映画「リメンバーミー」には、伝説のミュージシャン“エルネスト・デラクルス”が登場します!
デラクルスは、メキシコの“サンタ・セシリア出身”で主人公・ミゲルと同じです!
そのこともあってか、ミゲルはデラクルスに“強い憧れ”をずっと抱いていきます!
ストーリーが進むと後から分かりますが、デラクルスはこの“作品唯一の悪役”です!
今回は、映画「リメンバーミー」についてお話していきます!
目次
悪役・デラクルスの最後の死因は?
あ、そして明日21日21時から金曜ロードショーで、
デイズニーピクサー『リメンバーミー』が放送されるそうです。
私、デラクルスの声やってますんで。
♪リメ~ンバミ~♪ pic.twitter.com/qF0wAvLsuO— 橋本さとし (@3104shHoney) February 20, 2020
デラクルスは、生きている時に国民的な人気を得ていました!
大多数がデラクルスの熱狂的なファンで、“伝説のミュージシャン”の名を欲しいままにしました!
そんなデラクルスですが、コンサート中に不慮の事故によって亡くなってしまいます!
現実では大問題ですが、物語ではコンサートの“裏方スタッフ2が歌にうっとりする余り、機械に触れてしまい、誤作動から“大きな鐘”が“デラクルスの頭上に落ちる”という痛ましい事故でした。
そして、「死者の国」へ行くわけですが、デラクルスはそこでも“伝説的な扱い”を受け“スターの地位”を築き上げていました!
そんなデラクルスですが、再び大きな事故に巻き込まれてしまいます!
以下、解説していきます↓↓
エルネスト・デラクルスは悪いやつ
まず、事故のことをお話する上で、デラクルスが自分で“蒔いた種”だと言うことをお話しておかなくてはいけません!
デラクルスがまだ生きている頃、“ヘクター”という男性と一緒に“チーム”を組み“2人で売れるため”に頑張っていました!
しかし、音楽漬けの生活に嫌気がさしたヘクターは置いてきた家族が恋しくなり、「やっぱり音楽よりも家族だ」と考え故郷に帰ろうとしていました!
歌はヘクターが考えていたので、デラクルス1人ではこれからどうしようもなく途方に暮れることになります。
どうしても売れたいデラクルスは、強引に帰ろうとするヘクターを呼びとめて「気持ちは分かったから最後に乾杯だけしよう」とお酒を交わします。
その帰り道、ヘクターは“急激な腹痛”に襲われ亡くなってしまいます。
実は、ヘクターが書いた歌を奪おうとデラクルスが酒に“毒を盛った”のです!
それからデラクルスはその歌で“大成功”して、スターの地位を手にすることができました!
そして、このヘクターこそ主人公・ミゲルの“ひいひいおじいちゃん”で物語のもう1人の主人公なのです!
デラクルスが死んでからも、生きていた頃の影響力により「死者の国」でも同様に伝説のミュージシャンとしてもてはやされていました。
『#リメンバーミー』キャラクター紹介3⃣
<伝説のミュージシャン、デラクルス>
ミゲルが暮らす町“サンタ・セシリア”が生んだ偉大なるスター✨ 代表曲は、ミゲルも大好きな「リメンバー・ミー」🎵
ある写真をきっかけに、憧れのデラクルスと自分の間に繋がりがあると思ったミゲルは…⁉ pic.twitter.com/c0ShS8PFoW
— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) February 1, 2018
そのことを、誰にも言わずヘクター自身も事の真相をずっと知りませんでした。
ミゲルが「死者の国」に迷い込んでから歯車が動き出し、ミゲルら家族は「全てはデラクルスが仕組んだこと」ということを知るのです!
その後、“ヘクターやミゲルら家族たち”と“デラクルスとその護衛”との間で戦いが繰り広げられていきます!
死因は鐘の下敷きだと思われているが実は死んでいない
デラクルスの死因は一体何だったのでしょうか?
話の流れから解説していきます↓↓
ヘクターは自分の写真を「生者の国」に飾ってもらうか、彼の思い出を持つ誰かが思い出してくれなければ“消滅してしまう”という状況で、刻一刻と時間は過ぎていきました。
デラクルスに“ヘクターの写真”を取られていたため、ミゲルらはそれを取り返そうとします!
デラクルスはコンサートが開始した直後だったので、早くこの件を片付けてステージに立とうと考えていました!
そこで、デラクルスも開き直って“悪役のような振舞い”でヘクターを罵ったり、ミゲルを高いところから放り投げたりします。
しかし、実はその一部始終をミゲルの家族がカメラで撮っていて、その映像がコンサートの“モニターに映し出されて”いました!
そんな事とはつゆ知らず、全てが片付きデラクルスは笑顔でステージに戻りますが、時すでに遅し。。
全てを知った観客やオーケストラなど“全員からブーイング”を受けます!
最終的には、ママ・イメルダのアレブリヘであるペピータに咥えられて、上空で飛び回られた挙句に放り投げられ、あるものに猛スピードで激突します。
それは、“大きな鐘”でした!
そしてぶつかった直後、鐘が頭上に落ちてきて下敷きとなります!
それをモニターで見ていた観客たちは、拍手喝采で大盛り上がりを見せました!
デラクルスは、くしくも人間の時に死んだときと同じ死因で、再び鐘の下敷きとなったのです!
これがデラクルスの死因だと思われていました!
ここで、デラクルスは「また死んだのか?」疑問に感じるところだと思います!
結論で言えば、「生きている」と考察します!
その理由は3つあります!
① 観客から歓声が上がったこと
「死者の国」の人々なので、自分たちの体のことは1番良く知っています!
そんなガイコツのみなさんが、デラクルスの無様な姿に“黄色い声援”で“大盛り上がり”を見せたということはおそらく死んでいないのでしょう!
本当に死ぬのであれば、いくら悪役だとしてもあそこまで盛り上がるはずがないので、そう予想しました!
② ミゲルとぶつかって骨がバラバラになったパパ・フリオが無傷
物語序盤で、ミゲルが「呪い」にかかって「死者の国」のガイコツ人間が見えるようになった時に、自分のおじさんでもある“パパ・フリオ”にぶつかったシーンがありました!
全身の骨がバラバラになったパパ・フリオですが、勝手に骨同士が歩き出し見事にくっつきました!
そして、何事もなかったかのように話し出すパパ・フリオの姿から、この世界の住人は“直接的な衝撃ではケガなどしない”ということが分かりました!
③ チチャロンの消滅によるヘクターの落ち込むシーン
ヘクターの友人であるチチャロンにギターを借りに行くシーンがありました。
チチャロンはかなり弱っていて、最後に1曲「憧れのファニータ」をヘクターにリクエストして、歌い終えた後“消滅”しました。
チチャロンのことを覚えていてくれる人間が誰1人いなくなったのでしょう。
その時のヘクターの落ち込む姿から、やはり「死者の国」での“本来の死”はやはり“消滅”だと納得したので、デラクルスは死んでいないと考察しました!
その後はどうなった?
ひとつ言えるのは、
デラクルスがリメンバーミーで売れたあとの歌声、役者業などのタレント性は彼の力なわけであり、
それを考えるとハナからヘクターを殺して曲を盗む必要も無いくらいの才能があったのでは?
だからこそ諦めずにヘクターと共にやっていくことが出来たのではないかと思ってしまう。 pic.twitter.com/fAL8cwLNUJ— 水門 (@MI_LRD) February 21, 2020
上記でデラクルスは死んでいないと考察しました!
大きな鐘の下敷きになった後、デラクルスが登場するシーンはありませんでした!
そこで、「デラクルスはその後どうなったの?」と疑問に感じたので、以下、考察していこうと思います!
デラクルスはどこかでひっそりと生活している
デラクルスは鐘の下敷きになった後、人気のないところへ行ったはずです。
なぜなら、どこへ行ってもデラクルスが”クズ”だったという噂が知れ渡っているからです!
「悪事千里を走る」ではないですが、悪い噂は思っている以上に早く広まるものです!
もともと影響力があっただけに、どこへ行っても身バレしてしまうので生活もままなりません。
なので、個人的には“元々ヘクターがいた”ような街の外れにある、“家族に忘れられた者たちが集まる場所”へ行ったのではないかと考えています!
そこでは、寂しさを紛らわすように“他人”であってもお互いを“家族のような呼び名”で呼び合っています!
行く当てがなくなったデラクルスでも受け入れてくれそうですし、本人も嫌な気分が紛れます!
これまでのように派手な生活はできませんが、1人で暮らしていくよりは寂しくないかと思います!
普通の人であれば、“時間の経過とともに家族からの記憶も薄まり、自然と消滅していく”のでしょうがデラクルスの場合は、生きている時でも伝説のミュージシャンだったため、なかなか人々の記憶から消えることはありません。
なので、生活に疲れて「消滅したい」と願っても、逆にずっとそれができないという“生き地獄”をこれから味わっていくことになるはずです!
生者、死者のどちらでも悪事を働いたので、そのツケが回ってきたのでしょうね。
【リメンバーミー】デラクルスについてまとめ
Remember Me(僕を思い出して)
をパクって大ヒットしたデラクルスが最後
Forget You(お前なんか忘れてやる)
って言われるのクールな皮肉ですよね #リメンバーミー pic.twitter.com/pWJgeZIOya— もりもり (@morimori206) February 21, 2020
- デラクルスは最後「鐘の下敷き」になった
- 死者の国での本当の死は「消滅すること」なので今も「死んでいない」
- その後は「家族に忘れ去られたものたちのいる場所」で生活していると考察
以上、デラクルスについてでした!
いくら優雅な生活をしていて、どれだけ人気があろうと信頼を失うのは本当に早いですね。
悪いことをすれば必ず罰を受けるということが、物語から伝わってきたような気がします!
とはいえ、テーマは「家族の絆」ですので、そちらも一緒に楽しんで下さいね!
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