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【名探偵コナン/ベイカー街の亡霊】ヒロキが工藤新一だと分かったのはなぜ?人工知能・ノアズアークから考察

公開日: 2020年6月8日 | 最終更新日: 2020年6月24日

 

コナンシリーズ第6作目「ベイカー街の亡霊」では、コナンの存在が工藤新一だということを知っている人物がいました!

もちろん、コナンの父親・工藤優作やアガサ博士、灰原哀など身内は除く他のキャラです!

 

実は、それはヒロキでした!

※正確には、ヒロキの人間性が残るノアズアークに作り出されたデータ

作中では、バレる要素がなかったように思えますが、なぜヒロキは気付くことができたのでしょうか?

 

今回は、ラストシーンでコナン=新一がバレた理由についてお話します!

★この記事を見ることで、ヒロキが「なぜ新一だと気付いたのか?」その理由が分かります

 

 

 

【名探偵コナン/ベイカー街の亡霊】ヒロキが工藤新一だと分かったのはなぜ?

 

本作のオリジナルキャラクター・ヒロキは、ラストシーンで現実世界へと帰っていくコナンを見送りながら、「さようなら…工藤新一…」と呟きました。

「今回は特に新一について触れらなかったな」と思ったのも束の間、最後に驚いた視聴者の方も大勢いたことでしょう!

 

なぜ、ヒロキは、「コナン=工藤新一」だと分かったのでしょうか?

ヒロキのプロフィールと合わせて、見ていきましょう↓↓

 

ノアズアークは自殺したヒロキの意志を継ぎゲームに参加する

改めて、ヒロキとは前述した通り、本作オリジナルキャラクターです!

本名を「ヒロキ・サワダ」と言い、物語の冒頭で殺害された樫村忠彬氏の息子でした。

 

ヒロキは、生まれながらにずば抜けて高いIQを持っており、母と共にアメリカへ留学します。

そして、わずか10歳という年齢でマサチューセッツ工科大学に在籍していました。

父親の樫村氏とは別れた状態にあったようです。

 

しかし、アメリカで母親を亡くしてからは、シンドラーカンパニー社長である、トマス・シンドラー氏の養子になり、研究に没頭させられることになります。

そこで、本作で重要なキーワードでもある人工知能「ノアズ・アーク」DNA探査プログラムを発明したのです!

 

その功績にはアメリカ国内からも評価され、その名を轟かせていました。

しかし、名誉なことではありましたが、まだ10歳の身。

同世代の子供たちと同じように遊ぶことすら出来ず、トマス・シンドラー氏の厳しい監視の元、毎日研究の日々でした。

 

プライベートである、ヒロキの部屋にも監視カメラは置かれていました。

トマス・シンドラーのこのやり方は、非常に酷いです。

ヒロキにとっては、相当なストレスを抱えていたに違いありません!

 

そして、物語の2年前にビルから飛び降り自殺をします。

わずか10歳でした。。

 

ヒロキは、自殺をする前に人工知能「ノアズ・アーク」を電話回線に逃がしていました。

それは、トマス・シンドラーたちが悪用することが目に見えていたからです!

 

そして、逃がされた「ノアズ・アーク」が2年の時を経て、物語序盤で姿を現します

それも、子供たちが遊ぶ予定だった新型仮想体感ゲーム機「コクーン」を乗っ取るという形で、です。

 

この「ノアズアーク」はゲームに参加した子供のうちの1人、諸星秀樹の体を借りることでちゃっかり参加します。

以下、諸星秀樹↓↓

 

 

ヒロキとコナンは元々面識がなく初対面

ゲームをクリアしたコナン・諸星の2人が、現実と仮想空間の狭間で雑談をするシーンがあります。

上記でお話した通り、この諸星は本人ではなく人工知能「ノアズアーク」が模倣したヒロキです!

 

ヒロキは、2年前にアメリカで自殺をしているため、コナンは面識がなく初対面でした。

コナンは、ゲーム内で一緒に行動することで、諸星が本人ではなくヒロキだということに気付いていました。

これに関しては、コナンの推理力であれば当然だと納得がいきます。

 

しかし、雑談を終えて現実世界へ帰ろうとするコナンに対して、ヒロキは「さようなら…工藤新一…」と言ったのです!

ヒロキもコナン同様に、初対面だったので「コナン=工藤新一」と知っているはずがありません。

それにも関わらず、なぜヒロキは分かったのでしょうか?

 

ヒロキは亡くなっているため本人ではない

ここで重要なことは、上記の発言をしたのはヒロキではなく「ノアズアーク」だということです。

ヒロキは、2年前に亡くなっているため無理です。

なので、まずゲームの世界で登場したヒロキは本人ではありません。

 

コナンがヒロキだと言い当てたシーンでは、諸星は光に包まれ一気にヒロキへと姿を変えていました。

以上から、もちろん亡くなったヒロキ本人ではなく、ノアズアークの真似事だったということが分かります。

 

 

ヒロキのセリフは全て「ノアズアーク」が作り出した解析データ

何度も解説してきましたが、最後のヒロキの姿は「ノアズ・アーク」が作り出したホログラムでした。

そしてこの姿は、生前のヒロキのデータを元に「ノアズアーク」が解析したものです。

 

ヒロキが、コナンと話をする中で参加した目的について語るシーンがあります。

それは、ゲームクリアを阻止するためではなく「1度くらい友達と遊びたかった」からという理由でした。

いつも仕事ばかりさせられていたヒロキは、遊ぶことすら許されなかったのです。

そんなヒロキの心苦しさを、機械である「ノアズアーク」も理解していた故の、発言でした。

 

最後にヒロキは、ゲームに参加して「すごく楽しかった」とセリフしました!

きっと、ヒロキにとって唯一の友達とも言える「ノアズ・アーク」が、彼の「友達と遊びたい」という願いを叶えるために、作り出したのでしょう!

 

間接的ではありますが、「ノアズアーク」はヒロキの願いを叶えることができたのではないでしょうか?

 

工藤新一と分かったのは天才的頭脳のノアズアークがデータ解析したからだと考察

ヒロキは、なぜ「コナン=工藤新一」と分かったのでしょうか?

「ノアズアーク」は、天才のヒロキが発明した人工知能ということもあり、ヒロキの人間性がデータとして保存されていました

そして、そのデータを諸星が行なうはずだった1枠に当てはめたからこそ、ヒロキのデータでゲームをプレイすることができたのです!

 

しかも、ヒロキは諸星の人間性を全て把握した上で立ち回っていたので、「ノアズアーク」はプレイをする人間のデータぐらいは簡単に抜き出せるということになります。

ということは、コナンのデータにもアクセスしていた可能性もありますよね?

最後にヒロキが「コナン=工藤新一」という情報を知っていたのは、「ノアズアーク」によって全ての情報を管理されていたからでした!

 

また、物語の中で、コナンが父・工藤優作に心の中で語りかけてるシーンがありました。

実は、この内容も「ノアズアーク」は知っていたのです。

何故なら、ヒロキはラストシーンでコナンに「羨ましかった。離れていても、心が通じ合っている君とお父さんが」と言っていたからです。

 

このように、「ノアズアーク」は人のデータ、つまり「脳」にアクセスすることもできるみたいですね!

そう考えると、少し怖いですが、それぐらい素晴らしい発明品でした。

 

 

【名探偵コナン/ベイカー街の亡霊】についてまとめ

 

まとめ

●本作オリジナルキャラクターであるヒロキは、ラストシーンでコナンに対して「さようなら工藤新一」とセリフした

●ヒロキは2年前に死んでおり、コナンと面識はなく初対面だった

●「ノアズ・アーク」はヒロキの人間性などのデータから作り出し、ホログラムとして登場させた

●「1度くらい友達と遊びたかった」というヒロキの願いを、友達同然の「ノアズ・アーク」が今回のゲームを通じて叶えてあげた

●ノアズアークは人の「脳」にアクセスすることが出来たので、「コナン=工藤新一」だと分かった

 

人の脳にアクセスできるゲームって、ワクワクしますが、ちょっと怖いですよね。ですが、近い未来、現実世界でも、登場し得るゲームだと思います。

今後のコナンワールドにも、またバーチャルな世界が登場してくるのか、注目していきたいと思います!

 

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