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魔王学院の不適合者シンの正体は裏切り者?精霊王となり転生しなかったのか考察

公開日: 2022年12月11日 | 最終更新日: 2022年12月12日

 

魔王学院の不適合者】のアニメ1期では、魔族と人間の長きに渡る因縁が決着を迎えましたね。

これによりディルヘイドとアゼシオンには真の平和が訪れますが、まだまだ気になる要素を残したままの終了となりました。

魔剣大会での「謎の仮面」の人物や、神話時代のアノスの忠臣であるシンの転生についてです。

はじめは、レイこそがシンの生まれ変わりだと誰もが思っていたことでしょう。

 

しかし、その正体は勇者カノンの転生した姿でした。

カノンは欲深い人間に嫌気がさし、アノスを助けるためにも偽の魔王「アヴォス・ディルへヴィア」の復活の噂を流し続けてきました。

結果的には、そんなアノスと共闘をして仲間たちと平和を勝ち取ります。

 

では、転生を匂わせたシンはどうなったのでしょうか?

実はアニメ1期では描かれていませんが、その続きとなる2期ではシンが登場します。

シンの正体とは、一体何者なのでしょうか?

 

今回は、魔王学院の不適合者に登場するシンについて解説します↓↓

この記事を見て分かること
  • シンの裏切り者説について
  • その正体が「精霊王」なのか
  • 転生の有無

 

 

 

シンの正体は裏切り者?

 

シンは、アノスに忠誠を誓うほど信頼の置ける部下でした。

アニメでは水の精霊と戦闘するシーンが登場し、これを一撃で葬っています。

(シンと精霊はこれが伏線だったのかも、、)

そこで、シンは「生まれ変わっても主に仕える」という内容の約束をしていました。

 

ただ、アノスやカノンは転生したのに対して、シンの登場はありませんでした。

では、これはシンの裏切りだったのでしょうか?

実は、これはどちらとも言えるグレーのような状態です。

裏切りに繋がるような行動は起こしましたが、それは結果的にアノスを滅ぼすためではありません。

とある理由があり、やむなくそうせざるを得なかったと言う方が正しいですね。

 

その後のシンに一体なにがあったのか?

以下で、順番に解説していきます↓↓

 

シンは結果的にアノスを裏切る形となっていた

まず、シンはアノスに対して反逆を企てたわけではありません。

ただ、自身が信じる道を進んだことで「アノスを裏切る」という結果になっただけです。

なので、過去に約束をした「転生しても側に仕える」という約束は果たされないままになってしまいました。

転生しなかった(できなかった)理由も、シンの周りの環境が変化したことが1番の理由です。

では、具体的に何があったのか順番に解説していきます↓↓

 

 

天父神ノウスガリアに騙されてしまう

元々、世界は「人間界・魔界・精霊界・神界」の4つに分類されていました。

  • 人間族 = 勇者カノン
  • 魔族 = アノス
  • 精霊族 = レノ
  • 神族 = ?

 

アニメ1期の段階では神族は登場しませんでしたが、2期では登場します。

2,000年前の時代の精霊の森・アハルトヘルンでは、大精霊レノが描かれました。

そんなレノの元に、天父神ノウスガリアが現れます。

ノウスガリアは、神族の子を生むためにとレノを利用しようとしていました。

 

元々、破壊神アベルニユーがアノスに滅ぼされたことによって、バランスが崩れかけます。

そんな仇であるアノスを討つために、ノウスガリアは勇者カノンが広めていたアヴォス・ディルヘビアの偽の伝承を使って、アノスを滅ぼそうとしていたのです。

そのためにシンとレノの2人が利用され、結果的にノウスガリアの策略にはまったレノは死んでしまい、娘であるミサだけが残りました。

そして、このミサを守るためにもシンは精霊王としての職務を全うすることを決意します。

 

偽の魔王アヴォス・ディルへヴィアの伝承を流布させた

ノウスガリアは、シンとレノの子・ミサを暴虐の魔王・アノスを滅ぼす存在として掲げようとします。

しかし、このミサの正体こそ偽の伝承により生まれたアヴォスそのものだったのです。

伝承は広まれば広まるほど、その存在は強大なものとなります。

なので、ノウスガリアはカノンの伝承を引き継いで偽の魔王「アヴォス・ディルヘヴィア」の噂を流布させていきます。

こうして、ノウスガリアによる計画は着々と進められていきました。

 

 

アノスと約束をした転生をしなかったのは娘・ミサのため

では、シンはなぜアノスを裏切っていると分かりながらも、ノウスガリアに反逆しなかったのか?

それは、ミサのためです。

シンは愛するレノを失ってしまったので、ミサだけはどうしても助けたかったのです。

 

さらに、この状況からかつて約束をしていた「転生もあえてしなかった」のです。

もちろんレノに代わる精霊王としての立場もありますが、シンの頑固なところが出たのでしょう。

シンは、アノスの腹心でありながら裏切り行為をしていることも分かっていました。

それでも一児の父親になったことで、娘のことを最優先にします。

 

最後は全て解決してハッピーエンド

最終的に、ノウスガリアの策略によってミサがアヴォス・ディルヘヴィアの真体となって覚醒し、シンはアノスと戦うことになります。

しかし、シンはアノスに勝てないことを知っているため、早々と降参します。

ただ、アノスもそんなことを良しとしていないので生かされ、ノウスガリア討伐後は過去の改変によってレノも復活。

さらに、それでけではなくミサも半霊半魔ではなく真の「精霊」として生まれ変わります。

 

こうして、シンは再びアノスに忠誠を誓っただけではなく、レノとミサと家族で仲良く過ごします。

まさにハッピーエンドという締めくくりで、2,000年前の弊害をクリアしたのでした。

ちなみに、シンはミサに対してかなり親バカです。笑

 

 

【まおがく】シン・レグリアの正体まとめ

 

まとめ

シンの裏切りについて

    • シンは結果的にアノスを裏切る形となっていた
    • 天父神ノウスガリアに騙されてしまう
    • 偽の魔王アヴォス・ディルへヴィアの伝承を流布させた
    • すべては娘・ミサのため
    • 最後は全て解決してハッピーエンド

 

精霊王となり転生しなかった?

    • シンは大精霊レノの夫として精霊王となる
    • アノスと約束をした転生はできなかった

 

以上、シンの正体についてでした!

シンは心からアノスを裏切ったわけではなかったのですね。

最後は、シンもレノもミサも無事にも戻ることができて本当に良かったです!

やっぱりアノスは、全てにおいて規格外でした^ ^

 

 

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