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鬼滅の刃

無一郎と炭治郎は血縁関係の親戚？優しい理由や仲良しなのはなぜ？

公開日: 2023年2月18日 ｜ 最終更新日: 2024年3月29日

 

鬼滅の刃は、映画『無限列車編』が国内興行収入400億円を超える歴代興行収入でランキング断トツの1位。

さらに、海外も合わせると517億円と空前絶後の大ヒットで、一躍誰もが知る超絶有名アニメとなりましたね！

原作漫画はすでに連載を終了していますが、アニメはまだまだ放送です。

「遊郭編」が終了し、引き続き2023年4月に『刀鍛冶の里編』の放送が予定予定で、いまだ人気は衰えしらずです。

筆者も、また圧倒的な映像美の鬼滅の刃を見られる日を心待ちにしています^ ^

 

そんな『刀鍛冶の里編』のアニメ放送の主役は、何といっても時透無一郎ときとうむいちろうでしょう！

炭治郎との掛け合いが魅力でもある次のシリーズですが、実はこの2人には「血縁関係がある」という噂があります。

今回は、この2人の関係性について解説していきます↓↓

 

この記事を見て分かること
  • 無一郎と炭治郎の「血縁関係」について
  • 優しくて「仲良し」の理由

 

※漫画のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

 

 

 

無一郎と炭治郎は血縁関係の親戚？

 

主人公の炭治郎と無一郎は、遠い親戚にあたると思っている人は意外と多いようです。

今回は2人がどのような関係性なのか、血縁関係はあるのかについて解説していきます。

確かに、どことなく共通点もあるので気になりますよね！

早速、見ていきましょう↓↓

 

無一郎と炭治郎は血の繋がりがない他人

まず結論から言うと、炭治郎と無一郎の間に血縁関係はなく「赤の他人」です。

では、この勘違いは一体どこからやってくるのでしょうか？

それは、以下の2点が原因のようです↓↓

  • 炭治郎が「日の呼吸」を使えるため
  • 無一郎は「始まりの呼吸の子孫」であるとの描写があるため

 

まず、炭治郎は日の呼吸が使えます。

ただ、それは代々ヒノカミ神楽を継承してきた竈門家かまどけの子孫だからです。

決して、始まりの剣士であり、日の呼吸の使い手であった「継国縁壱つぎくによりいち」子孫だからではありません。

 

確かに、炭治郎の祖先である炭吉すみよしは、鬼に襲われているところをたまたま縁壱に助けられたこともあり無関係とは言えません。

その後も良好な関係を築いた2人ですが、そもそもそこに血縁関係はありません。

なので、子孫である炭治郎も縁壱とは何の繋がりもありません。

強いていうなら、炭治郎が『記憶の継承』により炭吉の記憶を追体験した際、炭吉と縁壱とのやりとりを見ただけということになります。

 

次に、無一郎についてご説明します。

  • 第103話／縁壱零式
  • 第118話／無一郎の無

 

この話数において、無一郎が「始まりの剣士の子孫である」という描写が出てきます。

ですが、実際には始まりの剣士・縁壱の子孫ではありません。

その縁壱の双子の兄「継国厳勝つぎくにみちかつ＝上弦の壱 黒死牟こくしぼう」の子孫なんです。

 

上記に関して、さらに詳細に説明していきますね↓↓

 

 

無一郎は日の呼吸の派生である継国巌勝(黒死牟)の子孫

 

「第165話／愕然と戦慄くがくぜんとわななく」にて、黒死牟の口から無一郎が自分の子孫であることが語られます。

その際、無一郎は一時的に激しく動揺しますがすぐに冷静さを取り戻しており、その点も黒死牟から賞賛されていました。

 

ちなみに思いっきりネタバレですが、、この戦いで無一郎は黒死牟に身体を真っ二つにされ、命を落とします。

そして、黒死牟もまた「無一郎」「鬼喰い・不死川玄弥しなずがわげんや」「風柱・不死川実弥しなずがわさねみ」「岩柱・悲鳴嶼行冥ひめじまぎょうめい」の混成チームによって倒されます。

最後には「私は何のために生まれてきたのだ、教えてくれ縁壱」と心の中で誰よりも嫌っていたはずの弟に語りかけながら死んでいったのです。

 

私個人の意見になりますが、意味の無い人生なんて無いと思っています。

ただ、その人の選択次第で人生は良いものにも悪いものにもなるでしょう。

巌勝は立派な家柄に生まれ、弟も素晴らしく、武術の才もあり、妻と子もいました。

兄を気遣い家を出て、妻子を鬼に殺された縁壱からすれば十分羨むに値する生活です。

 

なのに、巌勝はそれらを自ら放棄し、また剣の道を極めるため黒死牟となったのです。

つまり『何のために生まれてきたか分からない』と死の間際に思ってしまうような人生を、自分自身で選択してしまったわけです。

できれば自分が死ぬ間際には、黒死牟と同じような思いをしないような人生を送りたいものですね！

 

炭治郎はヒノカミ神楽の創始者「炭吉」の子孫

 

「第186話／古の記憶」にて、鬼舞辻無残と戦い瀕死の重傷を負った炭治郎は先祖である炭吉の身体に入り込み、炭吉の記憶を追体験します。

鬼滅の刃の世界では『記憶の遺伝』という言葉があり、「生き物は記憶も遺伝する。初めて刀を作る時同じ場面を見た記憶があったり、経験していないはずの出来事に覚えがあったり、そういうものを記憶の遺伝と呼びます」という説明がされています。

つまり、炭吉の記憶を追体験できるということは、炭治郎の先祖は炭吉で間違いないということです。

 

ちなみに炭吉の記憶を追体験することで、炭治郎は縁壱の壮絶な人生と、ヒノカミ神楽が生まれるまでを知ることになります↓↓

  • 母を病気で失い
  • 家を出ざるを得ず
  • 所帯を持つも妻と子を鬼に殺される
  • 鬼狩りに所属し呼吸法を生み出すも兄が鬼化
  • 鬼舞辻無惨を追い込むが取り逃がしてしまう
  • 珠世を殺さなかった
  • 兄・珠世・無惨の件を併せて仲間から自害を求められる
  • お館様の温情で自害はまぬがれるが鬼狩りからは追放
  • よって妻子の無念が晴らせなくなる
  • 日の呼吸の後継者もいないまま

 

あまりにも、つら過ぎる人生です。。

 

ですが、縁壱にこの経験があったからこそ、炭吉は日の呼吸をヒノカミ神楽として後世に伝える覚悟を決めました。

それが、後世まで引き継がれ炭治郎まで繋がっていくことになります。

 

 

優しい理由や仲良しなのはなぜ？

 

ここまで、無一郎と炭治郎の関係性について解説してきました。

2人の初対面は柱合会議でしたが、そこでは何も絡みはなく終わります。

本格的に会話をしたのは、刀鍛冶の里です。

 

ただ、初めは2人の関係は良くないものでした。

色々あり仲が深まり、「その後は特別扱いか？」と思われるほどに認め合っています。

元々、無一郎が記憶を失う前は優しい性格だったので、炭治郎に優しくてもおかしくはありません。

 

ですが、炭治郎だけに優しいのは、やはり炭治郎の言葉が記憶を取り戻すきっかけとなったためでしょう。

ただ、無一郎が炭治郎に好意的な描写はあるものの、明確に2人の仲が良さそうな描写はありません。

なので、無一郎が一方的に好意を持っているだけのような気もします。。

 

 

無一郎が炭治郎に優しいのは「過去を思い出させてくれた」から

刀鍛冶の里では、上弦の伍・玉壺ぎょっことの戦いにおいて、無一郎は血気術『水獄鉢すいごくばち』により窮地に陥ります。

そんな時、無一郎は父と同じ赤い瞳の人物から「人のためにすることは巡り巡って自分に返ってくる」と、幻聴を聞きます。

なんと、その父と同じ言葉を語る人物こそが炭治郎でした。

この言葉により、失っていた記憶を取り戻し窮地を脱します。

 

何はともあれ、刀鍛冶の里を同時に襲った上弦2体（もう1体は半天狗）を撃破します。

その後、無一郎は自身も重体なのにも関わらず、炭治郎に「大丈夫？」と気遣っていました。

炭治郎が「刀ありがとう」と言うと、無一郎も「こちらこそありがとう」「おかげで大事なもの（記憶）を取り戻した」と話します。

 

すっかり、記憶を失う前の優しい無一郎に戻ることができました。

また、記憶が戻ったことをきっかけに、炭治郎には完全に心を開くようになります。

 

初めは喧嘩するほど仲が悪かった

炭治郎と無一郎のはじめての出会いは柱合会議ですが、まともに会話したのは「第102話／時透君コンニチワ」の、刀鍛冶の里での会話でした。

小鉄という里の子どもと無一郎が言い争っており、暴言＋暴力をふるう無一郎の姿を目撃し炭治郎が止めに入ります。

止めに入った後も、無一郎は「柱である自分の邪魔をすることにより、より多くの人が死ぬから邪魔をするな」などと言い続けます。

「無一郎の言うことは正論だけれども、配慮や思いやりが無い」と食い下がる炭治郎。

ですが、無一郎の手刀で気絶させられてしまうという最悪の仲でした。

 

その後は大好きになり炭治郎に甘い対応となる

紆余曲折ありましたが、記憶を取り戻した後は明らかに炭治郎にのみ優しくなりました。

実際、第132話の柱稽古でも描かれている通り、炭治郎とはニコニコ笑顔で会話しています↓↓

無一郎：「足腰の動きも連動していてバッチリだね」

無一郎：「次の柱の所に行っていいよ炭治郎」

炭治郎：「えっ、もういいの？五日しか経ってないよ？」

無一郎：「いいよ、だって炭治郎言ったことちゃんとできてるもん」

 

このような会話をしています。

ただし、これはあくまで心を開いていてかつ、自分が教えたことをしっかりとできている炭治郎だからこその対応です。

記憶喪失時の人格が残っているのか、言ったことができていない炭治郎以外の隊士への塩対応、無関心っぷりは依然として変わりありませんでした。

 

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【鬼滅の刃】無一郎と炭治郎の関係性まとめ

 

では最後に無一郎と炭治郎、2人の関係性についてまとめます。

まとめ
  • 炭治郎と無一郎の間に血縁関係は無く、赤の他人
  • 炭治郎は炭吉の子孫
  • 無一郎は縁壱の双子の兄、継国巌勝(つぎくに みちかつ)の子孫
  • 継国巌勝(つぎくに みちかつ)＝上弦の壱 黒死牟（こくしぼう）
  • 無一郎が炭治郎に心を開いている理由は、炭治郎の言葉で記憶を取り戻せたため
  • はじめは仲が悪かったが、無一郎が記憶を取り戻してからは炭治郎のことが大好き

 

以上、無一郎と炭治郎の関係についての考察でした！

最後までお付き合いいただきありがとうございました^ ^

 

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ABOUTこの記事をかいた人

アニメや漫画が大好きな30代です。 普段は会社員をしながら、空き時間にブログをしています。 2019年からWordPress(ワードプレス)を開始し、実践や検証からSEOなどを勉強中です。 これからもアニメや漫画に関する知識を発信していきますので、楽しんで頂けると嬉しいです。

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