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映画【グエムル/漢江の怪物】は怖いホラーか面白いコメディどっち?評価・評判まとめ

公開日: 2020年2月9日 | 最終更新日: 2022年10月29日

 

「グエムル-漢江はんがんの怪物-」は、ポン・ジュノ監督が手掛けた韓国映画です!

ポン・ジュノは“韓国のスピルバーグ”と呼ばれるほど、名監督です!

 

この映画タイトルの「グエムル」とは、韓国で怪物という意味です!

“日本でも放映”されたことがあり、かなり人気の作品です!

2006年公開の韓国映画。

2006年7月7日に韓国、同年9月2日に日本で公開された。

2007年までに世界23か国で公開された。

韓国では観客動員数1,300万人を突破し、歴代観客動員数第6位を記録(2019年時点)。日本語タイトルにある「グエムル」とは原題の괴물(怪物)をカタカナ表記したものである。

引用元:ウィキペディア

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%82%A8%E3%83%A0%E3%83%AB-%E6%BC%A2%E6%B1%9F%E3%81%AE%E6%80%AA%E7%89%A9-#%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%88

 

今回は、この「グエムル-漢江の怪物-」についてお話します!

 

 

 

「グエムル」は怖いホラーか面白いコメディかどっち?

 

「グエムル」の作品ビジュアルを見ると、少女が怪物に襲われているもしくは今にも襲われるという描写でシリアスに感じます!

しかし、実際にはそのように終始ホラー要素が強いわけではなさそうです!

 

極々“平凡な家族”“突然変異した怪物と真っ向勝負する”という、「絆」「家族愛」をテーマに作品が作られています!

ネット上では、そんな「グエムル」に対して“怖い”という意見以外にも、「面白い」「コメディ」などの意見があります!

ホラーのように怖いのか、コメディのように面白いのか一体どちらなんでしょうか?

 

以下、解説していきます↓↓

 

背筋が凍るような怖いホラー要素も含まれる

グエムルの見どころは、なんといっても“怪物の登場”です!

とある研究員が、有毒の“ホルマリン”を排水溝に流したことがきっかけで漢江まで流れて、魚が突然変異したことでグエムルが誕生しました!

 

グエムルは、“人間の約20倍”“巨体に似合わない素早さ”で、さらに“非常に凶暴”です!

闇雲に人を襲っているのですが、“その場で食べたり”、食べずに口の中へ入れて“巣に持ち帰ったり”、ただ“怒りのためだけに攻撃”したりと少し知能もあるように感じました!

 

そんなグエムルに立ち向かう主役のパク一家”たちですが、結論から言えば主人公カンドゥの“父親ヒボン”と、“娘ヒョンソ”の2人が死にました。

ヒボンは頭に強い一撃を与えられ、さらに長い尻尾で絡みつかれ、宙を舞いそのまま“地面に叩きつけられ即死”します。

ヒョンソは“グエムルの口の中で捕らえられている間に絶命”しました。

 

2人が死ぬシーンも怖かったですが、個人的には物語前半でグエムルが人々を襲うシーンにホラー要素を感じました!

逃げ惑う人々は、“巨大なコンテナ”の中へと避難しますが、グエムルはその中にも突進していきます!

コンテナの中には“30〜50人”ぐらいの人がいましたが、外からのアングルでしか映されず中の状況は分かりませんでしたが、“コンテナだけが不気味に揺れていました”

さらに、“コンテナのドアの隙間から血だらけの人々が助けを求めるために手を伸ばしていましたが、出るに出られずグエムルに襲われ続ける”というシーンは本当に恐怖でした!

 

以上のように、グエムルには背筋が凍るようなホラー要素の強いシーンがあります!

 

 

シュールで面白いコメディ作品としても楽しめる

グエムルは怪物が人を襲うというパニックムービーですが、ところどころでコメディ要素が挟まれます!

「え?そこでも?」というかなりシリアスなシーンの時にも、クスッと笑えてしまうことがあります!

 

以下、グエムルのコメディ要素が含まれたシーンをご紹介します↓↓

●突然変異をした稚魚(グエムル)を釣り人が見つけて捕獲する

→なぜか“子供用のコップ”ですくいあげる

 

●どこかの会社の社長が橋の上から自殺をしようと考え、部下がそれを引き止めるも漢江へダイブする

→若者が度胸試しで飛ぶレベルの高さで、“おそらく死なない”

 

●主人公のカンドゥがお客に出すスルメイカの足を1本つまみ食いする

→ゲソが9本しかないと“クレームがくる”

 

●カンドゥが売り上げの一部をくすねて、ヘソクリを貯めるが、その入れ物がカップ麺の空容器

→その保管場所が“イノシシのはく製の頭部の中”

 

●カンドゥの中学生の実の娘ヒョンソに缶ビールにストローを刺し飲酒を勧める

→案の定、苦くて飲めないと言われる

(未成年の飲酒は絶対にやってはいけません)

 

●怪物の様子を伺うために缶ビールを1本川に投げてみる

→グエムルがそれを触手で取ると、見物人が遊び半分で“持っている食料をどんどん川に投げ込む”(かなり大量)

 

●グエムルに襲われて亡くなった人を弔うために合同通夜が開かれ、遺族たちが悲しみに包まれ大号泣するシーン

→政府の特殊機関と思われる防護服を着た人間が状況説明のために通夜会場に現れるが、しんみりした空気にも関わらず“不注意によるただのスリップでこける”

何事もなかったかのように振舞う姿がシュール

 

●ウィルス感染者として病院で一夜を過ごすカンドゥが、検査のために絶食を言われるも隠れて缶詰を食べるシーン

→素手で食べて油まみれの“指をベッドのシーツになすりつける”

 

●パク一家の父親ヒボンが次男ナミル・長女ナムジュへ、よく眠るダメ長男カンドゥへ優しく接する様に注意し軽く説教するシーン

→横で爆睡するカンドゥに対してヒボンは何か“褒めようとするも良いところが出てこず”ナミルとナムジュが退屈そうに話を聞く

やっとのことで良い話が出てきたかと思えば、眠気に負けて“2人は寝ていた”

1人で話をしていることにやっと気付いたヒボンが話をやめようとすると、寝ていると思っていた“カンドゥだけが起きていた”

 

 ●パク一家がグエムルと真っ向勝負をする時に、銃弾が尽きてしまい残りはカンドゥの銃だけが頼みの綱となったシーン

→ヒボンは、子供を守るために“カンドゥに残りの弾数を聞きだす”

1人グエムルの前に立ちはだかるも、カンドゥの計算ミスにより“実は1発残っていると思っていた銃は空”でそのままヒボンは襲われ殺されてしまう

カンドゥが指折りしながら弾数を数えて途中で「あっ。間違えた」みたいな顔をするシーンが印象的

 

以上が、グエムルの“コメディ要素”が分かるシーンでした!

何もない時であれば笑えますが、深刻なシーンでコメディ要素が入っていると笑って良いものか迷ってしまいます!

 

結論、両方ではあるが映画的には「アクション」「ホラー」に入る

ホラー&コメディ要素はどちらもあるグエムルですが、個人的には「アクション」「ホラー」の部類だと感じました!

突然のコメディ感にはクスっと笑えますが、家族のために怪物と戦う姿はアクションシーンとして十分楽しむことができます!

さらに、グエムルが人を襲うシーンや家族が死んでいく様子には、背筋がゾクゾクしたのでやはりホラー要素が強い作品でした!

 

つい先日まで何の変哲もない家族が、誰の協力も得られないまま、孤独に怪物を倒すシーンには感動さえしました!

●突然変異した怪物と戦うシーン (アクション)

●次々に人々を襲う恐ろしい怪物の存在 (ホラー)

 

以上のシーンに興味を持った方は、グエムルを楽しんで頂けるかと思います!

中毒性があり、1度見ても再度見たくなります!

 

 

ポンジュノ作品「グエムル」の評価・評判まとめ

ここでは、ネット上でのグエムルの評価・評判についてまとめていきます!

怖いホラーなのか面白いコメディなのかみなさんの意見を見ていきます↓↓

 

 

グエムルが「怖い」というネット上の意見

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

“人がパニックになる姿”がリアルで怖い

◯ただただ怖い

“映像”が怖い

◯怖いけど“笑える時もある”

◯グエムルの“大きすぎないサイズ感”が怖い

“子供の時に見たグエムル”の怖さが忘れられない

“ゴジラは怖くない”が、グエムルは怖い

◯怖いグエムルが“自分の近くに出てきたら嫌”

“現実に1番いそうな怪物”でリアルさがある

◯怪物より“人間が怖い”

 

以上、グエムルに対して怖いというネット上の意見でした!

 

グエムルの“リアルなサイズ感に怖い”という意見が多かったです!

確かに、「ゴジラなどもっと大きいものは怖い」という印象がありませんが、「リアルに現実にいそうな大きさのグエムルが怖い」という感じは分かります!

 

グエムルがコメディ、面白いというネット上の意見

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、グエムルについて面白い、コメディと感じている方のコメントでした!

 

まとめ

◯ホラーなのに“コメディ”だと思っていた

◯謎の“お間抜けなコメディ描写”もある不思議な怪獣映画

“ツッコミどころ”が多い

◯緊張感のあるシーンに“コメディぶっ込んでくる”

◯パニックなのにコメディなところがあり、“国柄の違い”を感じる

◯シリアスなモンスターパニックなのかと思いきや所々で“韓国っぽいコメディシーン”がある

“新型肺炎などウイルスと類似”するので、この時期の放送は非常にクール(不謹慎だが共感できて面白い)

◯コメディと思いきや、じんわり感動する場面もある

“家族のデコボコ感”が面白い

“めちゃくちゃ面白い”映画

“お笑い的な意味合い”で面白い

 

度々、コメディ要素を取り入れているので本気なのか冗談なのか疑うシーンも多々ありましたが、結果的には満足する名作でした!

 

映画【グエムルの怪物】についてまとめ

 

今回は、この「グエムル-漢江の怪物-」の中から、以下の点についてお話していきたいと思います↓↓

怖いホラー映画面白いコメディ作品なのかどっちなのか?

〇グエムルの評価・評判まとめ

 

まとめ

〇「グエムル」は“怖いホラー要素”も、“面白いコメディ要素”のどちらもある映画

〇ネット上でも、評価が高く「怖い」「笑った」などファンも多い

〇個人的には、上記に加え“家族愛”を感じる良い作品だった

 

ポン・ジュノ監督が作り出す世界観とは何か1つを追求するのではなく、シリアス、コメディ、愛などあらゆる要素を融合させて出来上がっている作品だと感じました!

韓国にとどまらず、世界のポン・ジュノとしてこれからの作品にも期待していですね!

 

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