲の人間の欲深さだと思います。

炭鉱夫は、鉱山で石炭などを掘りますが中には資源となる”金や銀”、原石である”ルビー“や”サファイア“、”オパール“が採掘されることもあります。

 

現在ポムじいさんの町の鉱山は、スラッグ渓谷と呼ばれるほど資源が過疎化しています。

裏を返せば、目ぼしいものは取り尽くしたとも言えます。

 

憶測ですが、この地域ではお宝資源が眠る鉱脈であったのではないでしょうか。

ポムじいさんもそんな時に、炭鉱夫として仕事をしていましたが”仲間同士での資源争い“、”他の地域からの原石目的の多数の参入者“など醜い人間関係を目の当たりにしたのではないかと考えています。

 

ポムじいさんは、飛行石の光を見て過去のトラウマを思い出したに違いないと思います。

 

ポムじいさんについてまとめ

色々噂されているポムじいさんですが、結局のところは謎多き老人です。

ポムじいさんもそうですが、ジブリに登場する”じいさん系”はみんな不思議な魅力を持っていますよね。

 

個人的には、”政府への密告者“や”ラピュタ人の末裔“などのキーパーソンではなく、ただパズーと同じ町に住む物知りな優しいお爺さんであってほしいです。

 

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