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ビーストテイマー/勇者のその後は?アリオスの最後を解説

公開日: 2022年12月28日 | 最終更新日: 2022年12月28日

 

勇者パーティを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳娘と出会う】の主人公、レイン・シュラウド。

そして彼の敵役として登場するのが、勇者である「アリオス・オーランド」。

レインにトラウマを植え付け、理不尽にパーティから追い出した張本人です。

追い出した後、頭角を現したレインの力を認める事が出来ず、様々なシーンで邪魔をしてくるのは皆さんがご存知の通りかと思います。

 

異世界ファンタジー、なろう系作品の定番である「スカッと」される悪役…。

「正義は勝つ」と言った言葉がある様に、敵は成敗されるのが王道の展開ですね。

視聴者からも「クズ勇者」「弱い」「なんであんなのが勇者に選ばれているの?」など、散々に言われているキャラクターです。

 

アリオスは、小さい頃から「勇者であれ」と育てられたため、かなり高慢に育ちました。

そして、その傲慢さを正してくれる大人が傍にいなかったという、ある意味で可哀想な人物である事は知っていましたか?

アリオスがプライドだけが高くなり、他を見下す捻くれた性格になってしまったのも、実は理由があるのです。

 

とはいえ…レインに対し行った非道な行為が許される訳ではありません。

王道に従い「ぎゃふん」と言わされるべきキャラクターだと言えますね。

 

そんなアリオスは、作中でどのような道筋を辿っているのでしょうか?

徐々に闇落ちしていく姿が描かれていきますが、その後が気になるところです。

なので、今回は「勇者アリオスのその後」について調べてみました↓↓

※原作漫画第7巻および、アニメ後のストーリを含みますのでネタバレにご注意ください

 

 

 

勇者のその後は?

 

ビステマに登場する勇者の定義として「神の血を引いている」というのは、視聴者の皆さんも知っている筈です。

勇者は「分家」として血を分けられており、実はアリオス以外にも存在していました。

その内の1人こそ、主人公レインです。

 

しかし、この情報は勇者本人にも秘匿され、アリオスも「当代勇者は己1人である」と思っていたのです。

魔王を倒すのは勇者である自分の使命」「自分は他の者とは違う存在だ」という思いがアリオスのプライドとなり、傲慢な性格へと繋がってしまったのでしょう。

そのプライドを、アリオス自身が「役立たず」と称しパーティから追い出したレインに折られてしまいます。

よって、彼はレインに対し並々ならぬ執念を燃やしているのです。

 

そして数々のトラブルを引き起こすのですが…。

その行動が「勇者らしくない」と言われる所以となっています。

では、アリオスはどの様な問題を起こし、そしてどうなっていくのでしょうか?

彼のその後について早速見て行きたいと思います!

 

アリオスはレインに負けてから闇落ちしていく

 

 

アニメ1期5話および、原作漫画第2巻~3巻では「レインvsアリオス」の戦いが描かれています。

アリオスたち勇者一行は迷いの森にある「真実の盾」の回収に失敗した事から、パーティから追い出したレインの能力を利用しようします。

しかし、アリオスの仲間達は最強種である猫霊族のカナデ、竜族タニアに敗北。

アリオスもレインと1対1で勝負したものの、力を付けた主人公に完敗してしまいました。

そこから、アリオスの闇落ちが始まります。

 

レインに敗北した事により、アリオスは強い「屈辱」「憎しみ」を抱き、「必ずレインを消してやる」と決意します。

そして、彼が悪役として1番最初に起こした出来事は「レインを殺害する道具」として、ホライゾン領主の息子エドガーを利用する事でした。

アリオスはエドガーに裏ルートで手に入れた指輪(魔道具)を渡し、エドガーは指輪の効果で魔族を呼び出す媒介となってしまうのです。

魔族はレイン一行に討伐されましたが「勇者がそこまでするか?」と読者に思わせた出来事だったと思います。

しかも、指輪もパーティの活動資金をこっそりくすねて購入したもの…。

 

ここだけ見ても、アリオスのクズ具合が見て取れますね。

その後もアリオスは、ことあるごとにレインを消してしまおうと様々な悪逆の限りを尽くしていきます。

 

 

悪魔と呼ばれる最強種の天族・イリスを解放する

 

アリオスの非勇者行為の2つ目は「イリスの解放」です。

イリスとは、作中で「悪魔」と呼ばれている最強種の天族です。

イリス自身も、自分の事を「最凶である」と言っていました。

 

天族とは、猫霊族に匹敵する身体能力と精霊族に匹敵する魔力を有しており、あらゆる分野の能力に精通しています。

彼女は、とある理由により祠に「封印」されていたのですが…。

アリオスが祠を壊し、その封印を解いてしまうのです。

 

祠の封印を解いた理由は、勇者が魔王討伐に必要な装備「天の指輪」が奉納されていたから。

天の指輪は、イリスを封印するための媒介を担っていたものだったのです。

イリスは人間に対し酷い「憎悪の念」を抱いており、封印が解かれこれ幸いと村を滅ぼす等の悪行に出ます。

 

本来であれば、勇者であるアリオスがイリスを止めて然るべき立場。

しかし、この時点で勇者としての評判が地の底に落ちていたアリオスは、イリスに駆け引きを持ちかけて「協力関係」を築き、周囲の信頼を得ようとしました。

あろうことかアリオスは、村の人々を殺戮するイリスを見逃したのです。

もうこの時点で「勇者とは?」という疑問を抱いてしまいますね。

 

イリスの解放を冒険者に目撃され殺害する

 

上記で述べた「イリスの解放」。

そんなアリオスは、祠を破壊する際にもう1つ罪を重ねています。

それは、自身で雇った「ビーストテイマーの殺害」です。

イリスが封印された祠に辿り着くまで、アリオスはレインの代替役としてビーストテイマーを雇っていました。

 

しかし、ビーストテイマーの彼は、アリオスが祠を壊しイリスを解放した所を目撃してしまいます。

そんなビーストテイマーを、アリオスは口封じのために殺したのです。

レインへの憎しみや怒りが、彼を人道にもとる行為へ走らせてしまったのでしょう。

読者の中には、「アリオスが改心し、レインと和解して欲しい」といった感想を持っていた人もいるようです。

ただ、この時点でレインとアリオスの歩む道は決定的に分かれてしまいました。

 

 

レインを陥れようとするも失敗し王族から監視(モニカ)を付けられる

結局、イリスという脅威はレイン達の活躍もあり、どうにか落ち着かせる事が出来ました。

アリオス達は、何もしていませんが…。

この一連の行為が、王都ロールリーズの国王アルガス・ヴァン・ロールリーズの耳に届き、アリオス一行は叱責を受けます。

 

この時も、アリオスは反省する事はなく「どうして勇者の自分がこんな扱いを」と怒りに震えるだけ。

ここで、気持ちを新たに「勇者」としての自覚を持っていれば良かったのでしょうが…。

国王アルガスは、アリオスの所業を重く見て、彼らに監視役を付けます。

それが「モニカ」という女性騎士でした。

 

モニカに唆され再度レインを陥れる計画を立てる

 

アリオス達が、国王から叱責を受ける一方。

レイン一行は、冒険者ランクをBから「A」へ上げるために王都へ来ていました。

犬猿の仲である2人が、同じ王都へ滞在すれば当然のごとく無事に昇級試験が終わる訳がありません。

 

この時点でのアリオスの目的は、魔王討伐ではなく「レインの排除」です。

詳細までは長くなるので、簡略して説明します↓↓

  • アリオス一行が、昇級試験の試験官となる
  • 監視役のモニカがアリオスに協力し、レインを罠に嵌める手伝いをする
  • アリオスが冒険者3名を殺害するも、魔道具によりアリオスの姿がレインとして映し出される
  • レインに殺人の容疑をかけ「処刑」しようと画策する

 

このような流れとなっています。

「そこまでするのか?」と言いたくなってしまいますね。

弱きを助けるはずのアリオスが、躊躇いもなく人の命を奪ってしまうのです。

もちろん、計画はあえなく失敗します。

 

冒険者3人を殺害した事が明るみになる

 

上記の中で「3人の冒険者を殺害した」という、アリオスの大罪が明るみになります。

一時は、アリオスの思惑通り、レインたちは冤罪により仲間と共に投獄されました。

しかし、協力者の助けを得て脱獄に成功。

 

そして、どの世界でも「正義は勝つ」「悪役は裁かれる」ものです。

レイン達は、モニカが用意して嘘の証拠を作り出した魔道具を盗み、真実を白日の下に晒す事ができました。

悪行を重ねる毎にアリオスの行為がエスカレート、かつ頭を使ったものになっていますね。

アリオスは、勇者の中でも「最も神の血を濃く受け継いでいる者」とのこと…。

 

しかし、人格的には明らかに不適格。

何が原因で、アリオスはここまで歪んでしまったのでしょうか。

 

全ての罪がバレて最後は勇者の称号を剥奪&投獄される

改めて、アリオスの罪をまとめます↓↓

  • 勇者装備の為に、封印されていた最凶の最強種イリスを解放
  • イリスが殺戮する様を見逃し、マッチポンプな協力関係を提案
  • 冒険者を合計4人殺害
  • 冒険者3人を殺害した罪を、主人公レインに被せる

その他にも、勇者であることを笠に着て、村人達から対価を払わず食料等を要求したりしていたので、評判や信頼は地に落ちていました。

ここまでの事をしておいて、流石に「叱責」で済む訳もなく…。

アリオス率いる勇者一行は「勇者の称号を剥奪」され、かつ「罪人として投獄」されてしまいました。

身から出た錆であり、全て自業自得の結果ではあります。

ただ、アリオスのクズさと悪行に対して「スカッと感」が少々物足りない…と感じてしまったのもまた事実です。。

 

 

【勇者パーティを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳娘と出会う】勇者アリオスのその後まとめ

 

まとめ
  • レインと対決し、敗北した事から闇落ちする
  • 冒険者1人を殺害し、天族イリスを解放
  • イリス解放後、勇者としての評判を取り戻す為協力関係を築くもバレる
  • 王家から監視を付けられたものの、監視役がアリオスを唆し次の悪行を計画
  • 冒険者3人を殺害し、罪をレインに被せるも失敗し、全ての罪が明らかになる
  • 勇者の称号を剥奪され、投獄

 

 

アリオスは「神の血」を誰よりも濃く受け継いだ事から、国王や国民から期待を一身に受け育ちました。

その結果、傲慢かつ高圧的になってしまい、自分の弱さや至らなさを認められない性格になってしまったようです。

そして、実はアリオスは投獄され「処刑」といった終わりは迎えません。

 

ここまで読んでくださった皆さん、下記のような疑問を持ったのではないでしょうか?

  • 王国の監視である筈のモニカがなぜアリオスに協力したのか?
  • モニカの目的は何なのか?

 

これについては、原作にて明らかとなっています!

続きが気になる方は、ぜひ原作小説を読んでみてくださいね^ ^

 

 

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