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【ラプンツェル】ユージーンはなぜ髪を切ったのか?ラストのセリフから考察

公開日: 2020年5月1日 | 最終更新日: 2020年6月14日

 

「塔の上のラプンツェル」のラストシーンは非常に感動します!

自分がプリンセスだと知らずに生きてきた主人公・ラプンツェルと、本来ラプンツェルが住んでいたはずのコロナ王国相手に盗みを働くフリン・ライダーの愛の物語です!

※後にフリンはユージーン・フィッツハーバートと本名に戻す

 

さらに、ずっと母親だと思っていたゴーテルが自分をさらった誘拐犯だった、という展開も味が出ています!

全てが相まって感動シーンに向かう「塔の上のラプンツェル」は泣けます。。

 

中でも、ラストシーンのラプンツェルとユージーンのお互いを想い合う気持ちが素晴らしく美しいです!

今回は、「ラプンツェルの髪はなぜ切られたのか」ということに焦点を当ててお話します↓↓

 

 

 

【ラプンツェル】ユージーンはなぜ髪を切ったのか?ラストのセリフから考察

出典:塔の上のラプンツェル

 

冒頭でも触れましたが、ラストシーンでお互いを想い合う気持ちからユージーンはラプンツェルの「魔法の髪」を切ります。

結果的にはハッピーエンドへと向かっていきましたが、最悪の場合はユージーン自身が死んでいたかもしれない危険な賭けでもありました!

ここでは、ユージーンがなぜラプンツェルの髪を切ったのか考察していきたいと思います↓↓

 

ユージーンが髪の毛を切った理由はラプンツェルに不幸になって欲しくなかったから

刺されたユージーンを「魔法の髪の力」で助ける代わりに、今後一切逆らわないとゴーテルと約束するラプンツェル。

それは、ユージーンを助けたい一心から思いついた提案でした。

しかし、それではラプンツェルだけが不幸になってしまう未来が見えるため、ユージーンはある行動に出たのです!

そこでユージーンはこんなことを言います↓↓

「ラプンツェル」

「君は俺の新しいだ」

 

なんと、そう言ってラプンツェルの髪を切り落としたのです!

以前の、ユージーンは「誰もいない南の島で1人優雅に暮らす」という夢を持っていました。

しかし、このセリフからその夢はなくなったと見るのが妥当です!

ラプンツェルとの出会いによって、ユージーンの気持ちは大きく彼女に傾いていきました。

 

私は“夢”という言葉から、「今は手の届かない場所にあるが、努力することでいつかは手にしてみせる」というユージーンの強い想いを感じます!

なので、このラストシーンではユージーンはラプンツェルのことを愛していたのでしょう!

 

自分の命を助けてもらう代わりに、ラプンツェルと2度と会えなくなり、さらに彼女がゴーテルの言いなりで人生を過ごすことに耐えられなかったのだと思います!

そこで生き永らえたとしても、自分の新しい夢も同時に失うことにもなります。

ユージーンであれば、その根本の原因となる「魔法の髪」さえなければ、全て丸くおさまると考えたはずです!

ゴーテルも魔法の髪を持たないラプンツェルには1ミリの興味も涌かないことを知っていたのです!

 

なので、ラプンツェルの髪の毛を切ったのでしょう!

ラプンツェルを守るために、その後自分のケガがどうなろうと関係ないと男気に溢れた判断力でした!

王国に捕らえられ、危険を冒しながらも再び塔に戻ってラプンツェルを助けようとするユージーンは、格好良すぎです!

 

 

ラプンツェルの性格をよく知るユージーンだからこそ髪の毛を切る必要があった

これは、上記で考察した内容と一部かぶるのですが、「髪を切る必要あった?」と聞かれれば悩むところです。

ゴーテルとラプンツェルを繋ぐただ1つのもの「魔法の髪」を無くせば、2人がこれから一緒にいる必要がないと、ユージーンは考えます。

しかし、国宝級の大事な力をあえて失う選択肢を取る必要があったのでしょうか?

 

答えは「その必要があった」のです!

正確には、あの状況であればその選択が最善だとユージーンは判断しました!

もう1度状況のおさらいです↓↓

●ユージーンがゴーテルに刺されて瀕死の状態

●ラプンツェルはどうしても助けたかったので、ゴーテルと取引きをする

①髪の力でユージーンを治させてほしい

②その代わり、今後一切逆らわず従順になる

●ゴーテルも、今後のためにこれを許す

 

ラプンツェルがユージーンを助ける間も、後方でゴーテルが監視していました。

私は、「ユージーンを助けたあと一緒に逃げたら?」「一緒に戦ったら?」と素人考えでいましたが、よく見るとユージーンも手錠をされていたので無理です。

回復したあと、強引に倒そうとしてもラプンツェルを人質に取られたら、それでおしまいです!

とにかく為す術なしの状況が目に浮かびます!

 

さらに、ラプンツェルの性格についても考慮しなくてはいけませんでした!

ラプンツェルはおそらく、ユージーンを助けたあとは必ずゴーテルの言いなりになるからです!

それは、ラプンツェルの素直さ、頑固さをよく知るユージーンだからこそ理解できたのだと思います。

ラプンツェルの考えは、「ユージーンさえ無事で元気にいてくれれば、あとは自分がどうなってもいい」と思っていたことでしょう。

 

それをユージーンは分かっていたからこそ、そのまま治癒されることを拒んだのです!

そして、全てを考慮した上で「髪を切る」という選択が最善だと信じたのです!

 

以上が、「なぜそもそも髪を切る必要があったのか?」という問いの答えだと思います!

ユージーンもラプンツェルもお互いを想い合う気持ちが綺麗で素敵でした!

 

 

「ラプンツェル」についてまとめ

出典:塔の上のラプンツェル

 

まとめ

●ユージーンがラプンツェルの髪を切った理由は、ラプンツェルに「不幸になってほしくなかった」から

●そもそもなぜ髪を切る必要があったのかは、ラプンツェルの素直さ、頑固さという性格を考えると「それが最善」だと判断したから

 

それにしても、いきなりラプンツェルの髪を切り落としたシーンには驚きましたね!

「そんなことをすれば自分が助かる方法がなくなる!」と思って焦りました!

結果的に、ゴーテルは消滅してラプンツェルとユージーンが結婚するというハッピーエンドに向かって良かったです^ ^

 

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