【機動戦士ガンダム水星の魔女】の第1クールが1月8日に終わりましたが、最終話に色々なことが起こりすぎて、まだまだSNS上が盛り上がっています。
10月にスタートした当初は、主人公スレッタ・マーキュリーとミオリネ・レンブランがどちらもかわいい女性同士で、明るい雰囲気でした。
登場する男性キャラもイケメンが多く、声優さんも豪華なキャスト陣だったこともあり、若い女性にも人気のタイトルでした。(今もそうですね、、)
ところが、ストーリー展開が当初の学園モノの雰囲気から、一変。
友達になれたと思っていたエランが「強化人士4号」という影武者的な存在で処分されたり、親しくしていたお姉さん的存在のニカが実はテロリストと繋がっていたりと、徐々に重い内容になっていきます。
そして最終話には、スレッタたちがテロリストの襲撃を受け、多くの人が殺されてしまうような展開になりました。
そんな衝撃的な最終話のシーンの1つにグエルの父親殺しが挙げられます。
グエルはずっと煮湯を飲まされ続けてきた可哀想なキャラだったにも関わらず、最後の最後まで絶望の淵に立たされいます。
今回はグエルの悲惨な人生に加え、今後どうなっていくのかを考察していきます↓↓
- グエルの父親殺しについて
- その後どうなるのか考察
目次
グエルの父親殺しはかわいそう?
グエル #水星の魔女 pic.twitter.com/RKYKkhsiCx
— 煤倉 (@sskl__r8) January 15, 2023
冒頭でも触れましたが、グエルは父親・ヴィムを殺しています。
緊急事態の中の正当防衛であり、自分自身の命を守るために致し方なかった状況でした。
しかし、ヴィムだと気付いたのはコックピットを貫いてからで、もうどうしようもありませんでした。
そこでヴィムから優しい言葉をかけられるなどして、グエルの精神は崩壊します。
クールで勇ましいキャラなのに、序盤からずっとかわいそうなキャラだと言えます。
では、ここからはまずグエルが父親を殺すシーンについて深堀りしていきます↓↓
グエルは知らずに父親が乗るMSを撃墜した
昨日放送された水星の魔女『1クール目最終話』から数時間…⁰我がTLは
グエルくん
エアリアルの平手
新たなスレミオへのただならぬ劣情の3つに分かれ、混沌を極めていた……!! pic.twitter.com/iPlsRtFbCc
— 海老蟹(揺れる天秤) (@fgo38195272) January 9, 2023
第1クール最終話の第12話は、シャディク・ゼネリが雇った反スペーシアン組織・フォルドの夜明けが、プラント・クエタを襲撃。
居合わせたスレッタもその被害を受けつつ、自称地球の魔女ソフィ・プロネと遭遇するところから展開が進みます。
シャディクがフォルドの夜明けにプラント・クエタを襲撃させた目的はデリングの暗殺でしたが、同時にグエルの父・ヴィム・ジェタークも暗殺する計画も進めていました。
そうとは知らず、ヴィムは乗り気でプラント・クエタでデリングの暗殺を画策します。
しかし、そこでフォルドの夜明けの襲撃を受け、シャディクの裏切りを知ります。
そんな時、同じく襲撃を受けていたグエルもまた、その状況を何とかしようと1人デスルターに乗り込み出陣。
デスルターを見かけたヴィムは「ジェターク社のモビルスーツを汚すような真似するな」と言わんばかりに特攻し、グエルと交戦状態になります。
最終的には、先ほどもお伝えした通りヴィムはコックピットごとデスルターに貫かれ死亡しました。
知らなかったとはいえ、まさかのグエルの父親殺しのシーンは今後の不吉な予兆でしかないと感じます。
父親殺しの真相を知り絶望した
グエル先輩がデスルターに乗ってるから戦闘後どこに拾われたによって、2期のスタート地点が変わるな。
フォルドの夜明けに味方機と勘違いされて拾われてテロリストスタートか、プラントクエタに拾われてテロの関係者として捕縛されるか。
偽名使って仕事してたの結構不味いんじゃ…#水星の魔女 pic.twitter.com/ngPc9Zp3Hh— よしお@特撮・アニメ実況アカ (@YCO0830) January 8, 2023
そもそも、グエルは学園を退学した後、運送会社でボブという名で働いていました。
その運送会社の船がフォルドの夜明けにハイジャックされたことで、身柄を拘束されてしまいます。
そこで、フォルドの夜明けから「プラント・クエタを襲撃する」ことを聞きます。
そして、そこにはかつて決闘で負けたパイロットであるスレッタもいると知り、会いに行くために単身で急いで飛び出しました。
デスルターで出陣後、すぐにヴィムが駆けつけて戦闘になります。
グエルは相手が誰か知らなかったので本気になれませんでしたが、逆にヴィムはジェターク社のモビルスーツが乗られていることに激昂し、ガンガン攻撃を仕掛けてきていました。
グエルは自身の命を守るために、仕方なく反撃します。
そして、結果的に父・ヴィムの命を奪うことになったのです。
不可抗力とはいえ父親殺しをしてしまったグエルは、頭を抱えながら悲痛な叫びをし、絶望に打ちひしがれました。
ヴィムも本当はグエルを心配していた
12話
グエル「あ…あれ?俺どうなっちまってんだおい…。父さん…ずっと俺の事嫌い…嫌いじゃなかった!?本当かよ…」苛烈な戦火を命懸けでくぐり抜けたグエルは父ヴィムと無事再開し、親子のわだかまりが解けた感動のシーンは涙無しで観られませんでしたね pic.twitter.com/rKFAKpjOPb
— もっくん@星 百式 (@hoshimiku) January 18, 2023
最後の最後で、息子グエルの手でコックピットを貫かれたヴィム。
そこで、ようやく相手がグエルだということを知ります。
そして、死にかけの声で「グエル、、か?」と質問し、慌てる息子をよそに、心配していたことを伝えます。
グエルからは「脱出しろ」と言われますが、爆破に巻き込ませないよう、自ら距離を取って散っていくのでした。
望んでいない親子の別れがかわいそうすぎる
ヴィムはMSパイロットとして一流の腕だったわけだが、ならば真剣勝負の邪魔をしたり、勝手に自動操縦にされることがパイロットにとってどれだけ屈辱的なことなのかヴィムも理解しているはずなんだよな
それを息子(グエル)にやっちまったことがこの人の最大のやらかしな気がする#水星の魔女 pic.twitter.com/X1nG38MoK4— 平松真次 (@hirasindao) January 9, 2023
こうして、誰が乗っているモビルスーツかも知らないまま、親子で戦闘状態になり、グエルは父親を殺してしまうことになりました。
自分が倒したモビルスーツに、父親が搭乗していたことに気づいたときのグエルのショックは計り知れないと思います。
これまでずっと、父親に認められようとしてきたグエル。
対して、ヴィムは息子たちを権力を誇示するための道具としか見ていない節がありました。
なのでグエルが決闘で負け続きとなっていたとき、見限るような素振りをしていたのです。
それに対して、グエルも学園を離れて1人で今後の動向を模索することに。
そうして、ボブというなで運送会社で働き始めたのです。
そんな矢先の、父・ヴィムとの死別にかわいそうの一言です。
グエルというキャラの立ち位置がよく分かりませんが、とにかく良いことがあまりない悲惨なキャラだということは分かります。
その後どうなるのか考察
スレッタ「逃げたら1つ、進めば2つ……です!」
グエル「ジェターク社から追放されて自由な生活(テント生活)とスレッタに【俺は御三家の敵だ】宣言が出来るようになった」 pic.twitter.com/FBPzSyNFOT
— ミヤムラゾロ (@miyamura2005) November 6, 2022
さて、こうした事態の急展開からグエルの今後について、どうなっていくのか気になります。
ここからは、3つの考察から予想してみたいと思います↓↓
考察① 闇落ちしてスレッタと行動を共にする
状況を打開しようとモビルスーツに乗るグエルくん
しかし襲われ抵抗し、何とか一撃を…
それは実の父親で、自らの手で父親を…
監督、どこまでグエルくんをヒロインにして業を背負わせてるんですか?
闇落ちさせたいんですね?
闇落ちヒロインにしたいんですね??#水星の魔女 pic.twitter.com/N23JlopD6h— 睦月 (@Mutuki2018) January 8, 2023
まず、グエルの行く末が「闇落ち」という考察です。
グエルはヴィムのやり方に色々と文句は言っていましたが、もちろん殺すつもりはありませんでした。
そんなグエル自身が父親を殺してしまい、しかも「探したんだぞ」という最後の言葉が重すぎて、ショックも大きかったはずです。
しかし、グエルは後悔や自責の念に駆られていくことでしょう。
そうなると、行き着く先は明るい未来ではないことが分かります。
- こうなることを仕向けた、シャディクへ復讐するのか?
- 父親を殺した張本人として、ラウダから罵倒され続けるのか?
- すべては「ガンダム」や「魔女」のせいだとして、アーシアンに矛先を向けるのか?
そこからの第2クールですから、次にグエルが登場する時は闇落ちしている可能性大ですね。
しかも、その時の登場は仮面つきでしょうね。
それと、脱出しようとした時の「まだスレッタ・マーキュリーに追いついていない」というセリフも気になります。
もしかすると、仮面で姿を変えつつスレッタと一緒に戦うパターンも考えられます。
考察② 弟・ラウダと敵対関係となる
お兄さんが退学寸前の窮地に陥ってる歳中に「堕ちろ水星女ァ!」出来るラウダくんは富野ガンダムの適性が高いよ
#水星の魔女 pic.twitter.com/aZfDLDnph1
— ネオワサト/まほよ (@yu_neoEG) December 4, 2022
次に考えられるのは、父親殺しをした兄を弟ラウダが憎んで復讐するパターンが挙げられますね。
プラント・クエタで起きたことを詳しく知らされずに「ヴィムを殺したのはグエルだった」という情報だけをラウダが耳にしたとすれば、どうでしょうか?
学園を退学させられた復讐をしようと姿をくらまし、プラント・クエタの襲撃に併せて殺害したと考えるでしょう。
そうなると、今度はグエルとラウダが戦うという悲劇がさらなる悲劇に繋がるみたいなことも、富野監督の発想にはありそうな気がします。
(この展開は見ていられないのでやめて欲しいですけど、、)
考察③ また単独になり状況を見守ろうとする
ミオミオーーー!!!ありがとーーー!!!
こういうのがずっと見たかった!!!
両想いで安心した。こりゃ第2クールでは結婚してるな。あとはボブことグエル先輩。スレッタのために立ち上がるんだ。期待してるぞ。 pic.twitter.com/XZ14Z7Qyja
— タカナリ (@007U_T) December 25, 2022
最後の考察として、完全に傍観者になるパターンですね。
これはこれで、完全に身を引いているので孤独な闇落ちですけど。。
ただ、前半で主役級だったグエルがそんな状態になるのは、ちょっと考えられないようにも思えます。
なので、ひとまずは状況を見渡しておいて、ここぞという所にスレッタを助けにいくみたいな展開も熱いです。
もしかすると、Zガンダムのカミーユ・ビダンのような精神崩壊まで行き、そこから復活するパターンもあるかもしれないですね!
【水星の魔女】グエルジェタークの父親殺しの理由まとめ
大胆な告白はボブくんの特権
えっ #水星の魔女 #G_Witch #tbs pic.twitter.com/uJQFtjESu1
— あふろん (@A_furo2) January 20, 2023
グエルがかわいそうなシーンについて
- グエルは知らずに父親が乗るMSを撃墜した
- 父親殺しの真相を知り絶望した
- ヴィムも本当はグエルを心配していた
- 望んでいない親子の別れがかわいそうすぎる
グエルのその後の考察
- 考察① 闇落ちしてスレッタと行動を共にする
- 考察② 弟・ラウダと敵対関係となる
- 考察③ また単独になり状況を見守ろうとする
以上、今回はグエルが父親を殺した理由とその後の展開について考察しました!
アニメの開始時は「威張っているイヤな奴」という印象しかありませんでしたが、進むにつれてしんどい思いばかりさせられる不幸なキャラに変わっていった印象のグエルです。
そして、12話では偶然が重なってしまったとはいえ、脱出した先に父が搭乗しているモビルスーツに出くわしてしまい、攻撃を受けてやむなく撃ち落とし、パイロットを確認したら父親だったというつらすぎる境遇になるわけです。
元々、人気があるキャラなので、ここからの復活を期待しているファンも多いと思います。
それに振り返ってみると、この作品に登場するキャラの中では、普通の思考を持っているキャラでもあります。
そんなグエルがスレッタ・マーキュリーに追いつくために、第2クールでどんな登場の仕方をするのかが楽しみです^ ^
\実質タダで1か月間アニメが見れる/
31日間の無料トライアルあり
\マンガがお得に読める/
100冊すべて40%オフ
\小説やラノベ好きな方向け/
70%OFFクーポンで最大12冊半額