当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しており、リンク先には広告が含まれることがあります。

映画【IT/イット】地上波のR指定緩和はなぜ?年齢制限と15歳未満がNGの理由を考察

公開日: 2019年10月22日 | 最終更新日: 2020年6月14日

 

映画【IT/イット】には、“R15+”という“年齢設定(レイティング)”がされています!

これは、“満15歳”であれば鑑賞可能、“15歳未満であればNG”というルールです!

それだけ通常の作品よりも、刺激が強いものという風に認識されています。

 

今回は、映画【IT/イット】が、“年齢制限を設けている理由”“なぜ15歳未満はNG”なのか、そして“地上波放送のR指定緩和の理由”を考察していきます!

 

 

 

【IT/イット】年齢制限を設けている理由は?

 

【IT/イット】に年齢制限が設けられている理由について考えていきます!

まず、年齢制限の意味合いとして、作中の描写が「どれぐらい刺激性があるかどうか?」ということです。

そして、この刺激性とは、“暴力的”“性的”“薬物”などの犯罪に関係する項目です。

簡単に言えば、「その作品を見て刺激された人が現実でも同じように犯罪を起こさないか?」ということです!

 

それを助長させるような映画であれば、まだ物事の分別がつきにくい“未成年には悪影響”となるため年齢制限を設けることがあります!

なので、“12歳”“15歳”“18歳”など成長に合わせた年齢制限が設けられているのです!

 

暴力的、性的な描写が含まれる

【IT/イット】はホラー映画なので、その雰囲気だけでも年齢制限を設ける理由は分かります。

しかし、【IT/イット】の場合は“怖さ”に対して年齢制限が設けられているのではないと思います!

 

映画内では、ホラー要素とは直接的に関係のない“暴力的”“性的”なシーンが多々あります。

例えば、いじめられっ子の“ベン”が、不良グループのリーダー“ヘンリー”にぼこぼこに“殴られたり”、極めつけはナイフでお腹に“深い切り傷”をつけられたりします。

さらに、ヒロイン“ベバリー”の父親が性的虐待をしているような描写があります。

これだけで、“年齢制限が必要”だと分かります!

 

【IT/イット】に年齢制限を設けているのは、このような“暴力的”“性的”な描写が多数あることが理由でした!

 

 

【IT/イット】なぜ15歳未満がNGなのか?

 

【IT/イット】に年齢制限が設けられている理由については前述の通りですが、なぜ“15歳”という“年齢設定”なのでしょうか?

14歳という年齢に焦点を当て、以下考察していきます!

 

 

義務教育期間と思春期

15歳というと、日本では“中学3年生”で、アメリカでも“中学2~3年生”を指します。

学年はほぼ変わりなく、違うことと言えば“義務教育の期間”です。

日本は“中学3年生の15歳”、アメリカでは“高校3年生の18歳”が義務教育期間となります!

本分は学業で、学校に行くことが義務となる年齢です!

受験なども控えているため、性格も少し落ち着いてきて、勉学に励む子供も増えます。

 

対して14歳といえば“心も体も成長段階”で、“物事の善悪を判断できない”(実際はできるがそうしない)年齢です。

いわゆる思春期のど真ん中です!

14歳と15歳は1歳しか違わないけど何が変わるの?と思ってしまうかもしれませんが、身の置き所が変わってきます!

 

受験という人生でも転機となるシーンを目前にすると、勉強、内心、評定など色々なことを意識した言動になってくるのに対し、14歳はまだ焦りも少なく自由なスクールライフを送っているイメージがあります!

悪いことではありませんが、その分善悪の判別がつきにくくもなる年齢です。

義務教育という学校に縛られる人生に嫌気がさす生徒も出てきます!

“学業”“スポーツ”“恋愛”“いじめ”“反抗期”“犯罪”など人によっては進む道が分かれてきます!

 

そんな“不安定”さを持つ14歳という年齢の子どもに、“刺激となる作品”が見られればその後に悪影響があるかもしれません。

「映画内のあのシーンがかっこいい」「真似してみたい」と感じる子も出てくるかもしれません。

 

そこで、15歳未満は“鑑賞NG”というルールを決めることで、未然に防ごうという狙いがあるのです!

重要なところは、13でも15でもなく“不安定”なこの“14歳”という年齢設定なのです!

 

以下、補足です↓↓

【R15】

15 歳以上(15 歳未満は観覧禁止)
R:Restricted(観覧制限)の略号
15 歳以上がご覧になれます
この区分の映画は、主題や題材の描写の刺激が強く、15 歳未満の年少者には、
理解力や判断力の面で不向きな内容が含まれている。従って、15 歳以上の観客を
対象とし、15 歳未満は観覧禁止とする。

出典:一般財団法人 映画倫理機構(映倫)

https://www.eirin.jp/img/4ratings.pdf 

 

あくまでも私個人的な意見ですので、全てがその通りではないことをご了承下さい!

 

 

ホラー映画【IT/イット】地上波のR指定緩和について

 

日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて、「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」“2019年11月8日(金)”“地上波初放送”されることが決定しました!

 

楽しみにしている方も多いかと思いますが、これまでの【IT/イット】とは仕様が異なるそうです↓↓

本作は、R15指定で劇場公開されたが、地上波放送されるものはテレビ用に編集されたバージョンとなる。

出典:REAL SOUND 映画部

https://realsound.jp/movie/2019/10/post-431435.html

地上波放送に合わせてテレビ用に編集されたとのことです。

 

地上波のR指定緩和の背景

【IT/イット】の地上波放送のR指定緩和の理由については書かれていませんが、考察していきたいと思います。

 

個人的には、“ネットが普及したこと”が原因だと感じます!

例えば、R15+の作品を地上波でそのまま放送したとして、これまでは影響力の強いシーンや内容があっても学校で話を共有して楽しむ程度で終わっていましたが、今ではそれを“簡単に検索”することができます。

いつでも悪影響を引き出せて、いつでも保存できます。

 

そして“知識を得たあと”は、次はそれを試したくなり“実行”に移ります。

こうなると、負の連鎖なので「悪影響が出そうなシーンは初めからカットしておこう」という流れになったのではないでしょうか?

 

“そういう時代”と言われればそれまでですが、

これは、どの映画でも今後そうなっていくでしょうが、制作者側からすれば悲しい現実になりますね。

 

 

R指定緩和に対するネット上の意見

【IT/イット】の醍醐味ともいえる、“ホラー要素”は残るのでしょうか?

ピエロの“ペニーワイズ”のスリルはそのままなのでしょうか?

作品としてそのまま楽しめるのかどうかが懸念されています。

 

【IT/イット】の地上波のR指定緩和についてネット上のコメントです!

 

 

 

 

 

 

まとめ

〇もともと面白くなかった作品がさらに“磨きがかかる”

〇おそらくカットした作品を見ても“しっくりこない”だろう

〇カットしてでも放送してくれたことに“称賛”

〇カットされるのはグロいシーン?下ネタ?

〇どうせなら“ノーカット版”が見たかった

 

当初のR15指定がテレビ用に編集されることに“反対派”の意見が多かったです!

個人的にも反対派ですかね。。

R15という縛りをつけて制作した作品なので、そこからR15をカットするとなると“完成度がグッと下がる”気がします。

 

しかし、カットした作品自体にも興味があり見たい気持ちも強いです!

四の五の言わず、楽しみに待っていたいと思います!

 

ホラー映画【IT/イット】についてまとめ

 

映画【IT/イット】について、“年齢制限を設けている理由”“なぜ15歳未満はNG”なのか、そして“地上波放送のR指定緩和の理由”を考察してきました!

 

まとめ

〇年齢制限を設けている理由は、“暴力的、性的”な描写が含まれるため

〇なぜ15歳未満はNGなのかは、14歳という年齢が“精神的に不安定”なため

〇地上波放送のR指定緩和の理由は、“ネットが普及”した社会で“悪影響”が波紋を呼ぶ可能性があるため

 

R指定緩和に対するネット上の意見は、“反対派”が多数でした。

「本当にカットされた作品が嫌だ!」という方は、地上波ではなく本編を見ることをおすすめします!

 

あわせて読みたい>>>>>

ホラー映画【IT/イット】内容はひどいし長い?作品が伝えたいことを解説!

ホラー映画【IT/イット】ペニーワイズが子供たちに負けたのはなぜ?ラストのオチが笑える理由

IT【それが見えたら終わり】殺人鬼ペニーワイズの「浮かぶ」の意味は?セリフの元ネタについても

 

2 件のコメント

  • 15歳未満て15歳含まなくない?つまり15歳はおっけーじゃない?1番不安定な時期って力説してるけどw

    • なかがわさん

      初めまして、ずんぱぱと申します!
      この度は、当ブログを閲覧頂きありがとうございます!

      今回、ご指摘頂きました内容は私も見落としていた点であり早速修正致しました。
      なかがわさんのご指摘により、気付くことが出来ましたこと、非常に感謝しております。

      重ねてお礼申し上げます。

      今後も引き続き当ブログをよろしくお願い致します!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA