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【ながら運転】スマホなど携帯電話の使用は禁止!保持と交通の危険の定義の違いを解説

公開日: 2019年11月30日 | 最終更新日: 2021年12月2日

 

2019年12月1日(日)から【ながら運転】“厳罰化”がスタートしました!

ながら運転は、もう軽々しく考えれないレベルまできていますが、どのような内容になるのでしょうか?

 

今回は、【ながら運転】“スマホなど携帯電話”“使用が禁止”の中、「保持」「交通の危険」“定義の違い”について解説していこうと思います!

 

 

 

【ながら運転】スマホなど携帯電話の使用は禁止

 

改めて、【ながら運転】についてお話をしていきたいと思います!

以下、お話していきます↓↓

 

ながら運転に該当する行動について

ながら運転とは、“運転以外の何か別のこと”をしているせいで“運転に集中することができない状態”を言います。

 

スマホなど携帯電話以外にも、“飲食”“よそ見”などがあります!

ながら運転についてはこちら↓↓

ながら運転の基準はどこからどこまでが違反の内容?対策や事例の紹介についても

 

なので、【ながらスマホ】とは違い、必ずしもスマホなど携帯電話のことを指す言葉ではありません!

 

 

ながら運転の罰則が強化された

冒頭でも触れましたが、2019年12月1日から【ながら運転】の罰則が“従来の約6倍”になるなど強化されました。

 

厳罰化の理由として、【ながら運転】が原因で“死亡事故”の件数が大幅に増加したことがきっかけです!

これまでにも事故事例はあったはずですが、そこまで大きく話題に取り上げられていませんでした。

 

“スマホの普及”や、“ARゲーム”などの出現によりその勢いが一気に加速した印象があります!

一例として“ポケモンGO”がその代表格で、実際に死亡事故にも繋がったケースとして非常に有名です。

 

このような背景から、【ながら運転】の罰則が強化されることへと繋がったのでしょう。

 

 

携帯電話の「保持」と「交通の危険」の定義の違いについて

【ながら運転】の厳罰化では、主にスマホなどの携帯電話に対してですが、大きく分けて2つの項目が注目されています!

 

それは、スマホなどの携帯電話の「保持」「交通の危険」という2つの項目です!

そこには詳細について書かれていませんでしたが、ここでその違いについてお話していけたらと思います!

 

「保持」の定義とは携帯を2秒間注視すること

ながら運転の「保持」とはどのような定義があるのでしょうか?

 

「保持」とは、“保ちつづけること、持っていること”とされています。

スマホや携帯電話の「保持」も同様に、“手に持っている、保ち続けている”という意味でもありますが、実際は“電話”“LINE”などするために手に持つことを指します!

 

しかし、携帯電話を手にしなくても“画面を注視する行為”でも違反対象となります↓↓

“電話”をするために手に持って話をしながら運転をしている

“メールやライン”の送受信をするために手に持ち、運転と携帯電話の双方に気がとられていること

(前方とスマホを交互にチラチラ見るなど)

〇マップを利用して“画面を注視する”

〇電話に出なくても、着信履歴を見るため“画面を注視する”

(あくまで一例です)

 

さらに、警視庁の【ながら運転】に対する警告文です↓↓

時速60キロで走行した場合、“2秒間で約33.3メートル”進みます。

その間に歩行者が道路を横断したり、前の車が渋滞などで停止していたら事故を起こしてしまう可能性があります。

引用元:警視庁HP

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/keitai/info.html

 

2秒間という短時間の間でも、車はどんどん先へ進みます。

時速10kmでは、約5.6メートル

時速20kmでは、約11.1メートル

時速30kmでは、約16.7メートル

時速40kmでは、約22.2メートル

時速50kmでは、約27.8メートル

時速60kmでは、約33.3メートル

 

前方から目を数秒間でも離すとどれほど危険かがよく分かります!

なので、スマホなどを手にしている瞬間を警察に発見されれば、危険行為としてもちろん違反切符を切られることになります。

 

以上から、【ながら運転】の携帯電話の「保持」の定義とは、“画面を2秒間注視する”ということです!

運転中には“携帯電話を触らないこと”が唯一の対策だといえます!

 

この携帯電話の「保持」での罰則は以下の通りです↓↓

違反点数

3点

反則金

原付:12000

二輪車:15000

普通車:18000

大型車:25000

罰則

6ヶ月以下の懲役または、10万円以下の罰金

 

運転ルールについて見直す良い機会と捉え、気をつけていきましょう!

 

 

「交通の危険」の定義とは”事故”、または”事故に繋がる危険”を犯すこと

先ほどの「保持」では、携帯電話に触れながらもまだ前方には気をつけている状態でした!

比べて、この「交通の危険」の定義とは「交通の危険」とは携帯電話の画面に集中しすぎて“事故を起こす”こと、もしくは“事故を起こすきっかけを作ること”です!

 

前述しましたが、ドライバーが“たった2秒”でも前方から目を離すと、速度によっては“10メートル”、”20メートル”、”30メートル”と進んでいくので、そこの感覚を改めて覚えなくてはいけません!

この2秒間が「交通の危険」に繋がってくるため、やはり携帯電話の注視は非常に危険です!

 

「交通の危険」の罰則は以下の通りです↓↓

違反点数

6点(即、免許停止)

罰則

1年以下の懲役または30万円以下の罰金

バイク、自動車、車の大きさに関係なく、以上となります!

 

ながら運転が原因で事故を起こすと、“1発で免許停止”となるため気をつけるドライバーが増えると良いですね!

免許が停止になれば、“プライベート”“仕事”にも影響を与えるため、生活にも悪影響です!

なんと言っても、被害者が出ないことを祈るばかりです!

ながら運転で事故を起こすとなると、画面に夢中で“ノーブレーキ”となることが予測されるため“重大な事故”にも繋がりかねません!

 

さらに、「交通の危険」というだけあって、事故を起こさなくても「事故の危険」を引き起こした側にも“罰則が適用”されることが予測されます!

“携帯電話に触らなければ問題ない”ので運転だけに集中すれば良いですね!

 

【ながら運転】についてまとめ

【ながら運転】“スマホなど携帯電話”「保持」「交通の危険」“定義の違い”について解説してきました!

 

まとめ

◯【ながら運転】が厳罰化されたのは、“スマホの普及とARゲームの登場”が主なきっかけ

◯携帯電話の「保持」の定義とは、“2秒間”以上“電話、メールなどをして、前方に注意を払わない”など画面を注視すること”

「交通の危険」の定義とは、“ながらスマホが原因”「交通事故」または「事故の危険」を犯すこと

 

この【ながら運転】の厳罰化について、ネット上でも「一発免停」「やばい!」などの意見もあります!

しかし、逆にここまで“厳罰化しなければ違反者が減少することがない”という状況の方が問題な気がします!

果たして、どのように推移していくのでしょうか。

 

違反者も事故も減少すると良いですね!

 

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