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Zガンダム-ブレックス准将の暗殺犯人は誰?本当にティターンズか考察

公開日: 2022年10月21日 | 最終更新日: 2022年10月21日

 

機動戦士Zガンダム】は、1年戦争後に増長した地球連邦政府とジオンの残党がりを目的に組織された「ティターンズ」に対抗するため、反地球連邦組織として結成された「エゥーゴ」が戦うお話です。

主人公カミーユ・ビダンが属する組織はエゥーゴには、ファーストガンダムで地球連邦側のホワイトベースの艦長だった「ブライト・ノア」。

ジオン・ズム・ダイクンの息子であり赤い彗星のシャアと言われ、今は仮の名前を使う「クワトロ・バジーナ」も属しています。

 

そんな反地球連邦組織を立ち上げたのが、「ブレックス・フォーラ」ことブレックス准将です。

ブレックスはエゥーゴの創設者でありつつ、軍人として1年戦争で指揮をとっていたこともありブライトが来るまではアーガマの艦長も務めていました。

ですので、前線にたち戦う代表としてクルーからの信頼も厚い人物です。(ちなみに「准将」は、地球連邦軍での階級です)

そんなブレックス准将は、地球連邦議会に出席するために地球に来た時に何者かによって暗殺されてしまいます。

 

この暗殺犯は誰か描かれておらず、今でもその正体は謎のままです。

では、この犯人は誰なのでしょうか?

今回は、その背景から犯人の候補を絞っていきます↓↓

この記事を見て分かること
  • ブレックス准将の暗殺犯の考察

 

 

ブレックス准将の暗殺犯人は誰?

 

エゥーゴの代表であり、かつての戦争でも第一線で戦ったブレックス准将。

彼は一体、誰に暗殺されたのか?

色々と説がありますので、ここから先はどんな内容があるのかを紹介していきます↓↓

 

ブレックス准将は「24話/反撃」にて暗殺された

 

まず、ブレックス准将が殺されるシーンは「第24話/反撃」で描かれています。

地球連邦議会に出席するため、クワトロ・バジーナと2人で地球に降りてきました。

そして、議会で政治家達の宇宙移民を演説する予定だった矢先にホテルの自室で暗殺されます。

 

暗殺された時にクワトロ・バジーナは別行動で一緒にいなかったため、ホテルに戻ろうとした時に外で銃声が聞こえました。

駆け付けた時にはベッドで撃たれ血を流している状態でした。

なので、暗殺された瞬間が描かれていなかったことから、誰に殺されたか諸説語られているわけです。

 

 

駆け付けたクワトロにダイイングメッセージを残す

刺客によって撃たれたブレックス准将は、駆け付けたクワトロ・バジーナにエゥーゴの代表になることを伝えます。

その時に呼んだ名前が「シャア・アズナブル」でした。

まあ、さすがにクワトロ・バジーナがシャア・アズナブルなことは分かっていたとして、ここであえてのシャアの名前を呼んだことに意味があったのだと思います。

主要メンバーに地球育ちがいることはありますが、反地球連邦組織でありスペースノイドを中心としたエゥーゴなので、クワトロ・バジーナが指揮をとるように引き継ぐのは妥当ではありますね。

 

さらにそこへシャアの名前を出したのは、ジオン・ズム・ダイクンが提唱した地球と宇宙の不均衡をただす思想をエゥーゴで実現してほしかったのではないでしょうか。

とはいえ、その後描かれる逆襲のシャアにある、地球を人間が住めない星にして全員宇宙にあげることは、あの時ブレックス准将が演説で伝えたかったことを具現化するためにとった行動ともいえるのではと思います。

では、ここからはこの暗殺者の候補について考察していきます↓↓

 

考察① ティターンズ説

さて、ブレックス准将暗殺の首謀者が誰だったかに戻りますと、1番の有力説はティターンズになります。

ブレックス准将は、ティターンズの中心人物であるジャミトフやバスクのやり方を否定し続けている訳ですから、当然彼らにとっては面倒な存在です。

そこに地球連邦議会で地球に来るという絶好のチャンスだったわけですし、議会の緊急動議を入れられないようにするためにもティターンズとしては暗殺計画を立てたのも理屈が合うと考えられます。

ちなみに映画版での描かれ方を見ると、暗殺計画をたてたのはバスクだったようです。

 

 

考察② クワトロ (シャア)説

次の説として実は、クワトロ自身が企てた説があります。

そもそもエゥーゴの代表として地球におりたのがブレックス准将とクワトロ大尉の2人だけでしたから、一緒に護衛として同行していたわけです。

なので、極力ブレックスが1人でいる状態を作らないようにするのが護衛として普通だと思います。

 

でも、クワトロ大尉がホテルから外出して戻ってくる車のシーンになり、そこから降りた瞬間銃声を聞きつけホテルに駆け付けました。

ということは、ある程度ブレックス准将と離れる時間を作っているわけです。

 

可能性の話ですが、その時間で誰かに暗殺を依頼しておくことも十分考えられる訳ですね。

とはいえ、父ジオン・ズム・ダイクンと重ねるくらいブレックス准将を慕っていたクワトロ大尉が、自ら暗殺計画を企てることは考えにくいとは思います。

ただ、ブレックス准将が演説しようと計画していた地球の政治家をすべて宇宙に移民させる発想が逆襲のシャアにもつながっているのではと考えると、ありえなくもないと思ってしまうのです。

 

考察③ エゥーゴの内部

次は自身の組織、エゥーゴの内部犯説です。

これもクワトロ説に近しい内容ではありますが、ホテルで銃声を聞くクワトロ大尉が車を降りる際、運転手にまた同じ時間でっと伝えるシーンが出てきます。

ということは、内部事情に詳しい人間であれば、どの時間にブレックス准将が1人になるのかが分かる訳ですね。

しかも、部屋をどうやって開けて侵入しているのかも考えると、信頼している内部組織の人間が絡んでいる可能性はあります。

 

ただ、内部組織の人間でブレックス准将が死ぬことにメリットがあるような人物がいるかと言われると、なかなか見つからないですね。

もしあるとすれば、エゥーゴへの出資者であるウォン・リーくらいでしょうか。

 

考察④ アクシズ関係者

最後は、アクシズ関係者の説です。

これからティターンズの勢力図が拡大していくことが審議されていったことから、宇宙の覇権をめぐる戦いはさらに激しくなることはアクシズ(ネオ・ジオン)側もわかっていたはずです。

そこでエゥーゴと組むことで、ティターンズを迎え撃つことは十分考えられます。

そうなると、地球連邦軍出身のブレックス准将よりも元々ジオン軍で戦っていて、ハマーンとも関係があるクワトロ大尉が代表になる方が交渉しやすくなると考えたのではないでしょうか?

このように考えるとブレックス准将を暗殺し、次の宇宙の覇権とシャア・アズナブルを獲得できるネオ・ジオンとハマーンの思惑はかなり生々しいものがあります。

 

 

【ブレックス・フォーラー】暗殺犯の考察まとめ

 

まとめ
  • 考察① ティターンズ説
  • 考察② クワトロ (シャア)説
  • 考察③ エゥーゴの内部
  • 考察④ アクシズ関係者

 

ということで今回はエゥーゴの代表ブレックス・フォーラー暗殺犯を考察してみました。

劇場版では、ブレックス准将の暗殺計画をたてたのはバスクということになっています。

TV版で肝心の殺害シーンは描かれておらず、誰がやったのか、誰が差し向けたのかもあまりわからずに進んでいきました。

なので色々な説が出てくるのも確かにわかります。

 

とはいえ、そのあとを引き継ぐクワトロ大尉というかシャア・アズナブルの活躍は、代表としてのふるまいとパイロットとしてのセンスが光っていましたのでまさにプレイングマネージャーでしたね。

それに色々な作品で、様々な立場のシャアが描かれていますが、Zガンダムの時のシャアが一番いきいきしているように見えます。

これもブレックス・フォーラーという優秀な代表がいたからなんでしょうね^ ^

 

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