【聲の形】ゆずるが家出した理由は喧嘩?公園でいじめられていた事と関係あるのか考察

公開日: 2020年7月21日 | 最終更新日: 2020年8月24日

 

【聲の形】では、ヒロインの妹・西宮結絃ゆづるが登場します!

姉思いで色々としっかり者に見えますが、物語の中で「家出」するシーンがありました。

結果的に、主人公・石田将也しょうやに発見され、無事家まで連れ帰らされます。

 

今回は、【聲の形】の西宮結絃についてお話します↓↓

★この記事を見ることで、西宮結絃が家出した理由や、なぜ公園でボロボロだったのか考察内容が分かります!

 

 

 

【聲の形】ゆずるが家出した理由は喧嘩?

 

しっかり者の結絃ですが、なぜ「家出」するまでに至ったのでしょうか?

ここではまず、結絃が家出をする直前のエピソードを見ていきます!

以下、解説します↓↓

 

西宮結絃は姉・硝子を支えることが自分の責務だと考えていた

まず、根本的な話ですが、結絃は姉・硝子のことをいつも見守り心配しています。

「妹」という立場にありながら、まるで母親のように世話を焼いていました。

それは、ただ「聴覚障害者だから」という訳ではなさそうです。

 

実際に、それが分かるセリフがあります。

硝子が自殺をしようとして、将也に助けられ、逆に将也が意識不明で入院してしまうシーンです。

将也の母親が見舞いに来たのを発見し、このようなセリフを言いました↓↓

俺の監督不行き届きです。ごめんなさい

 

妹の発言とは思えないほどの「重圧」を抱えていることが分かります!

涙ながらに土下座をして感謝する姿は、もはや一種の「責務」のようにも感じました。

 

このように、結絃は硝子を「我が子」のように、毎日気にかけていたのです。

これには、おそらく硝子が受けていた「いじめ」が大きく関係しているのでしょう。

 

 

硝子と仲良くする将也が気に食わなかった

硝子が高校生の年齢になった頃、所属している「手話サークル」に突然、石田将也が現れます!

結絃は、何度か追い払っていましたが、結果的には2人を再会させてしまう形となってしまいました。

 

そして、2人の手話の様子を、遠くからカメラのレンズ越しに見ます。

すると、硝子・将也の双方が「会いたがっていた」ことを知ります。

馬鹿だなぁ、硝子は。」と口にし、悲しそうな表情を浮かべました。

 

●自分をいじめていた将也に会いたがっていた「硝子

●硝子をいじめていたにも関わらず、急に目の前に現れた「将也

 

この出来事から結絃は、硝子のことが理解できず、さらに将也のことは気に食わない様子でした。

 

落ちたノートを拾うために将也が川に飛び込む場面を写真に撮りネットに拡散した

硝子と将也が楽しそうに手話でコミュニケーション能力を取っていると、「ノート」の話になります。

このノートは、硝子がいじめられていた際に、「悪口」が書き込まれた負の遺産のようなものです。

そんなノートをなぜか硝子は大事にしていたので、将也は「悪い思い出しか詰まってないから、止めときなよ」という意味合いで、中身を見せないようにしました。

すると、揉み合った末、ノートが川に落ちてしまいます。

 

急いで川に飛び込む硝子の姿を見て、将也もすぐに飛び込みます!

ノートや2人は無事だったのですが、結絃はその瞬間をカメラに収めました!

その後、「将也がふざけて川に飛び込んでいる」という内容で、ネット上に拡散したのです!

 

おそらく、「悪ふざけ」もしくは「単なる嫉妬」のどちらかでしょう。

 

 

家出をした理由は大好きな姉から激怒されて喧嘩したため

写真がネット上に拡散された後、将也は姪のマリアと公園で遊んでいました。

すると、大きな遊具の中に結絃が倒れているのを発見します!

靴も履かずにボロボロの状態の結絃は、かなり衰弱していました!

見かねた将也は自宅に連れて行き、結絃を含めた家族で夕食を一緒に食べます!

 

そうして時間は過ぎ、将也が眠りについた頃、「あるシーン」を思い出します。

そこには、涙ぐみながら結絃に怒っている硝子の姿がありました。

嫌なことを思い出した結絃は「くそぉ。。」と呟きます。

 

この流れから、将也の写真をネット上に拡散したことを硝子が知り、結絃を問い詰めたことが分かります!

そして、「そんな悪い子はいらない!」という内容で、硝子から手話で言われたから「家出した」のだと考察しました。

 

ここには、冒頭でお話した内容が関係していると思います!

硝子のことを親目線で見守る結絃が、そんな硝子から「いらない」と言われた時の、心理的ダメージは相当なものだと分かります。

さすがに、しっかり者の結絃でも耐え切れず、家を飛び出したのでしょう。

 

 

公園でいじめられていた事と関係あるのか考察

 

先ほど、将也が公園で、ボロボロの結絃を発見したことを触れました。

ここで、気になるのは「家出をしただけでそこまでボロボロになるのか?」ということです。

さらに、靴も履いていなかったことから、「家出をしたこと」と「ボロボロだったこと」は、別物に考えた方が筋が通る気がしました!

 

以下、考察します↓↓

 

ボロボロの原因はいじめを受けていて家出をした事と関係ないと考察

遊具の中にいた結絃は、発見された時「寝ていた」もしくは「気絶していた」のどちらかでした!

寝ていたのであれば、もっと元気ハツラツとしていても良いものですが、どこか弱々しい印象でした。

 

さらに、「服は汚れてボロボロ」「靴を履いていない」という状況から、「いじめを受けていたのではないか?」という予想もできます。

なぜなら、家出をしただけではそこまでボロボロになりませんし、靴を履かずに出てきたとは考えにくいからです!

 

家出をして公園に行ったが、目を付けられている相手と遭遇し「いじめ・嫌がらせを受けた」と考える方が自然です。

なので、結絃がボロボロなのは、家出したこととは「無関係」だと考察しました!

 

いじめの原因は学校に行かず姉一筋の生き方を気味悪がられたからと考察

結絃は硝子を見守るという責務から、学校に行っていませんでした。

後に学校に行き出した時にも、将也に勉強を教えてもらっていたので「勉強が苦手」だということが分かります。

周囲の人間もセリフしていましたし、あの中学生ぐらいの年齢で学校に行っていないのは驚きです!

 

そういった背景もあり、結絃が学校に来ていないことを理由に絡んでくる連中がいたのでしょう。

聴覚障害者である姉のために生きていく」と決めた結絃のことを、「気持ち悪いやつ」と批判し、いじめられたのだと考察しました!

 

【聲の形】ゆずるの家出についてまとめ

 

まとめ

●結絃は、大好きな姉・硝子をいじめていた将也のことが気に食わなかった

●結絃が家出をした理由は、将也に悪ふざけをしたことを硝子に気付かれ「いらない」と言われショックを受けたから

●公園で結絃がボロボロだったのは、「家出とは無関係」だと考察

●結絃は硝子の側にずっといるつもりで学校に行っておらず、そのことで気味悪がられた結果「いじめられた」と考察

 

結絃のキャラは非常に難しいです。

一見しっかり者のように見えますが、それを支えているのは「姉への責務」ただ1つです。

なので、姉に何かあったり、姉から嫌われたらすぐにメンタルが崩壊してしまうという「弱さ」も秘めています。

 

初めは「嫉妬」や「姉に固執する」といった結絃の姿が見えましたが、終盤には「姉離れ」が出来て、学校にも行く様子が描かれています!

序盤~終盤まで硝子や将也を裏で支え続ける、魅力的なキャラクターでした!

ぜひ、この結絃にスポットを当てて視聴してみて下さい^ ^

 

 

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