ナベリウスナルニアは敵？カルエゴの兄(フェンリル)の正体は何者？

現在週刊誌「チャンピオン」にて連載中の『魔入りました入間くん』。

単行本コミックスは1300万部を突破し、テレビアニメも第4シーズンの放送にも期待が高まっています。

入間は魔界にある「悪魔学校バビルス」に入学しますが、このバビルス内で入間と関りが深い悪魔の1人にナベリウス・カルエゴがいます。

このカルエゴ先生ですが、バビルス内でも厳しいと有名な教師でありながら、授業の過程において入間の”使い魔”となった悪魔です。

実は、そんなカルエゴ先生には兄がいると番外編などを通して明かされていましたが、ついに入間くん本編にも登場してきました！

そして、そんな兄が入間の敵にあたるようなセリフを残すなど謎を残しています。

はたして、味方ではなく敵としての立ち位置なのか？

今回は、そんなカルエゴ先生の兄であるナベリウス・ナルニアについて考察していきます！

ナベリウスナルニアは敵？

「魔入りました！入間くん」
ナルニア怖〜
入間くん嗅がれてましたよヽ(;´Д`)ノ
そしてアザゼルさん
だからマスク…なるほどですね（＾ε＾） pic.twitter.com/QvLkBt62jc

— POPO (@popo777popo) July 9, 2023

冒頭でも触れましたが、ナベリウス・ナルニアは、カルエゴ先生の兄でありナベリウス家の長男です。

これまで姿を見せたことはありませんでしたが、カルエゴ先生とオペラさんの邂逅を綴っている番外編にてカルエゴ先生の兄の存在が明かされていました。

ナルニアはまだまだ謎が多い面もあり、一筋縄ではいかなそうな悪魔です。

ここでは、ナルニアが入間の味方となるのか、または敵となるのかについて彼の正体を踏まえながら考察していきます。

ナルニアは敵だと考察

私は、ナルニアは入間にとっての「敵」であると予想します。

ただし”最初だけ”「敵」であり、最終的には味方になる道もあるのではないかと考えています。

あくまで個人的な見解ではありますが、「敵」になると考える理由がいくつかありますのでご紹介してきますね。

理由① ナルニアは一族の中で最も”厳密”と有名

ナベリウスは「番犬」として有名な一族であり、

というように、特定の場所に入るという”義務”があるのです。

ナルニアは、長男であったことから魔関署にて特別警備調としての役割を担っており、魔界に仇なす存在を許さない「魔界の番犬」です。

特に、ナルニアは歴代のナベリウス家の中でも”厳密”と知られており、どんな悪魔も徹底的に調教します。

そんなナルニアは、魔界に害を及ぼすと判断したら容赦なく敵となる事でしょう。

そして、入間の事を人間であると知っているとしたら、人間が悪魔と魔界にとって害を与える存在と判断するかもしれません。

そうなれば、ナルニアは入間にとっての”敵”となります。

理由② アトリとシーダを教師として推薦した

現状、入間の敵ともいえる存在の雷皇バール。

バールは、入間が人間であると確信を持っているようです。

そのため「入間を生きたまま自分の元に連れてくるように」と、バールは2人の悪魔をバビルスに潜入させました。

それが、心臓破り篇で入間を攫おうとしたアトリとシーダです。

ただ彼らは、あくまで”推薦状麻によって採用された”教師としてバビルスに潜入しています。

この、推薦状を出した人物こそナルニアでした。

つまり、ナルニアは裏でバールとつながっており、さらには入間が人間であることを知っている可能性も出てきます！

このことからも、ナルニアは現時点では敵の可能性が高いと思っています。

また、入間や悪魔サリバンに仕えているオペラも、この事実を知りナルニアを警戒しているようで、カルエゴ先生に説明するように迫っている場面もありました。

アトリとシーダのバビルス入りが、ナルニアの意図的なものだったのか、または偶然であったのかは分かりませんが、少なくとも入間にとって危険な存在であることには変わりなさそうです。

理由③ ナルニアとバールが繋がっている可能性

そして、先ほども触れた通りナルニアとバールが裏でつながっている可能性があると考察します。

バールは、元祖返りしている悪魔で魔界に”混沌”をもたらすための改変を目的に動いているのです。

一見、そんなバールはナルニアにとってある意味で粛清する対象となりそうですよね。

しかし、入間が”人間である”ということから、ナルニアにとっては入間の方が魔界にとって害を及ぼす存在であると、認識されているかもしれません。

例えばですが、バールが自身の計画はバレないようにしながらも、ナルニアへ入間が人間であることを密告したとすれば、一時的にナルニアとバールは手を組んで入間を捉えようと考えるでしょう。

もちろん、バールの計画を知ったうえでナルニアが手を貸している可能性も捨てきれませんが、本当にナルニアが”厳密”なのであればバールのことを放っておかないのではないでしょうか。

どちらにせよナルニアがバールとつながっている以上は入間にとっての”敵”であると考えます。

カルエゴの兄(フェンリル)の正体は何者？

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アメリの護衛としてデビキュラムにやってきたフェンリルのイラストです！　彼曰くアンリ、ナルニアに次ぐ魔関署のNo.3の実力者らしいが…！！？ pic.twitter.com/fssPBVjHOX

— 魔入りました！ 入間くん【公式】 (@wc_mairuma) July 1, 2023

やはり、現時点でナルニアは入間の敵であると考えています。

そしてそんな中、第33巻にてついにカルエゴの兄であるナルニアらしき悪魔が登場してきました。

それが、フェンリルです。

第33巻294話の描写から予想するに、おそらくフェンリルという悪魔がナルニア本人であると思います！

まだ読んでいない方はぜひ見ていただきたいのですが、294話ではナルニアだと思っていたら違う悪魔だったりと読んでいて展開に驚かされました！

そこでここからは、フェンリル（ナルニア）についてその正体を解説してきます！

正体① 魔関署の局次長でNo.3

フェンリルは、悪魔たちの仮面舞踏会となっているデビキュラムの話にて登場してきました。

入間とも初対面であり、仮面をつけて登場しましたが自己紹介する時に一瞬だけ素顔をみせていましたね。

もちろん、ナルニアとは分からない顔をしており、話し方も「～す」と語尾に付けており少し軽い印象です。

そんなフェンリルは、自身で「魔関署局次長」と名乗っており、実質「魔関署」のNo.3であると言っていました。

Ｎo.3というので実力はありそうという印象を持ちますが、飄々とした態度や軽い話し方はナルニア本人であるとバレないための演技なのでしょうか？

正体② アメリの護衛者

また、フェンリルはデビキュラムにおいて、一日だけSD（セキュリティデビル）としてアメリを護衛する目的で参加していました。

読み返しながら気が付いたことですが、アメリが「フェンリルは”父の推薦”」と言っていたことも、正体がナルニアであることの伏線となっていたので興奮してしまいました。笑

これももしかしたら、ナルニアが入間に警戒心をもたれないために考えた結果かもしれませんね。

”厳密”と言われるナルニアですから、何においてもぬかりが無いのでしょう！

正体③ 新13冠のメンバー

仮面舞踏会のデビキュラムは、新しい13冠と「トリックスター」計画の発表という名目で開かれました。

そのため若い悪魔は入間を含めても5人と少なく、上位ランクの悪魔たちが大勢集っている状態です。

そして、まだフェンリルとしてデビキュラムにいるナルニアですが、本来は「新13冠候補」として参加しています。

他にも3人の13冠候補がいましたが、最終的にはナルニアが新13冠に選ばれました！

デビキュラムに参加するにあたり13冠であるアスモデウス・アムリリスを味方につけていますが、”敵”となりうる存在が新しく13冠になってしまうのは入間にとってはあまり良い事ではありませんね。

正体④ 歪んだ正義の持ち主

最初の見出しもでも触れましたが、ナルニアはナベリウス家一族の中でも特に”厳密”と言われてます。

どんな悪い悪魔も彼の手にかかれば、徹底的に調教されるようです。

ある意味、歪んだ正義を持っているともいえそうですよね。

正義も行きすぎると、悪になるというのが世の常だと思っているので難しいところですが、ナルニアの正義感は行きすぎてしまう程つよいのかもしれません。

正体⑤ シーダとアトリを引き込んだ張本人

ナルニアは、心臓破りでシーダとアトリをバビルスに引き込んだ張本人でした。

作中でナルニアは”鼻が利く”と言われていますから、バールと裏でつながっていなければシーダとアトリの事を怪しいと判断しバビルスに推薦状を出すなどはしないのではないでしょうか。

そして、ナルニアの弟でありバビルスの番犬であるカルエゴ先生が、この事を”敵意あってのこと”と判断した場合には「身内であっても容赦はしない」と言っていました。

つまり、魔界の番犬ナルニアとバビルスの番犬カルエゴの対決！なんて展開も待っているかもしれませんよ。

またナルニアは入間にとっても”敵”である可能性が高いので、”入間の使い魔”という視点でもカルエゴ先生と敵対する可能性も十分にあり得そうです。

正体⑥ カルエゴとの兄弟仲は悪くない

ただ、ナルニアとカルエゴ先生は、普段の兄弟仲が悪いということはありません。

とはいえ、特段仲がいいというわけでも無いようですが、普通に会話をする程度の関係性ではあるようです。

お互いに持っている役割からしても、業務連絡など含め話をする機会はよくあるのではないでしょうか。

それでも、相手が敵であると判断した時には相応な対処をする、という家系なようなので、2人の関係性が今後の入間にどのように関わってくるのかとても楽しみです！

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【魔入りました入間くん】ナルニアの正体の考察まとめ

2月14日！
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いかがだったでしょうか？

冒頭で、ナルニアは現時点では敵でも最終的に味方になるという考えも述べさせていただきました。

これは、ナルニアがどこまでバールとどの程度つながっているのかによるところと、今後入間くんがどのような動きを見せてくれるのかによって変わると思います。

毎回、入間くんの言動には驚かされてばかりなので、”厳密”な番犬ナルニアさえも味方につけてしまうような入間くんの活躍を期待しています！

ここまでご覧いただきありがとうございました。