【約束のネバーランド】では、ムジカという鬼の少女がいます。
物語では、ムジカの存在や尽力がエマたちに大きな影響を与えました。
しかし、彼女の一族については最後の最後まで、謎に包まれています。
なので、「理解できない」「ちょっとよく分からない」という方も多いのではないでしょうか?
邪血の少女とは、一体どういう存在なのか?
また、他の邪血の一族はどこにいるのでしょうか?
今回は【約束のネバーランド】に登場する、ムジカについてお話します↓↓
★この記事を見ることで、「邪血の少女」と呼ばれるムジカの一族が理解できます!
目次
【約束のネバーランド】ムジカの邪血の少女とは?
📺24:30~#アニメギルド
『約束のネバーランド』
第2話
エマたちを救ったのはムジカとソンジュという人間を食べない鬼だった。世界の真相を知ったエマたちは…?#諸星すみれ #内田真礼 #伊瀬茉莉也 #甲斐田裕子 #藤田奈央 #植木慎英@yakuneba_staffhttps://t.co/xt9HB3pYeG pic.twitter.com/MO9JKmngb2— ウメちゃん🐶BSフジ公式 (@Ume_bsfuji) January 20, 2021
これまで、ムジカの存在は「エマたちの味方になってくれる鬼」としか、分かっていませんでした。
エマたち食用児を食べることはなく「宗教上、食用につくられた人間を食べることができない」とセリフします。
ただ、ムジカはどうやら「邪血の少女」という存在であることが明らかに。
さらに、ソンジュと旅をしていると言いつつも、実は彼女は逃亡生活をしていました。
鬼たちの中でも、極めて特殊な存在です。
なので、「鬼から逃げている」という共通点から、エマ達の味方になったのでしょう。
追われる身ということは、「邪血の少女=忌み嫌われている」というイメージで、どうやら鬼にとって都合が悪いようですね。
約ネバの最大の謎の1つ「邪血の一族」と、逃亡理由に触れていきましょう。
以下、詳しくお話します↓↓
鬼の中には「邪血の少女」と呼ばれる一族がいる
【#約ネバ展 KEYWORD No.3 邪血とは】
摂取することで鬼の形質保持が永続的に続く血。「邪血の少女」と呼ばれるムジカがルーツで、血を与えられた者も邪血の力を得る。王族・貴族たちは、民衆を支配するためその特性を隠し独占していた。後に鬼社会と食用児を救う鍵となる。 #約ネバ #約ネバ展 #ムジカ pic.twitter.com/1Bj4yMZgKB— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) October 5, 2020
鬼の特性について、原作漫画15巻でエマがノーマンに告げた内容です↓↓
「鬼の中には、人を食べなくても退化しない鬼がいる」
「その鬼たちは、新たに食べたものの影響を受けない」
ノーマンは、その時まで「邪血の少女」の存在を知りませんでした。
それほど「邪血の少女」は、稀で隠された存在なのでしょう。
過去には、邪血の鬼は多く存在したらしいですが、今はムジカだけとなりました。
なぜ、邪血の鬼はいなくなってしまったのでしょうか?
その理由については、後半で解説します。
まずは、「そもそも、邪血の少女とは?」という疑問を解決していきましょう!
邪血(ジャケツ)とは「人間を食べなくても退化しない」性質を持つ
普通、鬼は「人間を食べなければ退化」してしまいます。
見た目はもちろん、知性や知能も失い、本能のまま生きる野獣になります。
なので、食べた人間などの特性を吸収するのです。
しかし「邪血」と呼ばれる鬼は、食べたものの影響を受けません。
つまり、人間を食べなくても、知性を保つことができます!
なので、ムジカは人間ではなく、植物や野生動物を食べて暮らすことができるのです。
また、原作18巻のムジカの回想シーンで、他の鬼にこのように言われています↓↓
「いいわねムジカ。あなたはずっとあなただもの」と。
これは、「食べたものの影響を受ける」という鬼の特性が、その思考や感情までも吸収してしまうことを表しています。
なので、鬼の女王は最後に肉の食べすぎで、感情が溢れかえり「自分が何者か」分からなくなってしまいます。
つまり、鬼たちは人間を食べなければ退化してしまうが、それと引き換えに「自分を失ってしまう」のです。
しかし、ムジカの「邪血」は、その影響も受けません。
何を食べても、なんの影響も受けないのです。
ムジカの血を飲めば他の鬼も同じ体質となれた
邪血の少女には、最大の特徴がありました↓↓
邪血の少女の血をたった一口飲むだけで、「その鬼は彼女と同じ体質を手にできる」ということです。
これは、どういうことなのでしょうか?
実は、ムジカの血さえあれば「全ての鬼たちは飢えることなく、退化もしない」ということです!
イコール、鬼も平和に暮らせる未来があるということを、示していました。
もし、全ての鬼がムジカの血を一滴ずつ飲めば、人間との共存も可能ということです。
鬼が人間を食べる理由は、知能と姿を保つためでしたよね?
なので、これが根本から必要なくなるということです。
しかし、そんな邪血の少女がいるにも関わらず、なぜ対策をしなかったのでしょう?
これにも理由がありました。
以下、解説します↓↓
鬼の王は特殊な体質を嫌い「邪血」と呼びムジカを殺そうとした
実は、昔に「邪血の少女」の存在を知った王族や貴族が、ある画策をしました。
それは、「邪血の少女」の血を独占するということです。
王族や貴族は血を独占した後に、全ての鬼を抹消してしました。
血を独占しようとした理由は、権力を維持するためでした。
鬼にとって、知性と姿を保つには「人間」という存在が必要不可欠な訳ですよね?
そして、その人間を作る農園を牛耳っているのは、「王」です。
王様自身は、他の鬼に対して「好き嫌い」で、人間の肉を与えるかどうかの采配ができます。
つまりは、人間の肉を餌に、絶対的な権力を手にしているということです!
もし、そこで「邪血の少女の血」で、鬼たちが人間を必要としなくなったらどうなると思いますか?
「王様や貴族たちは権力を失う」可能性があるのです!
ここからは、私個人の勝手な考察です↓↓
もしかすると王様や貴族たちは、ただただ人間の肉を食べられなくなるのが嫌だから、という狙いもあったのではないかと思います。
いくら、退化しなくなるとはいえ「人間の脳みそは、どの食べ物よりも最上級に美味しいもの」には変わりありません。
鬼と言えども、グルメを楽しむ者はいると思うので、「邪血」をうまく利用したのではないでしょうか。
【約ネバ】邪血(じゃけつ)についてネタバレまとめ
知性鬼の少女、ムジカ。
声は「この音とまれ!」の鳳月さとわ、「フルーツバスケット」の魚谷ありさなどの役でおなじみの種﨑敦美さん。#種﨑敦美#約ネバ#約束のネバーランド2期 #約束のネバーランドseason2 #約束のネバーランド pic.twitter.com/Gi4vfcYdRH— “嘲笑のひよこ” すすき (@susuki_Mk2) January 16, 2021
まとめ
●鬼の中には「邪血の少女」と呼ばれる一族がいる
●邪血とは「人間を食べなくても退化しない」性質を持つ
●鬼の王は、特殊な体質を嫌い「邪血」と呼び、ムジカを殺そうとした
●邪血の一族は、食べたものの「影響は受けない」
●王族の陰謀により、「ムジカ以外は絶滅」した
●邪血の少女の血を飲むと、同じ特性になる
以上、邪血の少女ムジカについてでした!
ムジカはこの後、鬼の一般庶民たちに自分の血を分け与え、救世主となります!
そして、今までの政治を見直して、鬼の世界に変革をもたらしました。
彼女の優しさと慈悲の心で、鬼の世界はもっと良くなっていくことでしょう。
エマは鬼たちの幸せも願っていたので、理想の世界と言えます。
これで食用児たちも、安心して人間の世界に行けますね^ ^
\邪血の生き残り・ムジカの存在が分かる/
\アニメの続きを知るには漫画しかない/
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