ゴールデンカムイ尾形は最後死ぬ?死亡は何巻/何話なのか解説

公開日: 2022年7月31日 | 最終更新日: 2022年7月31日

 

今年の秋に、第4期がアニメ放送が予定されている【ゴールデンカムイ】。

その登場人物の中で、敵味方どっち付かずなのに人気のあるキャラが1人だけいます。

それが「尾形百之助」です。

尾形は謎の行動が多く、その目的も不明とされてきました。

尾形は我々視聴者や、作中にキャラなどから特に理解されないまま、金塊を追うために各地を奔走します。

 

そんな尾形には、実は「死亡説」が囁かれています。

もし命を落とすことがあったとして、一体どのように最後を迎えるのか?

 

尾形は陸軍最強と謳われる・第七師団の一員でしたが、かなり独自の動きを見せていて「味方」になったり「敵」になったりします。

一体、誰が尾形の命を奪ったのでしょうか?

今回は、ゴールデンカムイに登場する尾形百之助について御紹介します↓↓

この記事を見て分かること
  • 尾形の最後の死亡説について
  • 内容が分かる該当巻数や話数

 

 

尾形は最後死ぬ?

 

冒頭では、尾形のこれまでの動向や死亡説について触れました。

尾形といえば凄腕のスナイパーで、これまでも大きな戦争に参加してきたり、数々のピンチを切り抜けてきた人物です。

ここからはまず、尾形が最後に死亡するのかどうかを解説します。

 

命を落としてしまったのか?生き残ったのか?

早速、見ていきましょう↓↓

 

尾形は最後に自分で目を撃ち結果的に死亡した

結論から言えば、尾形は「死亡」します。

尾形は最終的に、杉元・アシリパと列車の上で3人で激闘を繰り広げていました。

その中で、アシリパの毒矢を左目に喰らってしまいます。

 

毒のせいで意識朦朧となった尾形は幻覚を見始め「これまで自分がしてきたことが誤りだったのか?否か?」を自問自答していきます。

そうしている内に自然と銃口を左目に向けていき、長い刀で引き金を引く事で自らを撃ち抜き、列車上から落下していったのです。

その後の描写は描かれていませんでしたが、左目を撃ち抜いたので間違いなく命を落としているでしょう。

 

 

元は杉元と列車の上で激戦を繰り広げていた

上記でも触れましたが、尾形は列車の上で杉元と戦っていました。

杉元は、土方から受け取った刀と本人の武器である銃剣を使用。

 

そして、その銃剣の方で尾形の腹を貫きます。

腹を貫かれた尾形でしたが致命傷には至らず、冷静に剣の部分を外されました。

杉元が追撃のために発砲するも、うまくかわされました。

 

ここから、一進一退の工房が続きます。

  • 尾形はケガを負いながらも、杉元に銃による打撃攻撃を繰り出す
  • 杉元も怯むことなく刀で応戦し、反対に尾形を追い詰める
  • 絶体絶命の状態で、尾形は銃剣で杉元の腹部を刺すなど反撃に移る

 

まさにどちらが勝ってもおかしくない状況でしたが、ここで乱入者が登場します。

なんと野生のヒグマが乱入してきたのです!

このヒグマの登場により、杉元は刀を尾形に奪われ追い詰められてしまうのです。

 

アシリパに毒矢を射られ自ら目を撃った

杉元のピンチにアシリパが駆けつけてきて、尾形を仕留めようと毒矢を射る準備をします。

敵対関係でありながら、一時的とはいえアシリパと行動をしていた尾形。

アシリパの性格を知る上で「自分を射る事は出来ない」と察していて、挑発しました。

同時に、尾形はアシリパに対して銃口を向けたため、杉元はこれに激怒。

何とか土方の刀を手にするも「余計なことはするな」と言わんばかりに、尾形による威嚇射撃で牽制されます。

 

しかし、尾形が視線を一瞬杉元に送っていた際、腹部にはアシリパが放った毒矢が刺さっていたのです。

尾形が知る以前のアシリパだったら、間違いなくできなかったでしょう。

ただ、この頃のアシリパは過酷の状況でも杉元と共に修羅の道を歩むことを決めていたため、予想外にやられてしまったのです。

尾形は急いで矢を引き抜くも、このままでは毒がやがて全体に回ることになります。

素早く刀を使って矢じりを抜こうとする尾形でしたがアシリパはそうはさせまいと二本目の矢を射る構えを取りました。

 

尾形も何とか矢じりを抜き取り銃を構えますが、意識が朦朧としすぎて自ら左目を撃ったのです。

そして、最後は列車から落ちていきました。

 

 

幻覚により弟・花沢勇作が再登場

 

毒矢の影響で、尾形は幻覚を見ます。

なんと以前、自分の手で殺害した義弟・花沢勇作が幻として現れたのです。

意識が朦朧としてくると、この勇作の登場と同時に心の中の善の部分が表に出てきます。

これもあって、尾形は錯乱してしまいます。

 

錯乱しているうちに善の部分が勝ってしまい、自己肯定感が低くなった尾形は自然と銃を左目に向けます。

その際に勇作から「尾形も皆から愛されて誕生した」のだと幻聴の中で言われました。

おそらく、尾形は自分のことをサイコパスや狂人などと感じていたのでしょうが、最後の最後でまともな人間だと気付かされます。

「ずっと狂人でいること=自分らしさ」という概念がなくなり、アイデンティティが崩壊したのでしょう。

過去に両親や義弟・勇作を殺しましたが、なんだかんだ心の奥では気にしていたのではないかと思います。

 

そして、アシリパにこの勇作の存在をかぶらせることで、何かを証明しようとしていたのかもしれません。

なぜなら、アシリパは人を始末したほとんどなく、それは勇作も同じだったからです。

なので、彼女2人の影がダブったことにより、幻として勇作が出てきたのだと思います。

 

罪悪感から自ら命を絶った

そして最後は、左目を撃つ形で自害をしたことをお伝えしました。

その理由として、自身がまともな人間だと分かったからです。

では、なぜそれだけで自殺に繋がってしまうのでしょうか?

 

それは、尾形が「罪悪感」を感じたからです。

これまでは忌み子として生まれたことで、サイコパスのキャラを演じていました。

しかし、幻として勇作が出現したことで、尾形の善の部分がハッキリと出てきます。

今まで自分がしてきた悪事は、このサイコパスだという自己認識のおかげで何とか保たれていました。

 

ただ、アシリパとの出会いや勇作の幻影によって、自信がまともな人間だと判明。

みんな自分のことを愛し、尾形は愛されて生まれてきたことを幻覚の勇作から聞きます。(尾形が本心から言われたい言葉)

もうこうなると、過去に自分が家族を始末したことに耐え切れるメンタルはありません。

これまでやってきたたことは「全て誤り」だと言う事実を突きつけられてしまうことになり、懸命に否定しようとしたのでしょう!

そして錯乱していくうちに罪悪感が勝ってしまい、自ら命を絶ってしまったのです。

 

 

死亡は何巻/何話なのか解説

 

ここまで、尾形の死亡経緯について触れました。

次は、尾形の最期は単行本の何巻/何話なのかを説明していきます。

 

果たして、何巻で何話だったのでしょうか。

 

尾形の死亡は単行本31巻の「310話/祝福」で描かれる

 

尾形の死亡シーンは、単行本31巻310話/祝福」で描かれました。

この31巻は最終巻で、金塊争奪戦に終止符が打たれることになります。

ここでゴールデンカムイは堂々の完結を迎え、長かったストーリーが完結しました。

 

結果的に、尾形は左目を撃ち列車から落下していきましたが、それが確実に死亡しているかは最後まで描かれませんでした。

その後のストーリーでも、生存者たちの現在が描かれますが、その中に尾形の姿はありません。

おそらく、自分が欠けていない人間だと知り「罪悪感で自害した」という結末にしたかったのでしょう。

確かに尾形は不思議なキャラですが、どこか死亡シーンは見たくない気持ちがあるので、作者・野田さんもこの視聴者の気持ちを汲んでくれたのかもしれません。

ちなみに、最終巻の31巻は「303話〜314話」となっています。

 

【金カム】尾形百之助の死亡についてまとめ

 

まとめ

尾形の死亡説について

  • 尾形は最後に自分で目を撃ち結果的に死亡した
  • 元は杉元と列車の上で激戦を繰り広げていた
  • アシリパに毒矢を射られ自ら目を撃った
  • 幻覚により弟・花沢勇作が再登場
  • 罪悪感から自ら命を絶った

 

死亡が描かれる該当巻数について

  • 尾形の死亡は単行本31巻の「310話/祝福」で描かれる

 

以上、尾形の最期についてでした!

生まれのせいで道を違えてしまった尾形ですが、もっと家族と向き合うことができれば、違う道も歩めたのではないかと思います。

それができなかったのが悔やまれますね。

 

ただ、そんな尾形にはファンも多く、かなり愛されているキャラです!

どっちつかずの第三勢力として立ち回る姿は、個人的にも「らしい」感じがして好きですね^ ^

 

 

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