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【名探偵コナン/業火の向日葵】なぜ最後にマスクがあった?後藤の涙から正体を解説

公開日: 2020年6月23日 | 最終更新日: 2020年6月24日

 

業火の向日葵では、コナンと怪盗キッドの活躍で無事に絵画が保護され、犯人が逮捕されました。

 

無事に事件が解決した後に、ラストシーンで誰かの顔のマスクが落ちている描写が映し出されていました。

お気付きになりましたか?

そのシーンで、違和感や疑問を抱いた方もいらっしゃるかと思います!

 

今回は、この「謎のマスク」のラストシーンについてお話します!

★この記事を見ることで、【業火の向日葵】のラストシーンで登場する「謎のマスク」を誰が使用したのか等、その意味正体が分かります!

 

 

 

【名探偵コナン/業火の向日葵】なぜ最後にマスクが落ちていたのか?

 

クライマックスでコナンが、「芦屋のひまわり」と共に水没の危機に陥りました。

しかし、アガサ博士の発明品「ボール射出ベルト」のお陰で、無事に生還することができました。

 

そんなコナンの無事を、近くの木陰からコッソリ見届けた怪盗キッドは、その場から立ち去ろうとします。

ですが、ここで「7人のサムライ」のうちの1人であるチャーリー警部に見つかります。

 

実は、このシーンに顔マスクが落ちていたのです!

この理由について、以下解説します↓↓

 

マスクの顔は後藤善悟

この落ちているマスクをよーく見てみると、どこかで見覚えがあります。

実は、鈴木次郎吉のボディーガードの後藤善悟です!

 

余談ですが、後藤は原作でも登場したことがあります!

次郎吉は後藤のことを「無口だが頼りになる」と言い、信頼していました。

今回も、後藤は次郎吉のボディーガードをしており、クライマックスの舞台となったレイロック美術館では監視カメラのモニター操作をしていました。

 

では、なぜこの後藤の顔マスクが落ちていたのでしょうか?

 

 

マスクは誰かが後藤に変装していたことを表現している

なぜか、木陰に後藤のマスクが落ちていました。

ここで考えられることは、「マスク=誰かがなりすましていた」ということです!

そして、なりすましの変装の達人と言えば怪盗キッドが第一に候補に挙がります。

しかし、キッドは新一に変装していたので、いくら何でも同時に2人への変装は無理です。

 

ただ、キッドは自身だけでなく他人を変装させることにも長けていました!

実は、この後藤のマスクを使用して、キッドが「ある人物に変装させた」のです!

 

では、誰が後藤に変装をしていたのか!?

 

 

後藤の涙からマスクが落ちていた理由を解説

 

レイロック美術館で、後藤が監視カメラのモニターを操作するシーンがあります。

このシーンでは、芦屋のひまわりを観ているおばあさんがモニターに映し出されていました。

 

そして、その老婆の姿を見て、なぜか後藤は涙を流していたのです。

 

後藤はひまわりを眺めるウメノを見て涙した

先ほど、後藤がモニターを見ながらしたことについて触れました。

そして、モニターに映っていたおばあさん・ウメノもまた「芦屋のひまわり」を見てを流していました。

実は後藤が泣いたのは、そんなウメノに気づいたからだったのです!

 

その理由は、後藤の昔の思い出にありました↓↓

このおばあさんはウメノという女性で、70年前に大切な人を戦火で失いました。

そんな想い人の命と引き換えに保護されたのが、絵画「芦屋のひまわり」だったのです。

なので、ウメノにとって芦屋のひまわりは大切な思い出の作品でした。

 

その芦屋のひまわりが、時を経てフランスで見つかり、次郎吉がレイロック美術館への展示を宣言しました。

 

それまで、損保ジャパン日本興亜美術館へ足を運んでは、別の作品「5枚目のひまわり」を観ていたウメノですが、

ついに、念願の「芦屋のひまわり」が見れるということで、開館されるなり真っ先に展示室へ向かいました。

 

ウメノは、大切な人の命と引き換えになった「思い出の芦屋のひまわり」を見ることができたので、涙を流していたのです。

その姿をモニター越しに見た後藤の目からは、なぜか大粒の涙が溢れ出ていました。

 

後藤とウメノは、どういう関係だったのでしょうか?

 

 

後藤の正体はウメノに好意を寄せていた変装した寺井黄之助

実は、後藤に変装していたのはキッドの付き人である寺井じい黄之助こうのすけだったのです!

 

キッドは寺井に、「芦屋のひまわりを見せたい人がいる」という相談をされます。

その頼みをキッドが引き受け、犯人によって危機にさらされる芦屋のひまわりを保護し、レイロック美術館での展示を実現させました。

 

実は、ウメノが戦火で大切な人を失ったときに一緒にいたのが、書生だった寺井でした。

※書生とは、勉学期にある若者のこと

 

当時、寺井はウメノにをしていました。

しかし、そのような“いたたまれない”出来事があり、寺井はウメノに心痛していたのです。

そこで、寺井は「芦屋のひまわり」がGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の手に渡る可能性があることを知り、これ以上ウメノを苦しませたくないと考えます!

そして「芦屋のひまわり」を守るために、国外へと流したのです!

 

そこで今回、「ウメノにどうしても芦屋のひまわりを見せたい」と思い、キッドに依頼をして見事に叶えることができました!

寺井は、長年の想いや戦火時の記憶など様々な感情が入り混じり、芦屋のひまわりを見るウメノを見て涙していたんですね。

 

なんとも切なくて悲しいストーリーではありますが、芦屋のひまわりに再会できたことでウメノの心は救われた気がします。

そして、寺井の長きに渡る片思いや、匿名で素敵なプレゼントを贈る姿に感動しました!

 

【名探偵コナン/業火の向日葵】についてまとめ!

 

まとめ

●キッドとチャーリー警部が話しているシーンに、顔マスクが落ちていた

●その顔マスクは、鈴木次郎吉のボディーガードである後藤善悟の顔だった

●後藤は、レイロック美術館でモニター操作をした際にウメノを見て涙を流していた

●後藤善悟に変装していたのは、キッドの付き人の寺井黄之助

 

ウメノや寺井が抱えていたのは、なんとも切なくて暖かいお話でしたね。

長年の2人の恋心、叶うことも交わることもないけれど、すごく綺麗な思い出として残ると思いました。

 

最後の後藤のマスクには、いろいろな思いが込められていたのかもしれませんね。

 

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