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Zガンダムがつまらない理由は?見なくていいと酷評されるのはなぜ?

公開日: 2022年10月21日 | 最終更新日: 2022年10月21日

 

機動戦士ガンダムの続編として1985年に放映された「機動戦士Zガンダム」。

1年戦争終結後、ジオンの残党を掃討するため地球連邦政府に設立された組織「ティターンズ」と反地球連邦組織「エゥーゴ」。

さらに旧ジオン残党を中心とする「ネオ・ジオン」の3つの組織が三つ巴で戦うストーリーです。

 

シリーズの中でも「名作」と名高い作品ですが、つまらない作品と言われることもあります。

これは名作と呼ばれるが故に、ストーリー設定が複雑で、なかなか世界観に入り込めないことが挙げられます。

今回は、この作品がなぜつまらないと言われているのか、その理由をまとめてみました↓↓

この記事を見て分かること
  • 機動戦士Zガンダムがつまらない理由
  • 見なくていいと酷評される理由

 

 

Zガンダムがつまらない理由は?

 

機動戦士Zガンダムは、リアルタイムで放映されていた当時、決して評判のいい作品ではなかったようです。

なぜ、そのような評価になっていたのか解説していきたいと思います↓↓

 

よく分からないから「見なくていい」と酷評される

第1話では、これまで主人公だったアムロが登場せず、全く新しい主人公カミーユ・ビダンが出てきます。

しかもその初っ端、カミーユが自分の名前を馬鹿にされたことで、ティターンズの軍人にけんかを売るという破天荒なスタートを切りました。

 

さらにそこから、これまで味方の勢力だったはずの地球連邦から派生する「ティターンズ」。

そして、その敵対関係にある「エゥーゴ」が登場。

カミーユがその一員となる展開は、ファーストガンダムから見ている人たちにとっても最初はよく分からなかったと思います。

そんな第1話の唐突感のある展開に、意味がよくわからないと思った人達はたくさんいたはずです。

 

その他にも、分からないとされる理由があります↓↓

 

 

 

 

  • カタカナの専門用語が難しい
  • 変形がよく分からない
  • ストーリーがよく分からない
  • とりあえず難しい

 

「よく分からない」とされる理由は、色々とあるようですね。。

これが「見なくていい」とされる所以です。

 

 

理由① 勢力図がややこしくて意味不明

 

上記でもご紹介しましたが、Zガンダムの勢力図が3つ巴という、この当時のアニメ作品にはなかったややこしく意味不明な展開です。

しかも、今まで地球連邦側で戦っていたブライト・ノアが反地球連邦組織に入るとか、いろいろと整理しないと受け入れ難い設定になっています。

なにより、ファーストガンダムから見る人たちにとっては「クワトロ・バジーナってなんなの?」と思ったはずです。

反地球連邦の組織にいて、でもジオンじゃなくて、そのうち今まで敵対していたブライトとは一緒になって、この状況を受け入れつつストーリーを見ていかないといけないので、かなり適応力が求められたと思います。

そんな勢力図と登場人物の複雑さが、内容をわかりにくくさせていると感じます。

 

理由② 中身(胴体)がスカスカなど変形に無理がある

続いては、Zガンダムのモビルスーツについてです。

このZガンダムのウェイブライダーは、可変型モビルスーツでありシリーズで初めて登場しました。

元々、前作のガンダムはコアファイターを中心にドッキングしてモビルスーツになる設計で、メカニックデザインにもこだわっています。

他のモビルスーツもかっこよさと各機体の特徴をうまく表現していました。

 

Zガンダムは変形するという設定上、飛行タイプから人型に変形する仕組みをよりリアルに設定していくことが求められていたかと考えられますね。

ですが、よくよく変形する工程を見てみると変形に無理があるというか、表現が難しい部分があったんだと思います。

どう見ても中身がスカスカになっており、明らかに構造がおかしいのです。笑

 

この辺は、ガンプラで実際にウェイブライダーに変形させてみると感じると思います。

かといって、メタスのずんぐり感をガンダムに出したらそれこそ人気が出ないのでしかたないんですがね・・・。

 

 

理由③ シリーズでも1番「後味が悪い」から

ご存じな人も多いかと思いますが、TV版で主人公のカミーユは最後の戦いで精神崩壊してしまう「後味の悪い」作品となっております。

当時、主人公が悲劇的な終わり方をする展開はあまりなかった中で、この展開は衝撃的でした。

Zガンダムの性能についても、人の意思を吸い込むような性能があるとは最後まで明かされずにきましたので、シロッコを倒す時にZガンダムの中にそれまで死んでいった人たちの意思が集まってくる展開はびっくりでしたね。

 

とはいえ、このカミーユの最後の展開があって、次のZZガンダムのジュドーや逆襲のシャアにつながると思うとさすがだなと感じます。

それに、ZZガンダムの最後にはカミーユも元に戻っていたようなので、2作品にまたがってのモヤモヤが最後には晴れたということで良しとしたいと思います。

 

理由④ キャラが死にすぎる

ガンダムシリーズは、準主人公的なキャラクターも結構死んでしまうんですよね。

その辺のストーリー展開は、富野監督作品とそうでない時とで展開がだいぶ変わることもありますが、少なくともZガンダムは最後の戦いで主要キャラは死んでいきました

終盤の戦いでは、ファーストガンダムから残っていたメンバーの1人「カツ」がヤザンとの戦闘で隕石に激突し死亡

 

また、その流れでガンダムMk-2に搭乗するエマとヤザンが戦闘に入ります。

圧倒的な機動力とパイロットセンスでエマはピンチになりますが、そこにヘンケン艦長のラーディッシュがエマをかばうように現れました。

 

最終的にはハンブラビによってラーディッシュは撃沈され、ヘンケン艦長もここで命を落とします

そんなエマも、元々エゥーゴのクルーだったレコアとの戦いとハンブラビの攻撃に巻き込まれてしまいました。

こうして多くのキャラが戦闘で死んでいき、その思いが最後のZガンダムがジ・Oにとどめをさす力になるわけです。

 

理由⑤ 戦闘シーンが面白くない

ガンダムの戦闘シーンは、いろいろと手が込んでいることが多いです。

ビームライフルの撃ち方でも、背中からの敵を感じていきなり背中にビームライフルを向けてうつアムロ撃ちもありますが、他にもVガンダムでは、ドッキングを解除して足のパーツだけ相手にぶつけるとか、想定しない戦い方をする所がいくつもあります。

そういう中で、Zガンダムでの戦い方はいたってシンプルです。

 

基本はビームライフルやビームサーベルを中心にした戦闘が中心で、パイロット同士が戦いながら話し合うという展開が多い分「戦闘シーンが面白くない」という声が多いですね。

なので印象的な戦い方が、最後のキュベレイに追い込まれた百式がバルカンで戦艦の残骸を打ち抜いて爆発させるシーンくらでしょうか。(そこからクワトロ・バジーナが行方不明になるわけですが、)

 

 

【Zガンダム】面白くないと理由まとめ

 

まとめ
  • 理由① 勢力図がややこしくて意味不明
  • 理由② 中身(胴体)がスカスカなど変形に無理がある
  • 理由③ シリーズでも1番「後味が悪い」から
  • 理由④ キャラが死にすぎる
  • 理由⑤ 戦闘シーンが面白くない

 

以上、今回はZガンダムが面白くない理由についてまとめてみました!

ガンダムシリーズを初めて見た方たちには、いきなりな展開と設定が分かりにくいことで挫折してしまう所。

シリーズを良くみるファンからすると、モビルスーツの設定や戦闘シーンの物足りなさを感じてしまうことが分かりましたね。

 

でも、個人的には時代設定やキャラ設定をはじめよく考えられていると思いますし、Zガンダムや百式はこのあとの宇宙世紀で様々な後継機が出てくる優秀なモビルスーツなのと、敵モビルスーツも多彩なのでワクワクしました!

あと、主題歌の「Z・刻を超えて」や「水の星へ愛をこめて」は作品の雰囲気が伝わる良い曲なので、オープニング曲を聴いてストーリーに入ると感情がとても入っていきました。

なので、まずは先入観なく1度見て頂けたらと思います^ ^

 

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