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リメンバーミーの悪役デラクルスの最後の死因は?その後について考察

公開日: 2020年2月19日 | 最終更新日: 2022年3月4日

 

映画「リメンバーミー」には、伝説のミュージシャン“エルネスト・デラクルス”が登場します!

デラクルスは、メキシコの“サンタ・セシリア出身”で主人公・ミゲルと同じです!

そのこともあってか、ミゲルはデラクルスに“強い憧れ”をずっと抱いていきます!

ストーリーが進むと後から分かりますが、デラクルスはこの“作品唯一の悪役”です!

 

今回は、映画「リメンバーミー」についてお話していきます!

 

 

 

悪役・デラクルスの最後の死因は?

 

デラクルスは、生きている時に国民的な人気を得ていました!

大多数がデラクルスの熱狂的なファンで、“伝説のミュージシャン”の名を欲しいままにしました!

そんなデラクルスですが、コンサート中に不慮の事故によって亡くなってしまいます!

現実では大問題ですが、物語ではコンサートの“裏方スタッフ2が歌にうっとりする余り、機械に触れてしまい、誤作動から“大きな鐘”“デラクルスの頭上に落ちる”という痛ましい事故でした。

 

そして、「死者の国」へ行くわけですが、デラクルスはそこでも“伝説的な扱い”を受け“スターの地位”を築き上げていました!

そんなデラクルスですが、再び大きな事故に巻き込まれてしまいます!

以下、解説していきます↓↓

 

エルネスト・デラクルスは悪いやつ

まず、事故のことをお話する上で、デラクルスが自分で“蒔いた種”だと言うことをお話しておかなくてはいけません!

 

デラクルスがまだ生きている頃、“ヘクター”という男性と一緒に“チーム”を組み“2人で売れるため”に頑張っていました!

しかし、音楽漬けの生活に嫌気がさしたヘクターは置いてきた家族が恋しくなり、「やっぱり音楽よりも家族だ」と考え故郷に帰ろうとしていました!

歌はヘクターが考えていたので、デラクルス1人ではこれからどうしようもなく途方に暮れることになります。

どうしても売れたいデラクルスは、強引に帰ろうとするヘクターを呼びとめて「気持ちは分かったから最後に乾杯だけしよう」とお酒を交わします。

 

その帰り道、ヘクターは“急激な腹痛”に襲われ亡くなってしまいます。

実は、ヘクターが書いた歌を奪おうとデラクルスが酒に“毒を盛った”のです!

それからデラクルスはその歌で“大成功”して、スターの地位を手にすることができました!

そして、このヘクターこそ主人公・ミゲルの“ひいひいおじいちゃん”で物語のもう1人の主人公なのです!

 

デラクルスが死んでからも、生きていた頃の影響力により「死者の国」でも同様に伝説のミュージシャンとしてもてはやされていました。

 

そのことを、誰にも言わずヘクター自身も事の真相をずっと知りませんでした。

ミゲルが「死者の国」に迷い込んでから歯車が動き出し、ミゲルら家族は「全てはデラクルスが仕組んだこと」ということを知るのです!

 

その後、“ヘクターやミゲルら家族たち”“デラクルスとその護衛”との間で戦いが繰り広げられていきます!

 

 

死因は鐘の下敷きだと思われているが実は死んでいない

デラクルスの死因は一体何だったのでしょうか?

話の流れから解説していきます↓↓

 

ヘクターは自分の写真を「生者の国」に飾ってもらうか、彼の思い出を持つ誰かが思い出してくれなければ“消滅してしまう”という状況で、刻一刻と時間は過ぎていきました。

デラクルスに“ヘクターの写真”を取られていたため、ミゲルらはそれを取り返そうとします!

デラクルスはコンサートが開始した直後だったので、早くこの件を片付けてステージに立とうと考えていました!

そこで、デラクルスも開き直って“悪役のような振舞い”でヘクターを罵ったり、ミゲルを高いところから放り投げたりします。

 

しかし、実はその一部始終をミゲルの家族がカメラで撮っていて、その映像がコンサートの“モニターに映し出されて”いました!

そんな事とはつゆ知らず、全てが片付きデラクルスは笑顔でステージに戻りますが、時すでに遅し。。

全てを知った観客やオーケストラなど“全員からブーイング”を受けます!

最終的には、ママ・イメルダのアレブリヘであるペピータに咥えられて、上空で飛び回られた挙句に放り投げられ、あるものに猛スピードで激突します。

それは、“大きな鐘”でした!

 

そしてぶつかった直後、鐘が頭上に落ちてきて下敷きとなります!

それをモニターで見ていた観客たちは、拍手喝采で大盛り上がりを見せました!

デラクルスは、くしくも人間の時に死んだときと同じ死因で、再び鐘の下敷きとなったのです!

これがデラクルスの死因だと思われていました!

 

ここで、デラクルスは「また死んだのか?」疑問に感じるところだと思います!

結論で言えば、「生きている」と考察します!

その理由は3つあります!

 

① 観客から歓声が上がったこと

「死者の国」の人々なので、自分たちの体のことは1番良く知っています!

そんなガイコツのみなさんが、デラクルスの無様な姿に“黄色い声援”“大盛り上がり”を見せたということはおそらく死んでいないのでしょう!

本当に死ぬのであれば、いくら悪役だとしてもあそこまで盛り上がるはずがないので、そう予想しました!

 

② ミゲルとぶつかって骨がバラバラになったパパ・フリオが無傷

物語序盤で、ミゲルが「呪い」にかかって「死者の国」のガイコツ人間が見えるようになった時に、自分のおじさんでもある“パパ・フリオ”にぶつかったシーンがありました!

全身の骨がバラバラになったパパ・フリオですが、勝手に骨同士が歩き出し見事にくっつきました!

そして、何事もなかったかのように話し出すパパ・フリオの姿から、この世界の住人は“直接的な衝撃ではケガなどしない”ということが分かりました!

 

③ チチャロンの消滅によるヘクターの落ち込むシーン

ヘクターの友人であるチチャロンにギターを借りに行くシーンがありました。

チチャロンはかなり弱っていて、最後に1曲「憧れのファニータ」をヘクターにリクエストして、歌い終えた後“消滅”しました。

チチャロンのことを覚えていてくれる人間が誰1人いなくなったのでしょう。

その時のヘクターの落ち込む姿から、やはり「死者の国」での“本来の死”はやはり“消滅”だと納得したので、デラクルスは死んでいないと考察しました!

 

 

その後はどうなった?

 

上記でデラクルスは死んでいないと考察しました!

大きな鐘の下敷きになった後、デラクルスが登場するシーンはありませんでした!

そこで、「デラクルスはその後どうなったの?」と疑問に感じたので、以下、考察していこうと思います!

 

デラクルスはどこかでひっそりと生活している

デラクルスは鐘の下敷きになった後、人気のないところへ行ったはずです。

なぜなら、どこへ行ってもデラクルスが”クズ”だったという噂が知れ渡っているからです!

「悪事千里を走る」ではないですが、悪い噂は思っている以上に早く広まるものです!

 

もともと影響力があっただけに、どこへ行っても身バレしてしまうので生活もままなりません。

なので、個人的には“元々ヘクターがいた”ような街の外れにある、“家族に忘れられた者たちが集まる場所”へ行ったのではないかと考えています!

そこでは、寂しさを紛らわすように“他人”であってもお互いを“家族のような呼び名”で呼び合っています!

行く当てがなくなったデラクルスでも受け入れてくれそうですし、本人も嫌な気分が紛れます!

 

これまでのように派手な生活はできませんが、1人で暮らしていくよりは寂しくないかと思います!

普通の人であれば、“時間の経過とともに家族からの記憶も薄まり、自然と消滅していく”のでしょうがデラクルスの場合は、生きている時でも伝説のミュージシャンだったため、なかなか人々の記憶から消えることはありません。

なので、生活に疲れて「消滅したい」と願っても、逆にずっとそれができないという“生き地獄”をこれから味わっていくことになるはずです!

生者、死者のどちらでも悪事を働いたので、そのツケが回ってきたのでしょうね。

 

【リメンバーミー】デラクルスについてまとめ

 

まとめ
  • デラクルスは最後「鐘の下敷き」になった
  • 死者の国での本当の死は「消滅すること」なので今も「死んでいない
  • その後は「家族に忘れ去られたものたちのいる場所」で生活していると考察

 

以上、デラクルスについてでした!

いくら優雅な生活をしていて、どれだけ人気があろうと信頼を失うのは本当に早いですね。

悪いことをすれば必ず罰を受けるということが、物語から伝わってきたような気がします!

とはいえ、テーマは「家族の絆」ですので、そちらも一緒に楽しんで下さいね!