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【2分の1の魔法】なぜ弟イアンだけ魔法を使えたのか?父親との共通点から考察

公開日: 2020年8月22日 | 最終更新日: 2020年8月23日

 

【2分の1の魔法】の世界では、かつて栄えていた魔法が失われつつありました。

それは、科学の発展による文明の進化が大きく影響しており、魔法使いが次第と少なくなっていきます。

そんな中、魔法使いだった父を持つ今作の主人公イアン・ライトフットは、誕生日に「魔法の杖」をプレゼントで貰います。

 

父親・ウィルデンはイアンが生まれる前、兄・バーリーが3歳の時に病死しました。

なので、大きくなった子供たちの姿を一目見たくて、「復活の呪文」を託します。

この復活の魔法は「24時間だけ」というタイムリミットが設けられていたので、ミスしないよう兄弟2人が大きくなったタイミングを見計らってプレゼントしました。

果たして、2人は父親が残した魔法の杖を使いこなせるようになるのでしょうか?

 

今回は【2分の1の魔法】のイアンとバーリーについてお話します↓↓

※ネタバレ内容となりますので、ご注意下さい!

 

★この記事を見ることで、なぜイアンだけ魔法が使えたのか考察内容が理由が分かります!

 

 

 

【2分の1の魔法】なぜ弟イアンだけ魔法を使えたのか?

 

兄弟でありながら、イアンとバーリーの性格は真逆でした。

イアンは消極的で自信なさげ、バーリーは猪突猛進で怖がることを知らないという、相反する性格の持ち主です!

そんな2人は、冒険の旅に出て魔法の力を駆使します!

 

では、2人とも魔法が使えたのでしょうか?

以下、お話します↓↓

 

父親・ウィルデンは元々魔法使いなので兄弟2人に使える素質があった

冒頭でも触れましたが、イアンとバーリーの父親・ウィルデンは魔法使いでした。

実際に魔法を使用するシーンは登場しませんが、イアンの誕生日プレゼントに「魔法の杖」を渡したことでそれが発覚します!

なぜなら、ウィルデンは「魔法の杖」や「不死鳥の石」、さらには「復活の呪文」まで記した手紙を用意していたので、これだけで魔法使いであることが容易に理解できます。

 

そんな魔法使いの子なので、2人の兄弟も魔法が使える素質があると考えられていました。

子供に会うために、その子供たちに魔法を託すウィルデンの愛情が感じられますね!

 

 

兄・バーリーが魔法の杖が使えなかった

母・ローレルから魔法の杖を受け取って、オタク気質のバーリーはテンションがMAXになります!

というのも、バーリーは空想の世界や歴史が大好きで、「いにしえの大冒険」というボードゲームにハマっていたからです!

「魔法」という言葉は、バーリーにとって聞くだけで楽しいイメージが広がるものでした!

 

早速、手紙に記載されていた魔法の杖を手に「復活の呪文」を唱えますが何も起こりません。

手の角度や、態勢などを色々変えてやってみるも、無反応です。

思い描いていた結果と違ったことに、さすがのバーリーも諦めてそれを止めてしまうのでした。

 

ウィルデンの子供とはいえ、誰でも魔法が使える訳ではないということが分かるシーンでした!

 

弟・イアンは復活の呪文を唱えるだけで反応した

兄の姿を見ていたイアンは、父親に会える期待が裏切られたことにショックを受けていました。

イアンは写真でしか父親を見たことがなかったので、バーリーよりも会いたい気持ちが強かったことでしょう。

 

ふと、何気なく手紙に書かれている「復活の呪文」を独り言のように口にすると、置いてあった「魔法の杖」がカタカタと小刻みに震えだします。

不思議に思いながらも続きを唱えてみると、魔法の杖から激しい光や風が出現して稲妻が走ります!

そして、その稲妻は「人の足」を作り出し、どんどん人間の形を成していきました!

なんと、イアンが口にしたことで「復活の呪文」が発動したのです!

 

しかし、喜ぶのも束の間、父親の復活は下半身だけでストップしてしまい、不死鳥の石は砕け散ってしまいます!

ここから、父親を完全に復活させるため、さらに新たな「不死鳥の石」を手に入れるために、兄弟は冒険に出ることになるのです!

 

●どれだけ唱えても魔法が発動されなかった兄・バーリー

●対して、呪文を口にしただけで魔法の杖が反応する弟・イアン

 

同じ兄弟でありながら、この2人の違いは一体何だったのでしょうか?

 

 

見た目が似ていることから父親の魔法の才能がイアンにも受け継がれていた

まず「遺伝」の問題ですが、容姿を見ると一目瞭然でした!

写真から、父親は「くせ毛」「鼻が大きい」「細見」という特徴があります!

これは、イアンがそっくりなので、父親の遺伝を大きく受け継いでいることが分かりました!

 

逆に母親のローレルは、「直毛」「鼻が小さい」「太り気味」でした。

兄バーリーを見てみると、これも全く一緒なので母親の遺伝子を強く受け継いでいることが分かります。

 

以上から、「父親→イアン」「母親→バーリー」というように、それぞれ色濃く遺伝子を受け継いでいることが理解できますね!

 

父親とイアンの共通点は「大きく悩む時があった」こと

父親・ウィルデンと同じ大学だった人物と、イアンは偶然出会います。

その時イアンは、ウィルデンの性格行動について色々と話をしてもらいました。

そこで、ウィルデンは若い時に「自信に満ち溢れていた」、「悩んでいることもあった」と聞きます。

 

何に悩んでいたのか分かりませんし、元々魔法が使えたのかも謎に包まれています。

しかし、最終的には魔法が使えるまでに成長し、それを子供たちに託しました。

いわば、若き日のウィルデンは努力をして克服してきたということです!

 

父親の意外な一面を知ることができたイアンは、心なしか少し前を向いて歩いているような印象でした。

イアンは「引っ込み思案」で自分に「自信がなく」何をしても上手くいかないことに悩んでいました。

若き日の父の姿と、今の自分を重ねてることで少しは楽になれたのかもしれません。

 

魔法は「何かを変えたい」と悩み願う心に反応するため自信のないイアンにしか使えなかったと考察

父親ウィルデンとイアンは、容姿だけでなく「性格」などの内面が大きく似ていました。

 

ここで、イアンが魔法の練習をする場面に話を移します↓↓

バーリーの愛車「グウィネヴィア号」に給油するために、手持ちの残り少ないポリ容器を魔法で巨大化させる作戦を思いつきます!

そこで、バーリーの空想マニアの知識から「成長の呪文」=「デッカーク・ガンチュアン」を教えてもらいます!

 

しかし、まだまだ未熟なイアンは自信が持てずに、うまくいきません。

バーリーは対象が大きくなるような「イメージ」を頭に浮かべながら、自分を信じろと言います。

心の底から「何かを変えたい」という強い思いで、呪文を唱えれば必ず成功すると。

それを聞き、イアンが集中すると次第にポリ容器が大きくなっていきます!

結果的には、失敗してバーリーが小さくなってしまいましたが、魔法使いの心情が見えたシーンでした!

 

以上から、魔法を使うということは「何かを変えたい」と心の底から渇望することが、最低条件だったのではないかと考察します!

「何かを変えたい」と感じるということは、「何かに悩んでいる」ということ。

そして、それはウィルデンやイアンに共通する性格でもありました!

 

逆に、母親ローレルやバーリーは明るい性格で「考えるよりも、まずは行動する」タイプです!

悩むぐらいなら行動に移して解消する」という性分なので、心の底から「何かを変えたい」と望む気持ちが、イアンに比べて劣っていたのではないでしょうか?

なので、それが魔法を行使する際のイメージ力の低下に直結し、バーリーの魔法が発動しなかったのだと思います!

 

元々、父親の遺伝子を強く受け継いでいたイアンだったからこそ、悩み、理想の自分を渇望することで、魔法使いとしての条件が揃ったのではないかと考察しました!

 

 

【2分の1の魔法】イアンについてまとめ

 

まとめ

●父親・ウィルデンは生前「魔法使い」だった

●ウィルデンはイアンが16歳になる誕生日プレゼントで、「魔法の杖」を渡すようローレルにお願いしていた

●魔法の存在に大喜びするバーリーが杖を振るも、魔法は起きなかった

●対して、イアンは「復活の呪文」を口にするだけで魔法が「発動」した

●魔法の使用には、心から「何かを変えたい」という強い思いが必要で、ネガティブなイアン向きだった

●バーリーは性格上「悩むことが少ない」ため、願望とのギャップがイアンほど大きくなかった

●上記から、父親の遺伝子を色濃く受け継いだイアンだったから「未来を変えたい気持ち」が強く魔法が使えたと考察

 

バーリーは魔法が使えなかった分、魔法に関する歴史や知識が深いので、イアンのサポート役として大活躍しました!

魔法を使ったことがないにも関わらず、イアンの魔法の先生として数々の呪文を教えます!

全てが真逆なイアンとバーリーの冒険だったからこそ、楽しく見ることができました!

 

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