【天空の城ラピュタ】ドーラ一家のその後は?パズーやシータとの関係性からストーリーを考察

絶大な人気を誇るジブリの名作“天空の城ラピュタ”について、お話したいと思います。

 

いきなり結末の話ですが、主人公の“パズー”“シータ”がラピュタの崩壊から逃れて、協力していたドーラ一家のもとへ無事帰還するというものでした。

最終的には、パズーとシータはドーラ一家とお互い手を振りあって別れます。

このあたりでエンディングとなり、天空の城ラピュタが宇宙でぷかぷか浮き続けるシーンが続いて作品は終了となります。

 

、、、と私は思っていました。

私たちが見ていたのは、”映画版“だったのでここまでのストーリーでした。

実は、それとは別に“小説版”があり、映画版より半年後のストーリーが説明されていました。

 

私は、エンディングでパズーやシータと別れたドーラ一家のその後のストーリー“が気になり始め、色々調べてきました。

小説版を判断材料にして、パズーやシータとの関係性から“ドーラ一家のその後のストーリー”を想像していきたいと思います。

 

パズーとシータのその後のストーリー

ドーラ一家のその後のストーリーを想像する上でまずは、パズーとシータのその後のストーリーを知っておく必要があります。

 

小説版では、エンディングでドーラ一家と別れた後、パズーとシータはそれぞれの故郷へ帰ったとされています。

パズーは“スラッグ渓谷”へ、シータは“ゴンドアの谷”へ。

10代前半の若さで、身寄りのない2人が故郷でこれから生きていくというその自信に”強さ“を感じました。

 

さらに、その後パズーとシータは”お互いの出来事を文通にて連絡を取り合っていた“という記載も小説版にあります。

その文通の内容の中に、”オーニソプターという鳥型飛行機がもうすぐ完成するので、出来たらシータに会いに行く“という内容が記載されています。

 

もとは、「ラピュタなんかない」と”嘘つき呼ばわり“された冒険家のパズーの父親の無念を晴らすべく、ラピュタの存在を証明するためにオーニソプターを製作したとされています。

既にラピュタの存在を知り、必要のないオーニソプターをシータと出会うために使用するパズーは非常に男らしいです。

 

宮崎駿監督が考えるその後のストーリー

“スタジオジブリ作品関連資料集I”の中に、パズーが花束を片手にオーニソプターに乗って、シータの家に会いに登場した描写があります。

これだけを見ると、感動の再開とも見えますが、実際には“二人は会うことはなかった”そうです。

“宮崎駿監督”は天空の城ラピュタ制作時に、”二人はそれぞれ普通に生活し夢を持ちながら生きていく“というような”庶民としての“ごく普通な生活について発言されたそうです。

 

“パズーとシータが結ばれてほしい”というような”こんな未来だったら素敵だな“というイメージがどうしても先行してしまいがちですが、この作品では宮崎駿監督はそのように考えていなかったみたいです。

 

パズーはスラッグ渓谷で親方のダッフィーのもとで仕事をしつつ、オーニソプターの製作に試行錯誤しながら完成に近づける

シータは故郷ゴンドアの谷で幸せに生活する

 

これが、一番自然な流れで二人の庶民的な生活ではないでしょうか。

 

見る人の視点がその後のストーリーとなる

ただ、ここで残念に思う必要はありません。

小説版は、“半年後”のシーンにのみ焦点を当てていますので、もっと先のことは誰も分からないということです。

宮崎駿監督も、もっと何年か先のことについては言及されていないのです。

ですので、もしあなたが「パズーはオーニソプターでシータを迎えに行き結ばれた」と想えば、それもまた正解なのです。

 

自分なりのストーリーを持っておくことにより、より作品に関心を持つことができるので、“大切なこと”だと私は思います。

 

ドーラ一家のその後のストーリーは?

映画版では、パズーとシータと別れたあと、ドーラ一家はどこかへ消えていきました。

 

小説版でのパズーとシータの文通内容の中に、ドーラ一家のことが記されていました。

ドーラ一家はまだ空中海賊を続けており、近況では“政府にある軍人に支払われるための給金を強奪した”と。

この出来事をパズーとシータの間で笑いのネタにしている様子も文通から読み取れます。

 

ドーラ一家は、懲りずにまた事件を起こしていました。

映画版で船長のドーラが「海賊が財宝を狙ってなにが悪い」と豪語していたのを思い出しました。

おそらくドーラ一家はこれからも海賊業を続けていくと考えられます。

 

ドーラ一家とパズーとシータとの関係性

パズーとシータはドーラ一家に対して、”非常に好印象なイメージ“を持っていると考えられます。

映画版での共闘を”一時的“なものではなく、今後も機会があれば“関係性を保っていきたい”というように私は感じました。

 

そして、それはドーラ側にも言えることです。

作中でラピュタ崩壊後、パズーとシータがドーラ一家のもとへ帰還した時にみんな大喜びをしていました。

特に、船長であるドーラは感動し言葉に詰まっていました。

このあと、シータが”呼吸できないほど“力強く抱きしめます。

 

作中でも、ドーラが息子たちに「あたしの若い頃にそっくりだよ、お前達も嫁にするならああいう娘にしな」と言っています。

さらに、小説版ではパズーとシータ二人と別れる時にパズーへ「あたしの惚れた夫のように立派な男になるんだよ」と声をかけています。

 

以上から、“パズーとシータに対する思いの強さ”が見てとれると同時に、”自分の惚れた夫“と”自分の息子に勧める結婚相手の女性像“にパズーとシータを当てはめて考えています。

 

よほど二人のことを気に入ったのでしょう。

そんなドーラが二人との縁を簡単に切るとは考えづらいです。

 

再び、小説版でのドーラについての記述です。

今まで一度も捕まったことがないのは、莫大な資金を使用して各地のアジトと情報網を構築したおかげ”

非常に面倒見があり、アジト近くの子どもが産まれた家庭に石炭半年分を贈った”

 

この二点からも、

海賊業を廃業する可能性は低く“、”今後パズーとシータ二人のことも気にかける可能性が高い“と考えられます。

 

ドーラ一家のその後のストーリーまとめ

ドーラ一家は、これからも海賊業を続けていくことが予想されます。

そして、その合間にパズーやシータの顔を見に会いにくることでしょう。

前述した発言からも分かる通り、“パズーとシータを夫と自分”にイメージを重ね合わせています。

ドーラの性格上、半ば強引にパズーとシータをくっつける作戦に出るかもしれません。

 

そうなればドーラ一家に祝福してもらうことになるでしょう。

ぜひ、そんなシーンを見てみたいものですね。

 

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