【パラサイト】石は象徴を意味する?ギウの地下での出来事やミニョクの贈り物から考察

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映画【パラサイト 半地下の家族】では、たびたび「」が登場します。

始まりは、キム家の息子ギウが友人から「石」をもらったことがきっかけでした!

ギウの友人・ミニョクが、パク家で家庭教師の仕事を紹介した際に、石を贈りました。

ギウはこの石を大切に扱い、洪水の日も命懸けで家から持ち出すほどでした。

 

これほど大切にされていますが、ただの石ではないのでしょうか?

今回は【パラサイト】に登場する謎の石についてお話します↓↓

★この記事を見ることで、「」が持つ意味が分かります!

 

【パラサイト 】石は象徴を意味している?

 

序盤~最後まで登場する「石」には、間違いなく伏線的な意味が隠されていることが分かります。

ギウが石をもらった時に「象徴的だ」というシーンがありますが、これが全てを物語っているような気がしてなりません。

 

この「象徴」という言葉ですが、意味は「思想・観念・事物などの抽象的な事象を、理解しやすいように具体的な事物によって形で表すこと」です。

難しく説明されていますが、「ひと目見て尊敬の念を抱かせるモノ」というように解釈しています!

 

では、【パラサイト】で言えば、どのようなシーンを「象徴的」だと言っているのでしょうか?

「石」が持つ効果や、ギウの心情から解説します↓↓

 

物語に登場する山水景石は富をもたらす効果がある

ミニョクが贈った石は「山水景石」と言われ、「富をもたらす効果」があるとされています。

さらに、日本でも同じ意味を持つ「水石」と呼ばれる石が存在します。

その言葉の通り、それは自然界の山や川、水の流れといった景色を彷彿とさせる見た目です。

 

上記の山水景石は、伝統的なので「特別な価値を持つ石」だと韓国では認識されています。

また、作中では「力のある石」としても示されていました。

このような考え方から、ミニョクは「お守り」に似た感覚でギウに贈ったのではないでしょうか?

●一家全員が定職についておらず、狭い「半地下」で貧しい暮らしのキム家に対する「」という意味

●大学受験に失敗し続けているギウの「受験祈願・学業成就」の意味

 

ギウは「石=希望」として大切にしていた

冒頭でも触れましたが、ギウは山水景石を見て「象徴的だ」と言います。

その後の物語でも、「象徴的」という表現が何度も使用されていました。

石=キーワード」だと、よく分かります。

 

大洪水で家中が水浸しになった日も、ギウは一目散に石を持ち出していました。

避難所でも、この石を大切そうに抱えていたことから、石は「希望の象徴」という捉え方もされていたと感じます。

 

地下での出来事やミニョクの贈り物から考察

 

ある日、パク一家が旅行に出かけた際に、キム家が好き放題するシーンがありました。

しかし、元・家政婦であるムングァンらに見られ、自分たちの秘密が知られてしまいます。

後に、この延長先上で「石」が凶器として登場。

 

石がどのような役割をしたのか、該当シーンから解説します↓↓

 

ギウは地下で石を武器として使用した

インディアンパーティーの日、ギウは意を決して「石」を持って地下へ向かいました。

ムングァンの夫・グンセに秘密を握られ、自分たちの寄生生活を脅かす存在を排除するための武器として、大切にしていた「」を選びます。

ムングァンは、以前の小競合い死亡してしまいました。

 

結果的に、グンセの逆襲に合い、ギウは返り討ちにされます。

状況を打破するための「希望=石」として、チョイスしてのではないしょうか。

 

ミニョクの「石」という贈り物によって寄生や殺人など一連の騒動が巻き起こった

初めは、ミニョクから贈られたことがきっかけでした。

ギウは、この「石」を受け取り、流れで紹介された家庭教師のアルバイトを始めます。

その後、キム家の寄生作戦もこの「石」がきっかけでした。

 

さらに、自分たちの秘密がムングァン夫婦に知られ、争う武器として選びます。

ここで、ムングァンは死亡。

最後には、インディアンパーティーでグンセが乱入し、数名が亡くなり全てが崩壊してしまう騒動へと発展します。

 

何気なく受け取った「石」が、今回の一連の流れを生み出しました。

 

ラストで石を捨てた理由は寄生との決別

ダソンの誕生日の大雨の日、パク家から必死に脱出し、半地下の家に帰ると部屋は大洪水に。

家中を大量の水が流れる中、ギウは命懸けで石を持ち出しました。

ですが、それほど大切に扱っていた石をラストでは捨ててしまいます。

 

地下の住人に身分がバレたことから大騒動となり、結果的に妹を刺殺され、父はパク社長を殺害後、失踪。

もちろんギウも、ケビンとしての家庭教師の職も失い、寄生生活は幕を閉じました。

ケビンとして生きることを終えたタイミングで、ギウは石を捨てます。

石を捨てた理由は、寄生生活との「決別」を意味しています。

 

石が持つ意味は希望の象徴だったと考察

ギウは石を気に入っていましたが、中盤で「石が離れないんだ」というセリフを放ちます。

一見悩んでいるように見えますが、これは「希望を抱く自分への葛藤」です。

ギウは、進学して家庭教師のアルバイトとして不自由なく生活できていました。

居心地の良い、大学生のケビンとして生きていきたいという思いを「比喩」していると考えています!

 

ケビンとして生きることへの希望と、ミニョクから贈られたを重ねていたギウが、その希望ある寄生生活にピリオドを打つとともに石を放棄したのでしょう。

石を捨てた際の、ギウの希望を失ったような悲壮的な表情が印象的でした。。

 

【パラサイト】石の意味についてまとめ

 

まとめ

●山水景石は「富をもたらす」とされている

●ミニョクはキム家の「」、ギウの「学業成就」を願って石を贈った

●石をきっかけに寄生生活が始まり、結果的に全てを失う

●ケビンでなくなったギウは、石を放棄した

●石は「希望の象徴」だった

 

富をもたらすとされているはずの山水景石。

寄生作戦の成功後、一家全員がパク家で就業し、安定して楽しく暮らしていました。

しかし、全てが一瞬にして崩れ、やはり「貧困層は富裕層にはなれない」と悟ったギウ。

「石」という名の希望の象徴を放棄し、貧困層での生活に戻る姿がなんとも切なかったですね。

 

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