【となりのトトロ】なぜ引っ越してきた?母親の病気・結核と療養所から解説

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となりのトトロ】は、草壁家が引越してくるシーンから始まります。

車に荷物をパンパンに乗せて、引越し業者と一緒に移動していました。

そして引越し先である、あのボロ家に到着するのです!

 

サツキやメイは転校生として学校に通い、父・タツオも勤務先である大学へバスで通うなど、非常に遠い印象を受けました。

むしろ引越してきたことで、不便な生活を送ることになっているようにも見えます。

では、そもそも草壁家はなんのために引越してきたのでしょうか?

 

今回は、【となりのトトロ】の草壁家についてお話します↓↓

★この記事を見ることで、草壁家が引越してきた理由が分かります!

 

【となりのトトロ】なぜ引っ越してきた?

 

最初から最後まで引越してきた理由については語られることがありませんが、作中では「あ~なるほど!」というようなヒントも落ちていたりします。

ここでは「引越してきた理由」について、設定やエピソードを細かく見ていきましょう↓↓

 

草壁家の父タツオ・姉サツキ・妹メイが引越してくるシーンから始まった

冒頭でも触れましたが、草壁家の父タツオ・姉サツキ・妹メイの3人は遠くから引っ越してきました。

引越し業者やカンタのお婆ちゃんに手伝ってもらいながら、家具配置、食器などの荷ほどき、大掃除などを済ませていきます!

そして、夕方頃に引越し作業は完了します!

 

その家は和洋風ミックスのかなり古いもので、サツキやメイは「ボロ~♪」と楽しそうに遊んでいました。

家の周辺には山や川など自然の一部しかなく、道路や住宅が隣接していない造りになっています。

いわゆる、現代でいう「別荘」のようなイメージと捉えて良いでしょう。

 

大掛かりな引越しになりましたが、あえて引っ越してくるような新しく綺麗な家ではありません。

そして、通学・通勤距離が非常に遠く逆に不便な用にも見えました。

この引っ越してくるシーンは「まっくろくろすけ」などが登場して面白いですが、「なんで引っ越してきたの?」という疑問が残りました。

 

母・靖子は七国山病院に入院していた

引っ越してきた時点では、母親について触れられていませんでした。

しかし、ある日「母親のお見舞い」ということで、タツオ・サツキ・メイの3人は自転車で病院へと向かいます!

 

母・ヤス子は七国山病院で入院をしており、家族がお見舞いに来てくれたことを喜んでいました。

サツキやメイの髪をくしでとかしてあげたり、家がお化け屋敷だという話で盛り上がったり、ヤス子は元気そうでした。

風邪のような症状が長引いているという説明だけで、何の病気で入院していたのかは分からないまま物語は進行していきます。

 

ヤス子の病気は1950年代当時に流行していた「結核」だった

少し、都市伝説的な見解になりますが【となりのトトロ】のモチーフは埼玉県狭山市所沢市に関連する地域一帯です。

さらに、この「七国山病院」のモデルとされたのが、「新山手病院」と言われています。

「新山手病院」は実在する地名「八国山」にある、八国山緑地の南側に立地する病院で、「結核」を専門的に取り扱っていたそうです。

ヤス子が入院していた「七国山病院」は作品上の造語で、実際はこの「八国山」だと言われています。

 

さらに、【となりのトトロ】は1,953年というドンピシャな年代を時代背景に作られた作品であることを、宮崎駿監督は口にしています。

結核という病気は、「不治の病」で数え切れないほどの死者数を出した難病でしたが、医療の発展により1,953年以降は死者数が急降下していきます。

この事実から、ヤス子は「結核」だという信憑性が高まり、さらに完治して家に帰れるという希望が持てるような作品となったのです!

 

結核は、せき・たん・発熱・倦怠感・発汗・体重減少など、風邪と似た症状が長引きます。

作中でも、「風邪が長引いている」というセリフもあったように、ヤス子の病気は「結核」だと言えます!

 

巨大なクスノキの近くに引越したのは療養目的だった

1度メイが森の中で迷いこみ、そこでトトロに会うという出来事がありました。

その後、タツオはクスノキに挨拶していなかったことを思い出して、サツキ・メイと3人でお祈りに行きます。

お寺や神社ではないので、そこまで堅いものではないですが、大きなクスノキに「メイがお世話になりました」と挨拶をします!

このクスノキと同様に、はるか昔からこの地に住む「森の主=トトロ」だと考えたからです!

 

さらに、ここへ引越しを決めた理由として、このクスノキが大きな要因だとタツオは言います。

なぜかは述べませんが、このあたりから「引越した理由」が分かってきたような気がしました↓↓

母親の入院

自然に囲まれる和洋風の家

大きなクスノキ

 

以上から、まだ結核の症状が軽いヤス子のために、療養させることが目的だったことが分かります!

道路に面していては、うるさい&排気ガスなどで身体に悪いですよね。

 

家が和洋風でボロかったのは、元々そこが療養目的に作られた家だったからです!

タツオの仕事部屋だけ現代のサンルームのように突き出ていたり、平屋でありながらロフトがあり和洋風の造りになっていたのは、日にあたる部屋として設計されていたからだと言えます。

陽光には、抗うつ剤と同じ効果があるとの研究結果も出ているので、療養にはもってこいのベストハウスでした。

 

さらに、近くには巨大なクスノキや山・川などの自然があることで、散歩をしたり、風景を眺める視点から心が穏やかになります。

まさに、ヤス子のために用意された環境だった訳です!

 

母親の結核を診てくれる大きな療養所が近くだったこともあり引越してきたと考察

上記で、引越してきた大きな理由として「療養の環境が整っているから」だと解説しましたが、もう1つ重要なことがありました!

それは、七国山病院です!

当時、結核患者を受け入れるような大きな病院は少なく、診てもらうためには元々住んでいたところから通うのは不可能だったのでしょう。

 

なので、タツオは七国山病院にヤス子を入院させることを前提に、その周辺で療養ができる引越し場所を探していたのです。

そして、巨大なクスノキに出会い、あの家に出会ったことで療養場所として最適だと判断し、あの場所に決めました!

なので、【となりのトトロ】はサツキやメイでも、トトロでもなく、話の根幹には「結核」「病院」「母親」「療養」という、描写には映らない要因があったのです!

 

これが、草壁家が引っ越してきた理由でした!

 

【となりのトトロ】引越し理由まとめ

 

まとめ

●草壁家の母親・ヤス子の病気は、風邪が長引く症状に似た「結核」だった

●結核患者を受け入れてくれる大きな病院の1つとして「七国山病院」を選んだ

●さらに、結核が「不治の病」ではなく完治するという時代背景から、ヤス子が療養することを目的としていた

●巨大なクスノキや自然に囲まれた家が、療養に最適だと判断して引越しを決めた

 

ネット上では、「都市伝説」や「裏話」として色々なことが語られていますが、どれも吸収して良いと思います!

色々な見方ができるからこそ、映画は楽しいのであって、1つの見方しかできないと次に見る気がなくなりますしね。。

 

個人的に、トトロは小学生の頃から見ている作品でありながら、今だに見ると新しい発見があるので面白いです!

トトロに限らずジブリ作品は奥が深いので、色々な視点から見ることをオススメします^ ^

 

✔ チェック

【となりのトトロ】を見る方法はこちら↓↓

 

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zunpapa

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