【リゼロ】ガーフィールの過去やトラウマとは?母親が原因なのか解説

公開日: 2020年9月19日 | 最終更新日: 2020年9月19日

 

【Re:ゼロから始める異世界生活】では、聖域の保守派にガーフィール・ティンゼルという少年がいます。

スバルやエミリアたちが聖域の解放のために、奮戦しますがガーフィールはどこか不満気です。

ガーフィールは、表向きには聖域の解放に賛成していますが、実は真逆の保守派でした。

 

聖域は、「混血の者」だけを領域の中に封じる結界が張られています。

この結界が無くならないことには、ガーフィール自身も外に出ることができません。

※ガーフィールは実はクォーターなので、結界の影響を受けずに出入りできます。

 

しかし、なぜ協力的ではないのでしょうか?

それには、ガーフィールの過去が大きく関係していました。

 

今回は【リゼロ】に登場するガーフィールについてお話します↓↓

★この記事を見ることで、ガーフィールの過去に起きた出来事が分かります!

 

 

 

【リゼロ】ガーフィールの過去やトラウマとは?

 

冒頭で、ガーフィールが聖域の解放に反対していることに触れました。

本来であれば、ガーフィールが聖域を解放することで、「混血」の種族たちが伸び伸びと暮らせる世界を見せてあげるつもりでした。

そのために、1度だけ「試練」を受けたことがあります。

 

しかし、ガーフィールはそこで見た光景に心をむしばまれてしまったのです。

一体何があったのでしょうか?

家族のことだとは予測がつきますが、たった1度の失敗で聖域の解放を諦めるぐらいなので、相当な心理ダメージがあったはずです。

以下、解説します↓↓

 

ガーフィールは墓所の試練をクリアして聖域を解放することに反対していた

スバルやエミリアたちが聖域に来たときから、ガーフィールはイライラしていました。

王選のためにも、「エミリアの手で聖域の解放が成されるべきだ」というロズワール。

そのために、エミリア陣営も聖域内の住人も協力して見守るはずでした。

 

しかし、賛成していたはずのガーフィールやリューズは、実は聖域解放に反対する「保守派」だったのです。

スバルが、聖域の解放を2人に告げた際には、”拉致・監禁される“というシーンもありました。

この周回によって、スバルは彼らが反対派だということを突き止めたのです。

 

 

「母親に捨てられる+姉フレデリカには聖域外に行かれる」という過去を持ちそれがトラウマとなっていた

ガーフィールが聖域の解放に反対する理由は、彼の「過去」にあります。

元々、この聖域でガーフィールは家族で生活していました。

ガーフィールの母親姉・フレデリカ、そしてガーフィール、さらにはリューズ

 

ガーフィールとフレデリカは、異父姉弟いふきょうだいでした。

聖域にはどちらの父親もおらず、子供のためを想った母親は意を決して聖域の外へ出ます。

この時、ガーフィールはまだ赤ん坊で、フレデリカは幼いながら会話をする中で事情を理解していました。

 

しかし、幼かったガーフィールは内容を聞かされておらず、「捨てられた」と思い込みます。

そして、今度は姉・フレデリカまで聖域の外に出てしまったため、ガーフィールは大切な家族とバラバラになったことを寂しく感じました。

それ以降、2人を連れ出した「外の世界」に対して、イライラと恐怖心が入り混じった感情を抱くのです。

ガーフィールにとっては、心痛な過去であり、今後引きずることになるトラウマを抱えた瞬間でした。

 

余談ですが、フレデリカが聖域から出た理由は、そこから移住する場所を確保するためでした。

聖域の住民たちが行き場をなくさないよう、自由に聖域を出入りできる自分の使命だと。

つまり、弟・ガーフィールが聖域を解放することを心から信じていたのです!

 

 

母親が原因なのか解説

 

上記で、ガーフィールの家族が散り散りになるお話をしました。

とは言っても、「捨てられた」という確信を持つには、証拠が揃っていないです。

ガーフィールは、何を想って過去にトラウマを感じていたのでしょうか?

これには、大きな大きな原因がありました!

 

以下、解説します↓↓

 

幸せになるためにガーフィールたちを捨てた母親はすぐに不慮の事故で亡くなっていた

ガーフィールは幼くて知りませんでしたが、母親は子供たちを捨てた訳ではありませんでした。

むしろ、ガーフィール・フレデリカ2人のことを想ったからこそ、「父親を連れてきてあげよう」と考えたのです。

しかし、ガーフィールはこれを知りません。

 

さらに、彼の中では「母親が自身の幸せのために、子供を捨て聖域を出ていった」という考えがありました!

なので、恨むというよりは「どうせなら幸せになってほしい」と願います。

そう思うことで、自分たちが捨てられた過去を「美化」させたかったのです。

しかし、ガーフィールが墓所で試練を受けた際に、その続きを見ることになります。

なんと、そこでは聖域の外へ出た母親が、すぐに不慮の事故によって命を落としていました。

 

この事実に、ガーフィールは目も当てられません。

幸せになるために出ていった母親が、不幸に見舞われたからです。

子供を捨ててまで起こした行動が、「ただ死にゆくだけの行為だった」と。

誰も得をしていない」結果に、ガーフィールには「後悔」「悲しみ」「苛立ち」「疑問」「不安」など、表現し難い感情が芽生えます。

 

これによって、「傷つくぐらいなら、いっそ中で永住する方が誰も悲しまない」という結論に至ります。

 

 

母の死を知っているのは「自分だけ」と思いずっと引きずっていた

ガーフィールは、母も「不幸の死」は自分しか知らない事実だと捉えていました。

なぜなら、墓所で試練を受けた際に知った内容なので、他の者はこのことを知る術が無いからです。

それ以降、ガーフィールは母親の死を1人で背負い込み生きていました。

強がってはいますが、まだ14歳の中学2年生なので、ジリジリと心が疲弊していきます。

 

そんな時、スバルたちが現れて真正面からぶつかってきてくれたことで、”胸のつかえ“が取れました。

さらに、心変わりによって初回以降拒み続けていた試練に再度チャレンジします。

そこで、ガーフィールが知らなかった驚くべき事実が判明しました↓↓

●母親は、自分たち2人の子供のために聖域の外に出ようとしていたこと

●母の死は、ガーフィールにだけ知らされることなく、他の住人の間では周知の事実だったこと

 

なんと、姉・フレデリカも、リューズもみんなが母の死を知っていたのです!

幼い自分に知らされず、その幼い心のまま成長してきたガーフィールにだけ知らされませんでした。

それは、ガーフィールを想う周囲の気遣いでもあります。

 

知ってしまった現実を1人で抱え込み、トラウマとして過去をずっと引きずってきたガーフィールでしたが、守られていたのはいつも自分だと気付きました。

母親も、姉フレデリカも、リューズも、聖域の住人たちも、全てがガーフィールの味方であり理解者だったのです!

 

過去に母と姉を奪った外の世界が憎いため聖域に留まる保守派として主導していた

上記で、ガーフィールはしっかり更生しました。

スバルの死に戻りが成功した周回ですが、それ以外のガーフィールはやはり保守の意見を貫いています。

このガーフィールの存在によって、何度も阻まれてきたスバルはずっと彼の思惑が分かりませんでした。

 

最後になって、ガーフィールが必死で守ろうとしていた聖域の解放は「母親」との過去が関係していると気付きました。

母親と姉という大切な存在を奪った「外の世界」が憎く、逆にそんな世界に恐怖すらします。

見た目や強気な態度の裏には、ガーフィールの心の弱さが大きく関係していたのです。

彼をむしばんだ「悪しき過去」と「心に刻まれたトラウマ」によって、聖域の外には出させない保守派としての意識を芽生えさせたのでした。

 

【Re:ゼロから始める異世界生活】ガーフィールについてまとめ

 

まとめ

●ガーフィールは、母親に捨てられた上に姉・フレデリカにも置いていかれたと勘違いしていた

●母親の死は、自分しか知らないと思い込んでいたが、周囲は全て知っており自分にだけ伝えられていなかった

●母は2人の子供が寂しがらないよう「父親を見つけること」、姉は「弟が聖域を解放することを信じ、移住先を確保すること」に尽力した

●ガーフィールは上記事実に気づかず、悪いとこだけを見て「悪しき過去」「心痛なトラウマ」として捉えていた

 

ガーフィールの過去を知った時には、全てがスッキリしました。

傷つくぐらいなら、傷つかない方法を取る」という、逃げの姿勢に心の弱さが見えます。

強気に演じているのは、自身の弱さを隠すためだと分かりますね。

 

スバルたちの必死な説得によって、救われたガーフィール。

今後は、恩人であるスバルなどエミリア陣営に加わり、手助けしてくれることでしょう^ ^ 

 

 

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