【リリーのすべて】映画の感想やあらすじ内容は?結末などネタバレまとめ!

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リリーのすべて】は、トム・フーパー監督、エディ・レッドメイン主演のドイツ映画です。

2015年に、アメリカやヨーロッパで公開されました。

世界で初めて、性別適合手術を受けた人物に焦点が当てられています。

今では比較的受け入れられるようになった、性別における様々な問題が提起される作品です。

性に関係する中でも、初めての事例を取り入れたことで注目を浴びました。

 

さらに、15億の制作費に対して約65億の興行収入となり、映画としても大成功を収めます。

今回は【リリーのすべて】についてお話します↓↓

★この記事を見ることで、【リリーのすべて】のあらすじ大まかな内容が分かります!

 

【リリーのすべて】映画の感想やあらすじ内容は?

 

【リリーのすべて】は、男性として生まれた主人公が、あることをきっかけに女性の心が芽生えていくストーリーです。

正直、男性・女性どちらにもハマる作品なのではないかと感じます。

では早速、【リリーのすべて】を見た感想や、あらすじ内容を解説します↓↓

 

映画を見た感想は『性別を超えた姿に「感動」』

映画のクライマックスでは、涙なしには見られません。

まずは、同じく【リリーのすべて】を見た視聴者のネット上の感想を見てみましょう↓↓

 

 

 

感想まとめ

●静かに涙を流しながら観た

●メッチャ感動した

●悲しくも力強い実話

●トランスジェンダーという言葉がない時代に苦みながらも、自分の心に正直に生きた姿に感動

 

やっぱり視聴者の皆さんも、「感動した!」という感想が多かったです。

現代では理解も深まってきた性別の問題ですが、映画の舞台となった1920年代のデンマークではまだ浮いた問題でした。

「心と体」が一致しないことは、精神疾患だと認識されていたのです。

 

そんな世界で、初めて性別適合手術を受け、命をかけたリリーの挑戦・決断に涙しました。

前例のない手術なので、成功するかも未知数で本当にリスクのある行動だったのです。

なぜ、生まれながらに心と体が離れてしまうのでしょうか?

命をかけて手術をしなければならない運命に、強く心が揺さぶられました。

 

周りからは「精神疾患」「異常者」とみなされてしまう時代に、”何人もの人が苦しめられていたのか“と考えると胸が痛みます。

今よりもオープンに公言できません。

それでもアイナーはリリーという女性になったのです。

 

彼女の強さに脱帽したと同時に、妻・ゲルダの理解にも驚愕しました。

夫がリリーへなっていく姿を見て、最初は戸惑いもあったと思います。

それでも夫の本当の幸せを望んでくれました。

この2人の真実の友情にも感動します!

 

あらすじ内容をご紹介

世界で初めて「性別適合手術」を受けた人物・リリー・エルベを題材にしています。

舞台は、1926年のデンマークの首都コペンハーゲンです。

肖像画家のゲルダ・ヴェイナと、風景画家の夫・アイナーは共に幸せな日々を送っていました。

 

ある日、ゲルダの肖像画のモデルが来られなくなってしまい、その代役を夫のアイナーに務めてもらうことになります。

その日はアイナーの脚だけを描きました。

ここでゲルダは、モデルになった夫の姿を見て、ほんの出来心でアイナーに女装をさせます。

さらに、女装したままの姿の夫を「リリー」という偽名で、パーティへ一緒に参加しました。

この1度の出来事が、2人の運命を変えます。

 

リリーとして女装するアイナーがパーティで男性と親しげに話す姿を見て、ゲルダは何か違和感を感じます。

さらにアイナーは、その後も「リリー」として男性と密会を続けるようになりました。

 

このアイナーの行動を心配したゲルダは、医者に診てもらいますが「精神疾患」としか言われず、問題を解決できませんでした。

その後、アイナーとゲルダ夫婦はパリへ移ります。

そこで、1人の医者に出会います。

 

その医者は、これまでとは全く違う驚きの診断結果を下しました。

この症状は「精神疾患ではなくアイナーの言うことは正しい」ことだとしたのです!

そして、前例のない性別適合手術を提案し、アイナーはその手術を受けることを決心するのでした。

 

結末などネタバレまとめ

 

上記では【リリーのすべて】の大まかな内容をお話しました。

手術を受けることを決めたアイナーですが、リリーとなれるのでしょうか?

妻のゲルダの心境にも注目したいところです!

 

では、気になる結末を解説します↓↓

 

アイナーは女性として生きることを決めリリーとして羽ばたいていく

手術を受けたアイナーは、無事成功します。

こうして、リリーは心も体も完全に女性になったのです。

ここで、アイナーという人格も消滅しました。

 

リリーは、念願の女性となることができて歓喜します。

しかし、喜びも長くは続きませんででした。

手術によって感染症のリスクが懸念されだしたのです。

実は、卵巣移植手術など性別適合手術は複数回行われました。

 

アイナー自身の体力の問題もありますが、当時はまだ医療技術も、環境も整っていません。

どうしても身体への負担が大きかったのです。

手術後は、抗生物質を飲むなど治療へと変化していきます。

そして、徐々にリリーの寿命を削っていきました。

 

最終的には、リリーは感染症に犯されます。

前例のない手術なだけに、リスクの方が大きかったのです。

これが原因でリリーは亡くなってしまします。

残されたゲルダは、夫アイナーではなく、仲の良い女性のリリーとして見送りました。

こうして、物語は膜を閉じます。

 

最後は悲しい結末を迎えましたが、リリーは最後まで幸せそうでした。

ゲルダがふざけて女装をさせたから、このような結末になったのではありません。

アイナーが女性になるのは、どちらにしても時間の問題だったと感じます。

 

物語の中でも、アイナーは元々その要素を持っており「女装することで本当の自分の姿に気づけた」とセリフしていました。

女装は、単なるきっかけにすぎなかったということですね。

眠っていた本当の姿が目覚めただけです。

 

手術を終え、愛する男性と旅立つリリーは本当に美しく強く格好良かったです。

そして、その背中を押したゲルダの強さも描かれています。

それまで愛し合っていた夫が女性になっていき、自分の元から離れる描写はツラいものがありました。

なので、最後までリリーを尊重して笑顔で送り出したゲルダは本当にすごいです。

 

途中「私の前では男性でいてね」と言っていましたが、もう戻れないことに気付いていたのでしょう。

どうしようもない大きな運命には逆らえません。

愛する人の真実の幸せを願い、別れる結末は感涙必至です。

 

【リリーのすべて】映画内容についてまとめ

 

まとめ

●主人公の男性・アイナーが、初めて女装したことで女性の心に目覚める

●アイナーの妻・ゲルダも初めは難色を示すが、次第に協力的になっていった

●アイナーは、女性のリリーとして生きていくために「性別適合手術」を受ける

手術自体は成功するが、その後は抗生物質を飲むなどの治療がメインとなっていく

●最終的には、感染症によってリリーは亡くなってしまう

●妻・ゲルダは夫・アイナーではなく、友人のリリーとして最期を見送った

 

【リリーのすべて】は、トランスジェンダーのことをより知ろうと思える映画でした。

現代だからこそ、快く社会に受け入れられたのだと思います。

こうした物語が公開できる時代になって本当に良かったです。

 

リリーのような先駆者のおかげで、今の時代も成り立っているなと考えさせられました。

もし、自分の愛する人が。。」と考えた場合、果たして自分はゲルダのような決断ができるのかという視点で見ると、より共感できる作品です。

 

感動はもちろん、色々と考えさせられる作品なので、ぜひご覧ください^ ^