世紀末の魔術師は難しい?駄作でつまらないと言われる理由は?

公開日: 2024年11月17日 | 最終更新日: 2024年11月17日

 

毎年映画が公開される度に大きな話題となる劇場版名探偵コナン

話の内容やキャラクターなど全体的に評価が高く、最近ではどの人気キャラが登場するのか、派手なアクションはあるのか、公開時期になるとファンから期待の声が上がっていますね。

劇場版名探偵コナンの第3作目である「世紀末の魔術師も高評価を得ており、「怪盗キッド」や「服部平次」などイケメンキャラも多数登場しています。

しかし、高い評価が多い一方で「話が難しい」や「つまらないといった意見も見られるようです。

今回は、世紀末の魔術師が難しい、つまらないと言われる理由について詳しく見ていきましょう。

この記事を見て分かること
  • 難しいという意見とその理由
  • つまらないという意見とその理由

 

 

 

 

世紀末の魔術師は難しい?つまらない?

 

劇場版名探偵コナンは毎回スケールが大きく、外国人が登場したり外国語が飛び交う事もある上に高度な殺人トリックが登場するため、話が複雑化しがちです。

最近では黒ずくめの組織やFBIなどあらゆる組織の一員がメインキャラとして登場する事もあるため、三つ巴のストーリーになったりと中々難しい印象にあります。

また、登場するキャラによっても面白さは変わってくるため、映画が公開される度に様々な意見が出ていますね。

それではここからマイナスな意見とその理由について見ていきましょう。

 

「難しい」という視聴者の評判

 

 

 

まず、「話が難しい」といった意見についてです。

世紀末の魔術師は名探偵コナンの歴史上では初期の映画のため、キャラクター達それぞれの立場はそこまで複雑ではないですが、それでも話が難しいと言われているようです。

その理由として、ロシアのロマノフ王朝を題材としている事や、謎解きばかりというような意見が見られました。

このような意見について、ここから詳しく見ていきましょう。

 

 

理由① ロシアの歴史が組み込まれている

 

世紀末の魔術師は実在したロシアのロマノフ王朝を題材としています。

財宝として登場する「インペリアル・イースター・エッグ」やキーパーソンである「ラスプーチン」や「ニコライ2世」などは歴史上実在するため、予備知識のないまま観るとなんのこっちゃ分からない可能性がありますね。

さらに、ラスプーチンの子孫が犯人という事もあり、ラスプーチンがどのような人物か、ロマノフ王朝とどのような関係にあったのかある程度理解していないと動機に繋がっていかない点もあり、大人が観てもなかなか難しいのではないでしょうか?

日本の歴史ならまだとっつきやすい印象ですが、ロシアの歴史を言われても分からない!難しい!という意見がある一方、映画をきっかけに理解できるよう勉強したという声も聞かれました

 

理由② 謎解きメイン

 

近年、劇場版名探偵コナンでは派手な爆発がお馴染みとなっています。

爆発のスケールも大きく、過去にはスタジアムや世界的に有名なビル、遊園地など様々な施設を容赦なく爆破してきました。

しかし、世紀末の魔術師では終盤に火事は起こりますが、ド派手な爆発はありません

どちらかというと謎解きがメインとなっている事から考える時間が多く、難しく感じるようでした。

 

 

「駄作でつまらない」という意見

 

 

 

「面白い」という意見が圧倒的に多いですが、中には「つまらない」という視聴者もいるようです。

ネット上では謎解きがメインで派手な爆発がないため、「大人向けなのでは?」という意見や、「メインキャラがあまり活躍しない!」という意見が見られました。

確かに世紀末の魔術師は派手なアクションはなくミステリーメインであり、怪盗キッド、服部平次など多数の人気キャラが登場していますが、活躍はないのでしょうか。

ここから詳しく掘り下げていきましょう。

 

 

理由① 大人向け

 

名探偵コナンは大人から子供まで楽しめるアニメとして人気を博していますが、世紀末の魔術師では派手な爆発やアクションはあまりなく、謎を解き明かしていく事を優先しています。

そのため視覚的にド派手な演出を楽しむというよりかは、歴史と結びつけながらじっくり謎を解く大人な楽しみ方ができる映という印象ですね。

派手さがない分、物足りなさを感じる人もいたようです。

 

理由② メインキャラの無駄遣い

世紀末の魔術師では怪盗キッド、服部平次、「遠山和葉」、「灰原哀」、「高木渉」など今ではメインキャラとして活躍するキャラ達が初登場を飾りました。

しかし、初登場キャラが多かったためそれぞれのキャラの立ち位置が中途半になってしまっているという意見が見られます。

例えば灰原哀はコナンとの熟年夫婦のような掛け合いが人気で、冷静に核心を突いてくる相棒感がありますが、世紀末の魔術師では少年探偵団の1人という立ち位置であまり目立ちません。

 

さらに服部平次は登場こそしているものの前半しか出番がなく、怪盗キッドも今ほどの活躍はない印象です。

そのため「メインキャラを無駄遣いしているという声が上がっています。

ただ、最近の映画と違い世紀末の魔術師ではコナンとともに人気キャラをがっつり活躍させるというスタイルが確立していなかった事や、まだ序盤のためキャラ同士の繋がりも薄かった事もあり、多少は仕方ない気がしますね。

 

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【名探偵コナン 世紀末の魔術師】批判される理由まとめ

 

世紀末の魔術師は難しい?つまらない?
  • ロシアの歴史を盛り込んだ謎解きメインのストーリーが難しい
  • 派手な爆発はなく、物足りない
  • 人気キャラの活躍が少ない

 

世紀末の魔術師は謎解きメインで爆発はなく、ロシアの歴史も絡むために難しい印象があるのは確かです。

さらに人気の高い怪盗キッドや服部平次の活躍はあまりなく、つまらないと思った人もいるでしょう。

しかし、「じっくり謎解きを楽しめる」、「ロマンチックなストーリー」など評価が高いのも事実です。

スケールの大きさもコナンの魅力ですが、ミステリー重視のコナンもやはり面白い!というファンは多く、名作の1つであるこ事に間違いはなさそうですね。

 

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