「リメンバーミー」二度目の死とは?ヘクターがなぜ消えないのかチチャロンが消滅したシーンから解説

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映画「リメンバーミー」で、“二度目の死”という言葉が登場します!

物語の中では、“二度目の死”を迎えて消滅したキャラクターがいました。

“チチャロン”という、音楽が好きな男性のキャラです!

 

今回は、映画「リメンバーミー」についてお話していきます!

 

「リメンバーミー」の二度目の死とは?

 

「リメンバーミー」では、「生者の国」「死者の国」の二つの世界が登場します!

「生者の国」・・今生きている人々が暮らす世界

「死者の国」・・生者の国で一度死んだ人が行く世界(死後の世界)

では、“二度目の死”とは一体どういうことなのでしょうか?

 

二度目の死とは「死者の国」でもう一度死ぬこと

一度死んだ人は「死者の国」へ行き、“ガイコツ人間”となって暮らしています!

もう死んでいる存在なので、骨がバラバラになろうが“自動的に修復”され、再び歩くことだってできます!

実際に、主人公・ミゲルがぶつかった相手“パパ・フリオ”(ミゲルのおじさん)がそうでした!

 

では、「死者の国」でもう一度死ぬことができるのでしょうか?

実は、物語の中で唯一“二度目の死”を迎えたキャラクターがいました。

それは、ヘクター(ミゲルのひいひいおじいちゃん)の友人・“チチャロン”です。

 

チチャロンは弱々しい姿で、最後にヘクターに「憧れのファニータ」という曲をリクエストします。

幸せそうな表情のまま、チチャロンは“オレンジ色の明るい光”に包まれながら消滅していきます。

出典:リメンバーミー

 

その後のヘクターは非常につらい顔をしており、チチャロンが二度目の死を迎えたことが分かるシーンでした。

 

自分のことを思い出してくれる人がいなくなったとき消滅する

先ほど、チチャロンが“二度目の死”を迎えたエピソードをお話しましたが、これは寿命や病気などではありません!

体が消滅して二度目の死を迎えてしまうのは、「思い出」が原因です!

 

厳密に言えば、現在生きている人間の中で、“自分のことを思い出してくれる人が誰一人いなくなったとき”に消滅します!

そして、これは誰でも良いわけではなく、“生前親しかった思い出を共有する相手”でないと効果はありません!

なので、もちろん「死者の日」に“自分の写真を飾ってくれている家がない”ことから、「生者の国」へ行くこともできません!

 

おそらく、チチャロンは家庭を持たずに一度目の死を迎えたことで、自分のことを想ってくれる相手が“元々少なかった”のだろうと思います。

以上が、“二度目の死”についてでした!

 

ヘクターはなぜ消えないのかチチャロンが消滅したシーンから解説

出典:リメンバーミー

 

ストーリーを見進めていくと、先ほど触れました“チチャロンは消滅”して、同じような境遇だった“ヘクターは消えることはありません”でした!

チチャロンの場合は、あのタイミングで“自分のことを覚えていてくれる相手がいなくなった”のでしょう。

 

では、ヘクターの場合はどうなのでしょうか?

以下、考察していきます↓↓

 

ヘクターが消えなかったのはココが頑張って思い出そうとしてくれていたから

ヘクターは、元ミュージシャンで家族を捨て「音楽」を目指すほど気合いを入れていました!

しかし、“家族のことを愛していた”ので故郷へ帰ろうとする途中、志半ばで音楽仲間だった“デラクルスに殺されてしまいます”

 

ヘクターに残された家族は、妻のイメルダと娘のココだけでした!

その後、イメルダは死亡して「死者の国」に来ていたので、あと自分のことを思ってくれるのは“ココ一人だけ”となっていました!

イメルダは家族を捨てたヘクターのことや、彼が夢中になった「音楽」を毛嫌いしましたが、ココだけはずっと“ヘクターのことを考えていました”

なので、しばらくは大丈夫でしたが、ココが老齢になり“認知症”を患うようになってからは、ヘクターのことを時々忘れるようになります。

 

ミゲルとヘクターが一緒に行動しているときに、ヘクターの体に“発作が起きた”のはそのタイミングでココがヘクターを忘れたからでした!

そして、また“思い出したかと思えばまた忘れる”を繰り返し、認知症の進行からその時間の“間隔が徐々に狭くなっていきます”

もう最後の方には、ヘクターは立つことすらできなくなり、それは“ココの限界”を示していました。

 

最終的には、ミゲルの歌により思いだしたココは、“ずっと大切に残していたヘクターの写真を取り出し嬉しそうに話す”のでした!

これにより、ヘクターは思い出してもらったことに加え、“写真も祭壇に飾ってもらう”ことができ、もう二度目の死を心配する必要もなくなりました!

ヘクターが二度目の死を迎えずに、ここまで生きてこられたのは“ココが時折思い出してくれていたから”なんですね!

 

なので、チチャロンとヘクターとの違いは、思い出してくれる人が“いるかいないか”でした!

チチャロンは誰一人いなかったのに対し、ヘクターの場合は忘れながらでも時折ヘクターのことを想ってくれる“ココがいたから消滅しなかった”のです!

 

ずんぱぱ
改めて家族の大事さを実感させられる映画でした!

 

映画「リメンバーミー」二度目の死についてまとめ

 

今回は、映画「リメンバーミー」の中から以下の点についてお話していきます!

“二度目の死”とは?

◯なぜ“チチャロンは消滅”して、“ヘクターが消えなかった”のか?

 

まとめ

◯「リメンバーミー」の“二度目の死”とは、“生者の誰にも思い出してもらえなくなった死者が消滅すること”

◯チチャロンが消滅して、なぜヘクターがなぜ消えなかったのかは“思ってくれる人の有無”

チチャロンは“0”に対し、ヘクターは忘れられる時もあれど自分を思ってくれる相手が“1人でもいた”ことで消滅しなかった

 

誰かに思われる思われないの線引きは、細かい設定がなく難しい判断ですが、ヘクターにココがいてよかったと思いました!

さらに、ミゲルが「死者の国」へ迷い込んでいなければ間違いなくその日にヘクターは二度目の死を迎えていたはずなので、家族の絆の強さが伝わりました!

 

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