願いのアストロはつまらないし面白くない?ひどいと炎上した理由は?

公開日: 2024年8月5日 | 最終更新日: 2024年8月29日

 

現在、週刊少年ジャンプで連載されている作品『願いのアストロ』

この作品は、高い人気を誇る『東京卍リベンジャーズ』を手掛けてきた和久井健先生の作品であるため、連載開始から非常に注目されていた作品でありました。

 

しかし、そんな期待とは裏腹に『願いのアストロ』が「つまらない」「面白くない」「ひどい」とネットでは軽く炎上している口コミを多く目にします。

どうしてこの作品は、目立って炎上してしまうことになったのか、皆さんも気になるますよね。

そこで今回は、『願いのアストロ』はつまらず面白くないのか、そしてひどいと炎上した理由について考察していきます!

この記事を見て分かること
  • 面白くないと言われる理由を考察
  • 『願いのアストロ』の口コミをご紹介
  • 炎上した経緯を解説

 

 

 

面白くないという読者の評判や口コミ

 

まずは願いのアストロが面白くないという読者の口コミにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

以下に、実際の口コミをまとめてみました↓↓

 

いかがだったでしょうか。

やはり一定数、つまらないや面白くないと感じている読者がいるようです。

上記の内容を踏まえつつ、『願いのアストロ』のどのような点が面白くないと言われてしまうのか、考察していきます。

 

考察① 能力バトルに絵が合ってない

1つ目は能力バトルに絵が合っていないことです。

能力バトルというものを描くには、かなりインパクトがないといけません。

願いのアストロは能力バトルがメインとなっており、味方も敵も登場キャラは能力を扱いますが、絵柄が原因なのか今一つインパクトに欠けてしまっています。

特に週刊少年ジャンプでは『ワンピース』や『僕のヒーローアカデミア』『呪術廻戦』といった激しい能力バトルが展開される作品が多いため、読者の方々のバトルシーンに対する期待値は高いです。

 

しかし、『願いのアストロ』は能力バトルの要素が濃いにも関わらず、絵の迫力が他作品と比較して弱いことから批判的な声が挙がってしまうようです。

もちろん絵柄は好みにもよりますので、一概には言えませんが少なからずジャンプの読者にとっては見ごたえが薄いのかもしれませんね。

 

 

考察② アウトロー×異能バトルが微妙

2つ目は”アウトローと異能バトル”と言う組み合わせが微妙という点です。

ジャンプの他作品を思い返してみると、”海賊と異能バトル”、”ヒーローと学園ものと異能バトル”、”学園ものと異能バトル”というテーマで描かれています。

 

対して『願いのアストロ』は”極道つまりアウトローと異能バトル”がテーマとなっている作品です。

極道やアウトローをテーマにしている漫画は他にもありますが、そこに異能バトルというテーマを組み合わせる作品は見かけません。

その点では、新しい視点で斬新さがあるかと思います。

 

しかし、前例があまりない漫画ともいえるため、読者の中には受け入れにくいと感じる方がいるのかもしれません。

また極道やアウトローの世界は、意外にもステゴロや”漢”としての言動が見ごたえだったりもするので、異能力の要素を加えることによってお互いの良さが半減してしまっている可能性も考えられます。

極道モノと、異能バトル系では相性があまり良くないため、『願いのアストロ』も読者には微妙と思われてしまうのでしょう。

 

考察③ ストーリー構成が下手

3つはストーリー構成が下手という点です。

口コミを見ていてもかなり手厳しい意見がありましたね。

第1話で主人公ヒバルたちは流星群の影響により、能力に目覚めます。

つまり、初めは能力が存在しない世界線であったということです。

 

しかし、ヒバル達はその能力をあっという間に使いこなしはじめたため、能力を使えるようになるまでの描写はほとんどありませんでした。

バトル系漫画特有のいわゆる特訓シーンがなく、キャラ達の努力や成長といった、ジャンプの要ともなる要素が少なかったように思います。

このように、ジャンプの他作品を沢山見てきている読者にとっては、物語を作者が端折ったのではないかと感じてしまいストーリー構成が下手と感じられてしまうのでしょう。

もちろんバトルシーンやその勝敗も大事ではありますが、特訓シーンや成長の過程を入れることでバトルシーンがより読者の心に響くものになると思うので、そういった「過程」があまり描かれないと物足りないとも感じてしまいます。

 

 

考察④ 突っ込みどころが多い

4つ目は突っ込みどころが多いところです。

『願いのアストロ』の世界観で、主人公たちが能力を得たきっかけは流星群が降ってきたことです。

その流星群の影響で能力を持つことになったのは間違いないと思うのですが、決定的な描写がなく、少し有耶無耶になったまま話が進んできてしまっています。

ここがこの作品の一番のツッコミどころと言っても過言ではありません。

例えば、流星群から発せられた光を浴びた事で能力に目覚めたといった内容であれば納得度が高いですが、あくまで「流星群の影響」という出来事が発端になっているため読者の中でもピンと来ていない方が多いようです。

 

また、他にもツッコミどころのあるシーンとしては、寅三がアストロの能力を使わずしても、相手の能力でつくった刃で切りつけられても無傷でいるという展開もありました。

アストロの能力を使ったことで無傷だったのであればわかりますが、使うことなく無傷だったのは違和感しか感じません。

このように、理由や解説がないため読んでいて納得度が低いシーンや、違和感を感じてつい突っ込んでしまいたくなるシーンが多いことから、面白くないという評価につながってしまうのでしょう。

 

考察⑤ 同じ構図でおもんない

という、上記の意見が散見されます。

具体的には、喧嘩シーンでお互いの主張の元にぶつかり合うという展開が多いです。

これはどの作品でも似通っているとは思うのですが「〜だろーが!!」という決めゼリフから相手をねじ伏せる同じ構図が繰り返されているように思えます。

ヒーローには必要なスキルですが、毎度おなじ展開に飽き飽きしたり嫌気がさす方もいるのでしょう。

 

 

炎上した理由は東リべからの期待?

 

ここまで『願いのアストロ』が面白くないと言われている理由について考察してきました。

そんなこの作品は、実はネット上で一度炎上したことがあることをご存知でしょうか。

炎上したのは前作である東京卍リベンジャーズの期待が高すぎたことが最も多きな要因と思われます。

”期待外れだった”と感じられてしまい、炎上してしまったのだと思います。

それではどのような経緯で炎上してしまったのかを解説していきます。

 

「あいつはいらねー」発言は炎上した

炎上したきっかけはヒバルの「あいつはいらねー」発言です。

第4話でヒバルとテラスは池袋を縄張りにしているクランを仲間にしようとしていました。

そこにはクランと行動を共にしているコウも加わることになるのですが、コウはヒバルたちのことを馬鹿にしています。

ヒバルたちも父親の葬式の時のコウの発言に対して怒りを露わにしていました。

そういった経緯もあり上記の台詞を発したのでしょう。

 

ただ、願いのアストロの面々は前作のキャラの顔に似ているところが多々あり、ヒバルは花垣タケミチに、テラスは佐野万次郎に似ています

東京卍リベンジャーズのタケミチはどんなことがあっても仲間や大切な人を救おうと弱いながらに奮闘していました。

そんなタケミチと似ているヒバルが上記の発言をしたので、タケミチがそんなことをいっているように感じた読者が一定数いたと思います。

そのため炎上したのでしょう。

 

第1巻は爆死ほどでもない売上だった

しかし、それでも第1巻は爆死といえるほどではない売上を達成していました。

それに願いのアストロは「次にくるマンガ大賞2024」に選ばれたことからも、最初の人気はそれなりにあったのでしょう。

ただ、東リベがあまりにも有名になり読者の中でも「東リベの作者の最新作」というイメージが強くついてしまったのだと思います。

そのため、読者の期待値が高かったり、作品を色眼鏡でみてしまうことが多く、面白くないと思われたり炎上してしまうなどが起こったと思われます。

 

【願いのアストロ】作品の批評や炎上理由まとめ

 

ここまで『願いのアストロ』が面白くないと酷評を受けている理由についてまとめてきました。

まとめ
  • 能力バトルに絵が合っていない
  • ジャンルの組み合わせが微妙だった
  • ストーリーの構成が下手
  • ツッコミどころの多い設定

 

つまらない、面白くないといわれながらも「次にくるマンガ大賞2024」に選ばれているということは、少なからず連載序盤は人気が高かったものと思われます。

「東リベ」という世界観とは切り離し、まったく別物の作品であると考えれば、『願いのアストロ』という作品の良さに気が付くことができるかもしれませんね。

最後までご覧いただきありがとうございました。